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薬剤師の毒島さんに憧れる爽太の前に、彼女の恩人だという男性・宇月が現れる…薬のプロである毒島さんと漢方医学のプロである宇月は、その知識でトラブルを鮮やかに解決していく📖薬剤師の毒島さんは、薬にまつわる様々な事件を解決してきた…山荘で渡された怪しげな種の正体を、毒島さんはいつものように鮮やかに謎を解き明かす…そんなある日、毒島さんたち先日訪れた山荘に関して、新たな衝撃のニュースが飛び込んでくる📖いつも通り、面白くてためになった2冊でした!特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品…普
四者四様のミステリーが味わえました。中山七里、乾緑郎、安生正、海堂尊。このミス大賞作家によるアンソロジー全四篇。ピアニストの不審死、元特撮ヒーローを襲う怪事件、新宿大豪雪、寝台特急殺人事件。ストーリー自体が直接関連し合っているわけではないのですが、幕間に次の事件のキーとなるガジェットが含まれており、それによって四篇がリレー形式で緩やかに繋がっている、という珍しい趣向です。真ん中二篇はそんなにミステリーっていう感じもしませんでしたが、どちらも個性的なストーリー展開であり、それがまた面白いところで
QAmazon(アマゾン)2023年「このミス」1位の「爆弾」に続く作品です。650ページに及ぶ超大作です。カリスマ的才能を持った若者をより輝かせるための野心を持った取り巻き達の狂気と、血の繋がりは無いものの、その若者と家族の関係である人間等の醜悪さが織りなす物語に引き込まれます。カリスマは生まれるのか。それとも創り出されるのか。それは天と地ほどの違いではあるが、根っこは同じなのでは?と自問自答させられる一冊です。クリックお願いします。読書日
今日は家にいるつもりだったのだけどクリスマスケーキの支払いがあったので午前中ケーキ屋さんへー🎂帰りにこのミス購入ー!!😆じっくり見て次に読むミステリを決めよう😆
くわがきあゆさんの「レモンと殺人鬼」を読みました。主人公の美桜は10年前に父を殺され、その後母も失踪し、妹の妃奈とは別々の親戚に引き取られました。その妹も亡くなりますが、妃奈は生命保険金目当てで殺人をしたのではないかと疑われていました。美桜は妃奈の疑惑を晴らそうとするのですが、思いもよらない出来事が次々と起こります。この本は2023年の「このミステリーがすごい!大賞」の文庫グランプリ受賞作です。最後は怒涛の展開という感じで、意外性を期待する人にはピッタリのものだと思います。私はもう少
年に一度のお楽しみ、「このミステリーがすごい!」の最新版が発売された。書棚を見てみたら1995年版から29年も買い続けていたのか。※ちなみに創刊は1988年版だから6年分足りない。本は読むがミステリーばかりというわけではないので、毎回ハイレベルの読み手たちがおすすすめしてくれるぽぽ間違いなく面白い未読の本が並んでいることになる。こんなありがたいブックガイド、ほかにないよ。今回も永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」(6位)と伊坂幸太郎「777トリプルセブン」(15位)以外は未読。ここ何年か米澤
怪物の木こり(宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ)[倉井眉介]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}公開2日目ですが、午後に舞台挨拶付き上映があるためか空いていました。寓話的な設定なのでしょうが、教訓的なものは感じられず。入場者特典でポスターをもらいましたが、妖しいくらい美しい亀梨くんはジュリーのようでした。染谷将太さんのサイコパスっぷりがどハマりしていて、もっと活躍してほしかったです。マッドサイエンティストの実験結果という哀しいベースがあるので
