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エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)から今シーズン(2024SS)の生地バンチが送られてきたときに、ん?と思ったのが「TROFEO(トロフェオ)」のバンチが2つあるということ。ゼニア生地のトロフェオは一番人気がある生地で「ザ・ゼニア」といっても良いくらいのでゼニア生地の代名詞となっています。この生地を知らなくてゼニア生地を語ることなかれと言いたいくらいの生地です。なのでゼニアのスーツを着てると言ってもこの生地を知らないと本当のゼニアを着てると言えないのでは無いか
ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)から2024年春夏の生地サンプルが届いていますが、同時に独自DMの案内も来ています。このDMは私に届くDMでは無くて、当社のお客様に向けたDMとなりますので、当社がゼニアから購入してお客様に送るDMです。これが生地付きなのでかなりの高級感がありますし、実際にDM代金は高価な物となっています。昔は、冊子になっていたのですが現在はこのように折りたたみのDMになっています。2024春夏エルメネジルド・ゼニア生地DMイメージ写
この時期になると、アパレルの店舗では最終SALEを行ってるところもありますが、ショップの一部には「NewArrival」と書かれて今シーズンの新作が並んでいるのを見かけると思います。オーダースーツ店も同じで、新作生地が到着してきています。エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)からも新しい生地ブックが到着しています。毎シーズン、まぁまぁの量が到着するのですがゼニアジャパンによるとこれはジャパン向けにコレクションされたのもで、イタリアの本社に行けばまだまだある
今シーズンのエルメネジルド・ゼニア生地を買い付けしてるときに、ゼニアらしくない生地を見つけたので思わず購入してしまいました。ゼニアらしくないとは、何?って感じですが、クラシックな生地が多いのにジャージー素材を豊富にしたことだけでもゼニアらしくないのですが、その生地の柄がポップなんです。ちらちらと赤や黄色の色が出ているこんな生地はエルメネジルド・ゼニア生地を25年間取り扱いして初めてのことです。とても面白いと思って購入してしまいました。ジャージー素材なのでジャケット向けなのですが、
キャメルとはラクダの毛です。色だけが特徴では無く、吸湿性、発散性に優れ、常に乾いた状態になる性質を持っています。特に吸湿性は現存繊維の中で最も大きく、放湿力は羊毛よりも優れていると言われています。また、厳寒期にはマイナス30度を超えることも稀ではない地域に生息するラクダなので寒さに耐えぬく毛髄(毛の中身)が発達し、優れた留熱・保温性を持っています。さらにラクダの毛は、繊維表面が滑らかで、毛が絡み合ったりすることもなく、長期間使っても固くなりません。元に戻そうとする働き(復元力)が強いの
数ヶ月前にエルメネジルド・ゼニア生地をゼニアジャパンから頂いたと書かせて頂きました。来春の新作生地なのですが、どんな感じで作ろうかと悩みましたが、ダブルのブレザーで仕立ててみました。久々にダブルブレザーですがゴールドボタンが苦手なためガラスボタンにしてみました。ラペル幅は少し大きく、ボタンは6×2というクラシックスタイルなのですが、生地はジャージーなんですよね。このようにパッと見る感じでは分からないと思います。ジャージー素材は光沢ありませんが、この新しいバージョンはこれまで
以前紹介させて頂いた秋冬のハイパフォーマンス生地ですが、これがやはり最高です。この生地はもともと夏物でしか展開していなかったのですが、シワに強くアクティブに動いても丈夫な生地として人気がありました。それが秋冬として登場したので、自分用に早速仕立ててみました。ハイパフォーマンス生地に関しての詳細はこちらをご覧下さい『エルメネジルド・ゼニア秋冬のハイ・パフォーマンスはシワになりにくいビジネス用生地』何度か書かせて頂きましたがエルメネジルド・ゼニア生地のHIGHPERFORMANCE
