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サメは4億年以上前から存在しており、恐竜よりも古いと言えます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーブラジルの刑務所では、本を読むごとに受刑者の刑期が4日短縮される可能性がある。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日本のトイレは手洗いのトイレが一体になっており、手を洗ったばかりの水が流れます。これに
2月16日の深夜にその事件は起きた…。俺が生活をしているフロアとは別のフロアで皆が寝静まっている中、職員の声が響いたという。職員「こんな時間に何やってんだ!今食べてただろ?!」受刑者A「食べてません!」職員「嘘をつくな!見てたぞ!スプーンを出せ」そのような押し問答が続いた後、職員はその場で上司に連絡を入れたみたいで、「2舎の〇室の受刑者が何か食べていまして。現確(確認)したので(部屋の)解錠をしたいのですが」と電
待ち人さんからのリクエストで仮釈率についてお話をします。前にも書きましたが補足として書きます。受刑者サイドで●●ピンという用語・フレーズがあります。それは、何か。。仮釈率(3~年ピン)まであります。4ピンなら4カ月受刑すれば1カ月仮釈を貰えるということです。年ピンなら1年受刑すれば1カ月ということです。1年6か月いたら→1か月半。(累犯刑務所では、年ピンに近いらしいです)3~4ピンは、もうほとんど無いらしいです。私の服役のを例にして
寒くなったある月のある日、受刑者になって初めての誕生日を迎えました。事件を起こしてしまい逮捕されたのが、前年の誕生日を終えてから約14日後です。前年の誕生日は、まさか次の年の誕生日を刑務所で迎える事になるとは思ってもいなかったです。誕生日当日は、手紙も面会もなくいつも通り刑務作業を終えて就寝しました。父と母は、私の誕生日を忘れがちで(※悪気はないです)ケーキも中学生の時までは思い出せば買ってくれる程度でした。一度、ホールの誕生日ケーキというをどうしても食べてみたくて、ねだって無理や
先日、フォロワーさんのブログを見てそうだった!刑務所のお風呂は寒かったなと思い出しました私のいた女子刑務所の浴場は扉を開けると壁側正面と左右に洗い場真ん中に通路があり、左右に浴槽が2つこれがプール位の長さがあります幅は足が余裕で伸ばせる位細長〜い浴槽です何となく想像付きます?入浴は工場ごとに分かれています工場は学校に例えて言うならクラスみたいなもんですね前の工場の入浴が始まったら次の工場が脱衣場へ進みます裸になって脱衣場で待機し刑務官の合図と共に浴場へそして真
同じ工場にいた受刑者から、「また関東連合がモデルになっている小説がありますよ。亡くなった上原美優さんっぽい人物も出てきますし…」と教えてもらったのがこの作品。「半グレ」とは、また随分ストレートなタイトルだ(笑)。まぁ世間的には関東連合や怒羅権は、半グレの代表格みたいになっているからな。だからわかりやすくこのタイトルにしたのだろうか。どうなのだろう。さて、肝心の内容のほうだが、隔離されるようになってから早
もう何年も前の犯罪者を取り上げる。カジノで遊ぶ金が欲しくなり、在コンゴ(旧ザイール)日本大使館の公金を私的に利用し、火を付けた山田真也受刑者(当時31)が懲役12年の判決を受けて早7年8ヵ月。不覚にも僕は事件当時のことを覚えていない。山田真也受刑者に関しても全然知らなかった。例え知ったとしても「遊ぶ金欲しさにやったのね。なんの同情の余地もないタイプか」程度の感想しか抱かなかったと思う。そして最近、事は起こった。何のキッカケか忘れてしまったがネット上で見つけた山田真也受刑者の写真に僕は
