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ブログの投稿の、小休止のお知らせです。高校生からのお手紙シリーズ第5弾は6月4日から再開します8クラス高校2年生の学年全体のみなさんを前に45分お話した内容はこちらです。1親と同じ年で身長は小3~高校生への授業|障がい者せんせい(ameblo.jp)この授業のあとにもらったお手紙の中で印象的だったものを抜粋し、そしてその翌日には、それを読んだ私の感想をお届けしている、というシリーズなのですが、生徒さんたちのお手紙の中で、質問だけを拾ってそれに回答していった記事
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。授業が終わったあと、自宅で私に手紙を書く前に、私のブログも読んでくれた、という生徒さんは他にもいるのかもしれないですがなかなかいなくて、当然ですが「今日きいた話」をもとに書いてくれるのでブログまで開いてくれたことに大変感激しました。そして、自分たちが変える、と、なんと力強いメッセージでしょうか。私は本当に単純なので、今でもこの言葉を読むと、「よし!この子を信
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。年末に行事予定表が配られ、障害者の方が講演に来られる、と知り、私は今まで障害者の方とお話をしたりふれあう機会がなかったので、どんな感じなんだろう、と好奇心が強くありました。初めてお目にかかったときは、正直に「小さい!」と思いましたが、ただそれだけで、特に不快な気持ちは抱きませんでした。むしろ、よく笑う素敵な方だなと好印象です。先ほどゆうこさんのブログを読ませていただきました。他にも多くの場所で講演なさっ
今日の1時間目はいよいよ授業でした。まあ今日はゲストティーチャーが2人いて、担当の私が話す時間は10分もないくらいでしたので、普段の45分よりは楽なのだと思いますが、やはり、初めて担当のクラスの生徒たちに会うというのは緊張するものです。みんな頑張ってノートつくっていて、ちょっと感動しました。自分の頭で考える。自分の手で表現する。自分の言葉で伝える。この3つは、社会に出てからも、必要な力だと実感しています。いろいろな仕事をしてきましたが、どの仕事でも結局
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。とても愛情深いお手紙でした。このときに3歳と言っていた子は、今ちょうど、小学校に入る年齢になっていると思います。この生徒さんがいとこに想いを寄せるように、私もこの、会ったことがない、これからもおそらく会うこともない子に対して、それなのになんだか身内の子のように感じてしまいどうか楽しい学校時代を過ごし、自己肯定感を身につけて社会に出てからも、つらいことがあって
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。私には3歳になる、とっても可愛いいとこが生まれました。でもその子は障害を持った子です。手術で目を覚まさなくなり、今は起きましたが、他の子と比べると成長のスピードが遅いです。本当に目がぱっちりで、よく話す子で、とっても可愛い子です。でも、将来いじめられてしまうのか?ゆうこさんのように、人目を気にして歩かなくてはいけなくなるのか?それがとても怖いです。いとこ自身が「私は普通の子と違う」と思ってしまう前に、自分
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。障害がある人が、自分や自分の家族、友人知人とはとても離れた存在だと感じるのは特に若い人たちには当然の感覚なのかもしれない、と思います。それでも、この学年のみなさんからもらったお手紙を読むと、私の親戚には・・・、自分の親が・・・、きょうだいは・・・、そして自分自身にも・・・、と、障害や病気、いろいろな身体や気持ちの事情をお話してくれた人たちが多く、どれだけ身近
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。親や自分もいずれは人の助けが必ず必要になる、とゆうこさんから聞いて、素直に、自分の親が、身体や記憶が不自由になったら…と考えると、自分とは関係ないこととは言えないなと思いました。そうなる前にどうするのが良いかを考える機会をもらえたことも、良かったです。今まで「障害を持った人はかわいそうだ」、それから「少し距離を置いた方がいい」、と思っていました。障害を持った人との関わり方が分からなかったし、何より、
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。確かに、出かけているときにどうしても困って人の手を借りたい、というとき、私であれば、たとえば買い物をしてて、自分には届かない位置にある商品をその日にどうしても買いたい、買うのを諦めて後日にできない、というときに、周りにいる人たちの中で、誰にどのように声をかけるかは毎回ちょっと考えていました。今は、自分の中で何度もそういう体験を繰り返す中で「こうしよう」と決め
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。話を聞く前は、寒いし面倒くさいなあと思っていました。ですが聴き終わった時には「聞けて良かった」と思えるほど気持ちに変化があり、自分でも驚いています。街で出会った車椅子の方に「押していただけませんか」と声をかけられたことを思い出しました。その時は押してあげて終わったのですが、もし自分が向こうの立場だったら、誰に声をかけていいか、声をかけても無視されるのではないか、と不安がたくさんあるのかなと、初めてその
