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(その10からの続き)-後楽園(20:47)-茗荷谷(21:19着・21:30発)-小川町のスポーツ用品店街を経由して、後楽園駅へ向かいました。白山通りに出て、いったん南へ。右手の観覧車は東京ドームシティ。壱岐坂下交差点を渡り、ペデストリアンデッキを登ると、目の前は東京ドーム。ドーム球場は数あれど、ここのドームは気圧差で支えられています。それゆえ、挟み込み事故以来削減傾向の回転ドアが現在も使用されています。そこから右を向けば、ドーム
次の路線は、ずっと歩きたいと思っていたあの路線…只見線です。只見線は会津若松と小出を結ぶ135.2kmの路線です。区間の多くは人口が少ない山間部を走っており、会津鉄道の列車が直通する区間を除けば、運行本数は1日3~7往復という全国屈指のローカル線です。只見線は2011年7月の集中豪雨により、会津川口と只見の間が運行できなくなりました。この区間は全国有数の大赤字区間。JRは同区間のバス転換を希望しましたが、沿線自治体と福島県は鉄道での復旧を求め続け、線路
早くも1月下旬ですが、ここからが「今年の」全駅間歩きです。年明け最初の路線は東金線です。東金線は、外房線の大網駅から東金駅を経由して、総武本線の成東駅に向かう路線です。営業キロは13.8kmで、駅は両端駅を含めても5つしかありません。久留里線・鹿島線とともに地方交通線に指定されています。営業キロがこの数字であれば、少し寄り道しながら歩いても20km弱でゴールできますし、全区間に渡って九十九里の海岸平野を歩くので、アップダウンもほとんどありません。まさに「歩き初め」にはぴ
(その2からの続き)-越後広瀬(10:10発)-魚沼田中(10:40着・10:50発)-雨脚が強くなる中、越後広瀬駅へ向かいました。駅を出たら北へ進みました。このあたりは大型店まで遠いからか、小さな店の営業率が高め。国道を横切って、そのまま道なり。右奥に小さく見える青看の下を国道が走っている。こっちはたぶん旧国道。この水たまりも養殖池関係っぽい。越後広瀬駅では雨雲レーダーを見てたせいで、只見線の運行情報を見落としてしまい
奥羽本線歩いたあとは、エクストリームウォーク。その後油断してたらあっという間に11月も深く入り込んでいました。暦のうえでは秋もだいぶん深くなってきたので、そろそろ紅葉を見たいところ。それじゃあ、紅葉が拝めそうな路線を歩きたいということで、秩父鉄道へ向かうことにしました。秩父鉄道は羽生から三峰口を結ぶ71.7kmの路線。1年ちょい前に羽生から武川まで歩き、今回はその続きを歩きます。ここまで関東平野を横断してきましたが、寄居から先はいよいよ山が迫ってきます。山の谷間を進んだ先
(その3からの続き)-越後須原(12:01着)-魚沼田中駅への道中で只見線列車とすれ違ったはずですが、その音は聞こえませんでした。国道まで下りてきました。そこは集落の中。これだけの家並みなら、もっと列車の本数多くても良さそうなのに。すぐに国道を外れて、線路向かいの県道70号に出ました。橋の入口に雪だるまというのが豪雪地帯らしい。そのまま破間川を渡りました。雨はほぼ止みました。でも、フードを外すとパラパラと雨が当た
(その12からの続き)-鬼が面眺め(10:26)-田子倉只見沢登山口-浅草岳山頂から田子倉湖へ向かって下山を始めました。引き続き尾根を下りました。先ほどよりは歩きやすくなってきた。田子倉湖に向かって降りるような感覚。気持ちいい尾根歩きでしたが…なんだか靴が違和感。靴に石が詰まっているような感覚。地面をこすっても変わらないと思ったら…うわぁ~靴底が剥がれてる…靴底がバコバコ。「靴がバカッ」はこれが2回目。前
