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30数年前からの自分の物語を写し書いています。今現在の事ではありません(1991年10月31歳)その日、私と姉は古びた小さな映画館の固い椅子に座ったまま、身じろぎもせずにスクリーンを見詰めていました。映画の上映も終わり観客が一人去り二人去っても、私達姉妹だけは、まだ映像が映し出されているように真直ぐに前を向いて座っていました。上映された映画は「ゴッホ」。貧しい画家フィンセント・ファン・ゴッホが、苦悩をしながら絵を描いて行く様子と、結婚後も兄を支え続ける弟テオの、二人の人生
オーベルシュルオワーズAUVERS-SUR-OISEゴッホがキャンバスに残した村、オーベルシュルオワーズ[Auvers-Sur-Oise]。パリ近郊に位置するこの町は、精神病院を退院したゴッホが亡くなるまで滞在したことで有名です。この小さな町での約2ヶ月半の滞在期間中に、70点あまりの作品を制作しました。1日に1作ほどのペースで制作していたのですね。オーベルシュルオワーズへの行き方パリ北駅[GaredeNord]から郊外列車H線に乗り、PersanBe