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英雄たちの選択「紫式部千年の孤独~源氏物語の真実~」2024.1.6放送BSプレミアムこんばんは~土曜に放送されていた「英雄たちの選択」のスペシャル、観ました!新しい大河ドラマの主人公である「紫式部」と「源氏物語」がテーマでしたね。ゲストは国文学者山本淳子さん作家高橋源一郎さん法律家山口真由さん翻訳家イザベラ・ディオニシオさん(イタリア出身)高橋さんの発言は相変わらずおもしろく、山口さんのぶっちゃけトークも楽しかった盛り上がる中、イザベラさんがかわいらし
ランチクルーズの時に〜写真撮ってもらいまして〜私この手のぼったくり写真が大好きで記念に買う習性がありましてもちろん今回も買った次第です手前に燦然と輝く瓶ビールお席は窓のすぐ横で〜景色も綺麗に見えたのよんおはようございます〜〜〜ランチクルーズを堪能して〜さあ次どこ行く〜?あそうだ〜今の季節「藤」だよね〜ってことで宇治平等院へ向かいました〜〜駐車場もすんなり入れれて〜歩いてたら平等院近くのお店の前に人だかり〜綺麗な藤の花〜〜わああ〜綺麗
藤原道長が、東三条院詮子の推挙で内覧に就任すると、内大臣の藤原伊周はまるで子供のように顔から火が出るほど激昂した。最後に伊周は、その幼児性が自らの将来の可能性を絶つことになる。藤原道長と藤原伊周のその後を詳しく見ていこう。995年長徳元年、関白道隆の死後に伊周は、関白をめぐって叔父の道長と争った。しかし5月11日に母の東三条院に説得された一条天皇は、道長に内覧の宣旨を下し、翌月には伊周の上位となる右大臣に任命した。左大臣は不在だが「一の上」となった道長は、さっそく公卿たちを召集して会議
第17回は、蝶に始まり蝶に終わりました。冒頭では、病み上がりのまひろが眺める庭に蝶が舞いました。ラストでは、憑き物が落ちたように穏やかな表情になった道隆が、愛妻貴子と最期の別れを惜しむ庭でも、2匹の蝶が黄色い花の周りを飛んでいました。旧暦4月に咲く花だから、ウマノアシガタ(金鳳花)でしょうかね。日本文学史上の大きな謎なのですが、『万葉集』には蝶の歌がないんです。〈かはひらこ〉という和語があるのに歌に詠まれず、平安時代に漢語の〈蝶(てふ)〉が定着するんだけど、それでも「なんか中国っぽい
大河ドラマ「光る君へ」も大分ストーリーが佳境に入ってきて、第18話「岐路」では、藤原道長の兄で、ときの関白道隆が亡くなって、弟の道兼が関白となるが、流行り病で急死して七日関白となった後の政争が描かれていた。兼家の長男で関白道隆の子である伊周(これちか)と三男の道長との争いになった。当時伊周は、内大臣にまで昇進しており、道長は格下の権大納言に過ぎない。それを、時の一条天皇の母で、吉田羊が演じる姉詮子(あきこ)が、天皇に向かって「道長を関白に」といって泣いて
皆さま、こんばんは。今夜の、光る君へ17話、では、道隆が倒れてしまいます。藤原実資の日記の小右記や、大鏡、などでは、道隆の怠慢な政治の悪口ばかり書いてあります。身内贔屓で、長男伊周を早々と出世させたこと、又、道隆は、大酒飲みで、どうやら、今でいう糖尿病に罹患していた事などが書かれています。そして、娘、定子には、男児を産むように、かなり、しつこく、強要していたそうです。定子は、中々、男児が生まれませんでした。でも、天皇家に入内すると、必ず男児を産まなければならないと言うのも大変な話だと
このブログで、再三、書いて来ている通り、私は、今年(2024年)のNHK大河ドラマ『光る君へ』に、「どハマリ」している。現在、『光る君へ』は、第17話まで放送終了しているが、主人公のまひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)との関係性を軸として、その周囲の人々や、この時代(平安時代中期)の出来事が劇的に描かれており、大変面白く、毎回、目が離せない。『光る君へ』とは、まひろ(吉高由里子)という女性が、やがて「物書き」として目覚め、『源氏物語』という壮大な物語を書く、紫式部という「
今回。とうとう。道隆の兄上が退場されてしまいました。それと気づかずに、進んでしまった飲水の病のためか、それとも持病があったゆえ、免疫機能が低下して疫病に感染してしまったのか。一条天皇の後宮での笛のセッションの際、倒れてしまってからは、もう、坂を転がり落ちる様でしたね、安倍晴明にも、寿命がつきろうとしている、と、宣言され(寿命を伸ばす祈祷も、晴明氏、適当に須麻丸にやらせるし。いやードライだね)伊周を『内覧』にと、一条天皇に詰め寄るも、すぐには宣旨をもらえず。(一条天皇、聡明だ…定子様に