当社が25年以上も契約しているイタリアの生地ブランドのErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)ご存じの通り、生地だけでは無く、プレタ(既製品)として全世界でショップ展開しています。このイタリアを代表するラグジュアリーブランドであるゼニアは、「エルメネジルドゼニア(ErmenegildoZegna)」という名で展開していたのですが、2021年にニューヨーク証券取引所への上場に合わせてブランド統合が行われ、ブランド名はシンプルな「ゼニア(ZEGNA)」になったんです。
何度か書かせて頂きましたがエルメネジルド・ゼニア生地のHIGHPERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)はかなり昔から夏のゼニア生地として人気でした。オーストラリア産スーパーファインメリノウールを強撚した素材。80年代半ばにゼニアが開発した機能性高いクオリティで、弾力性がありシワになりにくく、シワが出来ても直ぐに伸びる特徴があります。なのでアメリカの金融街であるウォール街のエリートはゼニアのHIGHPERFORMANCE(ハイ・パフォーマンス)を着ていたと聞いたことがあります。
ファッションでのこの秋の色は?と聞かれたら間違いなく、ブラウン系かベージュ系と答えるでしょうね。ErmenegildoZegna生地のプレタブランド「ZEGNA」では、完全にブラウンでコレクションを構成しています。すべてネイビーやブラックが一切入っていないことも驚きです。このようにコレクション全体がブラウン系、ベージュ系で統一されています。インナーも靴も同じ色で統一されてることで、ワントーンコーデになっていて誰が着ても似合うようになっています。ブラウンとなるとオジさ
今期2023年秋冬から新しくコレクションに追加されたシリーズ「ISLANDFLEECE」(アイランド・フリース)って読むんだろうなぁ(笑)ゼニアジャパンによる生地の解説↓「ISLANDFLEECE」フォークランド諸島に位置する南極にほど近い島にいる羊の原毛から生産されております。海風がもたらす気候でのびのびと自由に育った羊からは世界で最も美しい白い原毛が得られるようです。羊が育む牧草には化学肥料なども使用されておらず環境に配慮したTrasableでSustaninableです
オーダースーツ業をスタートして26年になりますが、これまで何百人もの体型を採寸してきました。その採寸実績と、大先輩のアドバイスと、体型分析データとが私の頭に入っているので、身長を聞いたり、私を体型を並べたりすればある程度の測定が出来るようになりました。あくまでもざっくりとした数値ですけどね。最近では体型測定アプリなども登場していますがやはり正確ではありません。まぁ当然と言えば当然ですが。しかし、数年前のZOZOスーツは正確だった気がします。あのへんてこりんなボディスーツを着てアプ
そもそもエルメネジルド・ゼニアの生地というのはラグジュアリーな高級生地なので、どのシリーズも高級感満載の生地ですが、その中でも更にハイレベルな生地をゼニアは推してきています。まず、14milmil14です。きましたね!このシリーズは滅多と出てこないのですが、今シーズンは登場しています。秋冬だけの高級シリーズとして14milmil14があるのですが、これはカシミアなどでもなく単なるウール表記なのにここまでの高級感あって誰が触ったとしても分かるくらいの手触りはかなりの逸品です。生
先日、この残暑期間はジャージー素材リラックススーツを着た方が良いかもって書かせて頂きました。そのジャージー素材もさまざまですが、一番お薦めはエルメネジルド・ゼニアのジャージー素材。今年の春夏物として入荷してきたエルメネジルド・ゼニアのジャージーで私のリラックススーツを仕立てたのですが仕上がってきた時期が6月くらいだったためにすでに暑くて着れない状況でした。春夏物のジャージー素材といってストレッチを生かすためかちょっと生地が厚めなのでどうしても暑く感じてしまいます。なので、この時期によ
まだまだ暑いですが秋物スーツ販売の準備が整ってきました。皮切りに毎シーズンErmenegildoZegnaの生地が入ってくるのですが、今年もお盆明けにどっさりと生地バンチが届きました。さて、ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)生地の販売として特徴的なのは、毎シーズン生地付きのDMがあることです。これは、本物の生地が小さくですが付いているので生地の風合いを確認することが出来ます。私がエルメネジルド・ゼニア生地の取引をスタートした1998年から春夏と
