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出品用封筒などが届いた。日本国際切手展2021(PHILANIPPON2021)まで、あと1か月。カバー選定に入った段階で、相変わらずのスロースターター。
前月、縁があって、ユーゴスラビアの郵便料金表を入手。実は、以前から郵便料金表を複数入手していたのですが、短期間の細切れのもので、多民族の国のため、料金表毎に言語が違っていて、部分的にしか把握できていませんでした。他のインフレ収集を優先して、長い間、保留状態で、何とかしなければと思いながら、手付かずでした。今回入手した郵便料金表は、インフレ期の全期間をカバーし、詳細なもので、かつ、英語で、有難い。段ボール箱を取り出して、カバーの解読をボチボチと進めています。
今年8月25日~30日、横浜で、世界切手展PHILANIPPON2021開催予定です。10年に一度の国内開催です。国内申込締切は、1月24日、一昨日まででした。IREX(IndividualREgulationS:その切手展に関する特別規則)では、2月1日締切とあるが、日本だけが早目の締切という混乱があるようです。2月1日というのは、各国からゼネラルコミッショナーへの申込みの締切です。日本でも、2月1日までに、日本のコミッショナーから、ゼネラルコミッショナーへ提出される必要がありま
過去ブログのテーマをとりあえず、一通り再設定(テーマ設定中)した。一気にやろうかと思ったが、のんびりと読み直してしまい、結構時間掛かった。紹介しているカバーを優先して設定したので、見出しと分類が一致しないものも多数。カバー紹介のないものも、とりあえず、その他に設定したり、競争切手展が最多だが、世界切手展旅行記が多いなど、設定方法も工夫した方が良さそうだが、とりあえず、今回はこれで良しとしよう。最近、オーストリアインフレばかりを取り上げた気がしていたが、トータルでは、ドイツインフレが最多。流石ド
新型コロナで大変な年となりましたが、インターネット等の恩恵で、インフレカバー収集が続けられるのは、有難いことです。アルゼンチンインフレの郵便料金表を解読という成果もありました。今後も、引き続き、出来ることに焦点をあてたいと思います。良いお年をお迎えください。
ドイツインフレから4つ目の紹介です。画像は、1923年12月31日、ドイツ・ミュンヘン(München)市内のローカル書状です。貼られている切手は、ドイツインフレで最高額面の500億マルクです。1923年12月中、インフレ切手が貼られたカバーは、「12月カバー」と呼ばれ、人気があります。12月1日、郵便局販売停止になったので、11月中に購入し、残っていた切手を使うしかありません。そのため、「12月カバー」の殆どは、12月上旬の使用で、12月中旬以降となると、必然的に少なくなります。12月3
ドイツインフレから3つ目の紹介です。画像は、1923年1月15日、ドイツ・ドレスデン(Dresden)からベネズエラ・カラカス(Caracas)宛の外国書状です。1923年1月15日、料金改正が行われ、外国書状は、80マルクから150マルクになります。ところで、左側の切手に押印されている消印の日付が、1923年1月16日になっていることが見て取れます。前日の「今年の収穫4:ドイツインフレ:12月カバー特定国の料金不足」をご覧になったならば、気付かれたかもしれませんが、料金不足を貼り足して、
ドイツインフレから2つ目の紹介です。インフレ切手は、1923年12月1日に販売停止、1923年12月31日まで有効でした。1923年12月中、インフレ切手が貼られたカバーは、「12月カバー」と呼ばれ、人気があります。画像は、1923年12月2日、ドイツ・ブラウンシュワイク(Braunschweig)からチェコスロバキア・オーバープラン(Oberplan、現ホルニー・プラナー[HorníPlaná])宛の外国葉書です。100億旧マルク切手5枚と、5新ペニヒ切手2枚が貼られています。100億
今年は、世界切手展・アジア切手展開催ゼロでしたが、それにもかかわらず、マテリアルの収穫がたっぷりありました。3月にオーストラリアインフレの収穫品を複数紹介したので、オーストラリア以外の、目ぼしいものを順次、紹介します。今回は、ウクライナインフレから取り上げます。紹介の前に、ウクライナインフレに関して少し説明します。1993年12月6日から、外国郵便料金は、ドル建てに。日々、ドル相場に連動して、外国郵便料金が変動。ドル連動額面の切手は、”Ж”(外国書状20g)と”Є”(外国航空書状20g
オーストリアインフレ切手の有効期限は、1925年6月30日ですが、例外があります。ステーショナリーに限って、1925年9月30日まで有効でした。画像は、1925年7月7日、オーストリア・グロース・ゲルウングス(GroßGerungs)からウイーン宛の国内書状です。1,000クローネ分の額面が印刷された切手付き封筒に、500クローネ切手が貼られたものです。クローネ切手が無効になったのを見落としたのではなく、きちんとした有効扱いです。ステーショナリーとしては、切手付き封筒より、葉書が多い
