ブログ記事13,369件
(紫山紫陽花、下野、はつもとい、しまあし)今日は、朝から、雨混じりの風の強い一日でした。雨は降ったり、止んだりのはっきりしない天気でしたが、風が蒸し暑さを吹き飛ばしてくれたようで、過ごしやすかったです!今日は、「百人一首の日」です。1235年(文暦2年)のこの日、公家・歌人の藤原定家(1162~1241年)により『小倉百人一首』が完成されたそうです。今、NHKの朝ドラ「光る君へ」に登場する、「紫式部」と「清少納言」の2人の短歌が百人一首に入っているので、
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら一月から茶事のお稽古を始めて、昨日無事本番の初釜が終わりました。今年から千鳥の盃も濃茶の回し飲みも完全に元に戻し実施いたしました。迎え付けです。円能斎のお筆で只楽清。初炭から始まります。和やかに懐石が進みます。煮物椀です。八寸です。無事千鳥の盃が終わりました。後座が始まります。嶋台で濃茶です。後炭で火を整え薄茶を頂き茶事が終わりました。
七夕の茶の湯茶の湯とは、出会いを楽しむ伝統文化。出会いとは、人であり、時候であり、その場で味わうもてなしの趣向です。青葉輝く季節を迎えた歓びを皆さまと味わい、真夏の気配いよいよ感じられる七夕の頃、ささやかなお茶事をさせていただきたくご案内申し上げます。茶の湯専用の庭・露地を通り、まずは日常を離れた特別な空間である茶室にご案内します。小間のひとときの後、立礼座敷にて鱧弁当を使ってのやや軽いお食事をお出しし、小間にて濃茶、立礼座敷にて薄茶を飲んでいただきます。茶事とは正式なもてなし
この度の御相伝茶事の懐石もお料理得意な弟子が心を込めて作ってくれました飯汁道明寺麩、桜麩、水辛子替:蓬麩、桜麩向付鱸菜種合え芽ねぎ、山葵、加減酢煮物焼鯛桜道明寺蒸白舞茸、桜花焼物鰤ポン酢焼預鉢蛤、針生姜、あさつき小吸大徳寺納豆、菜の花八寸燻製鮭とモッツァレラチーズ菜花辛子和え香物沢庵、赤蕪人に恵まれ、こうしてあたたかいお席が共につくれることに感謝します
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら今週は新しく入門された方のマンツーマンのお稽古が続き、久しぶりに通常のお稽古に戻りました。今日は初炭手前、四カ伝の唐物、茶碗荘と棚の薄茶でした。床の設えです。初炭手前です。枝炭を5本全部つがれました。炉中の火にはいつも癒されます。クリスマス仕様のお道具をそろえたら、生徒さんに「先生には似合わないですね。」と笑われてしまいました。荘り物
やっとこの記事が書けます(笑)と、いいますのは表具を依頼したのを鬼佛庵さんに内緒にしていたからなんですね(笑)10月の台東区茶会の帰りに寄ったのが春鳳堂さんでした。春鳳堂さんの若さんである師岡恒平さんと知り合ったのは板橋区の文化祭でした。二度ほどお目にかかり、頂いた名刺を後生大事に取っておいたのです(名刺はもらったら大事に保管してあります)。宗靜先生(母)と相談し、先ずは電話してみると、折り悪く師岡さんは出られず、半ば緊張しながら家電の方に掛けてみますと、お母様がお出になり、お
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら昨年は自分の不注意から手指をチェンソーで切ってしまい、真の点前の鱗灰を作れませんでしたので、今年こそはと鱗灰用の灰の手入れをしました。裏千家では真の点前の際、眉風炉に二文字の灰型を切り鱗灰を一面に置き火を鎮めます。(聞いた話ですが、表千家は乾いた鱗灰を作るそうですが、裏千家では湿った鱗灰を作ります。)私は風炉灰は100目で篩いますが、鱗灰用の灰は150
三谷宗鎮【みたにそうちん】寛文五年(1665)生。儒学を伊藤東涯にまなび茶は表千家六代千宗左(覚々斎)の門人で、上野宗吟・服部道円・鈴木宗閑と共に原叟四天王と称された。安芸(あき)広島藩主浅野家に招かれるが、茶頭となることを嫌い、儒者格二〇〇石で仕え、京都藩邸に詰め、油小路竹屋町に住し、茶を教授した。寛保(1741)元年五月十二日歿。享年七十七歳。播磨(はりま)出身。名は義方。字(あざな)は良朴。通称は丹下。別号に南川子など。著作に「和漢茶誌」など。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら35度以上の酷暑日が続くなか、朝茶事を催しました。今回は、ご夫婦でお稽古に通われている奥様がお目出度になり、一時お稽古を中断されるので、皆でお祝いの気持ちを込めて送りだす事を茶事のテーマとしました。朝一番、水を打つと清々しい空気が漂います。いよいよ亭主が迎え付けに出て朝茶事が始まりました。千鳥の盃です。床の軸を巻き上げ、花を入れ後座が始まり
栃木県益子で日常の器を作陶されている、室田嘉一郎さんの急須です。益子らしい柿釉がたっぷりとかけられています。かけられた柿釉の所々を指で掻いて模様としています。注ぎ口や持ち手の取り付け方が丁寧です。柔らかい印象ですね。中心に向かい、ぴしっと決まっています。常滑などの急須に比べると、ぽっちゃりしていて、民芸らしい作りです。最近は茶殻の処理が面倒と、急須が無い家も多いようです。急須で煎れるお茶は美味しいのに。急須は日常の茶の楽しみには、必需品です。茶の湯茶道とは異なる、また素晴
