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わが家の大学4年生ひとりっ子息子🐻やらかしました6月に提出する院試に必要な資料書類のひとつTOEIC。一応6月に教育実習もありバタバタするので4月を最後として(5月は受けない)受験しそのスコア(上がるはず?)を提出する予定でした。今現在持っているスコア🌠でも別に足りるだろうけど満点扱い?と噂のスコアに少しでも近いスコアをとるんだ!とこの4月の試験日前(一週間だけw)は集中して対策のお勉強をしていました。今まで何度も受けてきましたがさすがに今回はま
前回の大学生息子🐻の事件?からちょっと色々考えてしまいました。それは親側の気持ち子側の気持ち…を。正直に言うと息子🐻は自大学の院試を受けるにあたりTOEICのスコアがどれくらい必要なのかは知っているわけで合格者の平均は噂で聞いているそれ自体はクリアはしていると言います。ならば別に笑い話でいいじゃないか…なんです。現にお友だちにその事件?のコトを話すと「英語スコアなしで受験しなきゃいけないのかと思ってびっくりしたけど持ってるスコアで充分じゃん」と言わ
【理転院進したいあなたへ】本記事がこのブログの最後になります。当たり前ですが、理転院進と一口に言っても分野は多種多様です。今回の私のようなケースが他の院試に必ずしも当てはまるとは言えません。それでも、本やネットで知れる理転院進についての情報はかなり限られているという現状を考えれば、ここで発信しておくべきだと思い、私は本ブログを立ち上げました。この記事では、結局のところ鴎の院試体験から理転院進の何がわかるのか?何が大切なのか?ということをお伝えしようと思います。全て読むのが面倒な人は、この記
こんにちは。今日は、『京都大学の就活事情理系編』について書いていきたいと思います。京大の理系就職は、まず時期によって大きく別れます。学士卒業か修士卒業かです。理系の場合、文系と違って大学院に行くメンバーがほとんどです。理系の場合は、院に行って専門的な内容を身につけていきます。したがって、大半のメンバーは、京都大学の大学院にいきます。ただ、一部のメンバーは大学卒の段階で、就職する場合もあります。この場合は、京大に理系枠で入っていても文系と同じ就職の
【本命院試③】試験が終わってから「あぁ、終わった」と頭の中で何度も思いました。あれだけ演習してきたのに、報われなかった。想像していたより全然解けなかった。最善は尽くしたものの、気持ちは絶望でした。単純に計算をしてみましたが、1問100点としてボーダーが6割の240/400だとすると、よく見積もっても微積:50線形:90確率:50交通:50合計:240のギリギリでした。良く見積もってこれです。悪あがきで書いた部分点がことごとく合っていた場合です。ということはもっと悪い可能
【院試合否発表】時系列がずれますが、それぞれの院試の合否発表について語ります。まずは最初に受けた滑り止め公立大学院から。こちらは本命院試の1週間前、サンマルクでの勉強中にHPから確認しました。大丈夫だろうと躊躇うことなく結果を閲覧。受験番号の1番後ろに私の番号はありました。この瞬間、理転院進が成功しました。結果は分かっていましたが、ひとまず専攻を変えての院進成功に安堵しました。とはいえ、本命院試の前で、気持ちもやはり本命へのものが強かったので、それほど喜びすぎず、すぐに勉強に戻って
【おまけの院試】実は本命院試が終わった後に、先述した2校に加えて自分の所属する大学の公共政策大学院も受験しました。滑り止めの滑り止め、という扱いです。なぜ受けたのかというと、保険だというのは勿論ですが、気の迷いで今の大学に残りたくなったときのためと、学部の成績が一定以上だと試験内容が面接のみのため、というのが大きいです。手軽にお布施で合格できたので一応受けておきました。面接では、政策面からなら交通のアプローチができるので、その方面で研究したいという旨を伝えました。文系の院ですし公共政策で
東大数理の専門科目AとBの試験が終わった。明日には筆記試験の結果が出て、合格者は二次試験の面接を受けることになる。専門科目Aは必答問題の線形代数と微積の2問と、残りのいくつかある選択問題から2問選び合計4問答えるというものだった。2番の微積の問題が積分計算だったのでこれはきた!と思い最初に取り組んだ。途中置換積分などでうまく計算する必要があり少し焦ったがなんとか解けた(数3くらいの積分の方が逆に怖い)。その後線形代数を解いた。普通は1番の線形代数から解くと思うのだが「同時対角化」というワード
