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街の中をフラ〜っとしながら、気になるものを見付けては写真を撮っています。ご存知の通りぜんっぜん上手くはありませんが…その写真を見返していて気付きました。わたし、ヤンゴンの建物が好きみたいレーダンセンター周辺ダウンタウンビックリするくらいほとんど建物!!笑構図がみんなビミョーに上向きだしwwしかも、とりわけ住居!住居=おウチって、人々の日々の暮らしの営みを感じられるじゃないですかって、悪趣味ですかねでも素の日常な感じに、たまらなく惹かれてしまう本当はおウチにお邪魔したい!!
街の中心にありながら、この島は車の進入禁止!!というより、道が狭いので車が通れない。ストックホルムの旧市街ガムラ・スタン。道路の幅は細いところは2mちょっと。ガムラ・スタンを歩きながらパリの街もオスマンによる大改造前はこんな感じだったんだろうなと考えていた。帰ってから、パリの写真を見返してみた。これはパリのシテ島。パリ大改造以前の街並みが残っているエリア。道の感じが、やっぱりガムラ・スタンと似ている。パリとガムラ・スタンの大きな違いは外
23:30定刻時間になったが飛行機はまだ、まだ、出発しそうにない。なにせまだ、飛行機にすら乗れていない。平日の夜中のフライトにも関わらずジョン・F・ケネディ空港には多くの人がいる。やはりここは眠らない街(ニューヨーク)なのかと暇つぶしに人々を眺める。今回の旅の目的地はスウェーデン、ストックホルム。ヨーロッパの北に広がる大地。針葉樹の森で覆われているくらいのイメージしかなかった。けれど、なぜかその地に魅かれていた。だから今回の旅
まどろみの中、私は散歩をしていた。そこは、パリの私が気に入っている場所。気に入り過ぎてか、まだ紹介していなかった。パリの南東に、“シモーヌ・ド・ボーヴォワール”と言う名の橋がある。セーヌ川の北側にあるベルシー公園と南側の国立図書館をつないでいる。2006年に完成した橋はパリのセーヌ川にかかる橋の中で一番新しい。パリを歩いていると、時々息が詰まる。圧迫感を感じる。細い道の両側に隙間なく並ぶ石の建物。道と建物の間、建物と建物の間に余白はない
本を読んでいるとある公園が出てきた。ん!この公園ってニューヨークにあるんじゃない?ネットで検索するとやっぱりあった!!その公園は1973年から4年に設計されたがオープンしたのは2012年、40年近い歳月を経て完成した。そして、公園を設計した建築家は1974年に亡くなったのでこの公園が最後の作品となった。建築家の名は、ルイス・カーン。20世紀を代表するアメリカの建築家だ。彼が設計した建物が見たい!と思いながらまだ見れていなかった。それが
街全体がアートな街。いたる所に彫刻があるとか、ギャラリーがあるとかそんなのではない。建物の外壁にあっちも、こっちも絵が描かれている。その絵はストリート・アーティストの作品。ココは街そのものがギャラリーなのだ。元々倉庫地区だったウィンウッド。そこに目をつけ、この地区の環境を良くするためとストリートアートをマイアミ市民に紹介する目的で始まったプロジェクト。今では、マイアミ以外からも多くの人が押かける人気の場所になった。
薄い床と柱を積上げた建物。これと同じものは日本ではつくれない。地震がないことで建物はこうも軽快になれるのかとつくづく思う。何が大きく違うの?それは床の下に梁がない。パリにも新築の建物はある。工事中の建物を見るとやはり梁はない。パリには高さ制限があるので建物の高さは6、7階くらい、規模もそれほど大きくない。だから、梁なしでも大丈夫なのだと思っていた。パリの建設中の建物の話はこちら→☆☆☆梁のない建物も見慣れた。と、思ってい
