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昨年の五大ニュースです。2023年五大ニュース(1)IBRA2023ドイツインフレ金賞受賞(2)ドイツインフレの師匠と会う(3)ユーゴスラビアインフレの師匠と会う(4)ポーランドインフレ8フレーム出品資格獲得(5)国際切手展皆勤(1)IBRA2023ドイツインフレ金賞受賞ドイツで世界切手展開催自体が久しぶりで、しかも、ドイツインフレから100年という節目の年。IBRA自体、2021年開催予定だったのが、コロナで2年延期となり、ちょうどインフレ100年となったのは、話が
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年もインフレカバー収集をやりまくる予定です。画像は、1924年1月1日AM8-9、ドイツ国内書状で、コンスタンツ(Konstanz)からノイウルム(Neu-Ulm)宛のドイツ国内書状です。1,000億旧マルク切手が貼られています。ちょうど100年前のこの日、インフレ切手は無効となります。インフレの終息を示すかのようにです。消印が朝ということから、インフレ切手が有効な前夜に投函されたと見做され、無効扱いとしなかったと思われ
ちょうど100年前の1923年12月31日まで、インフレ切手は有効でした。翌1924年1月1日、インフレ切手は無効となります。画像は、1923年12月31日、EndingenamKaiserstuhl(エンディンゲン・アム・カイザーシュトゥール)からPforzheim(プフォルツハイム)への国内葉書です。貼られているのは、100億旧マルク切手5枚です。差出局が、EndingenamKaiserstuhlとなっているのは、出来過ぎです。しかも、現人口1万人程の小さな町のようで
ちょうど100年前の1923年12月1日、インフレ切手は販売停止となり、レンテンマルク切手が発行されました。4倍料金は、このレンテンマルク切手を作成するための措置でした。4倍料金は廃止されました。国内書状800億マルク(4倍料金)は、11月26日から30日までの5日間でした。インフレ切手は、1923年12月31日まで有効で、100億旧マルク(Mark)=1新ペニヒ(1Pfennig=0.01レンテンマルク)で換算されました。1923年12月、インフレ切手のカバーは、12月カバーと
ちょうど100年前の1923年11月26日、郵便料金は、4倍値上げしました。国内書状は、200億マルクから800億マルクになります。国内書状200億マルクは、11月20日から25日までの6日間でした。この値上げで特筆すべきなのは、値上げと同時に、郵便局では、額面の4倍で切手を販売した(4倍料金)ことです。つまり、国内書状800億マルクに、額面200億マルク分の切手を貼れば、OKなのです。画像は、1923年11月26日、ライプツィヒ(Leipzig)から、メレンバッハ(Mellen
ちょうど100年前の1923年11月20日、郵便料金は、2倍値上げとなりました。国内書状は、100億マルクから200億マルクになります。10倍値上げが3回続いた後なので、かなり緩い値上げに感じられます。国内書状100億マルクは、11月12日から19日までの8日間でした。画像は、1923年11月20日、ベルリン(Berlin)から、アーケン(Aken)への国内書状です。1923年11月12日のカバーに貼られた切手の500より、10と小さな数字になっています。数字が小さくなった代わ
ちょうど100年前の1923年11月12日、郵便料金は、再三の10倍値上げとなりました。国内書状は、10億マルクから100億マルクになります。国内書状10億マルクは、11月5日から11日までの7日間でした。3回連続の10倍値上げで、2週間足らずのうちに、1,000倍となります。画像は、1923年11月12日、フュルステンヴァル(Fürstenwalde)から、ベルリン(Berlin)への国内書状です。一気に切手が増えて、表に15枚、裏に35枚、合わせて50枚貼られています。50
