ブログ記事3,222件
艶やかに桜が舞いました。【雪月花】まゆ美さん二枚扇子に、桜の花びらを巻く演出、お稽古を何度も出来る小道具ではありませんので、本番までどきどきでしたが、まゆ美さん、綺麗に桜を散らせて下さいました。瞬間のお写真です。まゆ美さんも素晴らしいですし、カメラマン旭さんもこの瞬間をとらえて素晴らしいと思います。お綺麗です。まゆ美さん、テニスもされていらっしゃいます。お稽古にはいつも私達の目を楽しませて下さる艶やかな着物姿でお見えになって、お稽古が終わった後、更衣室から真っ白
本日も文中、敬称は略で失礼を。今後は一々お断りはしません。江戸千家は7代蓮々斎が江戸(東京)に戻り池之端に居を構えた頃は、正直、知名度は低かったと思います。明治大正の茶道界では、浜町さんと呼ばれた川上宗順、石塚宗通、大久保北隠、式守蝸牛、辻宗謙など、不白系の茶人が活躍しています。宗順は馬越化生や益田兄弟など多くの数寄者を教え、宗通は岡倉天心との交流が有名です。北隠や蝸牛は今に続く東京茶道会を立ち上げたメンバーで数寄者との交流も深く、宗謙は正木直彦(東京美術学校長・帝国美術院長)の師で有名で
先日の5月のお稽古は、炉から風炉に変わって初めてのお稽古で、初風炉だった。掛け軸は、五月人形の絵に「前大徳宗興」の書付があった。これは誰かというと、裏千家15代の大宗匠鵬雲斎のことで鵬雲斎の若書きの署名らしい。名の前には、前大徳とあるので、大徳寺の住持なのかなと思いがちだが、千家の家元は、大徳寺で修業することで、「宗」名をいただく。それで、この掛け軸では、修行が終わった後だったからか、「前大徳宗興」と書きつけたらしい。それにしても、家元は名・号を
昨日裏千家15代大宗匠の鵬雲斎が若かりし頃、「宗興」と号していたことを書いたが、他の家元でも通常知っている名とは、別の号を書付けることがある。例えば「宗安」となっていて、そこに花押がある。花押に詳しい方なら、これだけで「裏千家六代六閑斎」のことだと分かるが、「宗安」だけだと、誰かな・・・と思ってしまう。宗安を号した家元は、他にもあって、裏千家5代の不休斎も、宗室を名乗る前は宗安を号している。ますます、やっかい。さて、これは誰?これは茶道具屋さんも迷ったら
今晩は御家元のお祝いの席の末席に加えらせていただきました。この時をこの目で目撃できて御家元にも、直接お祝いを言えたこと何より嬉しく思いました。
表千家の家元を4期に仕訳したとして、その3期は、6代から11代まで覚々斎如心斎啐啄斎了々斎吸江斎碌々斎私はふざけて、「中シックス」と読んでるが、それはともかくということで、この6代の家元の書付・花押を整理すると、宮帯出版社の茶道実用手帳には家元の情報がまとめられていて、書付・花押も一覧できるように記載されているが、その結果、情報量が多すぎて覚えられない。上記一覧は、書付・花押のなかで使用頻度の多いものだけにした。少し補足す
これまで表千家の家元の花押を整理してきたので、これからは裏千家の番裏千家の家元を4期に仕訳したとして、その3期は、6代から11代まで六閑斎最々斎又玄斎(一燈)不見斎認得斎玄々斎(精中)ということで、この6代の家元の書付・花押を整理すると、裏千家の場合、花押は各代でかなり違っていて、見間違うということは少ない。似ているものとしては、6代六閑斎の花押である、これと8代又玄斎(一燈)の花押6代六閑斎の花押の花押としては結構よく見かけるもので、蓋の部
