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こんにちは、豊田ふみこです。今年に入り、物理的な時間の制限がなども起こり仕事全体を見直し、いくつかの仕事を手放すことを決めました。というのも、自分の方向性がブレていることに気がついたからです。「あれも手に入れたい」「これもやりたい」「こんな風になりたい!」そんな理想を思い描いていたはずなのに・・・いつのまにか方向性がブレて迷いが生まれるそんな経験ないでしょうか?
靴が増えてしまいます。当然ながら服も多いのですが、服のコーデによって靴を変えるのは当然なので、靴の量が増えてきてしまいます。ビジネス、カジュアルでの靴の違いは当然として、晴れの日、雨の日でも靴を買えるので、靴棚には靴が溢れてしまいますし、私は会社にも自分専用の靴棚を置いておくので、家と会社の保有靴は本当に多いです。それでも、まだ欲しい靴があるってなってしまうのは病気なのかと思いますが、これはコーディネイトを考える結果そうなるわけで単なる物欲ではありません。更に言えば、何十足もある
ジャージー生地の特長はご存じのとおり、ストレッチ性の高い伸縮ですよね。一般的なスポーツ用ジャージと変わらないくらいの伸縮性がありますので、着心地は抜群です。しかし、スポーツではないので、ビジネスに通用するデザイン性も兼ね備えなければいけません。ジャージー生地であったとしても、なんだかヨレヨレ感が出るような服では仕事に不向きになってしまいます。スーツでヨレヨレ感を一番感じるのは、パンツのプレスラインが消えてること。プレスされていないスーツパンツは本当にカッコ悪い。これは、ジャー
こんにちは、豊田ふみこです。昨日は、午前中に「哲学サロン」午後に「体験セッション」でした。ご相談者様は、管理職の女性です。ご相談内容は、役職に相応しい装いについてでした。今回の相談者さん以外にも、企業では、女性活躍が推進される中で役職についたはいいけれど、今までの延長で、プレイヤーとしても手を動かしながら管理職としての仕事も任され「マネジメントとは何か」と考えられている方も多いのではないかと思います。
まだ、ジャケット無しにはなれないけれども、ガチガチとしたスーツというのもなんかだ重々しい。ビジネスのあり方も変化してきた今の時代には、もうちょっとカジュアルなスーツでも良いのでは?と考える人が増えてきた。とはいっても、量販店や既製品のカジュアルスーツは売れ筋の色合いしか無いので、物足りなさがあります。そこで、当社が持っているさまざまな色合いのジャージー素材でスーツを作る方が増えました。これもジャージー素材なんです。涼しげな柄なのですが、伸縮があって着やすい生地です。これだけの
なんだか気温の寒暖差が激しいような気がしますが、例年こんな感じだったかなぁ。毎日何を着たら良いか迷いますよね。さて、例年暑くなる夏の時期にも悩みはくるもので、ノーネクタイでのクールビズがあるといっても何を着たら良いか迷うことも多々あります。「ノーネクタイで、カジュアルになりすぎずに、できればジャケットを着て」などと言われても、単にこれまでのスーツ姿にネクタイを外すだけのファッションになってしまうのは当然です。まだジャケットは不要ですと言われれば着こなしが変わるのですが、ジャ
こんにちは、豊田ふみこです。先日、アトリエ貸切で仲良しメンバーの方々のクローズドな試着会でした♡全員、小柄さん(5or7号サイズ)小柄さんのあるあるとして多いのはサイズがないからとりあえずSサイズを着ている、というもの。ただひと口に、小柄さんといっても、人それぞれ身体のラインには特徴がありますよね。今日のお一人は、胴が短くお胸が大きい、外国人体型の方。こういう方は、立体的な体型なので
昔に何かで読んだエッセイに面白いことが書かれていました。言い回し的に年齢の高い女性が書いたのだと思うのですが、誰が書いたのかまったく覚えていません。しかし、ファッションに関わる私にとっては当然ですが、多くの方にとっても、とても役に立つ内容となっていますので是非読んで頂きたいですね。すべてが広告塔流行のブランドや着こなしがビジネスの場に最適とは限りませんが・・・。世界中の一流ホテルにチェックインしてその瞬間にお客がチェックされるのは、靴とカバンと決まっています。次にカウンターで
