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今日の夕焼けは、素晴らしかったです。赤い筋のような雲が何層か夜空に広がり、そのグラデーションが美しかったです♥水田に、その夕焼けが反射して美しさが2倍になっていました✨稲が育ち、水田の水か少なくなるとこんな景観は、見られなくなるのでしょう。この時期ならではの景気ですね♥今日は、額紫陽花を花器を替えて、活けてみました。上の写真は、額紫陽花と京鹿の子を赤絵花器に入れました!京鹿の子を入れることにより華やかな雰囲気になったでしょうか?上の写真は、
山田宗徧と、忠臣蔵の話の続きですが、十二月十四日の討入りのきっかけになった吉良邸の茶会は、どんな茶会だったのか。高家仲間の大友近江守を正客の夜会であったという説(勿論、宗徧も招かれています)が有力のようですが、私も夜会だったと思いたい。時節柄もそうですし、夜会なら、そのまま家で眠るのは確実で、昼会では、そのあと、外泊する可能性も皆無じゃないですから。小説だと、この場面、いろいろ勝手に書かれますが、可笑しいのは、大勢の客の接待に家臣が疲れ、よく寝入っているところを襲われる風に書いたの
茶道を、さまざまな理由で辞めてしまった人、離れてしまった人がいます。経済的な問題。距離的な問題。家庭的な問題。人間関係的な問題。そして【流儀を強制される問題】。正直にいいますと、上の4つについては「どうしようもない」と私は考えます。それは、それぞれが、乗り越えるべき問題だからです。経済的にどうにもならないなら、収入を増やすか、支出を見直すかで、月謝を捻出すべきです。月5~1万円というのは、そんなに高額でしょうか。私にはちょっと分か
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら昨日は朝からとても風が強く庭に出てみるとホタル袋が倒れていました。可哀そうですので添え木をしました。花芽が出てますので開花が楽しみです。先週は初級者さんも上級者さんも割り稽古をしましたので、今週から順次運びの点前を始めました。半年ぶりの風炉の炭手前です。濃茶点前をしました。薄茶点前です。替え茶碗で運び薄茶です。運びの
銘「若もみじ」御製は、東京・日本橋榮太樓總本鋪です。緑深まる梅雨時の紅葉です。「若もみじ」は、別な表現で「青楓」(あおかえで)、「若楓」「楓若葉」などと言いますが、俳諧では初夏の季語になります。初夏らしい意匠ですね。茶碗は、岡山県・備前山本雄一さんの緋襷です。銘々皿は、島根県・松江袖師窯です。綺麗に点ちました。「ふんわり~!」緋襷の紅色が抹茶の緑を映えさせます。鮮やかな緋襷です。反対側です。わずかな轆轤目が見所の一つです。厚手で保温性抜
これは、私の好きな小説『銀河英雄伝説』という作品の名台詞なんですが、ご存知ではない方のために、少し解説をいたします。銀河英雄伝説というのは「スペースオペラ版三国志」ともいわれる銀河を舞台にした仮想戦記小説です。銀河系に誕生した「銀河帝国」と「自由惑星同盟」と「フェザーン自治領」を舞台に、下級貴族に生まれ、のちに皇帝となるラインハルト・フォン・ローエングラム(最初はミューゼル)と、軍人になりたくなかったくせに戦うと負けない魔術師ヤン・ウエンリーの二人を主人公にした物語です。先
ベルばら茶会で名古屋に行ったので何か和菓子を購入して帰りたいと思いましたJR駅の高島屋の地下にいろいろなお菓子屋さんが入っているのでここで良しとして探しましたすると美濃忠はっけん!「初かつを」の半竿を購入できて満足でした初「初かつを」なのです開けてみるとお刺身のようですね!ピンク色で初かつおというよりはビンチョウマグロ糸が巻かれた黒文字がついていましたこの糸を二重にして、撚って、切っていただきますと、美しい切り身の模様が現れ