笑いが止まらんのですよ、悔しいんだけど。いまだかつてこれ程「股間」という単語が頻出する小説があったでしょうか。間違いなく一生分の「股間」を目にしました。タイトルどおり全裸の刑事「チャーリー」を主人公に据えた15篇であり、一応申し訳程度に殺人事件が起きるのですが、もはや殺人事件なんて起きようが起きまいがどっちでもいいし、犯人なんか誰でもいい。とにかくくだらなくて馬鹿馬鹿しくてアホらし過ぎるのです。もう止めてくれ笑い死んでしまうと呼吸困難に陥りそうになったのは一度や二度ではありません。だいたい何
夢を破壊した二つの問題点😮💨「感情のコントロールが出来なくて!」今まで私が積み上げたダンス街道!ダンスに対する夢を木っ端微塵に全部壊してしまいました。これがまず…1つ目の大きな私のミスですね。このミスの後は…もう本当に最悪でしたよ。それからというものは…まあ前回も言いましたけど…殺されかけて精神崩壊するほどまでに…そこまで落ちた…。そして、精神の薬なのか!?殴られた影響なのか!?記憶喪失みたいな感じになってましたね。記憶喪失の影響から、かなり立ち上がってきたと
くわがきあゆ2023年このミステリーがすごい!大賞文庫グランプリ受賞作大賞、の中にはホントの大賞と文庫グランプリがあるのですねあんまり好みじゃなかったです何て言うんだろう、トリックというかどんでん返しというかビックリポイントが読み手を誘導する読ませ方からくるものというのは作者のテクニカルな部分であって内容勝負じゃない気がしてそれも含めて内容というか作者による作品ではあるのだけどあんまり好きじゃないかな「葉桜の季節に君を想うということ」みたいな7時だいたい10分をお知らせしま
里出張中に読んだ本③10年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇な日々を過ごした小林姉妹…ある日、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回りだす…被害者であるはずの妃奈が、生前に保険金殺人を行っていたのではないかと疑惑をかけられるなか、妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべく行動を開始する📖話題になっていたこちらの本、ブックオフで見つけて購入しました!読んだ皆さんの感想を見ると、賛否両論あるようなので、私はど
英国推理作家協会主催のCWA賞最優秀長編賞であるゴールド・ダガー賞候補となった。日本では文庫翻訳ミステリー・ベスト10、週刊文春ミステリーベスト10、このミステリーがすごい!でそれぞれ2位にランクインした。(あらすじウィキペディア参考)◆チャールズ・レジス・「チャズ」・ペローネは、享楽的な存在を怠惰に追求することだけに人生を捧げてきた若い海洋生物学者です。彼の飽くなき貪欲さは、フロリダ州エバーグレーズの北に広大な野菜畑を所有するひねくれた農場王、サミュエル・ジョンソン・“レッド”・ハ
薬剤師・毒島花織シリーズの②③です、今回も毒島さんが大活躍!②では新しいキャラ・影山の登場で麻雀のシーンがありましたが、麻雀のことがよくわからず斜め読み(笑)そしてトリカブトの謎は、昔の事件を知っていたので興味深く読みました❗エピローグで、薬剤師・方波見さんの家庭の事情もわかり、女心のわかる旦那・壮介さんの言葉に「おぉ!」と(笑)③ではアルコール依存症や毒親のこと、そしてコロナが流行り始めた頃の様子を思い出しました💦なかなか仲が進展しない毒島さんと爽太がもどかしいですが、それもまた楽し
「このミス」大賞を逃した作品らしい。ああ、なるほどね。今日は1日、雨が降りそうでふらない。明日は健康診断で移動があるので、雨は嫌だなぁ。何とか保たないかなぁ。さて、今日のホークス。先発の有原が初回に3失点。ホント、立ち上がりが下手な人だ。結局、4回に逆転して、終盤、ダメ押しのダメ押しで圧勝。最後の武田がもたついてストレスだった。うーん、3連勝できるか?