オーストリアインフレ切手の有効期限1925年6月30日を過ぎた使用例をもう一つ示します。画像は、1925年7月18日、オーストリア・ウイーンからイタリア・モルヴェーノ(Molveno)宛の特定国書状です。15グロッシェン切手2枚が貼られて消印が押印されています。特定国書状は、30グロッシェンで料金が合致しています。右端に貼られている1,500クローネ切手は、無効ですが、無効を示す青枠が記されていません。そして、何故か、料金不足を示す”T”が押印されています。無効となっている1,500クロ
オーストリアインフレ切手の有効期限1925年6月30日を過ぎた使用例をもう一つ示します。画像は、1925年7月26日、オーストリア・フェスラウ(Vöslau)からレオバースドルフ(Leobersdorf)宛の国内葉書です。700クローネ切手が貼られるも、無効を示す青枠が書き込まれ、切手左側の余白に押印されています。また、料金不足を示す”T”の四角印が、葉書の左側に押されています。Vöslauの消印の一部に掛かるように、不足料切手15グロッシェン(=1,500クローネ)が貼られ、レオバ
昨日、オーストリアインフレ切手の有効期限は、1925年6月30日と記しました。その有効期限を過ぎた使用例を示します。画像は、1925年7月2日、オーストリア・ブレゲンツ(Bregenz)からウィーン宛の国内葉書です。700クローネ切手が貼られ、いったん押印されたが、それを手書きで抹消され、余白に消印が押され、料金不足を示す”T”が押印されています。1925年7月1日より、クローネ切手が無効となり、まだ2日目なので、ついうっかり押印したのでしょう。
少し休むつもりが、ズルズル。気付いたら、もう9月。あっという間です。ぼやいでも何もならないので、ボチボチ書き出してみます。オーストリアインフレの続きです。新旧混貼の話でしたので、旧切手の有効期限の話をします。画像は、1925年6月30日、オーストリア・ウイーン市内の書状です。旧100クローネ切手1枚・旧700クローネ切手2枚で、旧1,500クローネ(15グロッシェン)で、国内書状料金と一致します。この1925年6月30日が、旧クローネ切手の有効期限でした。見た目、何の変哲もなさそうな
引き籠り生活が続いていますが、皆さん、お元気でしょうか。こういう時こそ、コレクション整理の絶好の機会なのですが、問題発生で整理どころでなかった。中止となったアジア切手展NZ2020の作品を作成した後、整理がストップ。1か月半という機会損失。ようやく、整理の再開ができそうなので、どんどん、整理こういう時が、整理の絶好の機会なのですが、ようやく、手が回りそうという状況です。実際、オーストリアインフレ期の新旧混貼を一気に4通入手し、紹介しました。
新旧混貼の最後の1通です。画像は、1925年6月15日、オーストリア・ペトシング(Pöttsching)からウィーン宛の国内書留です。書留ラベルのお陰で、消印は、Pöttschingとはっきり判読できます。書留ラベルがなければ、消印の解読に一苦労したことでしょう。上側の青色の切手が、新通貨の40グロッシェン切手(旧4,000クローネと同一)、左側の緑色が旧400クローネ切手、下側の灰色が旧100クローネ切手で、3枚計が旧4,500クローネ。国内書状1,500クローネ+国内書留3,0
昨日のブログで、なかなか見つけられなかったオーストリアインフレ期の新旧混貼カバーを含む10通強のカバーを一気に入手したことを記しました。うち、真正と言える新旧混貼は、昨日のブログで紹介した1通を含めて、4通です。従来は1通しかなかったので、大変な補強です。残り、3通を順次、紹介します。画像は、1925年6月8日、オーストリア・フェスラウ(Vöslau)からウィーン宛の国内重量書状(20-40g)です。右側の茶色が、旧700クローネ切手で、左側のオレンジ色が新通貨の10グロッシェン切手
競争展の作品を出品すると、長年探し回っていたマテリアルを入手という経験を何度もしていると、先日(国際切手展出品のリスクについて)書きましたが、先週、中止となったアジア切手展NZ2020(アジア切手展NZ2020作品戻る)でも、その不思議な経験をしました。アジア切手展NZ2020には、「オーストリアインフレ1921-1925」を出品予定でした。オーストリアインフレの末期1925年4月1日に、旧通貨クローネ(Krone)から新通貨シリング(Schilling)に切り替わ
昨日19日から23日まで開催予定だった、アジア切手展NZ2020ですが、中止になり、作品が手元に戻ってきました。こんなに早く戻るとは、ちょっと想定外。作成途中から、入れ替えたいマテリアルを入手出来たので、作り直す予定です。外に出れなくなった時でも、充分に愉しめるのが、フィラテリーの良さです。
聴覚障害者切手研究会切手展を、3/20(金・祝)-22(日)に開催予定でしたが、4/4(土)-5(日)に延期することが決まりました。
