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猫さんの心・食・住を整えて、「世界一しあわせな猫さん」を目指しましょう。**************************************子猫さんにも、手作りごはん、おすすめです。**************************************こんにちは。猫さんの快適暮らしのアドバイザー、ペット食育協会上級指導士の鈴木美由起です。推定、生後3ヶ月をすぎる頃と思われる猫さんを迎えた、というAさんから、「猫さんの手作りごはんを開始する
猫さんの心・食・住を整えて、「世界一しあわせな猫さん」を目指しましょう。**************************************子猫さんにも、手作りごはん、おすすめです。**************************************こんにちは。猫さんの快適暮らしのアドバイザー、ペット食育協会上級指導士の鈴木美由起です。推定、生後3ヶ月をすぎる頃と思われる猫さんを迎えた、というAさんから、「猫さんの手作りごはんを開始するのは
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。ペットフードのAAFCO基準により、犬は人間よりカルシウムの要求量が高いため、手作りごはんなら肉を骨ごと与えないといけない?カルシウムが足りなくなるのが不安?カルシウムのことを考えると、犬を手作りごはんで育てるのは難しい?手作りごはんで犬を育てるとカルシムが足りなくなり、骨が弱くなるのでしょうか?カルシウムのサプリを使えば大丈夫でしょうか?というような質問をいただくことがあります。まず、骨の問題はカルシウム
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫にヒト用の牛乳を飲ませてもいいですか?という質問を飼い主さんからいただくことがあります。ヒト用の牛乳って面白いですね。人でも牛乳を飲んだら下痢をするという方がいらっしゃいます。犬猫も同じです。これは牛乳に含まれている乳糖(ラクトース)を分解する酵素(ラクターゼ)が少ないか、またはその活性が弱いために起こると考えられています。牛乳を飲むとおなかにガスがたまる、ゴロゴロする、下痢をするなどの症状があらわれる
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。朝起きたときに吐いた形跡があるなど、空腹の時や食間に胃液や胆汁酸を吐く犬が多いように思います。子犬のころは何も問題がないのに、年齢を重ねるごとに胆嚢、胆管、膵臓などが病んでくるというぐらい、この辺が病気の始まりということが多いのではないでしょうか。空腹時に吐く子は特に消化器に問題がある子が多いように感じています。犬はよく吐く動物だから大丈夫。まわりもみんな吐いている子が多いです。という意見もあるようですが、お腹
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。ペットの腸の疾患として、「リーキーガット症候群」という病名をよく聞きます。腸のことを英語で「gut(ガット)」といいます。「leaky(リーキー)」は漏れやすいという意味で、液体などが漏れるという意味を持つ動詞Leak(リーク)の形容詞です。ということで、本来、腸を透過しないはずの未消化物や老廃物、微生物成分などが生体内に漏れ出してしまう病気のことです。すべての病気は「腸」からはじまる!といわれるぐらい、腸とい
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。うちの猫たちに手作りごはんを食べさせるようになって10年以上が経過しました。猫は手作りごはんにすると、かなりの確率で病気の予防ができるのではないかと実感しております。猫に関しては、特に腎臓や尿路の疾患の予防ですよね。これは医学や食事・栄養素というより化学の問題だと思います。栄養と食事の違いとは何ですか?と聞かれたら、みなさまはどのように答えられますか?私は、「栄養は化学反応(代謝)の問題で、食事は幸せと喜
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。ワンちゃん、猫ちゃんの病気予防といえば口内ケアということで、ずいぶん犬猫の口の中の環境においても意識が高まってきていると思います。お口の中の環境にも当然個体差があると考えられます。例えば、毎日のケアでクマ笹エキスを数滴で十分にケアできる子と、数十滴使ってやっと口臭が減る子などさまざまです。もともと口の環境が悪くなりやすい子はいると思いますが、唾液の質が大きく関わっているのではないかと思います。唾液の機能は非常に多く
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬が膵炎と診断されたときに、あぶらを控えるように獣医さんから言われました。というようなことを飼い主さんからお聞きすることがあります。犬の食事であぶらだけを控える意味がまったくわかりません。膵臓や肝臓、胆嚢に問題があれば、あぶらを控えるというより、しばらく何も食べさせないというのが適切な考え方ではないでしょうか。膵臓はあぶらを分解する酵素のリパーゼなどを作って分泌する役割がありますので、その理由でということだと思
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫が同じ食材を食べ続けるとアレルギーになるから、同じ食材を食べ続けるのはよくないというようなお話をお聞きすることがあります。そんなことが起きるなら、パンダは、笹アレルギー、コアラは、ユーカリアレルギー、オオアリクイは、アリアレルギーになる。という話になります。その理屈としては、個体ごとにアレルゲンの許容量が決まっていてそれを超えてしまうと体が敵とみなして異常に反応するといわれるようなことがありますが、そんなこ