こんにちは。今日は、前回の記事に引き続き、『京都大学の就活事情理系編②』を書いていきたいと思います。前回は、理系枠入学だけど文系就職の場合と、大学院のち博士課程に進む場合を書きました。今回は、理系学生が院卒業で就職していく場合を書いていこうと思います。やはり京大の理系院卒の場合、大きな特徴としては、教授推薦もしくは研究室推薦での就職があることです。もちろん、理系院卒でも、商社やインフラ企業など文系就職に近い形で就職される方もいらっしゃいます。一方で、成績優秀
東工大の数学系と京都大学の数学系の筆答試験が終わった。東工大は数日前に面接試験も終えた。京都大学は明日の昼に一次合格者が出るらしい。まだRIMSと東大の院試が残っているが簡単に振り返っておく。東工大の基礎問題は一様収束絡みの問題で記述中に不備に気づき解答を一から書き直したせいで時間が足りず位相の小問を一つ解けずじまいだった(帰宅後に取り組んだら解けた)。専門はルベーグ積分と複素解析をとった。どちらも基本的で時間は十分に余った。特に複素解析は単なる留数計算で専門としては他の問題と差があったように
・ヒルベルト空間(反射的バナッハ空間でも良い)からバナッハ空間への線形作用素について、任意の0に弱収束する列を写したものが0に強収束するならコンパクト作用素・二つの数列の積の級数で片方の部分和が有界ならその部分和で元の級数の部分和を表現してコーシーの収束条件に帰着できる可能性がある・非負値関数列の積分の0への収束はL^1収束と見ることで概収束部分列を取ることができる・L^p空間(1<p<∞)は反射的バナッハ空間、これは1≦p<∞についてqをpの共役として、L^qと(L^p)*が同型であるこ
10月初頭に院試を受けた。8月末の1週間が願書受付期間で、結果発表は受験日から2週間ほどのちだ。これを書き起こしたのは院試から一週間ほどたってからであり、かといって、試験当日に関してはメモを書きとめてあるので、記憶が薄れていることはない。院試に向けての勉強の仕方や本番の手応えなどをここに覚書として残しておこう。書いているうちにナラティブになってしまったが、教訓やアドバイスを簡潔に述べただけではあまり意味がなかろう。院試は分野によって千差万別なので「この勉強法はこう!」というような決めつけは
こんにちは、今回は院試についてです。大学院入試といっても僕が受けた多元数理科学研究科についての話になるのでご容赦を。僕が名大の院試の勉強をしている時にもいろいろ調べたりしたのですが、院試自体詳しい情報が少なかったので今後名大だけでなく、他の院試を受験する人のためにも何か参考になる部分があればと思いお話ししていきたいと思います。1.院試の勉強をし始めた時期僕が名大の院試を受けようと思っていたのは3年の夏過ぎくらいからで、本格的に勉強し始めたのは大体2月くらいでした。内部受験をしても良かっ
専門(構造力学)今回は院試対策その4の『構造力学』について以下の順で紹介します.これさえ読めば完全理解!おすすめ参考書理解した後は演習!おすすめ演習教材基本的な定理などのまとめ集実際の院試過去問その他の参考書や問題集のレビューこれさえ読めば完全理解!おすすめ参考書・構造力学(上)ー静定編・構造力学(下)ー不静定編この参考書は京大の学部生から薦められた教材で,わかりやすい日本語で丁寧に細かく説明してあるため,この分野が苦手な人でも
その2からまたまた時間が経ってしまいましたが続きを書いていこうと思います。6.院試当日&合格発表(後半)前回は院試当日の事を詳細に書いたので今回は合格発表当日の事を書いていこうと思います。ひとまず無事に試験が終わり、次の日。合格発表は7月30日の正午頃、つまり院試の次の日にすぐ発表という驚異のスピードなのでこちらとしては良いのですが大学の先生方はお疲れさまでした。。。合格発表の後に13時から合格者ガイダンスがあるとのことなので、僕「早く帰ってき
閲覧いただきありがとうございます。最近ふと思い出したので、言語化できたらなと思いました。筆者は数年前に大学院の受験に失敗しています。失敗とは言っても、三者三様あるとは存じますが…私の場合は、友達と一緒に外部の国公立(某政令指定都市名+国立大学)の院試を受けたら友達だけ受かり、私は落ちて滑り止めで内部の私立(偏差値50程度)に進学しました。元々、入学当初から大学院の進学は考えていました。確かにロンダの気質・志向はありましたが、単純に自分の大学の院進学率
