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始まりはソウルの街角でのこと。人も多い場所で声をかけられたとこからだった。名刺も渡されたので信じた。その人は有名なカメラマンだという。「モデルをしてみない?」君達高校生だよネ。と確認された。それだけあやしいと私は思ったんです。依頼主は言う。まだ高校生だった。頭もよさそうだ。叔母が話を聴いていた。「それで?」あえて名前はふせておく。未成年だからだ。「友人は大丈夫だと」その男についていってしまったんです。「あなたは?」「私は帰りました」「友人をおいて?」「すみません」説
激しく熱い一晩だった。はぁはぁと息を乱してウンスはその場に倒れていく。抱き寄せるとヨンは腕の中にウンスを入れた。「ねぇ・・手はふるえてない?」「イムジャはそればかりだな」手を見せてくる。ぎゅと指と指をからませる。「震えていません」「よかったわ」しかし・・一度でもこうして触れてしまえば手を離せなくなるのに。イムジャはこの先・・どうするつもりなのか。そこを聞いてみたい。一つも解決などしてはいないのだ。「天界に・・会いたい人がおられましょう」「そうね・・」むき出しの背中にヨン
その場所にウンスがやってきた。用意されていたそれに着替えるよう指示を受けた。高校生の制服。いまどき女子高生のふりをするらしい。女性の隊員に指示を受ける。「こちらに着替えてください」なつかしいものだ。スカート・ジャケット・白いシャツにリボンを結んだ。「うーんとそれから」化粧に派手な飾り・爪にも色を塗っていく。「あとは・・髪も」カールにさせたほうがいいという。ウンスが変装をして男たちの前に現れた。「おお」「これは」「すげっ‥どうやったんだ?」まるで別人になったウンスがそ
二日目(9日土曜日)の「ノッテ・ステラータ」仙台公演を見て10日に帰宅した。実は、夫も九州に1週間の出張で、私と同じ9日に出発し、今日金曜日(15日)の夜中まで帰ってこない。つまり、今週の月曜から金曜日までは、私一人だった。ブラボー!。この開放感・・食事は手抜き、洗濯も一人だと少なく、数日に一回で済む。だからこの5日間は文字どおり「羽生三昧」の日々で、体調もすっかり戻ってしまった(羽生さんのおかげです)。まず、Hule配信で、「ノッテ・ステラータ」の見逃し配信を見て、次に、録画
8/5-6ジュノソロツアー神戸に行き、「二日ともキングザランドのことには、一言も触れなくて良かったねー。ファンの気持ち配慮してくれたんだね。おかげで楽しめた」と友だちと言って帰ってきたんです。SNS上に次々と上がってくる最終話の写真やコメント。ネタバレ絶対嫌な私は、気宅後速攻でキングザランドのドラマ観ました。15話・・・予想通りでした。オモニが消えた理由が明かされ、成長してから初めて向き合う母と子。このドラマのクライマックス。ドラマの中で一番の名シーン
天界から降りてきた天女が獣を従えていると噂になってしまう。チャン侍医も困った顔をする。「今はまだ・・小さいゆえ・・いいのですが・・トラともなれば大変になりますよ」「それはわかっているんですけど」トラはウンスに甘えるようにすりすりしているのだ。ミルクのかわりとなるものをもらいウンスが飲ませている。ごくごくと。顔をあげた。「あらまぁ」といいウンスが汚れた顔を手拭いでふきふきしている。「にゃん」猫のように鳴く。白い虎の子。どうすればいいのか。チェヨンが様子を見にやってきた。
上司の大西に有給を取らされ自宅で犯される紗代ブラとショーツだけの姿で化粧台の鏡に向かって立たされた藤本紗代は、薄目を開けて背後の大西を見た。今朝、いつものように夫が髭を剃り、歯磨きをした化粧台の前だ。上司である大西啓介に強制され、有給休暇をとらされた紗代は、平日の誰もいない自宅で調教を受けるはめとなったのだ。「可愛い下着じゃないか。俺のために用意したのかい」微かに嗤う大西の声を聴きながら、顔をしかめたまま紗代は答えずに目をつむった。大西のためにわざわざ選ん
