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こんばんは。たぬきです。暑い日が続きますね。昼の仕事が終わって、田んぼの畔の草刈りをするとへばってしまいます。夜は工房の椅子でぼぉっとしてる日々です。与板削ろう会のブースにさがみさんが出店されてました。そこで長台の摺台仕様の堀台が安価に売られていました。これは良い!とばかりに買いました。この台で手持ちの寸八を仕込んでいこうと思います。台尻には猪本との刻印があります。仕込む鉋身を手持ちから選びます。丈の残っている所で金時があります。ですが、鋼の腐食が酷くてだめですね。それなら
こんばんは。たぬきです。五徳鉋を頂きました。左側は兼光ですね。身にも押さえにも刻印はありません。押さえは清々しい程の利器材ぷり。身はグラインダー痕が酷い。しかも刃をかなり立てて丸っ刃に研がれてます。これを直すのはしんどそう。状態が悪くて利器材かどうかの判断は、まだ出来ません。台の加工は荒いなぁ。馴染みの上段とか仕上げないのか。どうやらグレードは普及品の様です。仕込みの角度を測ると矩勾配。こんなに立ててるんだ。ちょっと驚き。一般的な平鉋は8分勾配なので
今日は午前中に廿日市市地御前の現場に行ってきた。ヘルメットやスリッパをちゃんと準備している。本日は大工工事と左官工事が入っている。この左官さんは若いが良い仕事をしてくれる。一昨年、福山城の築城400年を記念して改修工事がされたが、其のときに現場に入っている。若い職人さんが少ないらしく、ある職業訓練所で左官作業の資格のための講習に行ったらしいが受講者2~30名のうち、その後左官になった人は居なかったと嘆いていた。断熱サッシに取替えしている。よく見るとサッシの周
おはようございます안녕하세요今朝もどんより曇り空で今にも雨が降りそうな韓国です今日で8月が終わりますね昨年の今頃は韓国に移住して1ヶ月を経って、旦那さんは出張でいないし日々一人暮らしで結局移住してきても遠距離恋愛の延長だと思ってました旦那さんがそばにいないので今よりも韓国語ができなかったのでとにかくトラブルがないように、体調がわるくならないように…と慎重に過ごしていたことを思い出します今も、急なトラブルには対応できませんそれでも一年前に比べたら少しは成
こんばんは。たぬきです。昨日、ワクチン2回目でして副反応でどんよりしております。次回の削ろう会に向けて、今回の気づきや学んだ事をまとめてたいと思います。・使う鉋は事前に顕微鏡で確認。あまり使わない鉋だと、肉眼で見えない腐蝕を起こしている事がある。・削り材は十分加湿すると共に、プレーナーで平面を出しておくこと。VU管とかボイド管で保管も考える。生木も試してみたいね。・鉋台は2時間で変形する。次回使う長台は今回使った華奢な白樫ではなく、クソごっついウエンジの長台
こんにちは。たぬきです。デコラ鉋を仕立て直そうと思います。梅弘のデコラ鉋。ハイス鋼で、下端はステンレス張り。ステンレス板の固定が緩んでてこのままでは使えません。クラッド材でしょうね。電気鉋とおんなじに見えます。これが緩んだステンレス板。すでに木ねじが2本抜けてます。たぬきの場合、ステンレス張のデコラは使い所が無さそうです。ならば、下端を作り変えて鬼荒用に仕立て直した方が良いでしょう。ステンレス板を外します。真鍮製の木ビスなので折れるかなぁと思ってたら、やっぱり1本折れました。そのま