今日も展開が早かった!先週の道隆に続き、道兼も退場。道長が病に苦しむ道兼を抱き抱える所が良かった。子どもの頃は道兼に意地悪されてたし、大切なまひろちゃんのお母さんを殺した張本人だよ?罪を憎んで人を憎まず?(古っ!)道兼ももう父を恨んでいないと言っていた。そんなふうに変われたのは道長の心の広さと温かさのおかげ。優しいよね、道長は。子どもの頃から怒るのは苦手と言ってたものね。いい男だわ〜。まひろちゃんも、道兼の訃報を聞き葬送の琵琶を奏でる。母を殺した仇とはいえ、死んで良かった!など
2023年8月18日以前テレビで和泉式部は「こじらせ女子」というか、奔放な私生活の女性だと言っていたのを思い出しました。平安時代中期を代表する女流歌人の一人・和泉式部は、源氏物語の作者として知られる紫式部と文通を繰り返す中でした。「紫式部日記」には、和泉式部の人物像について、「けしからぬ方こそあれ。うちとけて文走り書きたるに、そのかたの才ある人、はかない言葉のにほひも見え侍るめり」と評論されています。「人間的にはダメだが、文章の才能は言葉の端々からもかんじとれるようだ」といっています。
定子は中関白家の没落で、内裏から排除され追放された前代未聞の悲劇の皇后である。そしてその背景には、天皇にも匹敵し上皇に準じた地位を手に入れた女院・東三条院詮子の存在があった。定子と詮子のその後を詳しく見ていこう。藤原兼家の娘・東三条院詮子は円融天皇に多くの女御がいたにも関わらず、天皇の唯一の皇子・懐仁親王(のちの一条天皇)を生んだ。懐仁親王の出産が、兼家の九条流藤原氏に大きな幸運をもたらした。しかし円融天皇は兼家が勢力を伸ばすことを嫌い、皇子を産んだにもかかわらず東三条院を女御のままに
お立ち寄りありがとうございます大河ドラマに触発されて本棚から源氏物語(田辺聖子訳)を引っ張り出して久々に読みました。まぁ光源氏って「さびしんぼうで責任感のあるやりち〇」かな。若い時に読んだ印象と今では全然違ったのも面白いね。そして藤原道長の事も知りたくなりました。恥ずかしながらこの時代や和歌、古典が苦手なんですが面白く読めました。上下巻あります。文字が割と大きくて読みやすいのが助かる。平安時代って面白い。1000年以上経ってるのに貴族たちのや
995年(長徳元年)4月10日、関白・藤原道隆が死去。4月27日、道隆の弟・道兼が関白に就任しますが、5月8日に死去。弟の道長を特別扱いしていた東三条院(藤原詮子)は、関白を次兄の道兼から弟道長の順で引き継がせようとしたのだとか。『大鏡』によると・・・一条天皇は道隆の娘で皇后の定子を寵愛。定子の兄・伊周も一条天皇の御意を得ていました。そのため、一条天皇は道長が関白となることを渋っていました。東三条院は・・・一条天皇の寝所に入って、渋る一条天皇を泣いて説得したのだといいます。ただ
今回は、待ちに待った(?)寛和の変でしたね寛和の変は986年6月23日、ドラマの2回目からまだ1年半くらいしか経過していなくて、この先どうなるの?と思いますがとりあえず、寛和の変終了(ほっとした)寛和の変一般的に、寛和の変について詳しく書かれた史料として、まずはじめに挙げられるのが『大鏡』かと思いますそこで、『大鏡』に書かれた寛和の変の流れに沿って、適宜、他の史料も補って、ドラマの筋を見てみようかと思いますここでは、『大鏡』の引用を青色の文字で、『大鏡』以
藤原道兼は、関白就任からわずか数日で疫病により亡くなり、「七日関白」と呼ばれています。民のために良い政治をすると道長に語る道兼は、意欲に溢れていました。白居易の諷喩詩のテーマである「兼済」の志が思い浮かびます。まひろが、弟の惟規に白居易の『新楽府』の話を聞いて読みたがっていましたが、道兼・道長兄弟はすでに読んでいたのかもしれません。紫式部が宮廷出仕した際に、中宮彰子への漢文進講のテキストとして『新楽府』を使用したそうです。道兼の死去により、いよいよ道長と伊周による後継争いとなります。
考察『源氏物語』源氏物語はポルノ本(本篇も長文である。テレビ映画に毒され、夢中になって「歴史」と思い込んでいる人間もこれを読んでじっくり考えていただきたい。)またぞろ前作『どうする家康』の低視聴率に懲りず大金をかけてNHK大河ドラマが始まった。『光る君へ』という。宣伝文は、躍動せよ!平安の女たち男たち!創造と想像の翼をはためかせた女性紫式部平安時代中期を舞台に後世「世界最古の女性文学」と呼ばれる『源氏物語』を生んだ紫式部の生涯を描く。タイトルの「光る君」とは『源氏物語』の主人公
