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2019年キム・チョヒ監督カン・マルグム主演あらすじずっとプロデューサーとして支えてきた映画監督が、打ち上げ宴会中に心臓発作で急死。これを機に失職して、何もかも失ってしまったチャンシルさん。映画だけに捧げてきた人生、気がつけば男も子供も家もなし、もちろん青春なんていまいずこ。そんな八方塞がり、アラフォー女子のチャンシルさんに、ある日突然、思わぬ恋の予感が…。じたばたしないこの作品、ユンステイで海外の方も賞賛していて見たかったのです。アマプラにあった!もしも私がチャンシルさんなら
13、「浮草物語」(1934)その10で失敗作「母を恋はずや」を「すべてはここから始まった」などと持ち上げましたが――この↓↓ドンゴロスをバックにしたタイトルというのもあるいは「母を恋はずや」から始まったのかもしれませんね。なにぶんプリントが失われているので確かめようがありません。蛮友社「小津安二郎・人と仕事」は1934年以降……つまり「母を恋はずや」以降、浜田辰雄が美術監督をつとめるようになったことを重要視しています。小津映画の美術監督として、この年以来のコン
あいかわらず古い本をあさっております。「サンデー毎日」昭和12年11月21日號まず……デカい。↓↓右隣の水色の冊子の大きさがA4なので……B4かな。戦前サンデー毎日は。当時のアサヒグラフも同じサイズです。カラー印刷ですが、「カラー写真」ではなくて「印象派の絵画」ですね。このタッチは。ちなみに江川なほみさんという方。新興キネマの女優さんらしい。内容。水久保澄子の離婚について触れてまして……というか、これ目当てで買った。最近の有名な野球選手の結婚と
さて。つめこみすぎのタイトルですが――ようするに、ですね。1935年(昭和10年)の小津安二郎は森栄さんと出会ってしまったためにつまらん作品しか撮っていない。ということを書きたいわけです。□□□□□□□□森栄さん。といえば小津安っさんが結婚したかもしれない唯一の女性。なわけですが――彼女に関してわたくし長年思い違い……というかヘンな思い込みをしておりまして――「小津安二郎・人と仕事」146ページ掲載のこの写真↓↓小津・池忠さんと一緒に写っている
今日の『四季通信』は、『あれも書きたいこれも書きたい』~「イラストとひとくちコメント笠智衆さん」の巻~です。※いつもと違う方法のアメーバ・ブログを作ってみました。できれば、このような一週間に一回くらいのペースで手書き文字の『四季通信』にしていきたいと思っています。※今日は「笠智衆」さん。年輩の方ならご存じだと思いますが、若い方は馴染みないかな。『男はつらいよ』という映画で「御前(ごぜん)様」という役をやられていた俳優さんです。
2022年6月30日(木)〈Eテレ〉📺️2355【2022年6月30日(木)放送分より抜粋】🎥トビー映画音楽の夕べ🎦NBCミステリー・ムービー「刑事コロンボ」シリーズ(1968~)より“ミステリー・ムーヴィーのテーマ”音楽:ヘンリー・マンシーニ▽トビー「今夜の映画音楽は、『刑事コロンボ』シリーズより“ミステリー・ムーヴィーのテーマ”。最初から犯人がわかっている構成にしたことで、犯人とコロンボの心理的駆け引きやキャラクターを楽しめる。つい、犯人の方を応援しちゃったりしてね~。」▽ナ
2019年3月21日(木)おかあさんといっしょ[3/7(木)の再放送]パッコロリンいないいないばあっ![3/7(木)の再放送]オトッペ(再)おじゃる丸(再)忍たま乱太郎(再)2355天天和通りの快男児からくりサーカス〈Eテレ〉📺おかあさんといっしょ[3月7日(木)の再放送・再掲]冒頭:「今日はおにいさんとおねえさんに好きな動物を聞いてみたいと思います(あつこ」。ゆういちろうはパンダ、毛がフワフワしていてかわいいとのこと。りさおはうさぎ。ぴょんぴょんぴょ~んって早く走って
石井妙子「原節子の真実」松竹編「小津安二郎・再発見」他より1949年(昭和24)原節子は初めて『晩春』で小津安二郎監督作品に出演した当時の小津はまだ名声を確立していなかった節子も「そんなに有名な監督さんだとは思っていなかった」と語っている小津は1923年(大正12)松竹に入社市井の人々を淡々と描いた『生れては見たけれど』『出来ごころ』などのサイレント映画で頭角を現したが昭和12年日中戦争に召集され2年後に一度、復員したが
