その「鏡」珍妙なる鏡。あらゆる物体は何も写さない。しかし、人間の「発言」と「行動」には反応す。誰かが何かを発言したり、行動をする。そこへこの鏡をかざすと、瞬時にそれが「正」か「邪」かを判断する。しかし、この様な「速い判断」というのは「正確さ」に欠けるきらいがある。どうしても「独断」に陥りがちだ。そこで「ダブルチェック」を兼ねて、鏡の後ろに控える「聖者」による「遅くて深い判断」を仰ぐ。「巡視員」がパトロール。早速「おや?」と怪しげな発言や行動を発見。すかさず鏡をかざす。「ピカッ」と光り、「邪」と判