「見ないでください、そんないやらしい目つきで」下ろした手をすぐに胸元に戻し、妻は彼らにきつい視線を注いだ。「奥さん、そんなエッチな下着をいつもつけてるんですか」北原の質問から逃げるように、妻は下着姿のまま、再び椅子に座った。「もっと飲んでください、皆さん」羞恥を隠し、妻が3人のグラスに順にワインを注いでいく。妻には橋口が注ぎ、4人が再びグラスを鳴らす。「ねえ、奥さん、質問に答えてくださいよ」「この下着ですか?」「そう」「これは・・・・、
林の中に消えたカートは、姿を現そうとしない。「中川さん、次のホールに行きましょう」漆黒の肌を持った現地職員たちが、ドライバーを握りしめて私に英語で声をかける。彼らの言葉を聞き流し、私は双眼鏡をただ覗き込んだ。おかしい。ボールが見つからないとしても、あまりに時間がかかりすぎだ。「行きましょうよ、早く」「先に行っててくれ。ちょっとカートを借りるぜ」困惑する現地スタッフたちをその場に残し、私はカートの運転席に乗り込んだ。妻が3人に連れ込まれた林に向
「佐和子・・・・」椅子に座ったまま、妻は橋口に唇を吸われていた。ワンピースが僅かに乱れ、剥き出しになった妻の肩にブラの紐が覗き見える。「奥さん、いい躰してますね」宮野の手が、ワンピースの上から妻の胸の膨らみを確かめるように動いている。「いやんっ・・・・」巧みにいじめてくる彼の指先に、妻が瞳を閉じたままうっとりとした声を漏らした。北原とも手を握り合いながら、橋口との口づけを次第に激しいものにしていく妻。「奥様、随分大胆ですね」私の後ろに立った林
また次の日も大学からつけられている。ヨンが大学生のふりをしてウンスの手を引いてどんどん先を進む。どこにむかっているのか。ラブホと呼ばれるホテルだった。適当に部屋を選び中に入っていった。「ここは?」「きたことは?」ぶんぶんと横に振りまくる。初めて目にする。ヨンがイヤホンにつなげてある通話で外にいる見張りをどうにかしてくれと頼む。「おい・・いまどこにいるんだ?」「ホテル」GPSで調べればわかるだろう。めんどうくさそうにいう。ウンスは部屋の中を動き回り探検中。大きなベッ
事件の真実とは?チェ・ヒョンミンが睡眠薬入りのお茶を渡してきた。疑いもせずにそれを飲む。確認はしていたが・・彼女は飲んだふりをして中身を全て捨てていた。いつもの寝るための薬は飲まなかったのだ。ホテルにそないつけのベッドにもぐりこんで目を閉じる。目を開けると恋人はそこにいない。ふざけ半分で新しいスマホで動画をとることにした。隣の部屋をそっと開けて。「何をしているのかしら?」そのとき・・彼が札束を取り出すのが見えた。その奥では会話が続いている。「彼女は寝ている」はっと息をの
ウンスは王妃様の元へ行き相談した。「それでしたら・・おねえさま」こちらを・・黒い・それは腕や胸元もすけるようなレースでスカートのようにすそはひろがった。「すみません‥叔母様・・誰にも邪魔をされず・・二人で話ができる場所を教えってください」といいうと叔母さまは驚き目を見開き口を開け閉めしていた。それでもある密室をかりる。そこはうちも・外も鍵がかけられて音ももれない場所だった。「おい」叔母上が俺を呼び出すのはいつものこと。落ち着きない。そわそわしている。「なんだ・・なにか・・
「回し飲み・・・・」林君の奥様を見つめたまま、私は言葉を失った。「奥様・・・、あの、失礼ですが、奥様のお名前は?」「佐和子です」「佐和子さん、ですか。いい名前ですね」「そりゃどうも」少しばかり和んだ雰囲気をかき消すように、彼女は言葉を続けた。「ご存知ですか、どうして中川さんが私の夫の後任として選ばれたか」私自身にとっても、確かにそれは疑問ではあった。そろそろ海外に行かされるのだろう。薄々、そんなことを考えてはいたが、まさかこのアフリカの
山本周五郎っていう小説家、ご存知ですか?ご存知の方だと、渋いねぇ~!なんて思うかもしれません。山本周五郎は、1901年生まれの小説家です。有名な作品としては時代小説が多いと思います。私が彼の小説を手にしたのは、ヒプノセラピーの講座を受けていた頃です。講師の先生が、いろんな人間関係や人生物語を知る手段として、映画やドラマ、小説を読むのがいいですよと仰っていたんでした。その中でお勧めの小説も挙げていて、それが周五郎さんの小説に触れたきっかけだです。教えてもらったのは時代小