ちょうど100年前の1923年11月5日、郵便料金は、10倍値上げされました。国内書状は、1億マルクから10億マルクになります。国内書状1億マルク料金は、11月1日から4日までの僅か4日間でした。この4日間が、ドイツインフレで最短料金期間です。画像は、1923年11月5日、アルテンブルク(Altenburg)から、ベルリン(Berlin)への国内書状です。一気に切手が増えて、表に15枚、裏に35枚、合わせて50枚貼られています。20ミリオン切手50枚で、1,000ミリオンで、1
ちょうど100年前の1923年11月1日、郵便料金は、10倍値上げされました。国内書状は、1,000万マルクから1億マルクになります。国内書状1,000万マルク料金は、10月20日から31日までの12日間でした。画像は、1923年11月1日、メラーネ(Meerane)から、タイフィンゲン(Tailfingen)への国内書状です。貼られているのは逆向きですが、100ミリオン(=1億)マルク切手です。ロゼッタ図案の数字が100になって、1923年10月20日と並べると、10倍
ちょうど100年前の1923年10月20日、郵便料金は、一律2倍値上げされました。国内書状は、500万マルクから1,000万マルクになります。国内書状500万マルク料金は、10月10日から19日までの10日間でした。画像は、1923年10月20日、ハンブルク(Hamburg)から、ドナウエッシンゲ(Donaueschingen)への国内書状です。500万マルク切手が2枚になって、1923年10月10日と並べると、2倍になったのが一目瞭然です。このようにロゼッタ図案切手は、倍々にな
ちょうど100年前の1923年10月10日、郵便料金は、一律2.5倍値上げされました。国内書状は、200万マルクから500万マルクになります。国内書状200万マルクは、10月1日から9日までの9日間でした。画像は、1923年10月10日、ドレスデン(Dresden)から、オーバーノイキルヒェン(Oberneukirchen)への国内書状です。加刷がなく、正刷です。中央の5の下の"Millionen"は、100万を意味するドイツ語です。更に、注目すべきは、切手の下部に、"
引き続き、100年前のドイツインフレの使用例を紹介します。画像は、ちょうど100年前の1923年10月9日、フランクフルト(Frankfurt)からミュンヘン(München)への国内書状です。昨日と同様に、黒く加刷され、中央の2の下の文字は、"Millionen"という100万を意味するドイツ語です。10月1日から、国内書状も200万マルク、文字通りミリオンの世界に突入します。画像は、同じく1923年10月9日、ミュールドルフアムイン(Müldorf
久しぶりの投稿です。今年は、ドイツインフレ100年です。ちょうど100年前、ドイツで、インフレが進行していました。画像は、ちょうど100年前の1923年10月7日、ハンブルク(Hamburg)市内のローカル葉書です。既に、インフレが進行していて、見た目通り、切手がベタベタと貼られています。切手の下側に、黒く加刷されているのは、"Tausend"という1,000を意味するドイツ語の古い字体です。台切手40マルクを加刷した15,000マルク切手で、27枚貼られています。合わせると、4
無事に帰国。ドイツで知らされていたが、念のためにと、自宅のパソコンから、IBRA2023のサイトで、得点を確認すると、86点でなく、93点に修正されているのを確認し、安堵す。事務方のミスの模様。通常、世界切手展は6日間程度の会期を、4日間という短期間かつ、出品作品も最大級だったので、ミスが発生しやすい状況だったのだろう。
日本へ帰国。ひたすら、帰国に向けて行動するのみです。ホテルから、デュッセルドルフ空港まで送ってもらい、デュッセルドルフ空港からフランクフルト空港へ国内便で飛び、フランクフルト空港から羽田空港へ向けて飛びます。飛行機が、黒海に差し掛かっているのを示している。往きの時は、ウクライナ周辺を迂回して、アラスカとロシアの間にあるベーリング海峡を通って、北極圏を経て南下したのと、状況が変わったのだろうか。ただ、往きの時も、最初は普通の航路を示していて、フランクフルト空港到着直前の画面で北極圏経由と