4月19日(金)京都長岡京市にある光明寺にて、表千家の献茶式がありました。お稽古の友達と参加しました。不審庵に参加申し込みの手紙を送ります。(今の時代に手紙です。)不審庵から、参加のチケットが送付されてきます。献茶式は、家元(または相応の方)が、本堂でお茶を献茶します。濃茶席、薄茶席、そして点心席に行くことができます。(順番は自由)こちらは、濃茶席(大書院で開催)の近くにある茶室(廣谷軒)です。GooglePxielは広角も撮影できるのでありがたいです。
表千家の家元を4期に仕訳したとして、その4期は、12代から15代まで惺斎即中斎而妙斎猶有斎ということで、この4代の家元の書付・花押を整理すると、宮帯出版社の茶道実用手帳には家元の情報がまとめられているが、上記一覧は、書付・花押のなかで使用頻度の多いものだけ。表千家の家元のなかで、4期の家元は、使う花押が比較的決まっているようで、先ほどの茶道実用手帳にある花押をすべて覚える必要はない。多く使われているものを挙げると、惺斎は、田
中澤弘幸さんも昨夜は、たまたまこんな座談会に呼んで頂き参加しました。(↑写真は前回で僕はいません)ちなみに、中澤弘幸さんとはこんな方。もう、凄すぎてよく分かりません。近年の活動は、まるで大河ドラマを見ているかのよう。老人と孫老人と孫というタイトルへの想いは、大抵の昔話とは「昔々あるところにお爺さんとお婆さんと」と、老人と孫が主役で、お父さんお母さんは全然出て来ない、何故か?遺伝子とは隔世遺伝という言葉もある通り、孫に受け継がれていく。親子とはすぐに揉めたり仲が悪くなっ
ブルアカ/虎丸の模型製作-タイガー1と家元の人気-1.はじめに前回の記事参考↓『粛清君1号の模型製作①』粛清君1号の模型製作-装甲娘の悲劇から2年-1.はじめに半年程前、長く大学に籍を置いている学友からブルーアーカイブなるモバイルゲームを勧められたので始めた…ameblo.jp先日、ブルーアーカイブの連河チェリノのT.S(タクティカルサポート)で登場する「粛清君1号」の模型を制作した。所で、このゲームで登場する戦車と言えば粛清君1号の他に棗イロハの「虎丸」や阿慈谷ヒ
遠州流が二百年近く、江戸東京にあるにもかかわらず、あまり関東っぽく思えないのは、流祖小堀遠州の綺麗寂びと呼ばれる茶風が、やはり京都の公家文化に通じる雅びさなしには語れない、そこが関東代表と思いにくいところなのかも。勿論、これは、いいとか悪いとかの問題ではありません。では、江戸らしいと言えば、そうです、その名も江戸千家、川上不白の系統ですね。川上不白が寛延元年(1750)、江戸に茶の湯を広めに来てから、二百七十年近く経ちます。不白の功績は言うまでもなく、江戸の社会に広く茶の湯を浸透させ
前回の続きですが、遠州流が、家元中心の流儀らしい組織になったのは、明治になってからのことです。それを応援した石黒况翁は、明治の数寄者の中では珍しい遠州流の茶人でした。茶人系譜では、小堀家九代宗本の弟子となっています。だとすると、幕末の頃から学んだということになります。ただ石黒の援助があっても、十代宗有の頃は、まだまだ出発点についた状態でした。明治末年に家元を継ぎ昭和37年まで半世紀以上活躍した十一代宗明が、全国的に組織をまとめ上げ、近代的な流儀の形にしたと言えます。宗明は、况翁の紹介もあり、
2023年1月4日、日本舞踊紫派藤間流関西支部三代目家元藤間紫さんによる初稽古でした。新年早々、背筋ピーンとなり身の引き締まる思いでした。前列左より藤間勘由香さん。三代目家元藤間紫さん。(藤間爽子さん)藤間翔さん。藤間若さん。後列左より藤間勘紫由さん。藤間斗世治さん。藤間智さん。(鳩笛真希さん)私こと藤間紫月。心機一転、新たな目標に向かって舞いも頑張ります!!