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。皮膚の痒みなど皮膚トラブルがあると、アレルギーなどといわれて、うちの子は鶏肉がダメとか、はたまたニンジンはダメとかおっしゃる飼い主さんがいらっしゃいます。食材を食べて皮膚に痒みが出るなんてことが頻繁に起こるのでしょうか?飼い主さんから、うちの子はアレルギー検査をして、ある特定の食材がダメといわれたとお聞きすることがありますが、血液を調べて何の食材由来の栄養素かどうかが本当にわかるのでしょうか?もしそれがわかるのな
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬の血液検査で極端なALPの上昇があるにもかかわらず、特に”大きな問題がない”と思っている飼い主さんがとても多いと思います。この数値が極端に高くても異常がないというのは考えられません。ALPは、アルカリフォスファターゼという逸脱酵素の一つで、肝臓・胆道疾患、胆汁流出障害の有無などの指標で、胆管に炎症があるときにも高くなる数値です。人間の場合は、閉塞性黄疸や膵頭部ガン、胆石などが疑われます。犬の場合、ALPが高値に
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。症状は悪いもの、不快なものと考える飼い主さんがほとんどだと思いますが、それは当たり前のことだと思います。しかし、症状というのは、「今、体に問題が発生しています!だから処理をしています。」というサインでもあります。だから、そのサインを消してしまうと、体の問題が置き去りになってしまいます。問題を放置することで、慢性的な炎症になりそれは命に関わる重篤な病気に発展する可能性が高くなります。ちょっとした症状、気になる症
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。食材を加熱したら熱に弱い栄養素が摂れないし、体に必要な「酵素」が摂れない。犬猫は肉食動物だから生肉を食べさせなければいけない。などといわれることがあります。「酵素」って、食事から摂る必要があるのでしょうか?犬猫の体に酵素食品は必要です!というふうに、一部の飼い主さんの間で酵素食品はもてはやされています。「酵素」という言葉には不思議な力があるのかもしれません。「酵素」は生命のカギをにぎる物質ともいえます。代謝
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。離乳食のようなお粥状のものを食べると、お腹にやさしいから消化器に負担をかけない。フードプロセッサーなどで細かくした食事は消化によい。このように思っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。食事の見た目がお腹にやさしそう、消化によさそうに思えるだけです。消化のしくみを知っていれば、実はお粥状のものや細かくしただけのものは胃の働きを助けるだけなのです。胃の消化というのは、食べたものをお粥状にする。次に、小腸に
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。いくら体に良いと聞いたからといって、同じ食材だけを毎日摂るというのはよくないですよね。簡単にいうと極端な偏食ということです。だから、これさえ食べていれば大丈夫!この食材がその症状に良い!なんてものは存在しないのでは。栄養素はタンパク質もあぶらもビタミン、ミネラルもみんな必要なのです。例えば、体に良いという食材では玄米があります。玄米の効果は、便秘の予防やガンの予防、悪いもの(重金属や発ガン性物質)を吸着し
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。うちの子は鶏肉がダメ、小麦粉がダメなどとおっしゃる飼い主さんがいらっしゃいます。また、よかれと思って水分たっぷりの手作りごはんを食べさせると、何かしらの症状が出て、うちの子に手作りごはんは合わないという方もいらっしゃいます。何か特定のものを食べて体がおかしくなるというのは、ごくまれなことで、感受性の高い食べ物を食べたか、アナフィラキシー、食中毒ぐらいではないでしょうか。犬猫にとって感受性の高い食べ物はわかっていますの
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。こんな症状が出ているうちの子には、どの栄養素を摂るのがいいですか?やっぱりオメガ3脂肪酸が体にいいのでしょうか?抗酸化作用のある栄養素をたくさん摂ればいいのでしょうか?マイタケのβ-グルカン、プロポリス、フラボノイド系、などなど、体にいいといわれているものを探している飼い主さんは多いですね。栄養素というのは、どれかの栄養素が必要というわけではなく、全部必要なのです。本当に栄養素が足りない状況にあっても、栄養素
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。排泄不良が原因で起こる犬猫の涙やけや毛やけが、手作りごはんに変えることで解決することもありますが、水分を摂るだけで解決できないこともあります。水分を摂って解決するのは、今までは老廃物の運搬がうまくいってなかったということではないでしょうか。これで解決しない場合は、やはり水分摂取以外のケアを考えないといけません。やはり、「あぶら」の処理は「あぶら」で解決しないといけないケースも多いのではないかと思います。皮膚の疾
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。どんなに犬猫のケアを頑張ってしていても、飼い主さん自身が健康でなければケアどころじゃなくなります。慢性的な病気といわれるものは、交感神経緊張によって引き起こされるといわれています。交感神経が一番緊張するのは怒ったときです。また、寒さも血管収縮して交感神経緊張になりますし、パソコンやスマホ画面の見過ぎで起こる眼精疲労も交感神経緊張です。これは体を酷使して無理がたたったということが考えられますが、何も無理もしていないし
