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2018年4月21日土曜日熊谷守一(くまがいもりかず)、岐阜県生まれ。守一、7人兄弟、末っ子。守一の父、地元名士、岐阜市長。利発な、末っ子、守一、跡継ぎにと。守一、人の上に、立つのも、人と、競争も、大嫌い。父の意向と、逆方向。我が道、画業、まっしぐら。
熊谷守一の絵は、マチス風というかポップアートだねと思っていましたが、ロマン派からフォービズムの駆け足の時代があったんですね。暗い室内に眼が慣れてくると、無惨な肉体が浮かんできます。守一が目撃した情景だったそうです。よほどこの記憶が戦慄だったのでしょう。その後も、暗闇に女体というモチーフを何作か描いています。陽の死んだ日守一の次男が三歳で病死した。守一は、死んだわが子を荒々しいタッチで描いた。後に、守一自身が「鬼」だと語っている。芸術家は、時に「鬼」のように人間離れした冷徹さを持つ者
娘画廊その135娘画廊で新たに織田廣喜先生の水彩画を入手し、展示をはじめました!先生の代表シリーズ赤い帽子の少女です。水彩ではありますが、織田先生の哀愁のピンク。ラウル・デュフィをも連想させてくれます。色褪せぬように、一番光の当たらないところに展示してあります。あとは湿気が大敵ですね。娘画廊も随分と拡張してきて、展示スペースがなくなってきました。今後の展示、要検討です。つづく。
娘画廊その129館長が日本人洋画贔屓なため、近頃偏っているようですが、続けて日本人画家をご紹介したい。山本彪一(ヤマモトヒョウイチ)まさに薔薇を描き続けたバラ色の人生。栃木県出身で日展、光風会で活躍された日本の画家。1977年にはフランスのパーム・コマンドール勲章受章するなど、海外でも高く評価された。活けられた薔薇を描きつつも、その薔薇には躍動感がありフォービズムっぽさも感じることができ、油彩を見ていると静物画なのに動き出しそうな感じすらします。しかも大半は赤、白、桃色の薔薇で構
娘画廊その125筆ペンでいろいろパクり落書き。どこかで見たフォービズム風に。キュビズム風パラソルさせたい感じで。。。そしてなんとなく見たことあるような版画風。楽しい。つづく。
娘画廊その120当画廊の近くに昔からある味のある古書店がある。古書だけでなく、著名人の書いた色紙の書や水森亜土さんなど今や何処かで見たことがあるイラストレーターが若かりし頃に手掛けた、下北沢あたりの小さな劇場公演のやや日焼けした告知ポスターなども額に入れて売られている。日本のプロ野球で以前活躍したオバンドー選手のサイン色紙がフィルムに包まれて売られていたりもする。そんな店内に飾られた一枚の肉筆サイン入りの水彩画がいつも目に入る。作者は中川紀元。藤島武二にデッサンの指導を受け、石井柏
娘画廊その101展示から婦人像が戻って来ました。娘画廊の階段に当館りよう画士と並べて展示。水彩画のため、色褪せが怖い。直射日光ではないが、できるだけお日様が額縁に対して直角に当たる角度で、飾ってある。私も当館画士のりようも、マリー・ローランサンがとてもお気に入り。定期的に展覧会で購入した図録を何度も見ては、人物とともに描かれた謎の太古の動物のようなもの(多分普通に犬猫だと思うのだが)を見ては何故か幸せになるのです。この戻ってきた水彩の婦人像は二科会のドンと呼ばれ、顧問も勤めた東郷
ハルカス美術館でマチスとルオー展を見ました。汐留美術館がたくさん作品を持っていることに驚きました。二人の作品がこんなに美しく見えたのは初めてでした。マチエールの良さに気づかされました。そして3LDKとか4LDKの小さなマイホームの壁にフィットする作品だと思いました。やっと手に入れた小市民の自宅には、アングルやドラクロワは似合わない。そんな小さな空間にフィットするフォービズムの良さを感じた展覧会でした。マチエールの良さを改めて感じたからカタログを買
アンリ・マティス「コリウールの開いた窓」1905年幾多の画家の中から、最も好きな画家をひとり選べ、と言われたら、迷いなく答えます。アンリ・マティス、と。晩年、絵筆を持てなくなるほど、体力のなくなったマティスは、油絵から切り絵に変えます。上の写真は切り絵の制作風景です。「イカロス」馬、女曲馬師、道化師
皆さん、おこんばんわ。ゆこすでっす。やば、放置プレイ!-W昨日書き掛けて寝落ちしたんで、今日アップしまっす💕・・・何か、今日は都内で大規模停電が有ったみたいですが、エリア的には被ったもののうちは平気ですた。いつ何時、何が起こるか解らんよね~~そんで今日に限って料理教室なもんで、交通機関の影響を心配しましたが、、、こちらも全く心配無し。(;´∀`)さて、この前の日曜
週末夕方から入館すると凄~くお得なの人もまばらで静か音声ガイドを何度も聞き返しながら充分に堪能しました日本人の大好きな印象派の作品ばかり私も大好きな画家さんの作品も幾つもありました私はピカソのライバルでもあったアンリ・マティスが好きマティスって法律家の書記としても活躍。たまたま病気療養中に母さんから贈られた絵の具に夢中になり画家になった異色の人なんですよぉ~「開いた窓」明るく綺麗な色使いが大好き~奔放な色彩と筆使いから