(その32からの続き)-小幌(12:40着)-国道37号で静狩峠を越え、小幌駅の上部にさしかかりました。さらに進むと、目前に礼文華(れぶんげ)トンネルが見えてきました。そしてその手前には豊浦町のカントリーサイン。このまま進むと小幌駅エリアを通り過ぎてしまいます。小幌駅への案内はどこにもありません。やはり、小幌駅は鉄道を使わないとアプローチできないのでしょうか?その隣にはこんな場所が。実はこの先に、岩屋観音そして小幌駅へアプローチする道があると
(その1からの続き)-ふかや花園(8:32着・8:40発)-小前田(9:20着)-デジカメのSDカードを求めてコンビニを目指すも、1軒目は玉砕でした。アウトレットの中に入ることができないまま、駅へのアプローチへ。右手は農業体験などができる「深谷テラス」。ふかや花園駅に着きました。2018年開業で、秩父鉄道の駅としては最も新しい駅です。隣接するアウトレット来場者の利用を見込んでいるため駅構内は広く、雰囲気もほかの秩父鉄道の駅とはかなり異なります。
(その12からの続き)-前岳(8:28)-ネズモチ平駐車場を出発し、ドロドロの登山道に入りました。標高が上がってきても、道のドロドロさは相変わらず。岩肌があらわになった登山道に、川のように水が流れていました。やっぱり昨日の雨のせいか。ようやく道が乾いてきたと思ったら、今度は壁のような急登が待っていました。もちろん、この上に向かうんですよ。少し急登が落ち着いたと思っても、こんな登り。眼下は一面の森林地帯。中央
(その6からの続き)-熊谷(13:13着・13:25発)-上熊谷(13:37)-駐車場に保存されている電気機関車を見て、熊谷市街地へ進みました。星川通りの小山食堂で昼食。敢えて行きすぎるように歩いたのは、ここへ行くため。ちょうどお昼なので満席かもと思いましたが、店内の客はもう一組だけ。電話注文もそれなりに来てたので、店の人の手が休まる感じはありませんでしたが。注文したのはこちら、ふらい焼きです。ふらい焼きは熊谷周辺のソウルフード。ふら
(その1からの続き)-藪神(9:16着・9:25発)-越後広瀬(9:58着)-雨が降り出す中、小出市街地から東へ進みました。そのままさらに東へ進むと、再び水田地帯に。水田の先に立派な建物が見えてきました。こちらは旧広神村役場。現在は魚沼市役所の市民サービスコーナーとして使用されているとのこと。広瀬村と藪神村が合併してできたのが広神村。旧・藪神村の役場も同じ場所だったみたいです。旧役場の先で左折すると、集落に入りました。どうやらこ
(その5からの続き)-上条(14:05発)-入広瀬(14:53着)-上条駅へ向かう道で、今回初めて只見線列車が走る音が聞こえました。上条駅に着きました。小出-大白川間開業後の1951年に開業した駅です。こっち側は田園風景ですが、振り返ると駅前らしさはある。ホームは1面1線の単式。駅に着く頃からまた雨が降り始めたので待合室へ。雨雲レーダーを見る限り、強い雨を降らせる雨雲は前線の南下とともに西に逸れたようですが、山に湿った空気が当たっているため
(その4からの続き)-越後須原(12:50発)-上条(13:55着)-雨が降ったりやんだりの中、かつて訪れたことがある越後須原に着きました。次の駅へ向かいます。ちょうど入広瀬方面に向かう路線バスが通過しましたが、小型のバスには誰も乗っていませんでした。再び国道を外れて、須原市街地を北へ。こちら側にも旅館がありました。右手奥の建物は体育館。学校付随のものではない、単独の体育館です。このサイズの体育館が須原市街地にはもうひとつあ