刑務所の経済学Amazon(アマゾン)1,170円累犯者(るいはん・罪を犯した人間が再び犯罪を犯し有期懲役となること)がスーパーで300円のパンを万引きした際に懲役6ヶ月の判決を受けて服役をしたらいくらかかるのか。国選弁護人がつき裁判をかけられ、送検から1ヶ月の拘置期間を経た後、懲役6ヶ月の服役をすれば、概算130万円程の税金投入となるそうです。無職のかたによる窃盗犯罪の多さ無職の人間の窃盗率が高いこと万引きをなんとも思わない再犯率の高さ窃盗をした約半数以上が、
正式に工場が決まると共に新しい雑居部屋に移されました。新人教育の時と同じで、6人部屋に女子受刑者8人とかなり狭いです。それに新人教育の時の雑居部屋とは違い上下関係も厳しかったです。私が入れられた雑居部屋は、累犯の方が多く6回刑務所に来ている人もいました。薬で入った方が半分で残りは私を含め別の罪でした。女子刑務所の人間関係は男性の刑務所よりもややこしいです。受刑者の間でもカーストがあり、序列は部屋に入った順で決まります。新入り受刑者は、序列が一番下で扱いも雑です。「べべ
保と砂藤の挨拶に、三上が応えた。「よろしくお願いします。この部屋は6人部屋なんですけど8人いるんですよ。今日から10人ですね」三上が発した言葉に保は驚いた。「6人部屋なんですか!?寝る時に布団を敷けますか」「ベッドも使うようになるので、布団は重なりますけど、敷けることは敷けますね」初対面だというのに、遠慮のない保の質問に、三上は嫌な顔をせずに応えてくれた。「そうですか」保は部屋に置かれたベッドをちらっと見てから三上のほうに向きなおった。ベッドの布団を敷く面は、腰の高さほどの位置
最近も忙しくメッセージを見ておらず、メッセージいただいた皆さん申し訳ありません。今日全ての方々に返信いたしました。私のような者で役立つことがあれば、今後も遠慮なくメッセージください。留置場・拘置所・刑務所どこが一番きついか。よくそんな話を耳にする。逮捕から留置場・拘置所・刑務所の流れになるが、一番しんどいのは逮捕直後から警察・検察の取り調べ、その後の裁判時期。実刑確実であるなら刑務所に早く降りた方がどれだけ楽かと思う。自分の犯した罪と
裁判終わって服役が確定した人たちは、強制的に髪型は、基本全員坊主です!!丸刈り!!刑務所用語→ガリとは、理髪のことです。決して寿司のガリじゃありませんよ(笑)だが、カットするのかというと同じ工場でガリ担当の受刑者です。(衛生か用務者がやる工場が多い)*中髪刈りの時だけ別の工場から専門の受刑者がやってきて丁寧にカットしてくれます。出所前や2種になると髪を伸ばせたりできます。ただ、髪を伸ばせると言って
刑務官が受刑者をさんづけで呼ぶといったニュースが。刑務官による受刑者への暴言・暴行が根絶されないといったことからだとか。また、受刑者も刑務官をさんづけで呼ぶらしい。これが良いか悪いかなんて議論する気はないが、元受刑者として多少の違和感は感じる。私が刑務所にいた頃は、もちろん刑務官が受刑者をさんづけで呼ぶことなどなく、逆に受刑者が刑務官をさんづけで呼んだら懲罰ものだっただろう。笑。当時は、刑務官は受刑者を呼び捨て、どんな若い刑務官であっても受刑者を
パロールとは、?仮釈放の対象になったことを受刑者にわかる吉報のようなモノ。パロールは、アンケートです自身の罪に対して出所したあとのことどう思っているのか今後のどうしたら再犯しないのか帰住地、身元引受人仕事する気があるのか出所後の生計これらの質問を保護観察所を把握し、保護司さんと共通認識するために大事なアンケート。保護司さんは、保護観察所から依頼を受けて帰住地と環境を調べ、身元引受人と面談保護観察所へ報告。報告を受けた観察所は審査します審査を通過したら
「世も世にある欲も、過ぎ去って行きます。しかし、神の御心を行う人は永遠に生き続けます。」ヨハネの手紙一2:17新共同訳今から、お世話になっ方の葬儀に参列します。あれほどにお元気でおられたのに、亡くなられてしまい、寂しさを隠せません。本来、クリスチャンとしては、天に召されたのだから、主の元に行かれたことを喜ぶべきであると思うのだけど、やはり、残された者には、寂しさが残る。この方は、ある法人が発行しているものを、毎月々々連日来てくださり、発送の準備から、発送までをボラン
