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この駅に着くと、いつも何となく胸騒ぎがする。重粒子線治療が終了してから、あっという間に9ヶ月が過ぎた事になる。早いなあとつくづく思う。3月11日に6ヶ月間、服用し続けた抗がん剤からやっと解放されたものの、常に倦怠感は付き纏い、一日たりとも爽快感を味わい知る事はなかった。私の自律神経は、何か行動しょうとする、その都度都度に、いつもシーソーの様にゆれ動いていた。その抗がん剤が終了しての、初めての検査であるから、どうも落ち着かない。血液検査を済ませて、MRIの検査に
氏名善本考香(よしもととしか)年齢アラフィフ出身山口県&広島県~東京在住2011年10月子宮頸がん1b2期広汎子宮全摘出術リンパ転移(三個)2011年11月抗がん剤治療5クール2012年3月抗がん剤治療終了2012年4月傍大動脈リンパ再発転移同時化学放射線療法2012年6月全治療終了経過観察に入る2012年8月PETCTにより癌所見無し2013年3月CTにより再々発転移右肺、両側肺門リンパ節
9月25日に米寿を迎える事になった。実は、私には誕生日が2回ある。突然、世田谷区の高齢福祉部高齢福祉課から慶祝品として、商品券等が贈られて来た。当然こんな事は初めてだから驚きもしたが「米寿」と言う「歳」の重さを改めて考えさせられる事になった。そういえば、土佐の高知で成人式を迎えた時、自治体から式典の招待状を受けた事を覚えているが、あの時代は「今日から大人になったのだ」と言う不思議な高揚感が漲っていた筈だ。私にとっての、勇み立つ重大な儀式でもあった。ならばこの「米寿」の慶祝
ご訪問ありがとうございます子宮頸がん1b2期から再発転移を繰り返し余命3ヶ月生存率0%から生還した月日を書き綴っています。カテゴリーから見ていただくと読みたい記事が分かりやすいです。善本考香『改めて自己紹介』【自己紹介】善本考香(よしもととしか)1971年生結婚、出産、離婚、娘との生活を送る中で子宮頸がん1B2期を告知されました。多発リンパ節転移、肺転移、肝臓転移…ameblo.jp改めて自分の体にあった『がん』を数えてみた子宮頸がん1b2期告知子宮
「私はこれから私の中に抱え持つ病魔と戦うことに専念します」と言う、生半可な宣言をブログに残したまま、早や2ヶ月が経とうとしています。気まぐれにも程があると、自責の念に駆られながらも、書くべきか、書かざるベきかと、焦心苦慮の日々を過ごしながらも、ここらですっきりと事実を伝える事にしました。前にも呟いたように本来病気の事をブログに載せることは、決して私の本意ではありません。それは、他人にはどうすることもできず、所詮自分と病との戦いに帰結することだからです。そんなわけで、自分なりに
病魔と剣を交えた前半戦の勝負は、どうやら私の方に有利に進んでいるようだ。病のことはもう触れまいと、半ば諦めに似た心境だったが、重粒子線治療終了三ヶ月後の最初の検査結果が極めて順調だと知り、ブログを読んでくださる方々にご報告しようと思い立った。CT、採血の結果は、さしたる異常は見当たらない。少々貧血傾向あり。腫瘍も大きくなってはおらず、今の所、転移は見られない。正直なところ、この日迄の三ヶ月間、戦々恐々、不安で落ち着かない軟弱な自分の姿を見せつけられた。すでに、これまで幾つもの