インターネットで調べ物をすると、ウィキペディアの世話になることが多い。間違いが混ざることも多いので、鵜呑みにできない。それでも有用な情報が載っていることが多く、その有用だと思われる情報を、他で、裏を取るという感じで使うことが多い。また間違いが混ざっても、火のない所に煙は立たぬ、という言葉があるように、何らかの根拠があるはずで、考えてみたり、調べてみたりすることもある。また、検索でウィキペディアが上位に出てくることが多い。ウィキペディアは、誰でも編集に参加できる仕組み。これを利用して、切手関連の
明後日から、JAPEX2019です。土曜と日曜の二日間、聴覚障害者切手研究会のブースにいます。画像は、今回出品「ハンガリーインフレ1920-1926」のタイトルリーフです。全リーフは、stampediaバーチャル切手展で、見ることが出来ます。
アメンバーに引っ越しました。これからもよろしくお願いします。
アジア国際切手展SINGPEX2019の結果(アジア国際切手展SINGPEX2019入賞結果速報)が出ました。すぐ情報が得られるのは有難いことです。井上和幸氏の作品が、グランプリインターナショナルに選ばれました。井上さんおめでとうございます。私の結果は、83点(金銀賞)でした。8フレーム出品資格を得られる85点が目標でしたが、届きませんでした。武漢展のしばらく後、ようやく英語バージョンを作り出したので、やるべきことで、出来なかったのがいくつもあったので、こんなものでしょう。
武漢も最終日。コミッショナー用のバスに乗せてもらい、空港へ。飛行機に乗って、食事を食べた後、気付いたら、眠っていた。朝5時半ホテルロビー集合に合わせて起床したので、ちょっと寝不足だった。成田空港に着陸の衝撃で、目が覚めた。コミッショナーらと別れて、トラベラーズチェック(T/C)を現金化できる場所へ行って、日本円に換金。世界切手展初出品の2010年ポルトガルへ行く時、郵便局でユーロのトラベールチェックを購入したものだが、使えず、そのままになっていた。気付いたら、郵便局でも取り扱いをストップしており
世界切手展も最終日。審査員との対話で、まず枝点を教えてもらう。そして、いくつかの質問をし、アドバイスを受ける。相手も、慣れたもので、スムーズに筆談で進み、あっという間に終了。まだじっくりと観ることが出来なかった作品、じっくりと再度見てみたい作品などを見て回る。日本勢の作品撤去は、午後3時からと聞いていたので、ホテルに戻っての休憩は取らずに、見て回り、午後3時に近づいたので、待ち合わせ場所へ向かったら、コミッショナーがいて、午後6時に変更になったとのこと。ホテルに戻って一休みすることも一瞬考えた
入場して、まず、日本への葉書を差し出す。葉書自体は、前もって購入していたが、その購入がすんなりといかなかった。世界切手展をモチーフにした絵葉書が郵便局のブースで置かれていたのを見かけるも、額面は、0.8元で、とても日本に届きそうにない。入場方法を警備員から聞き出すのに苦労した経験から、伝手を頼ってアシスタントをお願いし、日本への送料は航空葉書で5元と確認出来た所までは良かったのだが、額面0.8元で販売値が1.2元であるが、日本へ差し出すには、3.8元ではなく、4.2元分の切手を貼り足すことを、郵
メールをチェックしたら、オークションハウスから、受理した旨の返信が入っていた。メール入札が受け付けられたようで、不戦敗は免れた模様。起きたのが、朝食が食える時間より、早かったので、散歩に出て、長江が見えるか、試みる。事前に、グーグルマップで、ホテルが長江沿いにあり、ルームが、長江側であれば、長江を眺めることが出来るはずであった。が、ルームが、展示会場側で、長江をまだ見ていなかった。ホテルを出てすぐに長江らしきのが見えるが、木が並んだりして、はっきりしない。思い切って川岸まで近づいてみて、ようや
ホテルのネット環境は、やはりというか、日本と違う。武漢展会期中に行われるオークションがあるのだが、アクセス自体が出来ず、入札出来ない。欲しいロットの番号は、メモしていたのだが…。セカンドアドレスのメールが送信できるので、日本の知人に、そのオークション名を伝えて、メールアドレスを確認して教えて欲しいと頼んでみる。そしたら、すぐに返事がきた。オークションへのメールアドレスが記されていた。有難い。メール入札を試そうと思ったが、また問題が…。通常は、グーグル翻訳を使って、メール文を書くのだが、グーグル
ホテルの自室から、見下ろす会場は、事前にグーグルマップで確認したとはいえ、実際に目にすると、でっかい。ホールが2つあって、環状に配されているが、ホール1つで、日本国際切手展会場となったパシフィコ横浜展示ホール全体より広い。9時開場なので、それに合わせて、ルームを出ると、エレベーターで、見知った人が大勢。皆、審査員とかコミッショナーばかりで、一般出品者はいなさそう。そのまま、彼らの後をついて歩く。ホテルから会場への最短距離の所に、ゲートがあり、探知機があるのが見える。続いて通ろうとしたら、警備