今日はダイヤ改正日。北陸新幹線が延伸したというのが最大の話題ですが…最近は「新規(延伸)開業」には淡泊になっていますね。去年改正の目玉、東急・相鉄新横浜線は乗ったけど、幕張豊砂駅はまだ行ってない。そもそも北陸新幹線、まだ糸魚川までしか乗ってない。…それはさておき、2ヶ月半に渡った北海道編のあとは、内地に戻ります。今回歩く路線は…奥羽本線。福島から山形・秋田を経由して青森へ向かう路線。東栗子トンネルで酸欠になりながら福島から米沢まで歩いたのは8年前。その
(その4からの続き)-妙蓮寺(16:49)-白楽(17:11着・17:25発)-東白楽(17:36)-反町(17:56)-横浜(18:18着)-旧綱島街道をさらに南へ下りました。まっすぐ進めば白楽駅に行き着きますが、この角を右に曲がって、ちょっと寄り道してみました。まもなく現れたのは白幡池。周囲は標高差10メートルほどの台地に囲まれています。さっきも菊名池を見かけましたが…どちらも元々は谷戸の溜池だったんでしょうか?旧綱島
(その2からの続き)-小前田(9:30発)-桜沢(9:54着・10:05発)-寄居(10:31着)-2つめのコンビニでSDカードをゲットして、小前田駅へ向かいました。小前田駅に着きました。こちらは昔ながらの味のある駅舎。一部の間では「次はオマエダ」で有名。アニメや漫画で時々聞く脅し文句…ここで何をされるんだろうか?ホームは2面3線。旅客というより貨物列車の行き違い・待避が念頭にあるみたい。違い違いに配置されたホームが歴史を感じさせる。
(その6からの続き)-入広瀬(15:10発)-柿ノ木駅跡-雨のような霧雨が降り続く中、入広瀬駅にたどり着きました。というわけで、次の駅へ。まずは市街地を通って国道へ向かいました。再び破間川を渡りました。駅近くの商店は閉まっていましたが、対岸の農協スーパーは営業中でした。ちょっと寄ってみましたが、虫除けスプレーは売ってたけど、熊よけ鈴は売ってなかった…。小出駅から国道を併走してきた路線バスはここまで。数年前までは大白川(集落
(その31からの続き)-尾頭橋(17:20発)-名古屋(18:08着)今回最後の途中駅・尾頭橋駅に到着しました。いよいよ最後の駅間に入りました。まずは線路をくぐって反対側に抜けました。そこから住宅地を北へ。名古屋の中心部は3辺をJRに囲まれている格好なので、JRのガードをくぐると、山手線の内側に入ったような気分です。ついに名古屋駅近くへ繋がる県道に合流。頭上には名古屋高速が走っています。ジャンクションは裂けるチーズのよう。
(その16からの続き)-山形(17:09着)蔵王駅から山形駅目指して山形市街地を北上しています。最近時々見かける「飛び出し坊や」の女の子バージョン。うん、大丈夫、半ズボンだ。アパートやマンションが増えてきました。じょじょに市街地らしくなってきました。視界の先に背の高いビルも見えてきた。まだ17時前だから、やっぱりハイペース。次の角が山形駅へ続く駅前通り。この道をさらに進むと中心市街地の七日町ですが…交差点ま
(その3からの続き)-川治温泉(15:15発)-川治湯元(15:57着・16:15発)-湯西川温泉(17:34着)…湯西川温泉駅(18:40発)=バス=川治温泉・登隆館(18:51着)川治温泉駅です。ホームは階段を上った高架の上にあります。駅は「川治温泉」と名乗っていますが、駅から川治温泉の温泉街を直接望むことはできません。温泉街へは、むしろ次の駅・川治湯元の方が近かったりもします。川治温泉駅から温泉街へ(歩いて)向かうルートは2通りあります。ひとつは駅前を
(その2からの続き)-新藤原(11:50発)-龍王峡(12:14着・13:09発)-川治温泉(15:01着)-新藤原駅に着きました。東武鬼怒川線の終着駅ですが、レールはそのまま野岩鉄道に直通しています。東武鉄道では有人駅で入場券を発売していますが、野岩鉄道でも入場券を発売しています。金額は、東武線の駅でもある新藤原駅を除いて130円です(新藤原駅は140円)。野岩鉄道の入場券は基本持ち帰り自由のようです。ホームは2面3線です。1番線は頭端式で、2~4番
