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く「ゴースト・イン・ザ・シェル」の記事を上げたときに、「イノセンス」も観たことをさらっと書いたけど、時間が経つにつれ、こちらの深みにどっぷりとハマり、その世界観に酔いしれているというあり様。U-NEXTのレンタルで観たから、視聴期間は3日ほど。「ゴースト」は見放題だったために、何度か視聴済みの段階でとりあえず「イノセンス」も一度観て、「ゴースト」についての記事を書いていた。ゆえに、あくまでも「ゴースト」がメインで「イノセンス」は付属的な扱い。後でこんなに語ることになろうとは思いもよ
1990年にハドソンから発売されたPCエンジンCD-ROM2の「うる星やつらSTAYWITHYOU」です。週刊少年サンデーで連載され、テレビアニメや劇場版映画にもなり人気を博した高橋留美子氏の漫画をゲーム化したものです。「デジタルコミック」とも呼ばれ、大容量の画像データや音声データが扱えるようになったCD-ROM2だからこそ可能だった、漫画+アニメ+ゲームを融合させたような内容です。タイトル画面のBGMはアニメの主題歌でもある「ラムのラブソング」が使われています。これが松谷祐子のヴ
うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー(1984日本)監督/脚本:押井守原作:高橋留美子演出:西村純二キャラクターデザイン:やまざきかずお作画監督:やまざきかずお、森山ゆうじ音楽:星勝出演:古川登志夫、平野文、神谷明、杉山佳寿子、島津冴子、鷲尾真知子、田中真弓、千葉繁、池水通洋、永井一郎、藤岡琢也①個人的偏愛アニメ映画僕はこの映画はすごく好きで、もう何十回観たかわからない。アニメ映画の中ではオールタイムベスト、と言っていい作品です。非常にオタク臭い作品なんでね。あ
日本映画1984年に公開された映画だけれど、2024年の現在、アニメのリニューアルで「うる星やつら」をかなり原作に忠実にやっているから、ひさしぶりにこの映画を観てびっくりした(この前は、もう見ないと言ってたけどやはり名作、観ました)めちゃくちゃオモロイ押井守、スゲエ・・はじめて観たのはいつごろかな、20代だな、たぶん内容は完全に忘れていたなぜかわからないけど「ビューティフルドリーマー」という映画がものすごく面白かった、ということだけは
アニメ映画「イノセンス」は、押井守監督の「攻殻機動隊GHOSTINTHESHELL」の続編です。前作で、少佐が姿を消してから数年後、ガイノイドと呼ばれる愛玩用アンドロイドが暴走し、人を殺した事件の真相を9課が探る、というのが大まかなあらすじです。冒頭で暴走したガイノイドを破壊したバトーとトグサが荒牧に呼び出され、課員による事件の概要と現状報告を聞いているシーンです。うわの空になっているバトーに荒牧が問いかけます。荒牧:(今の報告を)聞いていたんだろうなバ
岡田斗司夫の動画チャンネルの「本当は10倍怖い『火垂るの墓』」の回の動画を見ました。岡田斗司夫の「火垂るの墓」に対する見方に接して、作品に対しての印象が深まりました。冒頭数秒で作品のすべてが表現されていたこと。カヌバリズム、近親相姦、心中ものであること。押井守の表現を引用して、高畑勲がやりたいように作った作品であると伝えていました。宮崎駿との作品の違いも伝えていました。宮崎駿が登場人物に自分がどういう人物であるのかをセリフで語らせるエンターテイメントであるのに対して、高畑勲はそんなこ
須々木です。タイトル通り、なぜか今まで見ていなかった「ビューティフル・ドリーマー」を見ました。ご存知の通り、「うる星やつら」は高橋留美子が1978~1987年にかけて週刊少年サンデーで連載していた漫画で、本作は1984年に公開された劇場版アニメの2作目です。1作目につづき押井守が監督をしていますが、「押井作品の原点であり出世作」とも言われていたりします。そんでもって、押井守はこれにてテレビシリーズのチーフディレクターを降板、スタジオぴえろを退社し、以後フリーとなります。本作については、