流派を変えるというのはどういうことでしょうか。「個人の自由」と言いたいところですが、私としてはあまりオススメしていません。といいますのは、「それまでに費やした時間とお金を取り戻せない」からです。流派を変えると、それはもう一からやり直し。入門からとなりますし、大抵、最初に習った流派の癖が抜けません(長く習えば習うほど)。当流にも裏千家や表千家から流派を変わった方がいらっしゃいますが、やはり癖は抜けないですね。若干点前が違うように見受けられます。ですから
今日は、「亭主(お茶を点てる人)」と「客」の問答(やり取り)の様子をお伝えしたいと思います。「茶事(ちゃじ)」のやり取りは、たくさんあり、日頃のお稽古では、なかなか、できませんので、「割稽古(わりげいこ)」の場面をお伝えします。「お濃茶」では、亭主が点てたお濃茶を正客(しょうきゃく)が、一口飲んだ後、「お服加減はいかがでしょうか」と尋ねます。すると、正客は、「結構です」「美味しいです」等の返事をし、さらに二口、三口と飲み進めます。飲んだ後は、茶碗の飲み口を
無庵さんから茶事の招待状を頂きお返事を書きました到着から三日後に投函コロナワクチン二回目の副反応を理由にちょっと遅くなりました便りの返事は内容も大事ですが早いことも大事だと思っていますのに奉書巻紙巻いてある外側に文字を書きますこっちがつるつるしています調べるとどちらもザラザラしている場合もあるそうですが巻いてある外側と覚えておきますうさぎの香合を文鎮代わりに・・・筆ペンで失礼いたします拝啓できたお手紙へのお返事なので「拝
5月5日(こどもの日)、淡交社・東京教室に佐山宗準先生をお迎えして、「茶の湯の手紙(巻紙)講習」を開催しました。午前中のご講義では、基本的なことからはじまり、色々なことに触れてくださいました。大変興味深く、また、いままで自分はどういう気持ちで手紙を書いてきただろうかと振り返ることにもなりました。その後は実際の巻紙の折り方や綺麗な書き方、作法も教えていただきました。知らなかった!ということをたくさんに知ることのできる良い機会となったのではないかと思います。昼食をはさみ、茶室「慶交庵」を拝見し
松江市の風流堂さんの主菓子です。銘は、バラ。練りきり製です。【ふるさと納税】風流ご縁和菓子詰合せ銘菓お菓子詰め合わせ松江《088-03》楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
先日から報告しているNHK「日本庭園」DVD版の中に、一般的には拝観できない珍しい庭園が収録れていた。上京区小川通寺之内通上るは茶道の聖地である。表千家は千利休を祖とする茶道の流派「三千家」の一つである。千利休には2人の息子がいたが、このうち嫡男の千道安は先妻との子供で、利休死後の1594年に堺千家と言う流派を創設。しかし道安には後継ぎがなく、1607年に彼が死去した事で堺千家は断絶。もう一人の千少庵は利休の後妻の連れ子で、後に利休の娘と結婚して彼の婿養子となる。この少庵の
これらの事実は、織部に対する家康のヒステリーがかなりの強度をもっていたことを指し示している。織部と将軍秀忠とは茶会に招待したり茶道指南役を仰せつかったりするほどの仲で、家康自身もわざわざ駿府まで呼び寄せて歓談するほど厚遇していたから、可愛さ余って憎さ百倍というのはよくわかる。あれだけよくしてやったのに裏切りよってこの獅子身中の虫めが。織部内通の報を受けて、額に青筋を立てて怒る家康の姿がまざまざと思い浮かぶ。ただ、戦(いくさ)に裏切りや内通はつきもので、げんに大阪の陣では秀吉恩顧の多くの武
水屋は半間【はんげん】水屋とすることにして、居場所を作るためには、京間二畳は必要になります。建築屋さんは「10㎡までは無許可で(増築)出せますよ」とのことですから、京間五畳分はいけるって計算ですね。横幅は京間一畳半もないので、京間二畳は居住空間として置けるかな?と思います。その外側に一畳半×四半畳の棚空間がつけられたらかなりありがたいですね。イメージはこんな感じ。水屋は置き水屋を購入して改造して貰う予定。さて、どんな設計図が上がってきますかね?