京都に行ったというお友達からのお土産こんな説明がついていました単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、密教の6大思想(地水火風空識)を、地(□)水(◯)火(△)で象徴したものとも言われる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・識とは「意識」のことだそうですまた仙厓「◯△□」出光美術館蔵。「宇宙を示した作品で、世の中の万物はこの3つの形から成り立つ」という解釈がある・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仙厓(せんがい)
茶道の電熱器といえば「野々田式」というほどメジャーだった野々田。昨年末に廃業なさったそうです。電熱器が使われ始めてから、炭の形の電熱器を生み出したのが創巧・野々田でした。以来、さまざまなバリエーションから電熱風炉まで生み出して、茶道人口の広がりを後押ししてくださった会社でしたが……。時代の流れというか、茶道人口の激減を感じますね。現在はヤマキ電器という会社さんが無段階切替電熱炭などを中心にさまざまなものを作ってくださっているようです。ウチも今のものが
松江市の三英堂さんの主菓子です。銘は、さくらんぼ。求肥製です。【ふるさと納税】<三英堂>松江和菓子詰合せ湖都《040-02》楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら炉の季節になって初めての書き込みになってしまいました。お稽古は休まずやっています。当教室では、炉風炉の変わり目には皆さん割稽古から始め、今週から運びの点前の稽古です。一番難しい鏡柄杓の練習です。併せて、初級者さんの生徒さんは今週から薄器にお茶を掃く稽古も始めました。茶杓でお茶を掃きます。まずまず綺麗に掃けました。自分で掃いた棗で運びの薄茶点前で
随処作主立処皆真ずいしょにしゅとつくればりっしょみなしんなりこれは『臨濟録』にある禅語です。臨済録は支那・唐代の禅僧で臨済宗開祖の臨済義玄の言行をまとめた語録。「随処」とは、「随所」すなわち「どこでも」です。「作主」とは「主を作る」すなわち「自分が主体的に行動できるようにする」ということ。主体的に行動することで、己の居場所ができ、正しい行動が取れるようになっていく……という意味です。主体的に行動すると説明すると「自分勝手に行動する」人がいますが、そうでは
横浜あざみ野のひとつひとつ丁寧につくられた作家ものの器の店IZUMO[utsuwa]です。6月21日〜23日に実店舗で開催する『小関康子個展』のDMが出来上がりました☆DMデザインは今回も版画家の「山田ミヤさん」にお願いしました。スッキリとしたデザインに仕上げて下さいました!!ミヤさん、ありがとうございます♡山田ミヤ/版画/イラストレーション制作/index銅版画を中心に版画で作品制作。直接版画からのgoods制作、版画作品をデジタル加工して、goodsも制作。手元に持
最近、宗靜先生が「私も稽古付けてもらおう!」ということが増えました。弟子たちが次々と美味しいお茶を点てられるようになったことや、論理的かつ無駄のない所作を教えていることに常日頃から「私も最初からこう習いたかった」と思うようになったそうです。ただ、私の教え方は厳しいです。それは「厳しくなければ身につかない」からです。厳しいといっても暴言を吐くとかではなく、「違う」と言い募るということでして、出来るまで言い続けます。やり直しは基本、本人が望まない限り要望しま
松江市の三英堂さんの主菓子です。銘は、早苗。上用です。【ふるさと納税】<三英堂>松江和菓子詰合せ湖都《040-02》楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。当教室では、現在生徒さんを募集しています。初心者の方から上級者の方まできっちりご指導いたします。特に、進学、就職、転勤の方で、稽古場をお探しの方は一度見学にお越し下さい。◎教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら3月のお稽古の様子です。黄色い椿、金花茶が咲きました。釣り釜での炭手前です。茶入荘の稽古です。四ケ伝の稽古です。3月の稽古は明日が最終日となり、4月からは
【一日一問】第十九問(10点)茶杓の部位の名前を5つ以上挙げなさい茶杓の部位というのは、見所でもあります(というか見所だから部位の名称があるといっても過言ではないでしょう)。露…茶杓の先端部分(側面)肩…露の脇櫂先…茶杓の曲がった部分から先ふくら…櫂先の一番膨れているところ片頭巾…櫂先の先端部分の裏側樋(ひ)…節上に走った溝のこと。樋の入り方と竹の向き(順樋・逆樋)がある。撓(た)め…茶杓の曲がった部分曲軸…撓めの基準となる部分節上…茶杓の節