こんにちは、豊田ふみこです。身内に不幸がありましてしばらくブログ発信をお休みしておりましたがまた再開してまいります!先日ある方に聞かれました。「ファッションって人それぞれ違う価値観がありオシャレのように好みがあるものに対してどうアドバイスできるものなのか?」と。素朴な疑問だけど本質を突いた質問です。今日はこのことについてお伝えしようと思います。ファッションには、二面性があ
昼の暑さは、夏の到来が間近に来ているかのような気分になります。いや、これはあの猛暑で暑苦しい時期をイメージさせるものでもありますね。あの猛暑がやってくるのかと思うと、ぞっとします。日本の気候は変化してるのでそろそろ大きな服装改革も必要なのかも知れませんーさて、5月上旬なのにすでに30度近くの気温になり、とても暑苦しいです。オフィス内にいる私も今日はOFFなのでTシャツで過ごしています。しかし、これが夜になるとTシャツだけでは肌寒いんです。この寒暖差がちょっとキツイという
4月号のMEN'SCLUBに「つまるところスーツ」というテーマでスーツ特集がありました。つまるところ・・・「とどのつまり」という言葉がありますが、この意味は使っていても知らない人も多いはず。「とどのつまり」とは、じつは魚のボラのことなのです。ボラは成長すると名前が変わる出世魚です。このように、最後はトドと呼ばれることから、「つまりは」という意味から「とどのつまり」ということわざになったのです。辞書には、物事の果て。結局のところとあります。私も何かの本で読んだときに知りました。
昨年、何度かご紹介させて頂いた「シャツジャケット(オーバーシャツ)」ですが、今シーズンも自分用を注文してしまいました。あまりにも暑い夏には、ジャケットすらも羽織りたくなくなるような感覚になります。かといって、Tシャツだけで仕事するには、ちょっとマナー的に気が引けるし、汗だくになってジャケットを羽織るのもなんだか逆に相手の気分を害しそうな感じにもなります。なので、シャツ生地で作る「シャツジャケット(オーバーシャツ)」が昨年は活躍してくれました。このようにラペルを付けれるので、ジ
”大まじめにアソブ経験”をネタにして”笑い溢れる人生を創造する”オンラインサロンIORISMLANDのブログです。ランドメンバーが日替わりでブログを更新しています♡こんにちは!ロールです。「オンライン映え」するためにどんな色の服を選べばいいのか?オンラインが日常となった今皆さんはどんな基準で選んでらっしゃいますか?「いろいろ考えるけど本当にこれでいいのかわからない」という方が多いのではないでしょうか?そこで今
最近のパンツがワイド系になってきました。ファッション雑誌を見るとメジャーブランド系のコレクションがワイドパンツが多くなってるのがわかります。ZEGNAでもワイドパンツですよね。ZEGNAZEGNAのタキシードこのようなワイドパンツが、タキシードのカテゴリーにまで浸透してるということは、ビジネスにも適用されるのは無いか?そんな風に思うわけです。カジュアルでのワイドパンツは普通でも、ビジネスとなると難しいのでは無いか?でもフォーマルのタキシードで活用されてるということ
数年前からジェンダーレスファッションとしていろいろと雑誌でも取り上げられていました。そもそも、ジェンダーレスファッションというのは何なのか?という方向けに解説します。背景としては↓2015年に持続可能な開発目標(SDGs)が国連で決められたことによって、ジェンダーレスのファッションは広がりました。SDGsの目標には、ジェンダー平等を達成し、女性や女児に対する環境改善を目的としている内容が織り込まれており、ジェンダーレスやジェンダーフリーといった考え方が広く浸透したためです。その結果、ジ
