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クレオスから出ている「Mr.スカルプトクレイ」を使ってみました。カラーはグレー。普段使っているグレースカルピーとの比較になります。割りとどこにでも売っていて値段も変わらないのでこれに切り替えられたら楽だなぁと思ったのですが。色味は同じような感じなのですが、開封直後、ちぎった感覚から私には随分違いました。弾力が強いというか、表面テカテカというか、うまく言えないのですが練ってもヘラで造形しても若干の反発と戻りを感じるんです。グレースカルピーは押せば押したぶん反映されるのですが、スカルプト
◆購入前の注意かならず「温度調節可能」なものを購入すること。温度調整ができないものは、火災の原因となります。大きいパーツを作るときは、大きいオーブンが必要です。本格的にこの世界を続けたいという人は、最初から大きめのものを買っておくといいでしょう。ちなみにオーブンねんどと石粉ねんどは規定の温度を超えなければ何度焼き直しても問題ありません。ニューファンドのような石ふんねんどを焼く場合160度~200度くらいで使っています。◆プレートの代わりにベニヤ板を用意オーブンについてくるプレートに置くと
手首が出来たので袖口を作り始めます。今回、後ろ姿が地味だったので袖口をフリフリにすることにしました。フリルはエポパテで作っていきます。練り練りしてある程度硬化させたらワセリンを塗った上でエポパテを細長く、平たく伸ばします。硬化は結構しっかりと固くなるまでほっておいて大丈夫です。私はフリルは手で折り込むので結構ギリまで薄くします。なので力を入れないと伸ばせない程度に硬化させる方がやりやすいんです。爪楊枝を等間隔で軽く押し付け、折りグセをつけておきます。手で適当に折りました。端っこを台
同じ方法で首の分割も終わりました。これで首から下は一旦休憩です。今回は頭がかなり大きいので頭を作った後でバランスを見ながら胴体に行きます。まず眉毛の位置やイメージする前髪の形に濃い目のラインを書きます。今回ら真ん中分けなので生え際の深さを把握する意味でもこの作業は大事です。ラインを書いたら上からマスキングテープを貼ります。うっすら先ほどのラインが見えているのが分かるでしょうか。マスキングテープの上に先ほどのラインを写します。生え際よりも奥にハチマキのようにスカルピーを巻きます。言
「フィギュア作りなんて自分には無理」と思っている人にこそ「自分にもできるかもしれない」と感じてもらい次に「挑戦してみたい」と思ってもらい更に「挑戦してよかった。自分にもできるんだ」と思ってもらえるような記事と講座を目指しています。あなたはなぜフィギュアの作り方を学びたいのか?それは世界でただひとつ自分だけの作品を創造する感動と喜びを体験したいためではありませんか?多くの人は何らかの版権キャラクターを作りたいという願望から自作フィギュアの世界に足を踏み入れるのではないでしょうか。でもその人
案の定前髪が割れたので作り直しました。とほほです。今回は後頭部と仕上げをします。前髪を焼き終わったら、前髪の後ろの部分(後頭部との合わせ目)を綺麗に直線でカットします。カットしたラインの通りに地肌に線を引きます。このラインより後頭部にスカルピーを盛ります。焼く前に表面を綺麗な球体、なめらかな表面にしておくとあとあと楽です。三角刀でざっくりと毛の流れを掘りました。後頭部はシンプルなのが好みです。彫ったラインに丸みをつけ整えます。この作業は使った三角刀を使って彫った溝の角を取るとや
いままでずっと「ニューファンドはいいなあ。安くて使いやすくて」とさんざんいってきましたが、最近ちょっと見方が変わり始めました。ニューファンド(石粉ねんど)はまず六百円程度で買える。硬化後もヤスリがけやナイフでの加工がやりやすい。オーブンに入れればすぐに乾燥できる。というメリットがたくさんあります。でも特にニューファンドは表面だけは乾燥が早い。細かい部分を念入りに満足いくまで作ろうとしても、数十分で固くなる。水で濡らせばすぐに柔らかくはなる。でもふやけてヘラやスパチュラによる精密な加工は、や
フィギュア原型師、大山竜氏の作品集&造型テクニック講座です。「魔女」とか「女性モンスター」を作りたい人向け。表紙を見れば判るとおり、リアルな怪獣とかゴジラとか悪魔的な男性とかなんとなく禍々しいというか、おどろおどろした作品と作例集が掲載されております。素材は基本スカルピーでした。こういう彫塑を直接扱う書籍自体が世界的に少ない中、これもまた貴重な一冊だと思い速購入しました。前半の70ページは著者の作品紹介写真ばかりなので実際の技術書と呼べるのは後半80ページと思って下さい。まずたくましい
チューブに入ったラッカーパテはそのままでは非常に使いづらいものです。そこで使いやすくする方法を紹介します。写真はタミヤのベーシックタイプで色はグレーです。GSIクレオスのMr.パテは白ですが同じ使い方ができます。でもグレーの方が盛りつけたときに形状が把握しやすいのでこちらの方をおすすめします。まず空き瓶にパテを流し込みます。次にラッカーうすめ液を用意。瓶の中にこれを注ぎます。ちょっとわかりにくいかもしれませんが底がパテで上澄み液のようにうすめ液に浸されています。このときあえてかき混ぜない
今回はポリパテを使ってパーツを作ってみます。ポリパテはほかの素材との接着力が強いため、付けたくない部分にメンタムを塗って癒着を防止します。主材(白)に対して、硬化剤(橙)の割合は?この製品は混合比がマニュアルに書いてありません。初心者にやさしくないなあ。ちなみに作業シートは固まってもすぐにはがせるペットボトル素材かシリコンがおすすめです。手に入りにくいという人は、ねんど作業マットの上にクラフトテープを貼り付け、その上で混ぜ合わせるのがおすすめです。コレを色が均等になるまで混ぜ
「エポキシパテ」略して「エポパテ」と呼ばれる素材は2種類の材料を練り合わせ、化学反応によって硬化する素材です。硬化するまではねんどのような感覚で扱えます。そのため指やヘラやスパチュラなどで形作ることができます。ポリエステルパテやプラスチックパテは歯磨き粉のようなペースト状なのでこういうことは得意ではありません。上記はタミヤ製の代表的な2種類。上の青っぽいグレーが「高密度タイプ」で「20~25度では約12時間で硬化する」とマニュアルにあります。下の黄色が「速硬化タイプ」で「20~25度では約6時