こんばんは。たぬきです。作里鉋の続きを、台尻側の下端は前回接着しました。今回は台頭側を接着します。刃口付近をアップすると当初、表馴染みが逃げており、効いてませんでした。この作里鉋は表馴染みが基準面になるので、ここは効かさねばなりません。そこで、接着した下端は少し台尻側にずらしてあります。接着したら、はみ出た分を削って整えます。下端は定盤に貼ったペーパーで仕上げます。刃口は隙間0。表馴染みも効かせました。当然ですが刃は入りません。表馴染み、刃口共に鑿で調整しまし
鉋の台を作成中です。先ずは墨付けをするのですが最初に台用の樫の木を購入しました。前回墨付けをした写真を載せましたが一度立ち止まりましょう。弟子「何を考えたのですか」私「台ですが、適当にしか直角を出していません。師匠もまぁいいかとの感じです」でも、何時も師匠からこの様に聞いています。師匠「正確な直角が基本です」一度引いたラインを消して鉋を使い直角を測りながら台用の材料を作っていきます。そして、改めて線を引いていきたいと思います。調べた鉋の台の作り方ですが上の図の様になりました。今後も
こんにちは。たぬきです。仕事の合間に携帯から書いてます。作里鉋の前に4月に直した寸八福三郎の事を。福三郎は鋼がアッサブK120です。ほんのちょっぴりクロムが入った炭素鋼で、白紙に近い鋼です。ですが、ほんのちょっぴりのクロムのお陰で焼きが入り易くなっていて、焼入れのハズレが少ないと言えます。たぬきは寸六も持っていて、これが研ぎやすくて切れるので、いつか寸八も欲しいと思ってました。せっかく入手したけどサビサビです。だいぶダメな感じ。錆を落として、いつもの裏透き機で裏を作ります。透いて、
(=゚∀゚)ノ毎度!五助屋レザーです!今日は、ちょっと気になる道具が有ったので買って試してみたからその様子を書こうと思います。たぶん一回で収まらない長さなので二回に分けます。二回目にメインイベントがたぶんあるかな?これ、いつも使っている二種類のカンナです。普通の平の黒豆カンナは、ちょっとでも内Rが有ると使えないのでこのRの付いた豆カンナは活躍してます。そもそも、ビシッと貼り合わせ時に合ってればカンナは使わないのですが、曲げ貼りしたり、初めから大きさに余裕を見て後
写真は圭三郎(鉋身)の刃先です。前回の記事でかつお節削り器が切れなくなった事を記事にしました。この鉋も同様の刃先です。因みに新聞紙は気持ちが良いくらいに切れます。スーッとです!包丁なら使えますが鉋の場合は逃げ角の問題が有り使えない事が分かりました。しかし圭三郎で木を削るとそれなりには削れます。(100ミクロンの屑が出ます)私「かつお節を削ってみよう」*前回は3つの鉋の中で一番のかつお節が出ました。結果ですが削れません。前回のかつお節削り器と同じです。恐らく刃先の問題だと思います。下の写真
昨日今日(11/13㊏14㊐)は、削ろう会第36回全国大会。昨年京都・亀岡で開催される予定がコロナ禍で延期になっていたもの。第37回愛知・西尾大会(7/24㊏25㊐)より後になっていました。「削ろう会」とは、極限まで薄い鉋屑を出すことをとおして、手道具や伝統技術の可能性を追求する会。大工や木工関係の職人のほか工具を作る鍛冶などが集まって、競い、楽しみながら交流をする会なんだそうです。毎回出場している我が日伸建設の大工さんたち。西尾大会では、若手の二宮くんが一般の
家の中にお洒落な?ガラス戸がある。居間と廊下を隔てるガラス戸だがこれが重いのだ。ガラスに厚みがありずっしりとしている。戸を外して重さを計ってみた。何と17.5キロだ。これは重い。これが一日に何度も敷居の上を動きもう36年たった。戸車の掃除や交換は何度となくやった。敷居の溝にも敷居滑りを何度か張り替えた。しかしもう溝自体が減ったり凸凹になり旨く動かないのだ。溝のある敷居の木の材質が柔らかいので何十年も持つことは無理だ。最初から固い材質の敷居にするか、耐荷重性のある構造にするしかなかった