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらゴールデンウィークの昨日、生徒さんのうち希望者を対象に灰型教室を開催いたしました。以前、初心者の方が灰型を見て「先生、これって型枠があるんですか?」と聞かれたことがありますが、見るとやるのは大違い、一度灰匙を使って実際にやってみようと声を掛けたところ連休にもかかわらずお集まり頂きました。先ずは、風炉の種類や道具等の勉強です。次に私が灰型の切り方を実
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら今月は主として行之行台子と大円之草のお稽古をします。今日は台子の初炭と行之行台子をしました。四畳半での炭手前ですので座履です。(掃き出し口があるものとしての稽古です。)土風炉ですので風炉と釜の蓋を袱紗で清め、香合の前に向き問答します。炭手前では、飾り火箸が滑り炭を持つのに苦労したようです。行之行台子は伝物になりますので荘り付けだけ写しました。
仙台のお土産としてよく目にする白松がモナカ本舗モナカが有名のようですが私が求めたのはこちら「もうひとつ」5センチ四方くらいの箱に入った干菓子です砂糖と寒梅粉が主原料20個くらい入って160円緑と紅の模様が書かれた和紙に包まれています味は一緒ですだるまのようにもひょうたんのようにも獨鈷(どっこ)のようにもみえます寒梅粉というのはもち米から作られたものです落雁の仲間らしい味でした香ばしくて素朴な味小さいので「もうひとつ、あ
今日は、桑小卓で、濃茶のお稽古をしました。風炉の濃茶のお点前は、炉よりも、習得しやすいですが、気をつけるところもあります。1つ目は、炉と同様、水指の蓋が塗蓋の場合は、袱紗で清め、茶巾を乗せる。2つ目は、袱紗で釜の蓋を取ったら、袱紗は、建水の後ろに置く。3つ目は、蓋は開けたままにし、中蓋はしない。4つ目は、茶筅通しをしたあと、茶巾で拭いた時、茶巾は、水指の蓋の上ではなく、釜の蓋に置く。5つ目は、抹茶を茶碗に入れた
江戸時代の町並みが残る奈良・今井町(橿原市)で5/11日~19日まで「町並み歩き」のイベントがあり最終日に「茶行列」がありましたので行って来ました。商人町として栄えた今井町は茶の湯が盛んであった事からお茶をテーマにした茶行列が毎年開催されています。茶行列は今井の歴史を時代行列で表現したもので織田信長、豊臣秀吉、千利休、今井宗久、津田宗及町衆、お女中、茶職人などに扮した人が町を練り歩きます。しかし今年は残念ながら雨天の為コースをかなり短縮しての開催に
十方庵月釜のお花です。色とりどりでした。はじめて学ぶ茶花茶花入門書の決定版[世界文化社]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}茶花(12)季節の花を入れる(淡交テキスト)楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。春はあっという間に過ぎ、5月に入り初夏を迎えようとしています。お茶の世界では、5月は「初風炉」(しょぶろ)と言って、「炉」(ろ)から「風炉」(ふろ)に変わる、季節の大きな転換期になります。寒い時期、お客の傍に寄せていた囲炉裏(炉)の釜を、暑くなってきたら本来の風炉の位置に据え、それに伴いその他道具の配置や種類もすべて変わり、お点前も「炉」と「風炉」では全然違います。平点前に進んでいる人は、今月から半年間、また風炉のお点前をがんばってまいりま
一年で一番暑いころにする大仕事があります。「炭洗い」と「灰作り」茶の湯とはただ湯を沸かし茶をたててのむばかりなる事と知るべしただ湯を沸かし====湯を沸かすには熱源が必要、茶の湯の熱源は炭です。炭と言ってもどんな炭でも良い訳ではなく、茶の湯の炭は道具炭とも言うように決まりの寸法のきちっとした炭が何種類も必要です。(お流での違いはあります)そして炉と風炉では寸法が違いますから合計十数種類の炭を用意しなくちゃいけない。切り口が菊の花みたいなの