お盆も過ぎると秋冬生地の準備に入ります。まだまだ暑いですし、自分自身のファッションも夏ですが、そろそろ秋冬生地の準備として用意しておかないと急に涼しくなったときに遅れてしまいます。シーズンの一番最初に新作が届くのが「エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)」です。2023年秋冬のエルメネジルド・ゼニア生地として大きく昨年と変化無いのですが、今年ちょっと違う点があるのが夏シリーズの定番だった「ハイパフォーマンス」が秋冬生地としても登場したこと。重さが26
ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)からブランド名がZEGNA(ゼニア)に変わってからの2回目?になる春夏コレクション。そもそも、ZEGNA(ゼニア)にブランド名を変更した理由をゼニアジャパンの担当者に聞いたら「ErmenegildoZegnaは言いにくいから(笑)」って答えていましたけど本当かなぁ。まぁ、エルメネジルド・ゼニアって誰も言えないもんなぁ。さて、そのZEGNA(ゼニア)の2024年春夏コレクションが発表されました。ファッションショーの動
最近の新しいZEGNA(ゼニア)コレクションには、背の部分にマークがあるんです。これはなんだろうとずっと気にしていたのですが答えが分かりました。翻訳サイトで解説したので正しいかどうか分かりませんが↓ModerndetailselevatetheSummer2024FashionShow,featuringtheiconic232RoadBrandMark,representingthehistoricroadpavedbyourFoun
マッツ・ミケルセン(MadsMikkelsen)がZEGNAのメインモデルになっています。ZEGNAのホームページにも掲載されています。私がマッツ・ミケルセン(MadsMikkelsen)を知ったのは、映画007/カジノ・ロワイヤルで出演した時でした。映画の中ではテロリストに資金を増やすギャンブラーのル・シッフルとして目から血が流れるという特殊な人物役でしたね。印象的な役だったので覚えています。渋い俳優さんですよね。そんなマッツ・ミケルセン(MadsMikkel
梅雨の時期ですが暑いです。これで雨が降るとさらにジメジメで汗がダラダラと出るし、ジメジメするし本当に嫌な時期ですよね。クールビズファッションが一般化してきたとしても、まだまだビジネスではジャケットを羽織らなければいけなかったり、ジャケットを着るというマナーがあったりしますよね。そんな方に最適な素材がリネン(麻)なんです。ご存じかと思いますが昔からある衣服素材です。一時、一部の方になぜかリネン(麻)が冬の素材と勘違いされた時期がありましたがリネンは完全な夏素材です。麻なので
以前、紹介させて頂いたエルメネジルド・ゼニアのジャージー素材でのスーツですが、私自身の完成したスーツをお客様に見せてたら色違いの生地が売れました。この生地なのですが、全くジャージーっぽくない。光沢はエルメネジルド・ゼニアの生地らしい特徴があるし、やはり高級感がある。この生地だけを見ていると本当にジャージー素材ではないみたいなので通常のスーツっぽく見えるのですが実際にはジャージー素材なので通常の仕立て方では面白くない。なので、私のスーツで紹介したような、ジャケットは生地以外は何も使
プラダグループとエルメネジルドゼニアグループが、イタリアのニットウェアメーカー「LuigiFedelieFiglio(以下、フェデリ)」の少数株主持分を共同で取得することに合意したと発表した。っというニュースが入りました。「フェデリ」ってご存じでしょうか?「FEDELI(フェデリ)」は1934年誕生し、MADEINITALYを世界に紹介してきた先駆的ニットブランド。その最たる特徴は80年以上の歴史に裏付けられたハイクオリティなものづくりです。熟練の職人たちの手作業を中心