平たい屋根スラブにザック、ザックと切り込みを入れる。隣の建物とつなげたいから中央はスラブを斜めにして高さを合わせる。高さの異なる屋根スラブの間から青い空と植物が覗いている。屋根の上には駐車場じゃない場所がある。地上から最上階までを貫く階段も屋根へ上がるところだけ階段の手すり壁が木製に変わる。そこには何かある雰囲気がムンムン。行きたい!が、行けない・・・間から見える植物の緑と木製の仕上げ(階段手すり、屋根階の木製サッシ、バルコニ
水着の上にシャツを羽織ったビーチ帰りの人とすれ違う。リンカーン・ロード・モールのすぐ先は白い砂浜のマイアミビーチ。モールは幅30mくらいの歩行者天国。通りにはレストランが外席用のパラソルを広げる。白、青、黄色・・・色とりどりのパラソルと背の高い南国の木々が人々がくつろぐための影をつくる。通りの両側はショップやレストランが並ぶ。モールの入口に建つ”1111リンカーンロード”も1階はショップやレストランが入る。コンクリートのスラブは上では
スコーンと晴れた空。スコーンと抜けた床と天井の間からスコーンと広がるマイアミの景色。スコーンとは?マイアミの空も、この建物も単純明快だった。今日の話は自走式の立体駐車場。街中で見る立体駐車場はたいてい単調な外観。エンジン音に排気ガス、夜は車のライトの明かりが問題視される。無いと困るけどなるべく私のそばには、いないでって存在。そんな存在だったのにこの駐車場にはやられた。目からウロコ、青天のへきれき、何て言葉で表せばいいのか。
超高層ビルの谷間を吹き抜ける冷たい風。表層から徐々に徐々に体の奥へと私の体温を奪っていく。ビル達は凍りついているのかもしれない。冷え切った大気に覆われたニューヨーク。ワールドトレードセンター左からワンワールド、タワー3、タワー4早朝のフライトでニューヨークから3時間、南に下る。そこはニューヨークとは間逆の風が吹いていた。マフラー、手袋、コートにセーター全てを脱ぎ捨て、Tシャツ1枚になる。降立った先はマイアミ。ココには冬がない。
アメリカで物件探しをして気がついた。大型家電が完備されている賃貸住宅が多い。今回は洗濯機について。他の家電の話は前回のブログをみてください。こちらから→☆☆☆一定規模以上のマンションの場合洗濯機はマンション共有で使用することが多い。フロアーごとか建物のどこかに洗濯室がある。「え~、他の人と共有!それって、どうなのよ~!」って思いながらいざ、生活を始めてみると。前の人の洗濯物が紛れ込んでいたり、他の人が使っていて使えないこともたまにある。
日本とNYのマンションどっちが便利?ん~、私はNYかな?その理由を家電を中心にご紹介!まずはキッチン。冷蔵庫、食器洗い機、電子レンジにオーブンは備え付けられている。冷蔵庫は日本の標準サイズ(幅60cm)より幅が+10cmくらい広い。たいして差がないように感じるが実物は結構違う。まず、庫内の奥行きが深い。冷凍と冷蔵の2つに分かれているだけだから高さ方向も広い。日本の冷蔵庫のように野菜室などと小分けになっていないんです。
今回はニューヨークの普通の住宅の話。キッチンカウンターからアメリカの家庭が分かってきた!引越した当初新居探しで物件を見て回った。そこで、一般的なキッチンの様子が分かってきた。今回のテーマは”キッチンカウンターの高さ”(見学した物件のキッチン)日本のカウンターの標準高さは85cm。それに対して我が家のカウンターは92cm。日本標準より7cm高い。カウンターの高さは使う人の背の高さで決まる。でも、アメリカ人って日本人と比べ
1週間だけ住めるなら、やっぱり”ガラスの家”じゃない?この家が一番、日常とかけ離れた体験ができそう。人気投票3つ目の家。”ガラスの家”を今回は取上げます。特徴1『ガラスブロック』壁一面ガラスブロックのリビング。外の様子を目で確かめるのではなく光を浴びて体で感じられる。ちょっと非日常でしょ。日中はガラスブロックが巨大な照明のように光る。ガラスブロックを通った光は柔らかな光となり部屋の隅々まで届く。陰影の淡い均一な光