(あらすじウィキペディア参考)パートI:沼地1952年、6歳のキャサリン・ダニエル・クラーク(愛称「カイア」)は、夫であるカイアの父親からの暴力的な虐待により、母親が自分と家族を捨てていくのを見ていた。カイアは母親の帰りを無駄に待っているが、彼女の兄であるミッシー、マーフ、マンディ、ジョディも父親の飲酒と身体的虐待のせいで家を出ていくのを目撃する。母親が去った後、父親は母親のタンスと絵画のほとんどを燃やしてしまいます。一時的にお酒をやめた父親と二人きりで、カイアは釣りを習います
(あらすじウィキペディア参考)(小説)この小説は、架空のキンドル郡で検事補キャロリン・ポルヘマスの遺体が発見されるところから始まる。彼女は、性的束縛の失敗と思われる事件の被害者であり、縛られている間に未知の物体で頭蓋骨を一撃して死亡した。キンドル郡検事でキャロリンの同僚であるロザット・“ラスティー”・サビッチは、上司である地方検事のレイモンド・ホーガンから彼女の事件を担当される。ホーガンは現在、かつての弟子でライバルとなったニコ・デラ・グアルディアとの再選運動に敗れているが、ラスティ
◆フリッカー、あるいは映画の魔(セオドア・ローザック)このミステリーがすごい1999年海外編1位。キング・オブ・キングス海外編6位FlickerisanovelbyTheodoreRoszakpublishedin1991.(あらすじウィキペディア参照)ジョナサン・ゲイツは1960年代初頭、UCLAの学生で、彼の映画への愛は、劣化した独立系映画館である「ザ・クラシック」で始まりました。そこで彼は劇場のオーナー、クラリッサ"クレア"スワンとのロマンスを始め、彼らの関
◆『ポップ。1280』ポップ1280(ジム・トンプスン)は2001年「このミステリーがすごい」海外編1位。キング・オブ・キングス(2019海外編5位)(あらすじ誤字脱字、乱文乱筆ご容赦。ウィキペディア参照)Pop.1280isacrimenovelbyJimThompsonpublishedin1964『ポップ。1280』は、ポッツカウンティの気の抜けた保安官であるニック・コリーの一人称の物語です。ポッツカウンティは、州内で「47番目(全州中最下位)の大きさの郡
◆『復讐はお好き?』(原題:SkinnyDip)は、アメリカ合衆国の作家カール・ハイアセンによるサスペンス小説。英国推理作家協会主催のCWA賞最優秀長編賞であるゴールド・ダガー賞候補となった。日本では文庫翻訳ミステリー・ベスト10、週刊文春ミステリーベスト10、このミステリーがすごい!でそれぞれ2位にランクインした。(メモあらすじウィキペディア参照)シャルズ・レジス"チャズ"ペローンは、若き海洋生物学者で、快楽主義的な生活を貫くことに全力を傾けてきた。彼の飽くなき欲望は、不正な
ホテルマンの水尾爽太は、処方薬を丹念に塗るも足の痒みがおさまらず、人知れず悩んでいた…薬をもらいに薬局へ行くと、毒島という女性薬剤師が症状を詳しく聞き、医師の診断に疑問を持つ…急激な眠気に襲われるホテル従業員、薬を過剰に要求してくる老人、ダイエット薬を格安で売る病院など、水尾は毒島とともに、薬にまつわる様々な事件に挑む📖お邪魔しているブログで、こちらのシリーズのスピンオフが紹介されていて気になって借りてみました!このミス大賞ですが、聞いたことがないお名前と作品…きっとその頃は目に止まら
神の値段一色さゆり:著あらすじ2016年このミステリーがすごい!大賞受賞作の美術業界ミステリーですメディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名書から発展したインクアートで人気の高い彼の作品を専門に扱うギャラリーの辣腕女性経営者・唯子が突然何者かに殺されてしまう…アシスタントとして働く佐和子は唯子を殺した犯人、無名の居場所を探るべく動き出す私の読書感想殺人事件の謎解き…というよりも理解が難しい現代美術というものや川田無名という芸術家の謎を
やっと読むことができました。有栖川先生の『捜査線上の夕映え』火村英生シリーズ30周年の記念作品にして、「このミステリーがすごい!2023年」3位他、数々の賞を受賞。楽しみにしていた久しぶりの火村シリーズ長編、嘗めるように楽しませて頂きましたw捜査線上の夕映え[有栖川有栖]楽天市場1,980円楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る内容紹介「臨床犯罪学者火村英生シリーズ」誕生から30年!最新長編は、圧倒的にエモ
