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こんばんは。たぬきです。今回は天秤差しの調整をしてました。良い感じになってきました。前回の鑿箱の経験が有る分、うまくいきそうです。後は組継を調製して接着しようと思った矢先。加工をミスってた事が発覚!まさかの加工ミス!オスメスの組をオス同士メス同士にしてしまい組めない!!あぁ、なんたるちあっ!失望を胸に他の溝加工等を済ませます。さぁ、どうやって補修しましょうか?せっかくミスったんだから、直す練習もしてみたい。落ち着いたら、どうしたものか考えましょう。と言った所で、今日はここ
こんばんは。たぬきです。東寺の弘法市に行ってきました。弘法市は毎月21日開催。4/21は日曜日だったので土曜日の木工教室の後、車中泊して東寺へ。同じ東寺のガラクタ市は何度も来てますが弘法市は初めてです。弘法市の方が盛況なんだそうですね。安い駐車場を確保すべく夜中3時過ぎから移動してました。5時に駐車場に止めてからブラブラします。小雨だっだからでしょう。店も客も少な目な気がします。しかも大工道具がほぼ無い。うーん、ガラクタ市方が面白いかも。戦利品は鑿4本。新古MARUNA市秀追
続きです。4本目(公式には1本の隧道?)の隧道、中津市街地に一番近い側の隧道の手前で分岐していました。まずは車道のほうを直進します。ここも完全素掘りですかね。振り返りズームで通ってきた隧道たちを撮ろうとしましたが、明るさの差の関係でうまく撮れない…。で、通り抜けると石碑がありまして…。全部を通り抜けしました。中津市街地から来るとまずこちらが入口ということになるので、石碑というか看板というか…が設置されています。(上の写真はその裏側)で、そこからちょっと入
こんばんは。たぬきです。追入1分に続いて同銘の向待も仕立てましょう。2分5厘という、あまり見ない幅ですね。刃角は当初30°を31°狙いで研ぎます。研承斬400から始めて、途中裏を押して、表に戻って最後は菖蒲谷高山内曇仕上げ。この鑿は道具屋さんの引上げ品かな。鋼の周りがアンバランスですね。このせいで在庫として残っていたのかもしれません。たぬきにはそんな事を気にするほどの腕は無いので問題有りません。形が狂って無くて、刃がナマクラで無ければ大丈夫。裏は研承頂3000→焼結ダイヤ#12
こんばんは。たぬきです。弘法市で底浚いをみつけました。これを再生していきましょう。これが底浚い鑿。錆びてやれてます。ミニグラインダーのスポンジバフで錆を落とします。ざっと錆を取ると前持主が削ったらしい超絶下手なグラインダー痕が出てきました。これを手ヤスリとミニグラインダーで削り直して全体の形を整えます。刃先は精密ヤスリで整えます。刃先はヤスリでは無理かと思いましたが、あっさり掛かりました。切ると言うよりは引掛けて引き倒す道具なのでこの硬さで良いのかも。改めて全体を磨いてから黒染め
こんばんは。たぬきです。先々週は第5土曜日で教室はお休み。先週土曜日は仕事が入ってしまいお休みしました。2週間空いて久しぶりの教室です。引出しは接着の際、圧締不足を指摘されました。例えばこれ。しっかり締めればくっつくはずだそうです。たぬき工房ではハタ金で締めましたが力不足だそう。ここはポニークランプ等の強力なクランプで締めるべきでした。ここもクランプ不足。ポニークランプは水道管の様に厚肉の鉄パイプに固定して使うクランプです。パイプを長くすれば幾らでも伸ばせる便利な物ですが、中々高価
こんばんは。たぬきです。弘法市で買った鑿を再生しましょう。桂がノーメンテ使い放しで死んでます。外へ内へとまくれてダメになってます。結構まくれてますね。ミニグラインダーで外周を削り直します。内側のまくれはこんな感じ。手ヤスリで仕上げます。仕上げたら柄に叩き込んで更に下げます。痩せてしまった柄頭をポンドハンマーの丸頭で潰して均しました。これで安心して叩けます。続いて刃を直します。刃角22°と大切れです。ミニグラインダーを低速で回し、刃引してその後粗方整形。研ぎ治具を使い33°を
こんばんは。たぬきです。弘法市で買った市秀の1分を仕立てます。刃先はこんな感じ。新古品なので研承斬400から始めて菖蒲谷高山内曇で仕上げ。当初の刃角25°を27°まで立てて研ぎました。裏は頂3000→焼結ダイヤ12000。まだ、砥石当たりにムラが有ります。裏の角は怪しいですね。荒砥も使いましたし、しばらくは刃先が欠るでしょう。使いながら直していこうと思います。裏はこんな感じ。と言った所で、今日はここまでです。以上、たぬきでした。ではでは。
こんばんは。たぬきです。今回は1分鑿のベタ裏を透き直します。去年、2021年の8月15日にアップした「1分鑿を再生する」の記事で書いた鑿が再び登場です。この、鋼が多過ぎる鑿を覚えてらっしゃるでしょうか?これは裏が凹んだ砥石で研がれており、完全に狂っていました。それを直すべく押し続けた結果、ベタ裏になっていました。と言う訳で、まずは透き直す治具を作りましょう。端材を組み合わせて写真の治具を作りました。穂を溝に差し込み、壁をリューターのガイドとして使う作戦です。砥石
先日ミンネで売れたスマホスピーカー横置き型ですが、ミンネのアクセス履歴を見ると一番アクセスがあります。その在庫補充のため、昨日製材した欅で横置き型のスマホスピーカーを作ろうということで、ホーン部の彫り込みを行っています。以前は鋸と鑿で彫っていましたが、今はトリマーとXYテーブルを利用したミニフライス盤で加工しています。(ミニフライスは借り物)ミニフライスは鑿と鋸より速くて良いのですが、埃がすごいのと音がうるさいのが珠に傷。また、摩擦で木が焦げてしまうのでその後処理が必要です。結局、3個作
鑿の下準備もある程度整ってきて、ケースの仕上げに入りました♬おっ、こうやって中央に寄せられる!アメブロの小技大発見(°_°)ごめんなさい。。この日、24年前に仕事でお世話になった方と、飲む予定がありまして…鑿の刃先加工などの写真、取らず急いで作ってしまいました。。まぁ、柄と同じなのですが、問題箇所が高さでした。たまたまあった木材に溝上下2本入れてたら、ギリギリ0.5ミリ隙間あるかないかになり…下手な角度だと蓋が閉まらない(笑)カツラの角度で高さが僅かに変わると、閉まらな
\さぁ、つぎの攻略者はきみだ/替刃時代の攻略者はココが違う‼攻めの鑿(のみ)研ぎ攻略バイブル配信中!大工・鑿研ぎ(のみとぎ)レスキュー/研作です。鑿(のみ)の研ぎ方を最初に教わる時によく言われるのが、「鑿(のみ)を前に押し出すときに力をいれろ!」研作も親方にそう教わり、前に押し出すときだけに意識を向けて最初は研いでいました。でも、それを鵜呑みにしすぎると、しのぎ面が丸い=切れ味が永持ちしない鑿(のみ)から抜け出すことができず、