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愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら昨日は朝からとても風が強く庭に出てみるとホタル袋が倒れていました。可哀そうですので添え木をしました。花芽が出てますので開花が楽しみです。先週は初級者さんも上級者さんも割り稽古をしましたので、今週から順次運びの点前を始めました。半年ぶりの風炉の炭手前です。濃茶点前をしました。薄茶点前です。替え茶碗で運び薄茶です。運びの
老松茶器の素材について質問されました。老松ですお稽古用の写しは、ホントに松かわかりませんが…~老松茶器の由来~1582年山崎の戦い(いわゆる天王山の戦い)で羽柴秀吉の陣中に作られた待庵(たいあん)。千利休が作ったと言われる二畳隅炉の茶室で、現在は国宝です。戦いの後すぐに移築されたようで、今は大山崎の妙喜庵にあります。ここに秀吉の袖がふれたという、袖摺りの松(そでずりのまつ)がありました。中国大返しから山崎の戦いを経て、太閤になるまで出世街道を突き進む秀吉の袖が触れた松ですから、大変お
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらゴールデンウィークが終わり、先週から風炉のお稽古が始まりました。利休さんの言葉で「稽古とは、一より習い十を知り十よりかえる元のその一」があります。運びの点前を一として運びの平点前から始められるお稽古場は多いと思いますが、当教室では風炉から炉、炉から風炉に変わる時は必ず割稽古まで戻って癖を無くしていきます。茶碗の持ち方の確認です。親指が曲がらないよう気を付けま
今日は、桑小卓で、濃茶のお稽古をしました。風炉の濃茶のお点前は、炉よりも、習得しやすいですが、気をつけるところもあります。1つ目は、炉と同様、水指の蓋が塗蓋の場合は、袱紗で清め、茶巾を乗せる。2つ目は、袱紗で釜の蓋を取ったら、袱紗は、建水の後ろに置く。3つ目は、蓋は開けたままにし、中蓋はしない。4つ目は、茶筅通しをしたあと、茶巾で拭いた時、茶巾は、水指の蓋の上ではなく、釜の蓋に置く。5つ目は、抹茶を茶碗に入れた
日中はまだ暑いものの、ススキの穂がゆらゆらと揺れているのを見ると秋の気配を感じますこの夏より、奈良県香芝市にあります拙宅にて茶道教室をはじめました。プロフィール平成26年茶道文化検定1級取得平成29年裏千家助教授の資格を拝受茶道歴約三十年。時間に追われる忙しい生活の中で、心が疲れている人がたくさんいると思います。そんな時御釜の前に座り一呼吸茶の湯は心をリセットしてくれると思います。お稽古に着物は必要ありません。正座の苦手な方、お点前を覚えるのが大変そうと思われる方は、
カナダ在住の友人が日本旅行の際に直接は会えなかったので送ってくれた”地球一周してきたMATCHA”このくたびれたMATCHA同様友人もくたびれ切って、無事にカナダに帰り着いた、というお知らせと、共にリクエストをもらいました。”くたびれ切って香りが飛んでしまったMATCHA””地球一周をテーマに色んな国のモチーフを盛りこんでみては?”と言うことだったので、ちょっと考えてみました。自由に世界を漫遊して・・・薄器は、フランスで手に入れた”むかしの中央アジアの騎馬民族”を描
なんと言葉にすればよいのだろう。さくさくともほろりとも違う。なんとも上品で淡くやさしく和菓子の奥深さを感じ入る食感です。但馬屋老舗さんの銘菓岡の雪南国・岡の里(現・竹田市)に降った雪が、淡くそっと消えてゆく様を表しているそう。佇まいも美しいお干菓子お抹茶と美味しく。■茶の湯講座(お抹茶レッスン/茶の湯と禅語)茶の湯講座(お抹茶レッスン/茶の湯と禅語)茶の湯講座(お抹茶レッスン/茶の湯と禅語)-茶の湯講座hoshitabi.shopinfo.jp