本記事は、2016年12月に投稿した記事の補訂版です。源明子は父が源高明、母が藤原師輔の娘で、道長とはいとこ同士になります。父高明が安和の変で失脚した後、叔父の盛明親王に養われ(それを機に皇籍に編入されたらしく、「明子女王」との表記がいくつかの記録に見られる)、盛明の死後は藤原詮子(東三条院)に庇護されて道長と結婚しました(一説によると、道隆と道兼も明子に求婚したのだが、詮子は可愛がっていた道長に娶せたとのこと)。道長のもう一人の妻源倫子は現役の左大臣源雅信の娘であったのに対し、明子の父高
「光る君へ」が始まり気づいたらもう三回も……ホントは始まったらあれやこれやいっぱい書けると思っていたのに実は一回一回あまりに膨大な情報量な上に特番やら解説記事やらに追いかけられて一週間では到底消化しきれないしかもあれこれ書いたら粗探しみたいになってしまいそうで結局何も言えね〜〜という事態に陥っているのでしたせっかく大河ドラマに平安時代が登場したのだから四の五の言わないでニコニコして大人
永祚2年(990)正月今回ようやく4年の月日が流れました永観、寛和年間の長かったこと…初めにしっかり人物のキャラ設定をする狙いがあったんでしょうか…「藤原氏多すぎ」モンダイと、「女子の名、訓読み」モンダイキャラ設定といえば、先日、鎌倉彫教室の友人がこんなことを言っていましたそれは、彼女の旦那様が「光る君へ」の「藤原氏多すぎ」モンダイに苦しみ、彼女に毎回「この人は誰」としつこく聞いてくるという話です彼女は、「私に聞くな」とそのたびに答える
あらすじ仕え先を探すまひろ(吉高由里子)は、土御門殿からの帰りに道長(柄本佑)と鉢合わせてしまう。久しぶりの再会だったが・・・。ある日、兼家(段田安則)は道長らを呼び、道隆(井浦新)を後継者にすると告げる。道兼(玉置玲央)は納得がいかず、激高する。やがて兼家が逝去。跡を継いだ道隆が摂政になり、独裁を始める。一方まひろ(吉高由里子)は、たね(竹澤咲子)に読み書きを教えていたが、厳しい現実が待ち受けていた。感想兼家パパがとうとうご退場……寂しい剛毅で冷酷でエネルギッシ
大河ドラマ今まで録画はしていましたが全然見ていませんでしたさおりんさんは絶賛ネイリストさんは超不満時間が出来たのでまとめて見たら正直ハマりました最初吉高由里子はイメージじゃないなーと思っていましたが慣れるとそういうもんだ、と思ってしまいました私のツボは烏帽子に直衣この装束は男子をめちゃくちゃ格好良く見せる気がします♪ちょんまげにカミシモよりも好きです以前新国立劇場バレエの創作バレエで烏帽子直衣の男子が出てきてめちゃくちゃ格好良かったのです
NHK大河光る君へ昨日(1/7)から始まった大河ドラマ「光る君へ」みなさん見ましたか?久しぶりの女性主人公、しかもそれがかの光源氏を生みだした「紫式部」ですよ。これは見なきゃあかんだろーー!ってことで初回の感想です。おら、わくわくしたど!時は平安。宮中では貴族たちの権力争いが日夜繰り広げられている、そんな時代。少女「まひろ」が、歴史に名を残す小説家になるまでの生涯を描く。これだけ聞くとお堅そうなイメージになっちゃうけれど、華流後宮ドラマ好きな人は絶対に楽しめる
今日も早起きして都内に出勤。なんとか頑張って、明日は金曜だ。明日は在宅でマイペースにお仕事しまひょ。某劇場シーン1-1アバン曲某劇場シーン1-1曲。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーRin'につきましては、またまたまたこちらの2023/1/7の記事をご参照ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「水月」は、Rin'のアルバム「宝輪-HORIN-」(2021/05/19リリース)の4曲目に収録。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
源倫子という女性がいた。あまり知られていないが、実は彼女、かの有名な藤原道長の奥さんである。ちなみに今と違って結婚しても姓が変わるわけではないので、名前は「源」のままね。お父さんは:源雅信お母さんは:藤原穆子でね、この2人に間に生まれた倫子さんがそれはそれは長生きしたの。何と87歳よ!平安時代の平均寿命はというと男性:33歳女性:27歳男女の平均値をとっても30歳。そ、そんな中での87歳!今の感覚で言えば300歳近いぞ!