ムッチャ歌が上手いことは知っていましたがCDデビューまでしてた知人から依頼があったタキシードが完成。ステージ上で歌うために、見られてるし、写真は撮られるし、最近では動画に残ります。そんな記録に残るような場合は、変な服は着れません。昔から、舞台衣装というのは、そのために凝って目立つように作られてるものなので、今回はこだわりました。そもそも、生地サンプルだけを見たときに、この生地はパーティ用だと思いました。なので、舞台に立つような方はやはり目が行ったので、コレが良いと選択しました。
またまた過去のデータから引っ張り出してきましたが、20年ほど前に縫製に関してムッチャ厳しい職人さんを抱えている縫製工場の社長からいただいた資料だったと思います。年齢的にパソコンを使うのが苦手だったと思うのですが、頑張って資料を作ってくれた感じのものがありました。そこに書かれていた「良い服(スーツ)とは?」というのが興味深いです。【良い服(スーツ)とは】ソフトである事。服をソフトに作るという事は非常に難しい。スーツの材料はウールを代表に天然素材が大部分です。そしてそ
何気にパソコンのフォルダをいろいろと整理していたら、古いデータフォルダが出てきました。昔はMDなどに保管してあったのをクラウドにドサッとあげていたので、整理していなかったんですよね。そうしたら、今から20年以上前に私が提唱した「スーツの常識3つのチェックポイント」というのが出てきました。改めて見てみると現在でも通用するような内容になっていますのでご紹介ます。「スーツの常識3つのチェックポイント」●ビジネスでの常識・その職場環境や会社の社風にふさわしいか?・会社で
ここ最近の気候は何を着ようかと迷います。暑いかと思ったら寒くなったり、涼しいからと思ったら時季外れの暑さだったりなど、毎朝悩むのは私だけでは無いはずです。カジュアルだけでなくてもビジネスでも同じで、特にビジネス夏コーデは、どこまでが許されるのか悩むところです。どこで見つけた画像なのか忘れましたが、ジャケット&短パンスタイルをやってみたいと思って参考までに保存しておいたのがあります。私は、昔から短パンが苦手だったのですが、このコーデであればいけるのかと思っています。確か海外の
カスタマイゼーションツール「ゼニアエックス(ZEGNAX)」というのを「ゼニア(ZEGNA)」が、「マイクロソフト(Microsoft)」と共同開発したようです。ニュース記事によると↓ゼニアエックスは、AIでラグジュアリーショッピング体験をパーソナライズするデジタルエコシステムとして2023年にミラノで発表。ゼニアで展開している約490億通りの生地やカラーの組み合わせがインストールされており、生地を選択し、完成する商品のイメージを見ながらオーダーを進めることができる。銀座店では、
たまにお客様から「これと同じ生地を探して欲しい」と言われることがあります。過去に購入した生地が気に入っていて、同じ生地でスーツが欲しいとか。こんな依頼はまぁ、たまにあることです。これと同じ物が欲しいらしい↓しかし、同じ生地というのがなかなか見つからない!生地屋(羅紗屋)さん、舶来生地メーカーなどに問い合わせれば数千~数万種類の生地があるのですが、それでも見つからない。生地のベースの色、柄などがピッタリくる生地など見つからないんです。なんとも難しいですよね。なの
先日、とある会合でセルフプロデュースコンサルタントの方と少しですがお話する機会がありました。さすがと言った感じで、一目で視線を集める華やかさと雰囲気のある女性。生まれ持ったお顔の美しさもありますが、濃いサーモンピンクのノーカラージャケットに白いインナー、大きめピアス、髪はスキッとまとめて美しい額が出ているスタイルは、自分の見せ方を知っているなーと思いました。セルフプロデュースコンサルのカバーする範囲は、話し方、姿勢、使うジェスチャー、表情など総合的ではあるものの、その場に参加していた方の興味は
~帝国データバンク」の最新レポートによれば、<「オーダースーツ」好調、紳士服に復活兆し>。実際に<上場紳士服7社の売上高、4%増の3600億円>とされ、しかも、“女性客”からのニーズも高まっているという。~このような記事を発見したのですが、確かに街には人があふれ、外国人観光客も多いですがビジネスマンも多くなりましたね。先日、訪問した企業の支社長は定例のミーティングはリモートワークを止めて出社型の従来どおりに戻したとも言っていました。このように、出社する、とか訪問するとかなどの「動き」が