チェヨンの過去について。1暗黒時代2拷問・彼はウンスのためなら残酷になる。3取り調べ足蹴り・踏みつけ・骨折る・耳もそぐ・女でも殴る或る日のウンス。1空気がおいしい。自然が恋しい。2星が綺麗ね。手が届きそう。赤月隊。とある男の独白。1いつかお前に殺されるなら本望2点から人が降ってきた。天女だと騒ぐ・その女は子を身ごもっていた。リンとヨンの飲み比べ。変態の流儀1不法侵入2のぞき3泥棒4盗撮「絵を描く」5セクハラ「触る」全て犯罪ですよ。
ゴルフコンペから2ヶ月後、私は隣国への出張に赴いた。「あなた、気をつけてね」「1週間も不在になる。くれぐれも気をつけて過ごしてくれよ」「大丈夫よ。橋口さんたちが毎日付き合ってくれるって」「そうらしいな。あまりはしゃぎすぎるなよ、佐和子」「ええ」私の言葉をどんな風に妻は受け取ったのだろう。出張に行くという私を前にし、妻はどこか楽しげな雰囲気を漂わせていた。あの男たちにいやらしくいじめられることを、どこかで待ち望んでいるのだろうか。この国に来て既
映像は想像以上に鮮明だった。「ハネスのやつ、いい仕事しやがって」強いウイスキーを舐めながら、私は画面の中で繰り広げられる映像を凝視した。それは、私が出張に出発した日の夜だった。午後9時を回った頃。記録されているのは自宅のリビングルームだ。ハネスが密かに設置した複数のカメラが上方、或いはサイドからリビングの様子を捉えている。「凄く美味しかったです」リビングに姿を現した妻が、背後にいる誰かにそんな声をかけた。私が知らない膝丈のワンピース姿の妻。
「Boss,Wegottagetoutofthisplacenow!!」車から飛び出してきたハネスが、コテージのバルコニーにいた私たちに叫んだ。サバンナの地平線についに陽は沈み、周囲は闇が濃くなっている。恐怖と興奮、更には罪を犯したものだけが感じるであろう焦燥感。汗を浮かべた彼の顔には、そんな複雑な感情が入り混じっていた。「さあ、早く!」椅子から立ち上がったものの、呆然としていた私、ジム、そして佐和子の目を覚ますように、ハネスがもう一度叫ん
考えられることはシンがどこかに隠したということ。ではどこに隠した?一度家に戻りヨンが一人パソコンと睨み合っていたとき気分転換したらと部屋に入ってきた。椅子事振り返る。「何か・・わかった?」「あの日・・シンは新商品のスマホを持っていた・・動画はそれで撮影したんだ」「なるほどね」今はそれをどこかに隠してあるんと読んで・・隠し場所を考えていたんだといった。ひょいと横に抱き上げられた。「ヨンさん・・」はなしてとばたばたさせている。それは無視をされた。ヨンは考えているとき話は耳に入って
どこまでも広がる青空、そして大草原。その中心を突っ切るように進んでいく2台の車を、アフリカの太陽が歓迎している。「ボス、これをどうぞ」運転席にいるジムが、双眼鏡を私に渡す。「そうだな、これが必要だな」「ええ」私にとって、初めてのサファリツアーだ。野生の王国ともいえるこのサバンナには、数多くの動物が生活していると聞く。上下に揺れながら草原を飛ばしていく車の座席で、私は双眼鏡を構えた。私の目的は、しかし、動物たちを探すことではない。ポケット
大西が手にしたアダルトグッズは、耳かきのような形をしていた。「何が始まるの!ねぇ、お願いだから」「これは*****専用バイブだ。*****が敏感な紗代の反応が見ものだ」発動させたバイブが高音を発した。かなりの高振動であることを伺わせた。「ダメです、そんなモノ!絶対にダメ、ダメって言っているじゃない!あっ!ひっ!」「ほら、チョット当てだけで身体がビクンビクンしているじゃないか」耳かきの背のような部分を、チョンチョンと当てられるたびに、身体が鋭く反応してし