私がW刑務所に移送されたのは、8月の暑い時期でした。それに拘置所の時の記事にも書きましたが、私が刑務所に移送されたのは記録的な猛暑が続いた年です。移送された刑務所には、拘置所に引き続き職員の部屋以外、冷暖房はありません。小さい扇風機(夜のみ使用可)が一つあるだけです。なので夏場は、汗がびっしょり作業着や部屋着にくっつき気持ち悪かったです。自由に拭いたり扇ぐことは、許されていなかったので、汗が流れてもただ我慢するだけでした。そのせいか、服役中の夏は常に汗疹に苦しめられました。
少しづつ春を感じられるようになってきた。明日から選抜高校野球が開幕、元野球小僧の私としては楽しみで仕方がない。刑務所の処遇、これは類・種・等工と呼ばれるものが受刑者にとって大きなもの。類は5類から1類まで。種は3種から1種まで。等工は10等工から1等工まで。どれも数字が小さくなるほど良い。類は半年に1回見直され、3類以上になればお菓子が月に1度購入出来たり、手紙の発信回数や自弁購入できる備品等も増えていく。1類になるにはかなりの
先日、50才過ぎのおっちゃんが作業拒否で工場から去っていった。とにかくわがまま全開のおっちゃんで、「この作業は嫌だ。あの作業がいい」を始め、悩み事があると言っては作業時間中に作業をせずに一人ぼーっとしていたりする。他にも、自分が好きな受刑者と同じ部屋になりたいからといってあることないことを周囲に言っては部屋替えを目論む。また焼きもち焼きなところもあって、同じ工場にいる若い外国人受刑者が皆に構われていると、突然何の脈絡もなく
女子刑務所に移送されてから2週間は、新人教育です。私が収容されたW刑務所では8つの工場(うち生産工場は6つ)がありました。2週間の新人教育の間に受刑者1人1人にあった工場を決められます。先生による分類面接もあり「得意な事」や「好きな作業」などを聞かれました。他にも運動場で集団行動訓練をしたり紙折り工場(観察工場)で作業をしたり学力・性格テストを受けたりしました。私は、勉強が得意ではなかったので、書けない漢字や計算問題が多く点数はかなり低かったと思います。また、集団行動訓練をし
刑務所内に置いて受刑者が驚くことは、何もかもが突然ということ。例えば、拘置所から確定房に入り、行く刑務所が伝えられるのは当日の朝、前日に引き込みと言って移送部屋と呼ばれる場所へ転房となるので移送されることは知るが、行く刑務所などは当日告知される。また刑務所によっては、工場移動というケースもあるが、これも全て突然、事前告知などない。私も工場移動は経験したが、こちらの意思などお構いなし、朝工場出房用意をしていると突然居室の扉が開き、工場担当のオヤジか
刑務所でも私のようなゲイの人達に対して扱い・処遇が様々です。民間の刑務所は、ゲイの人お断り!自由に舎房が出入り自由な部分があるので間違いが起きないようにということだろう。私が入った他の刑務所は?①静岡刑務所の時は、刑務所側は、ゲイだと知ってるのに最初の頃は雑居に入れられましたね。民間へ行って再移送されて戻ってきてからはゲイの人達は、基本独居になるって聞かされて。。じゃぁー、●工の担当の親父は、ゲイだということを知ら
今日は久々に晴れて暑過ぎましたお休みで買い物に2度ほど出たのですが風も強いので日傘がさせず炎天下を歩きました帽子被っていましたが暑いものは暑い刑務所の夏に比べたらラクなはずですがすっかり外の夏に慣れてしまって暑い暑いとなってしまいます私がいた北関東の女子刑務所は夏場はうちわと扇風機でした扇風機はもちろん付けて良い時間が決まっています就寝時間はその日の気温によって何時まで扇風機を付けて良いか決まります21時が就寝で、22時までだったり0時や運良く朝までとかもあります
※今回、長々と書いてしまい申し訳ございませんでした。かなり省略したつもりが、長くなってしまいました。移送先の女子刑務所に到着後、荷物を持ち移送用のバスから降ろされました。手錠と腰縄は外され、最初に新入調室へ連れて行かれます。そこで写真撮影などを行います。その時に刑務所の先生から、服のサイズと靴のサイズを聞かれました。これらが終わると身体検査です。びっくり箱に入って待機をしていると順番になり、私服と下着を脱いで全裸になり身体検査を受けました。検査官の先生が、入れ墨の模様・ほくろ