オーダースーツ販売を主とする会社として、有限会社ドゥ・カンパニーを創業したのは、1997年4月1日。私の誕生日に創業を合わせたいと事前に準備をして登記して頂きました。今でも当時のことを思い出します。1997年2月末日、私がオーダースーツの修行をしていた会社が倒産します。もともと、独立をする段取りで働いていたので周辺の準備、心の準備はある程度ですが整っていたので、先輩が税理士の先生だったこともあり、約1ヶ月で会社設立の準備をしました。狭い、アパートの1室を本社所在地にしていました
先日、エルメネジルド・ゼニア生地でも高品質でリーズナブルな「LOOP(ループ)」をご紹介させていただきました。生産途中で発生する、従来は廃棄していた余剰の原毛を集めて生産した「LOOP~循環~」というペットネームの新クオリティを紹介します。(中略)ゼニアの工場で生産されるいろいろな素材の原毛が入っているためその品質は高く、上質な光沢があります。価格も素地の割にはリーズナブルな設定となっており好評な素材です。(ゼニアジャパン解説)このような生地です。その「LOOP(ループ)」に
コートにベルトが付いているときありますよね。トレンチコートに関しては、必ず付いていますし、私のスタンドカラーのコートにも付いています。私は基本的にチェスターコートが好きなので紐などは無かったし意識したことが無かったのですが、最近紐付きのコートを着ることが多くなったので紐の結び方をオシャレにしてみようと考えました。数年前に着ていたトレンチコートは全体的にユトリのあるラインでゆったりしてた関係で紐を前で結んでウエストをシェイプさせる方が格好良く見えたのですが、最近着ているコートはそもそ
欲しかった!!モフモフのコート生地!!エルメネジルド・ゼニアの2024年秋冬生地コレクションから登場していたので予約してしまいました!「TESSITURADINOVARA(テッシトゥーラディノヴァラ)」という名前なのですが、これもErmenegildoZegnaの生地です。アニオナというZEGNAから出ているブランドで使用される生地として使われることが多いのですが、シルクなどの生地で有名です。ゼニアグループは2011年だったと思うのですが、ノヴァラ社を買収によっ
今シーズン(2024SS)エルメネジルド・ゼニアで面白い生地としてあるのが、「FreeStyle(フリースタイル)」なんです。ストレッチ性の強い生地で、これまでのエルメネジルド・ゼニア夏用スーツ生地にあった「トロピカル」や「クールエフェクト」に近いタッチ感のある生地なので、さらっとして心地良い生地です。生地が薄いのですが安っぽく無く、高級ある光沢を出しています。ウール87%に対して、シルク9%が光沢感ある表現があるのでしょうね。さらに、ポリウレタン4%が混紡されているのでスト
ネットニュースですが、私たちのわかりゆく業界で、新業態を打ち出した青山商事のことが掲載されていました。いろいろとスーツに関してはここ数年で変化しています。スーツ離れ、カジュアルスーツ、スーツ不要説・・・などなど。実際に、スーツは不要になったのか?と聞かれれば、私としては、そんなことは無いと答えます。その理由は、ビジネスマナーが存在している以上はそのマナーの中の一部であるスーツは、必要不可欠であるという点。ただ、そのビジネスマナーの根本が変わりつつあるので、変化せざる得ないという事だと思
先日ゼニアから届いたばかりの今シーズンの新作生地がこのブログで紹介する前に売れてしまいました。夏の最強生地として通常のトロフェオとは違う、ウール&リネン&シルク混紡なので風合いがとても素晴らしい。お客様に見せたら一目惚れしてくれて購入していただきましたが、そもそものこのシリーズも色柄バリエーションが少なく、たぶん早い段階で品切れするだろうと思われる生地だったので仕入れておきました。ちょっとお値段も高級なのでこの1点だけを仕入れておいたのですが、早めに売れてしまったのでありがたいです