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。小さいときに仲良くしていた友達が身長が低く、その子と喧嘩したときに、自分が優位になるための言葉を探して「チビ」と言ってしまったことを思い出した、と書いてくれました。引っ越ししてお別れする前に仲直りできたようで喧嘩している最中に、そのまま会えなくなったなんてならずに済んだのはよかったですね。よく、「傷つけることを言われた方は覚えているけど、言った方は忘れてし
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。書いた方の知り合いが読むと個人情報に気づくような部分などはカットした上で投稿しております。ゆうこさんは「家から外に出るのに覚悟が必要」とおっしゃって、小学生にからかわれたり、周りの人からジロジロ見られるとおっしゃっていましたが、自分も街の中で見かけた障害のある方に対して、ジロジロ見たりしていることを思い出しました。差別的な目で見ているというより、興味津々で見ていたというのが正しいのですが、どちらにせよ差
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。この生徒さんが教えてくれた小学校の時のエピソード、何度読んでも胸が熱くなり、涙がにじみます。恐らく難聴なのでしょう、補聴器をつけているクラスメイトの合唱の時の音程が合わないことに周りはイライラしたり本人もその様子を察知して、声を出さなくなってしまいそういう状態で数日が経ってしまった。もしかしてこういうことが起こったときに、周りも、本人も、「仕方ない」「それでい
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。小学生のとき、通級棟というところに障害を持つ人たちがいました。何かしらのイベントや学校行事があるときは、僕たちのクラスに混ざって練習をしたり準備をしたりしていました。その中で記憶に残っているのは、小学6年生のときの合唱コンクールです。僕たちのクラスには、生まれつき耳がとても悪く、補聴器をつけている男の子が来ていました。耳の聞こえが悪いせいもあり、なかなかみんなと音程が合わなくて、本人も申し訳なさそうにしてい
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。4月2日に投稿した生徒さんからのお手紙に対する私の感想、昨日からのつづきです。誰だって、最初から「なんの障害があってもぜんぜんいい!」と言い切れる人はいなくて、障害があった子、自分と、その身体で生きていく中で「それがこの子」「これが自分」と受け入れていくんだと思うし。この短冊をわざわざ書いたということは、この方にも、なんの背景もないわけはなく、その人なりの、深い理由は確実にあるのだとも思います。
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。おととい4月2日に投稿した生徒さんからのお手紙に対する、私の感想です。七夕の短冊の願い。たくさんの人たちの目に留まるところに書いた、「障害のある子が生まれませんように」それを見たときの、この生徒さんの、子どもながらに衝撃を受けた気持ちはよくわかります。私も瞬間的に胸がぎゅっとなりました。その短冊を見た当事者の方や、当事者のご家族の方、そして今、このブログを訪問してくださった方たちの中にもすごくこの短冊の言
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。私は周りに障害を持った人がいなくて、直接、生の声で話を聞いたことがありませんでした。授業やテレビなど映像を見て少しだけ知ることはあっても、目の前で聞くことがなかったので、その場が終わると考えることもなく過ごしていました。ゆうこさんがお話をしてくださったときは、あの時間が終わっても、「自分ができることは何かあるかな」と考えました。何年か前の七夕の日に、私は願い事が書かれている短冊がかかっている笹の木を見つ
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。淡々と書いている感じですが、なかなかインパクトが強く何度か目でも、毎回毎回、読むたびに連続して2回3回と読み返してしまうお手紙です。自分も初めの頃は「まじまじと気づかれないように見ていた」けれど、通学の電車内や駅でもかなり障害がある人を見かけるので、※この学校に通う生徒さんたちが多く利用している電車には近くにある障害がある方たちの通所施設もあって、同じ電車を利用
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。障害を持つ人の話を聞くのは片手で数えるほどしかありませんが、会うのはもう3桁を超えているかもしれません。というのも、一か月に最低一人は電車や駅で遭遇します。それは、片足がない人、腰がひん曲がっている人、目が見えないのか、白い杖を持っている人や犬を連れている人などなどです。初めのころは、見るたびにまじまじと気づかれないように見ていましたが、今となっては「あー、また障害者か」と心の中でぽつりとつぶやくだけで、それ
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。障害がある同級生は学校にいたけれど、どうしてみんなの授業とは違うことをしていたのか不思議だった、他の学年の障害のある子が怖かった、学校では記憶に残るような障害についての教育はされていなかった、友達のきょうだいに障害があると知って言葉にできない感情が沸いた。「不思議、わからない」「怖い」「教えてもらっていない」「出逢う機会がない」多くの人が障害ということや障害