(その15からの続き)-蔵王(15:50発)-斎藤茂吉生家の前を通り、いよいよゴールが待つ山形市に入りました。蔵王駅に着きました。元々は金井駅と名乗っていましたが、1951年に現駅名へ改称しています。現駅名は蔵王温泉から名付けられたようにも考えられますが、そもそも改称当時はすぐ近くに蔵王村が存在していたので、そちらからとった駅名なのかもしれない。新幹線通過駅としては今回初めての駅員配置駅。券売機もちゃんと設置されていました。ホームは2面
(その10からの続き)-明戸(16:45発)-武川(17:22着)大麻生駅から荒川の堤防を西へ進んで、明戸駅へ向かいました。明戸駅に着きました。なんとなくプレハブチックにみえてしまう駅舎。ホームは1面2線の島式。ここも通常通りの左側通行。次はゴールの武川駅。最後の駅間に備えて、ホームのベンチでしばし足を休めました。いよいよ最後の駅間。まずは国道を西へ。国道を離れてしばらく進むと、正面に線路が見えてきました。秩父鉄
(その3からの続き)-寄居(10:45発)-小前田駅から桜沢駅を経て、寄居の市街地に入りました。寄居駅に着きました。全駅間歩きとしては3度目の寄居駅。東上線歩いた時と比べて、駅前広場はかなり変わった気がする。駅舎は変わってないと思ってたけど、見比べてみたらちょっと変わってた。秩父鉄道のホームも1面2線。左右の側線も秩父鉄道のものかな?ちょうど八高線の列車が発車。こちらは1時間に1本も走ってないから貴重ですよ。それなりに乗っ
こんばんは。寒~い季節になってしまいましたね。自宅近くの木々はすっかり落葉してしまいました。今回は、木原線以来久しぶりの未成線歩きをしてみました。今回歩いたのは、千葉県を走る小湊鐵道の未成線(未成区間)です。!あてんしょん!今回は、小湊鐵道未成区間歩きの「理論編」です。文献調査で判明した未成線建設に関する事実等を書いています。難しい話とか文字ばっかりのブログを見るのが苦手な人は読み飛ばしてください。「りろんはしってる」ってかたは、がまんしてください(笑)。小湊鐵道は、五井駅か
(その2からの続き)-赤岩(13:30発)-林道分岐(13:56)-国道交点(15:00)-大滝宿跡(15:55着)-前回最後の写真を撮った場所から下を見ると、ぽっかりとトンネルが口を開けていました。草の生え具合から、しばらく使われていないことはひと目で分かりました。赤岩駅は、板谷峠越え4連続スイッチバックの最初の駅でした。このトンネルは、スイッチバックの「突っ込みトンネル」です。スイッチバックの有効長を稼ぐために作られたトンネルで、出口はありません。
(その3からの続き)-大滝宿跡(16:05発)-東栗子トンネル入口(17:10着・17:20発)-板谷(18:22着)国道13号(万世大路)の旧道に入りました。この旧道は明治14年に竣工し、以来長らく福島と米沢を結ぶメインルートを担いました。旧道を歩くこと10分。大滝宿の入口にさしかかりました。集落の入口には2軒の民家が建っていましたが、人が住んでいる気配はありませんでした。奥に進むと、さらに数軒の民家が現れました。いかにも「宿場」っぽい建物も
今回は2ヶ月ぶりに京急本線を歩きます。このタイミングでどこか歩こうとは思っていたのですが、プランを立ててみると、どこも日没までにゴールするのが難しく、唯一なんとかゴールできそうだったこの路線を歩くことにしました。本当は、もっと後に歩くつもりだったのですが…。品川から横浜まではびゅんびゅん飛ばす京急ですが、横浜からは一転、カーブやトンネルが続くようになります。トンネルが続くということは、丘越えが待っているということです。特に終盤は駅を出たらトンネルで、トンネル抜けたら次の駅とい