今回はエントリーナンバー2”ルイ・カレ邸”現在、一番人気はこの家!さて、どんな家でしたっけ?特徴その1『木』人気の理由は木がたくさん使われているところじゃないかな??木があると落ち着く。これってやっぱり木の文化で育ったからだと思う。石の文化で育った人より木への愛着が深いのではないだろうか。視界に入るものは青い空と一面に広がる畑の緑。遮るものは何もない。パリから1時間ちょっとの田園地帯にこの家はある。開けた丘の上、敷
前回から始まった、”あなたのお気に入りは、どの家?”3つの家からお気に入りを見つけて右側のアンケートから投票してくださいね。今回から、3つの家を1つずつ紹介していきます。まずは、エントリーナンバー1”ラ・ロッシュ邸”特徴その1『立体的に楽しむ』扉を開けて中に入ると、3層分の高さがある白い空間に入る。扉の上方に大きな窓があるから明るい。この家は美術品の収集家のために建てられました。吹き抜けのホールはギャラリーでもあります。
”3つの家の中から、どれか1つの家に1週間住んでもいいよ”って言われたら、あなたはどの家に住む?3つの家とは、今までブログで取上げた住宅。1、ラ・ロッシュ邸ラ・ロッシュ邸の記事はこちらからどうぞ→☆☆☆2、ルイ・カレ邸ルイ・カレ邸の記事はこちらからどうぞ→☆☆☆3、ガラスの家ガラスの家の記事はこちらからどうぞ→☆☆☆今までのブログ読んでないよ。覚えてないよ。そんな方がほとん
さわやかな風が吹く秋晴れの中9.11のセレモニーは行われた。8:461つ目の鐘が鳴る(世界貿易センター北棟に飛行機が突入した時刻)犠牲者の遺族がメモリアルパークに集まった。遺族の代表者によって、亡くなられた方の名前が1人1人読上げられる。9:032つ目の鐘が鳴る(世界貿易センター南棟に飛行機が突入した時刻)交代をしながら名前を読上げる遺族の代表者。最後に亡くなった肉親へのメッセージを読上げる。9:383つ目の鐘が鳴る(
ガラスブロックの家はお好き?ガラスブロック好き!ってコメントの一方、地震のとき大丈夫なの?ってコメントもありました。いいなって思いながらも嫌煙されていたらもったいない。そこで、今回はガラスブロックの話。ガラスブロックは表と裏に2枚のガラスが入っているブロック状のもの。2枚のガラスの間はほぼ真空で、側面が少し特徴的。ガラスの家で使われているガラスブロックの側面はこんな感じ。(写真は『Architecture19of23PierreChareu
最終回~。だけど、この家、まだまだ凄いものがある。そこで、これさえ見ておけばあなたもガラスの家に行った気、見た気になるお勧め動画をご紹介。階段、テーブル、ゲームボード、机・・・動く仕掛けが満載だったでしょう。バスルームも使い方で仕切りが変わる!細部までよ~く考えられていますよね。次は、お待たせしました~。ガラスブロックならではの夜景。全体がぼんやりと光るまるでちょうちんのような柔らかな光。最後に簡単に建物紹介。
rueSaint-Guillaume(サン=ギョム通り)。31。ここだ。約束の時間より少し早い。この扉を解錠するコード番号は聞いていない。本当に中に入れるのだろうか。少し不安になってきた。時間だ。ゴン。ゴン。扉をノックした。中から解錠される音が聞こえ扉が開かれた。トンネルのような通路の先に中庭があり、その奥に現れた。”ガラスの家”どう?ガラスの家って名から透明なガラスを想像したかな?ご覧の