名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―Amazon(アマゾン)1,881円名探偵のいけにえ人民教会殺人事件[白井智之]楽天市場2,090円2022年度「このミス」国内第2位作品です。最後の最後で題名の意味がわかります。およそ現実離れしたお話ではありますが、小さい伏線や、それだけでも一つのお話として使えるようなトリックが散りばめられていて、ミステリー好きを飽きさせない展開です。海外の信仰カルト宗教が舞台であり、そこで起こった集団自殺が大きな謎です。
こんにちは晴れてるみぬ☆地方☀朝から🏍ひとっ走りしてきて、ちょっとお疲れ気味です😵今日からGWですね!と、言っても私はカレンダー通りですが😑でも気分はウキウキですそれでは読書記録〜✍📕↓↓ー両面宿儺の謎ー桜咲准教授の災害伝承講義著)久真瀬敏也洪水・津波・疫病など、過去の災害の伝承を研究する桜咲竜司准教授。「新地名に隠された危険な旧地名」や「伝承や神話に登場する怪物の正体」といった「災害伝承」に関する講義が人気の異色の民俗学者である。「桃太郎」「河童」「両面宿
山本巧次宝島文庫2015年8月発行シリーズものです。1巻から並んでたので借りてみました。例によって「このミス大賞」の一つのようです。解説によると・・第13回「このミステリがすごい!」大賞の最終選考会にてシリーズ展開を前提として、あえて「隠し玉」に決定したという・・その時の題名は「八丁堀ミストレス」だったようです。さて、題名からも推測される通り・・江戸時代、舞台は徳川家斉の治世下。いわゆる化政文化の頃・・両国橋近くに住む「おゆう」が懇意の八丁堀同心・鵜飼伝三郎と
もし自分に源氏名をつけるなら?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう歩知。爆弾、昨日、ようやく読破!爆弾Amazon(アマゾン)1,980円ネタバレにならないようにかくとして、最後までわからないミステリーだった。映画化されそう。もう1冊、AGEデータブックも。ヘモグロビンa1cが高くなることがあるので、参考に。AGEデータブック数字でわかる老けない食事Amazon(アマゾン)1,621〜3,960円老化物質AGEためないレシピ──ウェルエイ
このミス大賞ということで目に留まり読んでみました!この小説の特色は何といってもレビー小体型認知症のおじいちゃんが主役ということ。認知症の症状と相まって不思議な形で謎を解いていく様が新しい!日常ミステリから最後は大きな事件に発展していき、読み応えも十分でした。内容紹介第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作「認知症の老人」が「名探偵」たりうるのか?孫娘の持ち込む様々な「謎」に挑む老人。日々の出来事の果てにある真相とは――?認知症の祖父が安楽椅子探偵となり、不可能犯罪に対す
ブレイクスルー・トライアル伊園旬著読書メーターより技術の粋をつくしたIT研究所に侵入し、ミッションをクリアすれば1億円が手に入る一大イベントが開催されることになった。元IT企業の社員チームや、ひょんなことから紛れ込んだダイヤモンド強盗犯グループなどが参加を表明。生体認証や警備ロボットをはじめ、数多のセキュリティが設置された難攻不落の要塞を攻略するのはどのチームなのか。第5回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。色んな思惑を抱いたチームがこのIT研究所をどうやって攻略するのか?
特許やぶりの女王南原詠著特許権を盾に企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳おおとり未来みらいが、今度は「特許権侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され、活動停止を迫られる人気VTuber。奔走するも追い込まれた未来は、いちかばちかの秘策に打って出る。特許のスペシャリスト・弁理士の豪腕が炸裂する!宝島社サイトより特許という言葉は知っていても弁理士とか???という感じでしたが
拓未司著禁断のパンダ読書メーターより柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第