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらゴールデンウィークの昨日、生徒さんのうち希望者を対象に灰型教室を開催いたしました。以前、初心者の方が灰型を見て「先生、これって型枠があるんですか?」と聞かれたことがありますが、見るとやるのは大違い、一度灰匙を使って実際にやってみようと声を掛けたところ連休にもかかわらずお集まり頂きました。先ずは、風炉の種類や道具等の勉強です。次に私が灰型の切り方を実
前回はこちらHKT48・櫻坂46の、ひふみミニマルオフィス403でのオンライン握手会・オンラインミート&グリートの後、天満橋駅まで歩いて行き、そこから、京阪本線で淀屋橋駅まで乗り、湯木美術館まで歩いて行きました。湯木美術館です。湯木美術館の入口です。その日は、春季展「幕末の茶の湯」の開催中でした。湯木美術館で、自撮りをしました。スマホでも、自撮りをしました。その後、大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅まで歩いて行き、そこから、大阪メトロ御堂筋線で梅田駅まで乗り、ヨドバシカメラ梅田でスマホの充
ちょっと我が社中で問題がありました。新しいお弟子さんが姉弟子にお裾分けをしようとしたんですね。姉妹弟子が仲良くするのは良いことなのですが、これ、先生にお伺いを立てずにするとどうなるかわかりますか?友達というのは、何処で出会おうが友達になるときはなるし、ならないときはなりません。人と人の繋がりですから、どう繋がっていても自由……でしょうか?茶道の教室というのは「先生が開いたもの」ですね。この辺りが「カルチャーセンター」や「サークル」、「クラブ活動」と異なる点で
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。私の足が足底腱膜炎治療中のため正座が出来ずお点前が出来ませんし、ゴールデンウイーク中は新型コロナウィルスのため外出も出来ませんので、水屋担当と二人で灰型講習会(自主練)を開催しました。いよいよ最後は、真の灰型鱗灰です。作り方は奥伝のため詳細に記載できませんが、先ず鱗灰用の灰を作ります。風炉用の灰篩より目の細かい灰篩で灰を篩い、更に細かくするために(あるもの)で擂っていきます。その灰を灰匙で掬うと鱗が逆立ったようになります。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。7月に入り茶箱の季節となりました。茶箱は雪月花などの点前があり一年中稽古しても良いと思うのですが、何故かこの季節に行うことが多いです。ですから、どうしても点前が覚えられず、苦手意識があります。(去年も同じことを書いた気がします。)我儘は言ってられないので御所籠と茶箱一式を出しました。ところで、御所籠の打緒の結び方と扱いが二通りあるのをご存じでしょうか?紐の結び目を形を崩さずに動かす方法と、一度結び目を解いて結び直す方法です。
今日から、「裏甲釜」でお稽古を始めました。「裏甲釜(うらごうがま)」とは、茶の湯の釜の一つで、やきなべを逆さまにし、底に穴をあけて、釜の口とし、これに別に作った底を後から取り付け、両側に羽をつけて釜に仕立てたもので、透木釜(すきぎがま)の一つです。「五徳」を取り払い、透木(すきぎ)を炉壇(ろだん)の縁において、その上に釜の羽を乗せて設置します。「裏甲釜」は、形状が平たく底が浅いので、炉の火を少なくしても湯を沸かすことができます。暖かくなってきたこの時期に相応し
東京市ヶ谷茶道教室オープン!ただいま満員のためご見学・ご入門の受付をしておりません★Instagram九段教室移転に伴い、本格的な茶室を完備した新しい「市ヶ谷茶道教室」をオープン致します初心者の方、経験者の方など新しい生徒さんを募集致します*テーブルと椅子でのお稽古も承っております引続き、月毎の和歌と歳時記をまとめた資料をお配りし共に學びます《講師》専任講師:海老澤宗香非常勤講師:沼尻宗真…茶道指導実績東京都庭園美術館、
十一月七日無庵茶事色無地一ツ紋地紋に紅葉がありました帯はシルクロードという名前の袋帯です見えないところに砂漠の景色と駱駝がいます鴛鴦もいたり鹿もいたり正倉院に関連する模様もあるようですお正客をさせていただきます席入りの20分前に皆で無庵さんへ到着玄関には打ち水がされ手掛りも開けられていますびっくりしたのがこちら露地笠と露地下駄のご用意がありました小雨ですのでしかし誰も使い方がわかりません初体験です手がかりと関守石に導かれて進み