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。慢性的な炎症が重篤な病気を招くといわれています。皮膚の疾患、外耳炎などの症状を繰り返すのも慢性的な炎症といえるのではないでしょうか。慢性的な炎症を具体的に挙げると、・歯周病・胆嚢・胆管・肝臓の炎症・腸内の炎症などですが、慢性的な炎症が続くと、犬に多い僧帽弁閉鎖不全症や胆嚢・胆管・肝臓・膵臓の炎症、また腸内の炎症や腎臓の疾患など、重篤な病気になる可能性を高めてしまいます。また、慢性的な炎症では体内で活性酸素
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫の尿検査で尿pHが高くアルカリ性を示すと尿路結石になる可能性が高い。また、尿路結石の診断を受けたときには尿pHを下げないといけないといわれることがあります。では、本当に尿pHが高くなると犬猫は尿路結石になるのでしょうか?これっておかしくないですか?犬猫の体が最終的に捨てると判断されたものが尿です。その尿のpHがおかしいからpHをコントロールするなんてことが適切なことなのでしょうか?そのヒントは、犬猫はな
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。ペット食育入門講座へお越しいただける飼い主さんの中で、犬猫の手作りごはんは「栄養バランスが心配です!」とおっしゃる飼い主さんはとても多いです。その気持ちはとてもよくわかります。私も猫といっしょに暮らし始めたころは、みなさんと同じように栄養バランスが心配でした。「犬猫と人間とは全く違う別の生き物」と思っていたからです。そもそも、「栄養バランス」という言葉の意味は何なのでしょう?「健康的な食生活の基本」でしょうか。
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫の皮膚病で悩んでいらっしゃる飼い主さんも多いのではないでしょうか。皮膚病を飼い主さんはアレルギーとおっしゃいますが、ホントにアレルギー?と思うことがあります。うちの子はアレルギー体質だから○○の食材、○○の食材がフードの成分に入っているのはダメとおっしゃる方もいらっしゃいます。アレルギーのことを考えるうえで、欠かせないのが免疫機能です。人間でも、体には口から入って消化管を通る「異物」には反応しないよう、免
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。うちの子は朝起きた時に、黄色いものや透明の泡のようなものをよく吐いているんです。これは昨日食べたものが合わなかったのでしょうか?うちの子に何を食べさせたらいいですか?という質問を犬の飼い主さんよりいただくことがあります。飼い主さん自身はお腹がすいたら吐きますか?気持ち悪くなりますか?ほとんどの飼い主さんはお腹がすいても、吐いたり気持ち悪くなったりしないですよね。こんな時、食事の回数を増やしたり、処方された吐き気
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫の食事でずっと悩んでいる飼い主さんは意外に多いのではないでしょうか。・アレルギーがあるから○○の食材はダメ。・お米は、白米がいいのか?玄米がいいのか?・手作りごはんでは犬猫に必要な栄養素が摂れない?・このフードは○○の成分が入っているからダメ。などなど。犬猫の食事でずっと悩んでいるのは、バカバカしくないですか?アレルギーがあるから○○の食材はダメ。なんて言っていると、そのうち食べさせるものがなくなっ
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬が胆泥症のときは低脂肪の食事をしてくださいといわれたのですが、何を食べさせたらいいですか?「あぶら」を控えた方がいいでしょうか?という食事の相談を飼い主さんからいただくことがあります。栄養学で考えると、胆泥ができるのは、胆汁の中のコレステロールが上昇することにより、レシチンと胆汁酸のバランスが悪くなり、胆汁の粘張度が高くなることが考えられます。コレステロールとレシチンと胆汁酸のバランスが悪いということですね
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫に肉類を与えるのは、リンが多く含まれているから腎臓に負担がかかるからダメです。食事の時に鶏ささみを与えるのなら一日に1本の1/3程度にしておいたほうが無難です。などというお話を飼い主さんからお聞きすることがあります。もしそれが本当なら、・鶏肉や豚肉などを食べるのは危険!・肉類を食べるときはリンの含有量に気を付けましょう!などという話になり、薬や毒物の扱いになりますよね。体を構成している元素で考えると、
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。犬猫に高タンパクの食事を与えると腎臓に負担をかけるといわれるように、腎臓が悪いと診断されると腎臓の療法食(KidneyFood)をすすめられることがあります。人間も動物も腎臓が悪いという人たちや動物も含めて、低タンパク食は命取りになると思うのですが。「腎臓病には低タンパク質を!」という話は、経験論などから出てくる性質のものではないです。ではなぜ、腎臓が悪くなると低タンパク食といわれるようになったかということをご存知
こんにちは。いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。食物繊維含有量が多い食事を摂ると、犬猫の体に負担がかかるといわれることがあります。これはセルロースや小麦のふすま(小麦を精製するときにでる副産物)などの不溶性食物繊維のことで、消化酵素でも分解されないし、腸内細菌の発酵分解も受けない成分なので、栄養素の吸収が不十分になって、体に負担がかかるということだと思います。本当に食物繊維含有量が多い食事を与えると体に負担がかかるのでしょうか?実は、手作り食では、体に負担がか