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。私の障害者に対するイメージは、手足を失っていたり、脳に障害を持っていたり、といった感じだったので、ゆうこさんの背骨の前後左右に大きく側弯しているレントゲン写真を見て、とても驚きました。私は小学生のとき、初めて障害を持った子と同じクラスになって、朝の会は一緒だったけれど、授業は別で、英語が書けていたりパソコンを使ったりしていて、なんでこの子だけ別なことをしているんだろう?と不思議だったのを覚えています。他の
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。子どもの声を聞くだけで様子がおかしくなる、というダウン症の親戚の方のお話を書いてくれた生徒さん、小さい頃から遊んでいて、彼女のことが好きな気持ちがとてもよく伝わりました。私も自分で必死に平静を装っているけれども子どもたちのはしゃいだ声が聞こえるとビクッとなり胸の奥がギュッと、一瞬で血が止まるような感覚になります。子どもたちの笑い声は、平和の象徴、しあわせの象徴
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。長いものでも、書いた方の知り合いが読むと個人情報に気づくような部分などはカットした上で投稿しております。私はゆうこさんのお話を聞いて、私の親戚のことを思い出しました。ダウン症で生まれたとき7~8年の命だと言われていましたが、現在は50歳で、元気に生きています。私は生まれたときから彼女と遊んだりしていたので、障害を持った方に対する偏見などは全くなく、目が悪いみたいな感じの、一つの特徴だと思っていました。でも、
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。障害がある人に対しては、自分とは違うところしかない、と思っていた生徒さんが、「自分と同じところも違うところもある、同じ人間なんだ」、と感じられるようになってくれたことは、聞いてくれた人たちにそれに気づいてほしい、と思いお話していた私にとっては一番もらってうれしい感想のひとつです。“みんな違う”それでいい。その事実や考えも間違いなく正しいことですが単一民族
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。今日の講演の中で、僕が特に印象に残ったのは、ゆうこさんが下を向いたり暗い顔になったりをほとんどしなかったことです。とても話すのはつらいことだと思うことでも終始笑顔を絶やさずに話せる点では、自分とは違うな、と感じました。僕は過去を受け入れて前へ進めない人間なので、受容して前へと進めるゆうこさんは、すごいと思いました。でも、「言葉で伝える」ということを大切だと思っているという点では、同じだな、と感じました。ゆ
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。小学校4年生頃に転校して来て卒業まで一緒に過ごした車椅子でヘルパーさんと登校していたクラスメイト。その子が挙手しても、先生は指名しなかったことが当時ずっと気になっていた、差別だと感じた。生徒さんからのそんなお手紙を読んだとき、大人にとっては配慮や気遣いのつもりの言動でも、子どもたちのまっすぐな感覚や本人にとってはその行為は差別や仲間外れに当たることがある、とい
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。長いものでも、書いた方の知り合いが読むと個人情報に気づくような部分などはカットした上で投稿しております。私が小学生のとき、同じ学年に、車椅子で登校している、障害を持ったしんちゃん(仮名:実際には違うニックネームが書かれていました)がいました。学校ではヘルパーさんが常に隣にいる状態でした。私たちの学年には小学4年生頃に転校してきて、卒業するまでずっと一緒でした。私から見ている限りは、同学年の友だちはみんな差別す
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。昨日の生徒さんからのお手紙に対する私の感想です。私の話を聞いて泣きそうになった、と書いていましたが、私もこの生徒さんのお手紙を読むと、2回目も3回目も、何度目でも泣きそうになってしまいます。「障害がある人が外を歩くときに覚悟がいらない世界にしたい」そんな心強い素敵な言葉がもらえるなんて、思っていなかったから。障害がある人だけでなく、きっと障害がある人のご家族も、玄関のドアがとても重く感じる方たちは多いのではな
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。長いものでも、書いた方の知り合いが読むと個人情報に気づくような部分などはカットした上で投稿しております。私には、身近に障害のある方がいないので、今まで障害のある方と少し距離を置いた状態で、日々過ごしてきました。そしてそれに慣れて、無意識のうちに何度も無視をしていたかもしれません。話を聞いたときに、町で歩いているゆうこさんを見て笑う小中学生に対して、「そんな人もいるんだ…ひどいな」と思いましたが、そうはしていな
以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。生徒さんからのお手紙ameblo.jp/yupikorin0120/entry-12842551163.htmlに対する私の感想、昨日からの続きです。この生徒さんは、冷静に、でも切々と、かなり具体的に「健常者と言われる自分たちだって、こんなことを言われて嫌な気持ちになる」ということを教えてくれました。障害がある人の話を聞くのは好きではなかった、ということを正直に書いてくれた人たちはこれまでもいたけれど、