やっぱり世界的に高級な生地は素晴らしい。素晴らしいからお客様はもちろん、メーカーも注目するのは当然ですよね。だからといって、ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)の本社側からNGと言われるようなことをメーカーがしてはいけないと思います。イタリアのErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)本社では、アパレルに関して既製品(プレタ)として自社で生地の生産、縫製まで行ってる製品と、生地だけを卸す部門を持ちます。問題は生地を卸す部門でなのですが
先日、オーダースーツフェアをしていた際には久々にエルメネジルド・ゼニア生地のスーツを着ていました。最近は、スーツではなくエルメネジルド・ゼニア生地のジャケットスタイルが多かったためにスーツを長時間着るのは久々でしたね。やっぱりスーツは良い!長時間着ていても着心地が良いのはオーダーで寸法が合っているからなのですが、なんといっても手触りが良いんです。このエルメネジルド・ゼニアの手触り感は最高ですね。そこで、今話題のChatGDPで「エルメネジルド・ゼニア生地の良さ」を聞いてみました。
またまたジャージー素材の紹介ですが、やっぱり面白い!着ている時の楽な感じだけでは無く、コーディネイトを楽しめます。先日は普通のスーツと見た目が変わらない無地のジャージー素材を紹介しましたが、今回は面白い柄の生地です。こちらの生地にあると一般的なスーツ生地としては派手になるので、カジュアルに楽しむような感じになります。ちょっとチャレンジして購入してみました。イメージになりますが、この生地のジャケットに、ホワイトジーンズ、インナーには白Tシャツを着れば夏のファッションの出来
「ワントーンコーデ」とは?身につけるアイテムを同じトーンの色で統一する「ワントーンコーデ」。同じトーンでまとめることで統一感が出て、「おしゃれなコーデに仕上がる!」と性別を問わず大人気です。ネットではあります。これは、オシャレに着こなそうとするときにコーディネイトに迷ったときなどに有効的です。特に秋冬のアイテムが多い着こなしの場合には色が多すぎるとグチャグチャ感が出てしまい、全体的にまとまりが無いコーデになってしまいがちです。これは、アイテムだけを意識して購入するとなりや
エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)生地で一昨年くらいから発売されているBIELMONTE(ビエルモンテ)というシリーズがあります。この生地で自分用のスーツを作った事があるのですがある意味ゼニアらしくない生地なんです。生地の解説は、ビエラ・アルプスに展開する広大なオアジゼニアで飼育された羊の原毛を使用した素材。張りのあるタッチにシルクをブレンドしたことで、夏らしさを表現しています。というゼニアの解説。確かに「張り」はあってカッチカチの生地です。
年末に仕上がって来たのですがエルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)生地の最高峰である15milmil15(クインディチ・ミルミル・クインディッチ)ですよね。昔からのお客様がいろいろとエルメネジルド・ゼニアの生地を見てくれて選んだのですが、やはり高級なスーツばかりを着ているのか、どうしても15milmil15(クインディチ・ミルミル・クインディッチ)生地が目に入って気になってしまい選んで頂きました。画像からだけでは理解できない生地の光沢感とツヤ感は最高です。
肌寒い!こうなると手触り的にも柔らかく温かみのあるような服に着たいと思いますよね。このような時期になってきても街で見るビジネスマンは夏用のスーツを着ていたりしてますし、季節感の無いファッションをしてる人もいますが、やはり春夏秋冬の季節に合わせたファッションが重要でしょう。このような時期に相応しいのはやはりカシミア。しかしカシミア単体だと高価になりすぎます。なので、カシミアとウールの混紡生地がベスト。それがエルメネジルド・ゼニアのTROFEO-CASHMERE(トロフェオ・カシミ
私のメインがエルメネジルド・ゼニア生地ということで贔屓するわけではないのですが、贔屓するも何も本当に最高峰の生地ブランドだと思いますし、メジャーデザイナーブランドがゼニア生地を使用してるのは有名な話です。そんな世界的に評価されたイタリア生地であるエルメネジルド・ゼニアの特徴を今一度チェックしましょう。ブランドの歴史などは先日も書かせて頂きました。歴史あるブランドというのはご存じの通りです。『エルメネジルド・ゼニア(ErmenegildoZegna)ブランドの歴史/勉強になる歴史』そ