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十大主星の気質と役目「牽牛星」牽牛星も車騎星と同じように、「攻撃の本能」により構成されているエネルギーですが、車騎星が直線的な現れ方に対して、牽牛星は常に間接的であり、ある種のベールに包まれた攻撃性になります。そのために、車騎星に比べた場合は、柔軟な気風を醸しだし、一つの格式を重んじるのです。車騎星を人間の役割に当てはめると、「武人の質」であり、牽牛星は「文官の質」と捉えています。さらに車騎星が個人的、単独の攻撃に比べ、牽牛星は集団の力、組織力により攻撃力を発揮しようとするので
十大主星の気質と役目「鳳閣星」鳳閣星の世界は「南国の学園」のような、「快楽」、「自由」、「生命力」、「自然」、「表現力」などのイメージの気を所有しています。本来の気質はのんびりとしており、自然に即した生き方と、物の考え方をします。本質は「無理をしない」と言うことにあり、ある意味では素直に従うことができます。「あるがままに」、「心のままに」、自己のエネルギーを燃焼させますが、本能の世界では「伝達力」を所有しており、物事を周囲に伝えるエネルギーとなります。ここで人間が「ありのままに
十大主星の気質と役目「調舒星」鳳閣星と調舒星は「陽」と「陰」の関係で、同じ伝達の本能を所有するエネルギーです。この違いを人間社会で捉えれば、集団的か個人的かということになりますが、調舒星の世界は個人的な範囲においての伝達力を持っており、集団、協同、大衆の中での伝達力ではありません。そのために自己の本質を伝達したとしても、伝達される範囲が狭くなります。集団の中で伝えようとすれば、間接的に行われ、まず特定の世界へ伝達し、そこを中継点として集団、大衆の中へ広がっていくのです。伝達の
十大主星の気質と役目「貫索星」貫索星は自我心が強く、自分の持つ力量で人生を単独行動により進もうとする思考性があり、そうした意味から頑固でマイペースな人物として評価されています。そのために和合性に乏しく、人間関係の交流ではスムーズに受け入れる相手と、反対の相手とを鮮明に区分けしてしまう気質を所有しているのです。人生においては親友と敵側の二派をつくり出し、中間的な交流は少なくなる傾向です。しかし本質的なエネルギーは守備力にあり、家庭に入れば家庭を守り、組織に属せば組織を守り通していき