ブログ記事551件
会社で仕事していたら、”IcriedcuzofMacbeth”と娘からメッセージ。表紙からして怖い…。シェイクスピアの四大悲劇の一つ、「マクベス」が、来週月曜日にあるEnglishLiterature(英文学)の1枚目の試験。この戯曲を読み込んで、解釈していく…。マクベスが話す英語が訳わからなさすぎて、めったに泣かない娘なのに、2分ほど泣いたらしい。息子もこれ見て、あーーー、マクベス!もう絶対嫌!絶対無理!と拒絶反応。妹が泣いた気持ちは、理解できるらしい。パンデミックでGCS
こんにちは!pataryuuです🎀2/26に提出した中世英文学のレポートが4/11に返って来ました🙌🏻結果は…不合格(・・;)4月の科目試験が受けられるように滑り込みで出したのと、レポートの問いも少し難しくて自分でも提出したレポートには満足していなかったので結果は分かっていたのですが…笑最近レポートの合格が続いていたので、久しぶりに「再レポだ〜」の気持ちですでも、本当に今回提出したレポートを改めて読み返してみても満足は出来ない内容なので、「もう1度中世英文学史を深く学べる!」と思って
私の失敗は、有名私立の英文学の教授から、教えてもらったことです。会話ができません。続きません。安いから頼んだけれども、今年から、さよならしました。また、たかるんですよね。4000円のイギリス人も、伸びなかった。また、1時間4000円は、今の私には、高額です。また、蹴上まで行くのも、大変です。なので、オンライン、ユーチューブから、会話を習おうと思い、あるサイトに、登録しました。30分間、毎日360日、頑張ってみます。それと、知り合いのお好み焼き屋が、私をトレーニーバレンティアガイドにしてく
「君は人生で何が価値あるものだと思うかい?」古の昔より何度となく繰り返されてきた、この問い。今回の記事でもまた、キーワードの一つになるであろう。21回目の名作文学批評シリーズ。今回はイギリスの文豪、サマセット・モームの作品の中から、「エドワード・バーナードの転落」というお話を取り上げる。使用した本は岩波文庫『モーム短篇選(上)』(行方昭夫訳)で、本作はこの短篇集の中で一番最初に収録されている。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~簡単に物語あらすじを追ってみ
私たちの運命を握っているのは星座ではなく、私たち自身だウィリアム・シェイクスピア(1564年-1616年)ウィリアム・シェイクスピア(英語:WilliamShakespeare,1564年4月26日(洗礼日)-1616年4月23日[2](グレゴリオ暦5月3日))は、イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れているとされる英文学の作家。また彼の残した膨大な著作は、
映画『ドリアン・グレイ』をご紹介したので、次はその原作者である、オスカー・ワイルドのスキャンダルな実話を元にした作品を…オスカー・ワイルドアイルランド出身の、詩人、作家、劇作家。オックスフォードを主席で卒業する秀才であり、天才文学者。「幸福の王子」や「サロメ」などは、内容は知らなくても、作品名だけでも聞いたことがあるはず。彼が同性愛者だったことは有名ですね。結婚し、二人の息子の良き父でもあったワイルドですが、その前から同性愛趣向があり、何人もの男性と関係を持っていました。その中でも
英国の怪談に纏わる短編集。『吸血鬼ドラキュラ』の作者として有名なブラム・ストーカーや「吸血鬼カーミラ」で知られるレ・ファニュを含む様々な作家たちによる19の短編が収録されている。なかでも印象に残ったのは最初の短編A・N・L・マンビーの「霧の中での遭遇」である。ある山の中で道に迷った人が地図を携えたある老人に会う。親切なその老人に渡された地図を頼りに山を抜けようとすると断崖から転落して死んでしまう。後に亡くなった人が持っている地図が古地図であり、現在は断崖となっている場所にかつて道が通っていたこ
今日の『英文解釈教室改訂版』の講義で、文学観についての文が出てきたので、夏目漱石の「自己本位」という言葉が出てくる『私の個人主義』で記載されている英文学観(おそらく漱石は当時最先端の英文学に対して違和感を持って面白いと思わなかった!)と、おそらくそれに触発された2つの本についての話を脱線していました。つまり漱石の英文学に対する違和感をどう説明するかというのが、後の文学者・批評家の1つのテーマだったのだと思います。柄谷行人の『日本近代文学の起源』は、英文学(近代文学)は、「近代の遠近
ケネス・グレーアムのTheWindintheWillows(邦題『たのしい川べ』)を読みました。頭韻を踏んだ題名、何度も口ずさみたくなりますね。原書を読んで、日本語訳が気になったところが何点かあったので邦訳も買っちゃいました。さて、物語は春の大掃除に追われているモグラが、急に仕事を丸投げして巣穴から飛び出すところから始まります。地上に出てみると、そこには草花は咲き乱れ春のぽかぽかとした日差しがふりそそいでいました。「こりゃ気持ちいいや」と思ったモグラは、そのまま川べへ向か
『ロレンス短篇集』D.Hロレンス著、河野一郎編訳岩波文庫1986年刊行岩波書店サイトhttps://www.iwanami.co.jp/book/b247392.html「美しい女がいた」と書き出される短編。でもロマンスではなく、主人公は美女ではなく、その息子。母も美女なら父もハンサムで趣味もぜいたく、「前途を有望視されていたが、見込みだけで何一つ実現したことはなかった」。それでも隣近所のどこよりも格が上の派手な暮らし、彼らの邸には「モットオ金がナクテハ」という声にに