自宅で酒を飲むことは、私には随分と珍しいことだった。しかも酒の席でもあまり口にはしないウイスキーのボトルが、目の前のテーブルに置いてある。深夜のリビングルーム。何も知らない妻は、既に寝室で熟睡している。「・・・・」確かな緊張を抱えながら、私は氷が入ったグラスに黄金色のアルコールをゆっくりと注いだ。「どうだった、変わったことはなかったかい?」「あっという間の1週間だったわ、あなた」昨日、隣国への出張から戻った私に、妻は以前と変わらぬ様子で笑顔を見せた
ダイニングルームでの4人の行為はしばらく続いた。膝の上に座らせた妻と濃厚なキスを交わした橋口。そんな上司に刺激された男二人がテーブルの下に潜り込み、妻の脚をいろんな方法でいじめた。許されない欲情に支配された男たちの指先、そして口。「奥さん、3人にされたことなんかないでしょう」「当たり前です・・・・、皆さんだけですよ、こんな風にいじめるのは・・・・」テーブルの下にいる宮野とそんな会話を交わす妻。さすがにカメラでも捉えられないか・・・・・何台ものカメラ
「中川君、行ってくれるね」朝一番に部長に呼び出された時、私は既に予感がしていた。初めての海外赴任をいよいよ言い渡されるという予感だ。だが、その赴任地は全くの想定外だった。「部長、行き先はどちらでしょうか」「うむ、それなんだがな」即答は避けながら、部長はデスク越しに私のことをじっと見つめた。今年35歳になる私と部長は20歳近く年齢差がある。緊張を感じながら、私は部長の言葉を待った。「すまんがアフリカに行って欲しい」「というと、我が社が社運
「帰国する前に妻が少し中川さんに伝えておきたいことがあるみたいで」小声で話す林君の後ろで、奥様が私に向かって小さく頭を下げた。おとなしそうだが、それでいてどこか鋭い目つきを持った美しい女性だった。私の妻は身長165センチだ。林君の奥様もまた、同じように長身で細身のスタイルをしている。30代前半、年齢もまた私の妻と同じくらいかもしれない。「いいよ、実は僕のほうも少し聞いておきたいことが」依然として盛り上がっているテーブルのほうをちらっと見た後、私は林君に答
「サファリツアーか。それはいい。是非企画してくれ」私の誘いに、橋口は大いに乗り気なようだ。この日、毎朝の定例ミーティングの後、私は橋口の部屋でとある提案をした。橋口、宮野、北原、そして私たち夫婦の5人。このメンバーで週末にサファリツアーに行きましょう。私はこんな提案を投げてみたのだ。「奥さんも来るのかい?」「ええ。皆さんと行けると聞いて妻もとても喜んでます」「そうか、そうか。奥さんも私たちと一緒に行きたいってか」「はい」満面の笑みを浮か
「大丈夫だったかい、佐和子?」その夜、私たちは歓迎会が開かれたホテルの部屋に泊まった。この国での自宅が決まるまで、この部屋にしばらく滞在する予定だ。部屋に戻るなり、妻はシャワーを浴びたいと言って浴室に飛び込んだ。久しぶりのアルコールのせいか、あるいは別の理由からか、その表情はほの赤く染まっている。「あなた、ごめんなさい。少し飲みすぎたみたい、私」濡れた髪をドライヤーで乾かしながら、妻は鏡に映る私に言った。「謝ることなんかないさ」いろいろと言いたいこ
「よし、してやる。だが、最初から言えなかったお仕置きに最初はバイブでお前のイヤらしい姿を観察してからだ」「あれは、あれは嫌いです!」「だめだ。お仕置きを受けてからだ」大西は脇に置いてある鞄からバイブを取り出した。それは紗代を何度かイタぶったお馴染みのバイブだった。「手を突いて思いっきり尻を突き出すんだ」「こんなところで」「そうだ。ここで立ったままでバイブを挿入する」「ああ、ゆ、赦して下さい……」ホテルに連れ込まれ初めてバイブを挿入された時、紗代はイ
今夜招待されたのは新たに赴任した我々夫婦。だけではなかった。実は、私と入れ替わるように、同じ30代の駐在員が帰国することになったのだ。彼と彼の奥様もまた、この食事会に参加していた。「奥さん、この国の楽しみはこれだけなんですよ」橋口という最年長の社員が、私の妻にビール瓶をかざして見せた。「美味しいんですか、この国のビールは?」「なかなかいけますよ。あれ、奥さん、結構いける口ですか?」おやじという雰囲気を隠そうともせず、橋口が妻に訊いた。「え