コロナの検査などが必要かもしれないと日程に余裕を持たせ、日本への帰国は、翌日の5月30日。結果としては、陰性証明などが不要となり、完全フリーな一日。朝食をと、馴染みになったパン屋へ行くと閉まっていた。もう一つのパン屋も閉まっていて、ありゃと思いつつ、エッセン2日目(5/24)、スーパーで購入した残り物を食す。そして、宿泊していた会場至近のホテルのチェックアウトを済ませ、タクシーで、会場から徒歩30分近いオフィシャルホテルへ。まだ午前だが、チェックイン可能か訊いたら、部屋があるとのことで、チェック
IBRA最終日です。出品者にとっての最大のイベントは、クリティーク、審査員からのフィードバックです。審査に関する質問などは、この場でしかできません。他の場所で、審査に関する疑問点などを訊いても教えてくれません。こちらの最大の関心は、何故、86点(大金銀賞)なのかでした。そしたら、意外にも、金賞に値する評価とのこと。うーん、喜んでいいのかどうか、困惑。ともあれ、やり方としては、間違ってはいないということの確信が持てたことは大きい。今後どうするかは、帰国後、考えることにします。あっという間に、
早いもので、IBRAも後半に入り、明日で終了です。コミッショナー経由で、自国の審査結果が判明。ナショナル部門への出品の評価が些か厳しいなと感じた。夜、パルマレスに参加し、全体の受賞結果が判明したが、なんと、インフレ4作品は、85〜86点に収まっていて、私のは86点だった。よくわからないが、ドイツインフレの地位がまだ低くくしか評価されてないのではないだろうか。どんなに優れたドイツインフレの作品であっても金賞は与えないというか・・・。日本でも昔は、手彫が凄く、他はあまり高く評価されてなかったのと似た
IBRA2日目は、まず、昨夜会ったばかりのユーゴスラビアインフレ出品者との相互の作品鑑賞。インフレの本場なので、ドイツインフレ4作品の前は人が絶えず、こちらも色々な方と筆談。こういう経験は滅多にないというか、身知らず方といきなりやり取りは、初めてです。本日最大の狙いは、前日目星をつけた作品の確認です。世界切手展ですから、珍品が、当たり前のように並び、珍しく感じられない不思議な世界。終了間際、気付いたら、エキスパートチームが持ち出したという紙があっちこっちに貼られていました。大半は、次回から鑑定
本日、いよいよ世界切手展IBRA2023開幕です。10時前に、会場に着くと広大なホールに多数の人が詰めかけていました。真っ先に、気になる作品をいくつかチェック。最初に見たのが点字郵便だけで5フレームという想定外のもの。世界中の国の点字郵便をまとめたもので、日本の前島密1枚貼も入っていました。次は、ドイツインフレの作品。拙作を含めて、4作品が出品され、非常に気になるものです。拙作以外の3作品は、地元ドイツで当然ですが、ハイレベル。冷や汗出ます。次にチェックしたのは、モダン部門のユーゴスラビア
明日から、世界切手展IBRAです。実は、昨日のうちに、作品の展示まで完了してました。ということで、本日はフリー。参観したいところですが、関係者以外は立入禁止。外食は結構高いのと、ホテルにキッチンがあるので、買い物を試すことに。ドイツでコンビニが見当たらないのは、意外でした。色々とカルチャーショックを受けましたが、コンビニがないのもその一つでした。検索してみるとドイツではコンビニが無い理由がすぐに見つかり、納得するも、困った。Googleマップ等で、調べると地下鉄で2駅隣に、大きめのスーパーマー
以下を出品を予定しています。IBRA2023(5/25-28)ドイツインフレ1922-1923TAIPEI2023(8/11-15)ハンガリーインフレ1922-1926IBRA2023が目前。