ほたるぶくろのはなが見事に咲きました。まるで、神社で祈祷するときに、宮司さんが鳴らす鈴(神社鈴)のようです。まさに、「鈴なり」に咲きました。令和庵では、今、白、紫、ピンクのほたるぶくろが咲いてます。花が咲くとワクワクします。でも、雨が降ると花が萎れてしまうかな、風が吹くと花びらが散ってしまうのではないかなと落ち着かなくなります。今年の異常なほど早い梅雨入りに水やりの苦労は減るものの、これから咲こうとしている様々な花の開花が心配になります。さぁ、明日の天気はど
松江市の彩雲堂さんのお菓子です。若鮎です。詰め合わせ・舟遊び【ギフト和菓子あん求肥彩雲堂出雲高級お取り寄せ島根】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
ヤフオクにて手に入れたお棚を組み立ててみました津田宗及好写洞棚(ほらだな)天下三宗匠の一人千利休・今井宗久・津田宗及このハート型の透かしが可愛いです♥しかしこれはハートではなく猪目といいます左手前に釘がついていますここに濃茶では仕覆薄茶では柄杓を掛けます意外と小ぶりの棚です飾り方一つ飾り・天板に棗両飾り・天板に棗と茶盌川飾り(小の字飾り)・蓋置と柄杓と棗入飾り(八の字飾り)・蓋置と柄杓総飾り・
令和2年(2020年)10月23日皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。今日は〈10月のお稽古日記〉を。10/11(日)の週末稽古、「午後の研究会」では、教室で初めての「花月之式」を稽古してみました。ほぼ全員が、「花月って何?」という状態。折据や札を触るのも初めてです。何から始めていいものやら…と思案しましたが、とりあえず最初は、「七事式」のご紹介から始めるべく、阿部宗正業躰先生の本「七事式・花月之式(上)」から参考文を抜粋し、プリントにして皆さんにお配
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら今ほとんどの方が真塗の淡々斎好の大円盆を使われていると思いますが、裏千家学園では掻き合せの圓能斎好みの大円盆を使用しています。ある日業躰先生が、「圓能斎好みの大円盆を見付けたら買っといた方がいいぞ。」と言われたのでずっと探していましたが、今日お茶屋さんで、未使用の大円盆を見付け購入しました。稽古をやめられるお歳の先生が道具を売りに出されていたものです。掻き合せの大円盆です。左が淡々斎好み、右が圓能斎好
月桑茶道教室では、随時お弟子さんを募集しております。■月桑庵の特徴①点前偏重はしない月桑庵のモットーは「主客を大事にする」です。主客というのは「亭主=点前をする人」と「正客=連客の中で一番上座に座る人」のことです。点前偏重というのは、お茶を点てることばかり教えて、お客さんとしての振る舞いとか、道具の由来や掛軸の意味、お菓子の種類と食べ方などを教えないということです。慣れてくれば正客の稽古もできますし、さらには御詰め(末席のお客さん)の稽古もできます♪月桑
弥生三月第二十二回「かまわ菴漢塾」多治見市オリベストリートに完成した茶室「かまわ菴」にて初稽古を行いました。かまわ菴漢塾onInstagram:"【茶陶の聖地MINOに誕生!『かまわ菴茶室披き茶会』】戦国の世、利休が所持した美濃の器へうげの精神で引き継いだ織部ゆかりの地MINO/岐阜県多治見市にこの度「茶禅一味」を体現した茶室「かまわ菴」*が誕生しました。これを記念し、国際お茶の日に合わせ茶室披き記念茶会を開催致します。茶室と人生にとって、
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら東京オリンピック2020がいよいよ始まりましたが、暑い日が続くなか皆さんお稽古に励まれています。四カ伝、行之行台子、大円之草とお稽古を進めてきて、いよいよ真の点前として真之炭と大円之真のお稽古をしました。真形釜を釜敷におろしました。炭をついで羽を清めています。炭に火がまわりましたので、いよいよ大円之真のお稽古です。大名物の茶入れを清めてい
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらながくお稽古を続けてこられた方ですが、なかなか奥伝のお稽古をする機会が無く、縁あって私の稽古場に来られ許状で許されたお稽古がしたいとの希望でしたので、集中して伝物の稽古をしました。先ず、平点前、荘物をやって、先月から四カ伝の科目を全て行い、今月は大円之草で道具の扱いを中心に行い、今日いよいよ行之行台子の仕上げを行いました。来られた時は手順を追う事ばかりに意識
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら過日、ある会の水屋仕事を受け持ち、私が炉に下火を入れたところ、色々ご意見を頂き、その後も色々ご意見がありましたので、下火炭の入れ方を再考したく思います。お家元のお側で修行中、月に一度総出で自分たちで使う炭切りを行いました。土嚢袋に入れられた約1メートル位の一本の炭に定規をあて糸鋸で切っていきます。木を窯に入れて炭を作りますので、当然、炭も根本が太く先端が