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何ヵ月も顔を作っているのに左右対称にならない!ならばと「思い付くかぎり、ありとあらゆる手段」をもちいてみた。まず髪パーツをつけた状態は違和感を感じない。でも顔だけになったら明らかに歪んでいる。そこで思いつく限りを試してみた。1_逆さまの状態で作るほほのラインの誤差に気づく。おでこも髪に隠れるから本当は必要ないけど、ここもなるべく対称にする。おそらく削ったのはあごとおでこを合わせても0.5mmも変わってないだろう。でも高さ15cm程度でも4.2等身となると頭だけで3cmになり、そのわずか0
エポパテを駆使しつつ細部を作っています。今回は前回作った手首を仕上げていきます。固定した手首に合わせて袖側のスカルピーを削っていきます。袖口から手首からチラ見えすることを想定して線を引き、そこまで細く削っていきます。前述の通り手首と腕は軽くしか接着してないので折らないように気をつけながら削ります。細くなりました。上からエポパテで綺麗にします。硬化させたら分割しダボを作りました。画像が多いので一旦切ります。ゆか狸。
「エポキシパテ」略して「エポパテ」と呼ばれる素材は2種類の材料を練り合わせ、化学反応によって硬化する素材です。硬化するまではねんどのような感覚で扱えます。そのため指やヘラやスパチュラなどで形作ることができます。ポリエステルパテやプラスチックパテは歯磨き粉のようなペースト状なのでこういうことは得意ではありません。上記はタミヤ製の代表的な2種類。上の青っぽいグレーが「高密度タイプ」で「20~25度では約12時間で硬化する」とマニュアルにあります。下の黄色が「速硬化タイプ」で「20~25度では約6時
◆購入前の注意かならず「温度調節可能」なものを購入すること。温度調整ができないものは、火災の原因となります。大きいパーツを作るときは、大きいオーブンが必要です。本格的にこの世界を続けたいという人は、最初から大きめのものを買っておくといいでしょう。ちなみにオーブンねんどと石粉ねんどは規定の温度を超えなければ何度焼き直しても問題ありません。ニューファンドのような石ふんねんどを焼く場合160度~200度くらいで使っています。◆プレートの代わりにベニヤ板を用意オーブンについてくるプレートに置くと
手首が出来たので袖口を作り始めます。今回、後ろ姿が地味だったので袖口をフリフリにすることにしました。フリルはエポパテで作っていきます。練り練りしてある程度硬化させたらワセリンを塗った上でエポパテを細長く、平たく伸ばします。硬化は結構しっかりと固くなるまでほっておいて大丈夫です。私はフリルは手で折り込むので結構ギリまで薄くします。なので力を入れないと伸ばせない程度に硬化させる方がやりやすいんです。爪楊枝を等間隔で軽く押し付け、折りグセをつけておきます。手で適当に折りました。端っこを台
#魔女の宅急便キキ③いきなり第3回からのスタートになりますが、『魔女の宅急便』の『キキ』の自作フィギュアを制作します。今回作るのは、『キキ』が最初に着ていた服装です。ポーズはまだ決めていませんが、とりあえず骨格を作り始めました。前回の絵から体のラインを抜き出しました。顔とかは適当です…。アルミ線を片側の手のひらから足の先まで絵に合わせて切断します。同じ物を二本作って寄り合わせました。関節部分にマジックで目印を付けました。エポキシパテを関節以外の部分に盛ります。エポキシパテは粘
引き続き袖口のフリルを作っていきます。前回均等に整えたフリルがかなり硬化してきました。目安としては触っても指紋がつかず、お互いもくっつかないくらいと言えばいいでしょうか。とにかく大丈夫かこれ?ってくらいまで放置しておきました。瞬間接着剤を塗った腕に巻きつけます。硬化をしっかりしているので瞬間接着剤を使わないとくっつきません。鷹狩のようですがあとで削るので問題ありません。くっつけたらフィギュアのポーズに合わせてフリルの調整をします。タミヤの速硬化パテを使っていますが完全硬化は相当時間がか
「フィギュア作りなんて自分には無理」と思っている人にこそ「自分にもできるかもしれない」と感じてもらい次に「挑戦してみたい」と思ってもらい更に「挑戦してよかった。自分にもできるんだ」と思ってもらえるような記事と講座を目指しています。あなたはなぜフィギュアの作り方を学びたいのか?それは世界でただひとつ自分だけの作品を創造する感動と喜びを体験したいためではありませんか?多くの人は何らかの版権キャラクターを作りたいという願望から自作フィギュアの世界に足を踏み入れるのではないでしょうか。でもその人
チューブに入ったラッカーパテはそのままでは非常に使いづらいものです。そこで使いやすくする方法を紹介します。写真はタミヤのベーシックタイプで色はグレーです。GSIクレオスのMr.パテは白ですが同じ使い方ができます。でもグレーの方が盛りつけたときに形状が把握しやすいのでこちらの方をおすすめします。まず空き瓶にパテを流し込みます。次にラッカーうすめ液を用意。瓶の中にこれを注ぎます。ちょっとわかりにくいかもしれませんが底がパテで上澄み液のようにうすめ液に浸されています。このときあえてかき混ぜない
ある程度まで作ってから分割し、ダボを作っています。毎回ダボには悩まされていますが今回はしただの趣味なので一番簡単な方法でやることにしました。精度には欠けるかもしれませんがエポパテで作れば問題ありません。受け側の面を滑らかに整えて角棒を押し付け四角い穴を作ります。穴が硬化したらその穴に離型剤を塗りまずエポパテを詰めたあとオス側にもエポパテを盛り、間髪入れずムニュっと。後は硬化を待ち外します。中心点に穴を開けアルミ線を入れればダボ完成です。ゆか狸。
今回はポリパテを使ってパーツを作ってみます。ポリパテはほかの素材との接着力が強いため、付けたくない部分にメンタムを塗って癒着を防止します。主材(白)に対して、硬化剤(橙)の割合は?この製品は混合比がマニュアルに書いてありません。初心者にやさしくないなあ。ちなみに作業シートは固まってもすぐにはがせるペットボトル素材かシリコンがおすすめです。手に入りにくいという人は、ねんど作業マットの上にクラフトテープを貼り付け、その上で混ぜ合わせるのがおすすめです。コレを色が均等になるまで混ぜ
いままでずっと「ニューファンドはいいなあ。安くて使いやすくて」とさんざんいってきましたが、最近ちょっと見方が変わり始めました。ニューファンド(石粉ねんど)はまず六百円程度で買える。硬化後もヤスリがけやナイフでの加工がやりやすい。オーブンに入れればすぐに乾燥できる。というメリットがたくさんあります。でも特にニューファンドは表面だけは乾燥が早い。細かい部分を念入りに満足いくまで作ろうとしても、数十分で固くなる。水で濡らせばすぐに柔らかくはなる。でもふやけてヘラやスパチュラによる精密な加工は、や