パリでこの建物ほど”パリにもこんな建物があったんだ!”と思わせる建物はないだろう。その建物は”ガラスの家”と呼ばれている。パリはオープンな街ではない。クローズ、クローズ、クローズされた街。狭い歩道に接して建物が建ち、建物の入口には必ずデジタルコードがある。コード番号を知らないと中に入れない。そこには、限られた人しか入ることが許されていない扉の奥の世界が存在する。扉の奥に広がる世界を知るすべもない私たちは、建物の前を通り過ぎることし
最終回!最後まで読んでいただきありがとうございま~す!!ここで建物の簡単な紹介。建物の完成年:2012年設計者:ZahaHadid(ザハ・ハディド)場所:OlympicPark、London、EnglandHP:http://www.londonaquaticscentre.org/プール施設のHPです。一般開放日は水着があれば泳げると思います。HP:http://www.archdaily.com/161116/london-aquatics-cen
外側から見ても、内側から見ても流れるフォルムの屋根は本当に美し~。でも、屋根の他にも見て欲しいところがあります。まずは、前回の写真にも写っていたプールサイドのこちら側。下がガラスで、上が壁の部分。ここのアールが美しい。この壁は中央が一番傾いていて観客席側にいくに連れ立ち上がっています。そして、観客席側の端部でガラスは壁より前に飛び出しています。ガラスと壁面の間にできた隙間、ここに階段があり、プール階と観客席をつないでいます。こ
ナポレオンハット屋根の凄いところその2。今回は内部をご紹介!内部も外観に劣らず、大胆かつ美しい形状。ど、ど、ど~ん。ここがメインのプールです。手前に50mプール、奥に飛込み用プールがあります。黒い巨大な天井。これがナポレオンハット屋根の底面です。アール形の屋根は中央でいったん下がる波打つ形をしています。この巨大な屋根の端部は時計のある正面の壁と接しています。端部までの間に屋根を支える柱や壁がない!プールなんだから当たり
ザハ・ハディドの建物は”とんがっている”イメージ。が、が、が、ロンドンオリンピックで競泳用プールとして使われたアクアティクスセンターを見て驚いた!こんなにも、滑らかな美しい曲面をつくる人なんだ!他とは違う柔らかさがある。オリンピックが終わりロンドン市民が使うプールに改修された。その姿はオリンピックの時からは想像できない優美な姿に様変わりしていた。オリンピック開催時の写真。(ウィキペディアから借用しています。)観客席として設置された
あれ、まだ続くの?前回が最終回じゃないの?そうなんです。が、ず~っと気になっている事があり。ブログを書きながらあれ、これって…あれに似てる?!って思っていたことがありました。なので今回はそれを書きます。気になっていることは2つ。1つ目は、これ。前回、紹介した顔の彫刻です。鼻下から口にかけてのライン。このラインのつけ方。あれと似ている!!私と同じものをイメージされた方は皆無でしょう。が、もし私と同じものをイ
彫刻家ブランクーシの製作場。そこはどんな場所?何が置かれているの?前回ご紹介したスタジオ1、2はブランクーシの目指した完璧な世界でした。が、制作場は、少し違った雰囲気。それでは、制作場を見てみましょう!まず、こちらがスタジオ3。右手前に炉があり、部屋の奥がメゾネットになっています。背の高い作品を見るために使っていたのかな。ここもスタジオ1、2と同じに壁と天井は白い。白い作業台と白い彫刻。他の色は木や鉄の色。いろいろな物が置かれてい
他のものが入り込む余地が残されていないブランクーシのアトリエ。そこに、どんな鑑賞スペースをつくったの?ブランクーシのアトリエは4つのスタジオに分かれています。スタジオ1が一番大きく、他のスタジオの2つ分の広さがあります。ガラスの奥がスタジオ1。そして、その奥にスタジオ2があり、スタジオ1の右側にスタジオ3、4があります。アトリエの外壁を部分的にガラスにし、そこから作品を見ます。『ガラス越しに作品を見る』これってよくある鑑賞方法で