雅俗山荘(旧小林一三邸)℡)072-751-3865往訪日:2024年1月28日所在地:大阪府池田市建石町7-17開館時間:10時~17時(月曜休館)入場料:300円(中学生以下無料)※資料館とセットアクセス:阪急宝塚線・池田駅から徒歩12分駐車場:8台(無料)■設計:小林利助(竹中工務店)■施工:竹中工務店■竣工:1937年■登録有形文化財(2009年)《四つのクローバーが印象的》(ネットより幾つか写真を拝借しています)ひつぞうです。小林一三記念館の続き
紅に染まりゆきたる汝がほほに山あじさいの故郷を見ゆ月誧恒例の「花を見たら歌を詠む」の回です。人気ないんですけどねw紅というのは、山紫陽花の一つで、長野県伊那の山中で見つかった新種の山紫陽花で、白い萼が徐々に赤に染まっていくという不思議な山紫陽花です。我が家のは赤く染まり切る前に花が終わってしまうのですが、山で咲いているものは真っ赤に染まるようです。最初はこんな感じです。
令和元年(2019年)8月23日:投稿皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。先日8/18(日)に開催した、第2回「俵会」。特別稽古のテーマは「名水」。「名水点」による夏のお茶事を想定し、客チーム5名・亭主チーム5名の、10名で各役回りに取り組み、茶事の割稽古をしました。■待合(まちあい)お客役の皆さんがお集まりになり、待合にて半東が「汲出(くみだし)」をお出しします。通常は白湯(さゆ)や香煎(こうせん)などを出しますが、この日は少しでも冷たいものをと思
★Instagram11月市ヶ谷教室茶道稽古市ヶ谷教室も炉が開きました『10月茶道稽古~開炉~/海老澤宗香茶道教室』夏にお世話になった蓮こんなにきれいなドライフラワーになりました10月21日海老澤宗香茶道教室のお稽古急に寒くなりましたね茨城ではもう美しい紅葉が街中で見ら…ameblo.jp『11月茶道稽古茨城笠間〜新嘗祭〜/海老澤宗香茶道教室』★Instagram11月5日〜8日笠間教室茶道稽古奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら東京オリンピック2020がいよいよ始まりましたが、暑い日が続くなか皆さんお稽古に励まれています。四カ伝、行之行台子、大円之草とお稽古を進めてきて、いよいよ真の点前として真之炭と大円之真のお稽古をしました。真形釜を釜敷におろしました。炭をついで羽を清めています。炭に火がまわりましたので、いよいよ大円之真のお稽古です。大名物の茶入れを清めてい
今三井記念美術館では、「茶の湯の美学」という展示会がやっていて、この美術館所蔵の名品といえば、国宝志野茶碗「卯花墻」(うのはながき)が第一に浮かぶ。茶道具のうち、和物の茶碗のなかでも楽茶碗以外だと、この茶碗が随一の名品じゃないかな。轆轤(ろくろ)で筒型に成形して、それを見事な箆(へら)使いで、縦横にけずり込みがあり、口にも波型に削り込み釉薬は白の釉の下に、垣を思わせる線が描かれていて、志野の釉薬の美しさが極まっていて、現代の著名陶芸家が真似ようとしても
★Instagram12月28日大橋茶寮にて開催される「葵會」歳暮茶会入口には正月飾りの根引の松が平安時代の1月初めの子の日に松の新芽を引き抜く遊び「小松引き」が元になっていて東京国立博物館地に足が着きますように成長し続けますようにという願いが込められています玄関の火鉢が暖かいおもてなし裏千家14代淡々斎宗匠が東京の教場としていた「大橋茶寮」は戦後や都市開発の大変な時期も大橋宗乃先生とお母様が守り抜き文化財となった建物です擦り減った目が歴史を感じさせ