香炉峰の雪は簾(すだれ)を撥(かか)げて看る白居易大河「光る君へ」。今回、枕草子の有名な「香炉峰の雪」の場面が描かれました。やはりTVドラマという動画を見ると、自分の中でそのシーンが劇的に明確になるものですね。一条天皇妃、中宮(皇后)定子に、仕える清少納言。TVドラマでも、初対面にして清少納言は、定子の高貴さに、目が♡になります。時は993年。定子17才、清少納言27才。このことは、枕草子に書かれていることですが、高慢な清少納言がこの後定子に
「源氏物語書いたくらい頭のいい人のはずなのに、この人バカなの?」と、我が家ではツッコミ入りまくり。バカその1家族が職を失ったことに上司に直談判...って現代で言えば就職試験に落ちた息子のことを頼みに行くようなものバカその2「北の方にしてくれるの?」発言まひろの経済力で公達に恥をかかせない支度はできるのかは相当なお花畑脳でない限り自明の理ではバカその1については脚本家が面白いと思って書いたんでしょう。普段一の字も読めないような顔をしていた紫式部がそんな事したとは思えず
『光る君へ』感想あらすじレビュー第15回「おごれる者たち」永...bushoojapan.com詮子が一条天皇との間に距離を置かれ移った先が職御曹司(しきのみぞうし)枕草子ファンとしては職御曹司という場所はとても思い出深い場所ながらとても悲しい場所でもありズギュンと胸を撃ち抜かれました職御曹司は中宮職(しき)(妃たちに関する事務所)の置かれているところで生活するにはちょっと難がある場所
春日大社の砂ずりの藤は藤原道長の子孫、近衛家による献上と伝えられています。1309年(延慶2年)絵巻「春日権現記」の中に砂ずりの藤が描かれています。参道に新しい鹿がお目見えしていました。■神鹿2023年(令和5年)12月建立。めっちゃ強そう・・・■砂ずりの藤ノダフジの変種。樹齢800年。■慶賀門塗装修理を終えているようで色鮮やかにな
【平成28年7月23日(土)参拝】ここんとこ京都がホームグランドになっていますので、今日はこれ「京めぐり京都観光1日乗車券」を使って巡ってきました。これは近鉄(区間指定)、京都地下鉄、京都市バス、京都バスが1日乗り放題で、2130円(1820円のコースもあり)さぁ、これでどんだけ得したかあとで計算してみます。今日は先に火葬塚に行って来たのですが、これは次項で掲載する事にして先ずは龍安寺の御陵から。二度目なので土地勘バッチリ。金閣寺道から龍安寺前まできぬかけの路を市バスで移動。
むか~し昔小学生のころ、両親に連れられて行ったことのある宇治平等院行ったことは覚えているのですが、その他はうろ覚え60年ぶりに参拝してみましたjr京都駅から奈良線に乗り宇治へ4時過ぎでしたが、多くの人で賑わっていました正面に回ります逆光できれいな写真は撮れません肉眼で見ると、太陽の光をまとった様子がとても美しいのですが・・・ご本尊は阿弥陀如来ですこの建物は藤原道長の別荘でしたが、その子頼道が寺院に改めたものだそうです西側から見ると、色鮮やかなのがよくわかります