逮捕されてから留置場→拘置所→女子刑務所まで行きましたが、実は刑務所に収監されるまで全く髪をカットしていませんでした。髪の事を考える余裕がなかったのも大きいですが、逮捕前は結構ヘアケアをしていたので切りたくないという気持ちもありました。だけど実刑が確定してアカオチしてからは、4年近く外に出る事はないのでロングの髪をバッサリ切ろうと思いました。しかし拘置所の時は、雑役の方がカットしてくれるのですがあまり上手とは言えないと聞いたので切るのを諦めました。その後、本格的に暑くなった頃にW
初犯と累犯どちらもいるミシン工場への配属となった初日。配属が決まった工場へ連れて行かれました。私語は禁止されているので作業をしている音だけが響いています。トイレも勝手に行く事は許されておらず先生の許可が必要です。私自身ミシンは、家庭科の授業以来やった事がなく不安でした。工場へ到着すると担当の先生がおり挨拶をします。班長さんは、40代の方で長く刑務所生活を送っている方でした。挨拶を終えると役席(えきせき)に案内され作業の説明を受けます。※役席は、作業をする机の事です。私は、衣
刑務所入ってた時たまにヘロインの話になるんだけどその時は出所したらヘロインやりたいなって思ってた。だけどヘロインの経験者は口を揃えて始めは吐くって言う。だからどうしても手を出しずらい。脱法ハーブ屋やってた時何人も吐いてる人見て来たからあんな感じなのかなと。とにかく陶酔感がすごいって聞くけどやはり経験してないのでいまいち分からない。覚せい剤の場合はビデオボックスに籠ったりして何かして気持ちが良いんだけど、ヘロインは何もしなくても最高の気分になるって聞いた。ある本
ついこの間の夜、刑務所で一緒だった人から電話が来た。電話の内容は俺も知ってる人で同じ工場だった人の事だった。電話をくれた人が言うには所持金が200円しかない。仕事もしてたんだけど給料払ってくれないから辞めたとの事。一緒に仕事をしてた同僚が労働基準局に訴え中。そして来月そっちに行くので住むとこ世話して欲しいって言って来たみたい。住むとこは生活保護申請してNPO法人紹介するとして、仕事はどうするのか?って聞いたら、売人やりたいから覚せい剤扱ってる人間紹介してくれと
『反省と更生必要なのは・・・』という動画で「日本一長く服役した男」(イースト・プレス)のことを取り上げたが、その書籍の中には“刑務官”という仕事についても詳しく書かれてあった。このブログの読者の皆さんにも是非知っておいてもらいたい内容なので一部分抜粋させてもらおうと思う。『普段、多数の受刑者とほとんど丸腰で向き合う刑務官は、傍から見ても緊張が強いられる仕事であることは間違いない。工場で刑務作業にあたる受刑者を監督する
物凄く悲しかった事が受刑者になってから起きました。一緒の工場で刑務作業をしていた優しい受刑者のSさん(仮名)が病気になったのです。医療刑務所に移送された時には、手遅れだと診断されたようです。それでも刑務作業をやり続けて最期はご飯が食べられない状態が続きました。そして、寒い日の深夜に救急車で運ばれたものの亡くなってしまいました。Sさんは、同じ工場の中でも私にとって癒しの存在でした。Sさんが亡くなってからは悲しくて思い出す度に泣いていました。W刑務所では、月に1回説法があるのですが
ここ数ヶ月、忙しすぎてさすがに身体が悲鳴をあげた。久しぶりの更新、気付けば秋がそこにきている。毎年この時期は思い出す。7年前に出所を迎えた日のことを。今も鮮明に覚えてる。本面接を一度却下され、二度目の本面接を受けたが仮釈放は諦めていた。二度目の本面接からわずか二週間後の朝、担当のオヤジが居室の扉を開け「引き込みじゃ」と。一瞬意味が分らず聞き返した。オヤジなんですか?って。オヤジが言った。「仮釈放決定じゃ、良かったな」って。