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「咲く花に移るてふ名はつつめども折らで過ぎ憂き今朝の朝顔いかがすべき」とて、手をとらへたまへれば、ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】「咲く花に移るてふ名はつつめども訳)「咲いている花に心が移るという噂ははばかられるけれど、折らで過ぎ憂き今朝の朝顔訳)折らないで通り過ぎるのがつらい、今朝の朝顔のような君だ。いかがすべき」とて、手をとらへたまへれば、訳)どうしたらよいか」と言って、手を捕らえなさったところ、【古文】
霊障で思い出したことがある。源氏物語に六条の御息所という人が出てくる。プレイボーイである光源氏が愛した女の人のうちの一人だ。六条御息所-Wikipediaja.wikipedia.org光源氏がプレイボーイ過ぎて、自分のところに通って来なくなったことを悲しみ、生霊となって、光源氏の妻、葵の上の前に現れ、葵の上はその瘴気に当てられて亡くなってしまう。光源氏が死ねばいいのに、葵の上が亡くなってしまうのだ。光源氏も生霊とかに憑かれたりしないタイプなのかもしれない。夫が帰って来ると、私
廊の方へおはするに、中将の君、御供に参る。紫苑色の折にあひたる、羅の裳、鮮やかに引き結ひたる腰つき、たをやかになまめきたり。ーーーーーーーーーーーーーーー【源氏物語イラスト訳】廊の方へおはするに、訳)渡り廊下の方へいらっしゃるので、中将の君、御供に参る。訳)中将の君が、お供として参上する。紫苑色の折にあひたる、羅の裳、訳)紫苑色で季節に合った、薄絹の裳を、鮮やかに引き結ひたる腰つき、たをやかになまめきたり。訳)鮮やかに引き結んだ腰つきは、し
ここでは、源氏物語をホソボソボツボツツッコミながらちまちま読みたいと思います。意訳、誤訳などあるかと存じますがお気に障る場合はどうぞご寛恕の上スルーください。本文は小学館の新編日本古典文学全集をもとにしてわたくしにあらためた部分もあります。前回のお話『源氏物語桐壺⑨~相人の予言』ここでは、源氏物語をホソボソボツボツツッコミながらちまちま読みたいと思います。意訳、誤訳などあるかと存じますがお気に障る場合はどうぞご寛恕の上スルーくださ…ameblo.jp桐
光源氏は、モテモテだったらしいです。紫式部が書いた源氏物語。モデルは誰なのでしょうか?安和の変で、藤原氏に左遷された、源高明という説が有力です。源高明は、モテモテでしたから。光源氏は、20歳ころ、葵の上を正妻に迎えます。4歳年上の女房で、気位の高い美人です。光源氏の子供を出産します。その出産に嫉妬する女性がいます。光源氏の7歳上の恋人、六条御息所です。源氏との恋に狂った御息所は、出産時の葵の上に生き霊として取り憑き、葵の上を夕霧出産後に死なせてしまいました。源氏物語の初期のク