アジア国際切手展NZ2023の結果(第38回アジア国際切手展NZ2023入賞結果速報)が出ました。結果は、V(金銀賞:81点)でした。前回(マカオ2018アジア国際切手展入賞結果速報)より2点ダウンで、ちとガックリ。前回より、マテリアルを相当充実させたのですが、審査員への訴求にならず、インフレとしてのイメージが逆に弱まったのでしょうか。実際、3年弱で500倍のインフレで、競争切手展に出そうとして集めている中でも、穏やかなんです(といっても実際に巻き込まれたら大変)。タイトルリーフを工夫し、
レーザープリンターがおかしくなった。普通紙は問題ないが、リーフを印刷すると、黒いスジが入る。リーフは結構厚いので、厚い紙に対して発生する模様。1カ月程前から発生し、色々と試したがうまく行かず、アジア切手展NZ2023の作品は、前回作品のまま提出しようかと考えた。全体の4割ほどのリーフに修正(殆どが細かいものだが)を入れていて、あとはプリントし、カバーを貼り替えるだけなんだが…。すぐ後に、IBRA2023という本命というべき世界切手展があり、その修正ができないのは困る。買ったのはいつだったかなと確
ロンドンで、世界切手展London2022開催中です。その展示の様子が友人から送られてきました。出品作品をPDFで提出は、世界切手展でも初めてでしょう。色々な技術の発展の賜物です。どんな感じになるのか、気になっていたのですが、1枚の写真だけで、堅牢なフレームに納まってきちんと展示されているのが分かります。流石に、紙の周囲に余白があり、フチなし印刷ではないので、その分、微妙に実物より縮小となっているのですが、この程度なら、一般の参観者には殆ど気にならないでしょう。PDF出品の経緯を簡
来月、3月19日(土)・20日(日)に、目白の切手の博物館で、「第14回聴覚障害者切手研究会切手展」を開催します(拡散希望です)。ポスターも出来ました。今回の目玉は、オリンピック・デフリンピック関連です。パラリンピックに比較すると、認知度が低いのですが、デフリンピックは、国際オリンピック委員会が名称使用を認めているろう者のオリンピックです。昨年2021年12月開催予定が延期となっています。日本では、デフリンピック開催がまだということもあり、デフリンピック2025日本招致の準備を進めています
今日より、London2022が始まります。コロナ発生後、初の世界切手展(FIP展)です。ドイツインフレを出品していますが、実物ではなく、スキャンデータを提出し、向こうで印刷したのを展示です。採点されるそうですが、そうであっても、FIP(国際郵趣連盟)の記録にはならない、と伺っています。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。競争切手展出品を楽しんでいます。2年前は出品ゼロでしたが、昨年は、PHILANIPPON2021(第37回アジア国際切手展)に出品出来ました。今年は国内展を中心に、出品を増やしていけばと思います。画像は、1922年1月1日、ドイツ国内書状で、ドレスデン(Dresden)からミュンヘン(München)宛のドイツ国内書状です。ちょうど100年前のこの日、ドイツ国内書状料金は、0.6マルクから2マルクに値上げされました。そ
ご無沙汰しております。久しぶりに、アップします。2021年五大ニュース(1)PHILANIPPON2021(第37回アジア国際切手展)無事開催(2)ユーゴスラビアの郵便料金表入手(3)中国インフレのDB化(4)アルゼンチンインフレの整理(5)スタンプショウ出品(番外)コロナに振り回される国際切手展(1)PHILANIPPON2021(第37回アジア国際切手展)無事開催コロナ発生後初の国際切手展でした。世界切手展からアジア切手展に変わりましたが、特に日本から秀でた作品が集
日本国際切手展2021(PHILANIPPON2021)が始まりました。コロナ発生後で初めての国際切手展です。無事開催に漕ぎ着けた関係者各位に感謝します。コロナ対応のため、事前に登録を済ませ、QRコード入りの参加証を印刷するかスマホで提示し、検温の上、入場でした。正午前に会場に着いたのですが、混んでなく、スムーズに入れました。フレーム間の間隔も充分広く取られ、ゆったりと参観できます。通常、国際切手展では、ビューンと全体を見て回って、じっくりと見たい作品の目星を付けるのですが、殆どが日本か