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演奏から40年後の2021年になって初めて正規CD化された。だいぶ昔、駅売りの海賊盤で出ていた有名な演奏である。アバドのDVDでメゾソプラノを歌っているノーマンがここではソプラノを歌っている。声質的にややバルツァと被る部分は無きにしも非ずとは言え、ここでのノーマンの歌唱は終曲のリベラメまで圧倒的でノーマンはこの曲はソプラノパートの方がいいと思う。ムーティは1979年のミュンヘン州立歌劇場のアイーダでも優れた演奏をしておりミュンヘンとは相性が良いのか?これまでムーティの「ヴェルレ
カレーラスカプッチルリギャウロフフレーニオブラスツォワネステレンコ1977年、アバド指揮スカラ座https://www.youtube.com/results?search_query=don+carlo+abbado+scala+1977カレーラス、カプッチッリ、バルツァ、フルラネット、イッツォ・ダミーコ、サルミネンカラヤン指揮ベルリン・フィル、1986年、ザルツブルク復活祭音楽祭http://www.youtube.com/results?
パブロ・カザルスと言えば、クラシック音楽愛好者なら知らない人はいない、20世紀を代表する偉大なチェリストです。聴く人の魂を揺さぶるその演奏は音楽が持つ精神性の奥深さを伝える、人類史上、希有な奏者の一人です。パブロ・カザルスの数ある功績の一つは、バッハの無伴奏チェロ組曲が名曲であることを世に知らしめたことにあります。第1番前奏曲は特に有名です。アルペジョ(分散和音)のようなメロディに聞こえますが、実際はアルペジョではなく、4本の弦が全部鳴り、神秘的な和声を響かせます。チェロの音色の美しさ、格調の