「松竹映画の栄光と崩壊」その他より『田中絹代は負けない』の終わりの回です戦後も引きつづき松竹の看板女優として主役の座を守り続けた田中絹代溝口健二監督『夜の女たち』小津安二郎監督『風の中の牝鶏』では汚れ役に挑戦して新開地を開拓この二作品の演技に昭和22年、23年と二度の毎日映画コンクール女優演技賞を受賞絹代はこの受賞により1949年(昭和24)戦後初の日米親善大使に指名されこれを機に松竹を退社高価な能衣装と
石井妙子「原節子の真実」他より1、2、3、4ときてとうとう最後の回なんか淋しいなああんまり、原節ちゃんばかり読んでいたら離れられなくなってしまった1951年(昭和26)節子は小津安二郎との二作目『麦秋』に出演この作品も高い評価を得たそして休む間もなく東宝で成瀬巳喜男監督の『めし』制作は東宝の大物プロデューサー・藤本真澄で藤本はいつの頃からか「原節子に惚れている」「求婚したが、軽くいなされた」と公言していたが
明日のNHKBSで、原節子主演の『東京物語』が放映されます:12月12日(火)午後1時00分〜3時19分■この作品は、言わずと知れた日本映画史に残る傑作です。『東京物語』(1952)監督小津安二郎撮影厚田雄春共演笠智衆、東山千栄子、杉村春子、山村聡、香川京子【あらすじ】尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で二人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁
ヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECTDAYS』初老を迎えた平山(役所広司)の繰り返される日々が描かれる。それは丁度、小津安二郎の映画のようだ。ヴィム・ヴェンダース自身、役所広司を笠智衆になぞらえていた。同じように繰り返されるけど、決して昨日と同じではない今日という日。平山は、毎朝、缶コーヒーのBOSSを飲み、車に乗って仕事へ行く。車の中でカセットテープで昔のロックを聴く。昼休みにサンドイッチを頬張りながら、木漏れ日の白黒写真を撮るのが趣味。銭湯で湯に浸かり、夜
【タイトル】長屋紳士録【Podcast】ApplePodcastsはこちらGooglePodcastsはこちらSpotifyはこちらAnchorはこちらStandFMはこちら【概要】1947年の日本映画上映時間は72分【あらすじ】田代は親とはぐれた少年の幸平を連れて帰ってくるが、長屋の連中は皆が世話を嫌がる。仕方なくおたねが引き取ることになるが…。【スタッフ】監督/脚本は小津安二郎音楽は斎藤一郎撮影は熱田雄春【キャスト】飯田蝶子(おたね)青木放屁(幸平
日本映画、それも小津安二郎(あるいは溝口健二)の影響を受けたという、ヴィム・ヴェンダースの『PERFECTDAYS』とトラン・アン・ユンの『ポトフ』を続けて観たあとで、小津安二郎の『東京暮色』を語るのは気が重い。『PERFECTDAYS』も『ポトフ』も、役所広司あるいはジュリエット・ビノッシュの※植物的態勢と※動物的態勢という違いはあるが、どちらにも「光」に溢れた世界がある。それは、『晩春』の青空と晴天の世界と同じである。※植物が根を下ろす場所の土、水、光、大気を循環させて成長する状態
夜、母から電話がきた。姉宅に滞在しているが、いよいよ明後日(28日)に帰るという。姉が一緒に行くことになっている。わたしは、あちこち仕事が散乱し、姉にお任せ。少し前なら、なんとなく移動は私の仕事みたいな雰囲気もあったが、今は姉宅基点なので、ほぼ姉が担当している。ま、わたしも再婚して独り身ではないし。。やっぱり、しょーじき淋しいかな。ちょっとね。でも今回、母が我が家に来てくれた一週間は、なかなか濃密だった。実は、母の滞在中、以前から買っていた演奏会のチケットがあり、母には半日ほど留守
VODサイト「MUBI」にPvtJoker氏が挙げた映画リスト〝30MUSTSEEJAPANESEFILMCLASSICS.〟から、「見るべき日本の古典映画30選」を紹介。忘れつつある、古き良き日本。平成生まれとして知らない、昭和時代の日本。映画の質はどれも一級品である。モノクロの世界を、懐かしみ、面白がる事ができるだろう。『東京物語』(1953)小津安二郎『7人の侍』(1954)黒澤明『人間の条件』(1959)小林正樹『晩春』(19