宗徧流は現在、不審庵だけではありません。宗徧流何々という流派が関東にはあと三つあります。一つは宗徧流時習軒です。この派は、宗徧の弟子岡村宗伯(本業は材木商)が名乗った号で、息子の宗恕(松恕、宝暦頃、江戸茶人の代表と言われた)が継いだ後、血統ではなく高弟に譲り継がれていきました。江戸時代、この派から一番多数の有名茶人が出ています。山田家を継いだ6代宗学も、この派の家元の弟子でした。明治20年、和菓子屋の榮太棲の娘が、家元の未亡人に見込まれ、8代時習軒を継ぎます。これが細田宗衛です。以後、
「らんま1/2」の中で、格闘ディナーに次いで好きな話が、これ。茶道に格闘を組み合わせるという、ワケの分からん設定が、奇想天外なワザと展開を見せます。もともと室町時代には、闘茶という、茶の銘柄などを当てる茶会(ゲームですね)があり、遊びや博打の要素もあったんですよね。それが今のような堅苦しい儀式になったのは、江戸時代の大名茶道、遠州流の綺麗寂びの美意識を、武家の茶として家康や秀忠が、統治や文化政策の一環として利用した、ということでしょうか。もちろんその前段階に利休の侘び茶、織部の豪快な茶が
象牙のバチ家元が言いました師範になったのなら本物を使いなさい…と我が家にあるのはこちらの三本よく見ると波紋?や菱形紋が綺麗に入っているのと薄っすらと縞模様が浮かび上がる撥クリーム色で其々の模様が出ていて美しい本物かどうか殆ど素人で目利き無しなのでひとつは家元に見て頂いた「ホンモノよ❣️」だったのだが落とすと割れるし使うのも持ち歩くのも怖い😱あとの2本はまだ不明そのうち見てもらいましょ…「象牙撥で弾いてご覧なさい」「とても良い音がするの」「ホンモノは
またまた久しぶりのamebloになってしまいたした💦既に他のSNSでは情報解禁しておりますが、こちらでもお知らせさせていただきます📢6/1(土)に荒川区町屋にございます【ムーブ町屋】にて【香月流舞踊まつり2024🪭】の開催が決定‼️ただいまこちらの公演の準備に入っております✨今回のゲストは藤扇流三代目家元藤扇祥扇さん五月流三代目家元五月千和加さん文月流家元文月滉之助さん藤扇流師範藤扇陛士さんと言う豪華なゲストの皆様をお迎えして開催いたします✨✨僕も女形三
今回ご紹介するのは、『藤間爽子(さわこ)』さんです。この投稿をInstagramで見る藤間爽子(藤間紫)(@fujimasawako_official)がシェアした投稿藤間爽子さんは女優さんだけではなく、舞踊家としても活躍。三代目『藤間紫(ふじまむらさき)』として日本舞踊紫派藤間流の家元も務めるスゴイお方なのです。そのうえ笑顔もとっても素敵な藤間爽子さん。私は藤間爽子さんの魅力
表参道駅改札口を出て、すぐ近くの壁には、いつもカッコいい広告がデカデカと掲載されています。下記写真は、真ん中に人が立っていたので、その部分を切り取ったのですが、左右本当は繋がっています。よくよくみると「Converse」という英文字が見えるので、どこの広告か解りますが、でも、よく見なくても、靴の写真に星にマークがあれば、「あぁ、あそこのブランドの広告」って解りますよね2018年8月20日撮影(PhotobyBLM)今日は、以下の判決文を見ていきます。控訴審は別途見ていきま
こんにちは☀今日は、15時までお花屋さんで働いてました🌼すっごく可愛いラナンキュラスが入荷していて、テンション上がりました😌先日の池坊の花展の様子をレポしますね😇1日目は、次期家元のご巡視があり、わたしの作品について簡単に講評して頂きましたわたしの作品は未来・花のブースに展示されました正面から右斜め前から左斜め前から胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる🦢」なので、未来に幸せが飛んでくることを願って、胡蝶蘭をメインのお花に選びました🌝花器は写真は濃い紫に見えますが、実際はもっと透