バラを語りましょう。アラブ人は、この世にはじめてバラが生まれたのはマホメットの額から落ちた一滴の汗からと信じ、ペルシャの詩人は、花々がアラーの神に新しい君主を求めた時にバラを授かったと残し、ルーマニア人は、光り輝くバラが、かつては美しい王女であったと語り、古代ローマ人にとってバラは愛と美、そして喜びと陽気さの象徴でした。白いバラは人を弔い、赤いバラは愛を高め、黄色のバラは友情の証とも嫉妬とも。好むも好まざるも、誰にも似合う色があるのも薔薇の花、あなたにはどんなバラが似合うかしら。今日もいちりんあ