こんにちは、前回の投稿から少し時間がたってしまいましたが今回はその続きになります。4.過去問についてこれについては今後名大の多元を受験する人にとっては気になる情報なのではないでしょうか。過去問を解き始めたのは前回の「3.勉強計画」にも書いたように5月ぐらいでした。やったこととしては名大のホームページから過去問をすべてダウンロードして解く。ただこれだけなのですが笑名大の院試のいいところはやはり過去問を公開してくれているという点が大きいと思います。一応過去問はこちらからダウ
(1)理系大学院の内部進学と外部進学理系学部の人は就職先がよくなることも多いので、大学院に進学する人も多いです。その際に自分の出身大学に進学する内部進学と他大学に進学する外部進学があります。それぞれのメリット・デメリットを考えていきたいと思います。(2)内部進学のメリット①慣れ親しんだ環境のため新たな環境への適応のストレスが少ない➁大学院入試が外部進学の人に比べて有利③学部時代に所属していた研究室なら研究が1年早くスタートできる④内部進学者に研究上の優遇をする可能
・院試の勉強実際に試験勉強をはじめたのはいつからだろうか。夏休みの半分は計画書に費やしたので、8月の中旬からであろう。いたって遅い。院試は「専門知識」、「英語」(辞書持込可)、「第二外国語」(辞書持込可)の三つである。専門知識は「美術史学」を、第二外国語は「古文書」(これだけ辞書持込不可)を選択した。専門知識は大問1が、ランダムにだされた用語(人物、作品など)を5つ選んで解説するもの、大問2がだされたお題について論述するもの、いずれも記述問題である。大問1は8つの用語が用意さ
東大の大学院と言ってもかなり細分化されており、一概に言えませんが以下は比較的忙しく入学難易度の高い理系大学院に通っている私の見解となります卒業単位取得要件学科にもよりますが私の周りの学科は10〜20程度の授業単位+研究による単位+ゼミによる単位+修論です博士課程の場合は授業の単位数は2単位で、あとは研究による単位と博論による単位のみです授業単位自体は少ないのですがだからと言って楽というわけでは決してなくむしろ逆で、この授業単位の少なさは大学院生が"学生"ではなく"研究者"とみなされて
・面接昼ご飯を食べて15:00から面接だった。昼ご飯を食べてから、非常勤の先生からメールの返信で計画書について指摘されたことを、図書館で少し調べておいた。待合室にいると、学科主任のSK先生がきて、受験番号が一番若い私を呼んだ。部屋に入ると、真ん中にSK先生。向かって右からH、N、ST先生をへてSK先生にいたる。左からみればTK、I、TD、M先生をへてSK先生にいたる。学科総出である。SK先生「ではまず、名前と研究をいってください」。私は答えた。まず研究計画書に関して。彫刻
首都圏国公立大学・工学系4年生のZくんが、研究室に入室して、約3か月(4月~6月)がすぎました。当ブログでは、「高校生が理工系の志望大学を考えるときは、大学院修士卒、つまり学士4年+修士2年を前提に」という方針で、ずっと記事を書いてきました。Zくんは、もう自大学の大学院への進学が「内定」。えっ?大学院に「内定」があるの?以下、2018年7月某日、Zくんに取材※1した内容を、農工大・工学部&工学府※2のデータにそって、筆者がアレンジした記事です。よくある質問は、文末にまとめま
自分が東大京大RIMSの院試対策でしたことや内容についてまとめて欲しいとの要望があったのでまとめてみることにする。対策といっても基本的に過去問をひたすら解くというオーソドックスなことしか特段していない。大学3年の3月から東大数理の過去問を解き始めた。15年分くらいかな、よく覚えていないけれど入手できたものはほとんど取り組んだと思う。その後京大の過去問を数年分解いた。東大の専門は問題数が多くおそらくほとんどの人は自分の専攻する内容の問題があると思うが、京大はそうではないので注意が必要。実際、京
・試験当日9:30試験開始である。本当なら実際の問題で説明したいが、院試は教務課で過去一年分しか閲覧公開しておらず、つまりここで問題を公開するのはおそらくマズいので、実際にでた問題をぼかして紹介しよう。専門知識「美術史学」を1時間半で解く。幸い日本美術の用語は全て知っているものだった。選んだものをあげていく。1は東北地方を中心に広まった仏像の表現である。これは先生の講義で扱ったもので、一般からすればややマニアックなものに相当しようか。私も知っていたが、辞書的な説明と代表例
今日は京都は30度に迫り、とても暑い1日でした。院試説明会(オンライン)やら読書やら終えて午後7時ごろの鴨川。めちゃくちゃ綺麗です。鴨川が綺麗っていうのはベタかもしれないけど、もうすぐ学生生活が終わるということを考えると大学生としてみる鴨川をしっかり目に焼き付けていたいな、という気持ちですね。