茶道と出会い、掛軸など書を見る機会も増えましたが、筆で書かれた文字は、漢字だろうとひらがなだろうと“文字”として読めず(認識できす)、「あれ、これって日本語ですよね」と思うこともしばしば...これを機に書をはじめてみると、実は思わぬ発見がありました‼!文字には楷書、行書、草書とあり、これまで読めなかったのは「行書」または「草書」であったこと世にいう「くずし字」というやつです実際に筆で書くのは楷書からなのですが、少し上達してくると行書や草書を臨書するようになりましたする
千葉県佐倉にある、川村記念美術館茶室に行って来ました。こちらの美術館は、大日本インク化学工業(DIC)が母体の美術館で、研究所に隣接しています。広い庭園の中に美術館があり、中に茶室があります。小さいながらも素敵な茶室でお茶をいただけると聞いて行って来ました。一畳台目席でしょうか。床間の花です。綺麗ですね。抹茶と和菓子のセットをたのみました。木地にシミなどなく、綺麗な盆にのせられてきました。和菓子は美術館の入口の天井をデザイン化したものとのことで、こちらの茶室専用の和菓子です。
(額紫陽花花器は、曽呂利掛け軸は、遠山無限碧層々)今日は、「天赦日(てんしゃび)」です。これは、四季ごとにある「天がすべての罪を許すという最上の吉日」のことだそうです。新しいことを始めたり、挑戦するのによい日とされるそうです。実は、こんな佳き日に、表千家の講習会があり、舞台の上で、実技研修を受けることになってしまいました。私のお役目は、濃茶の正客でした。免れないと引き受けましたが、いつもの床の間の位置が、逆になる「下座床」の実技でした。
松江市の三英堂さんの主菓子です。銘は、花菖蒲。錦玉製です。【ふるさと納税】<三英堂>松江和菓子詰合せ湖都《040-02》楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
今日も、降ったり止んだりの「梅雨日」です。午後、豪雨の予報が出ているので、警戒が必要です。今日の掛け軸、「青山緑水(せいざんりょくすい)」とは、字の通り、「青い山、緑の水」のことを指し、雄大な自然の情景を表しているそうです。私は、一年の中で、草木が青々として、生命力に溢れた緑が美しいこの時期が一番好きです。草木の日々の成長は、いつも目を見張るものがあり、励まされます。草木の世話を日々する中で、茎が伸びれば、その成長の速さに驚き、花が咲けば、その美しさに大喜
稽古で使う茶杓は銘のないものを使わせることが多いのですが、銘は弟子にその場で言わせます。形稽古として家元作とかいうのは私は言わせないようにしてます。それよりは、茶杓師や、知ってる茶人の名前を言わせる事が多いでしょうか(マイナーな人ほど褒めます)。そして銘ですが「季語」をおすすめしてはいるものの「この茶杓の何処を観てその銘にしましたか?」というやり取りをします。これは銘が品物とリンクしていないといけないということを教えるためです。まっさらの白竹の
関東には、小堀、金森両家の他にも大名の末裔の諸派があります。その一つが、横浜の安藤御家流です。安藤氏は徳川の譜代大名で、歴代で四人の老中を出すなど有力な家で、幕末は磐城平藩主でした。流祖安藤信友は八代将軍吉宗の老中を勤めた人物ですが、大変な風流人で諸芸に通じ、ことに冠里の名で俳諧に長じました。「雪の日やあれも人の子樽拾い」の代表句をお聞きになったことはありませんか?余談ですが、幕末の坂下門の変の被害者安藤信正はこの人の子孫です。茶の湯は、利休七哲の一人、細川三斎の弟子、一尾伊織
すっかり、涼しくなりました。今日は、「茶花」の中でも、「育てやすい茶花」について、考えてみました。茶花は、野に咲くような草花を使うことが多いですが、その中でも、根付きやすいもの、庭土と相性のよいものがあるようです。夏の代表的な花として、「木槿」や「芙蓉」「蛍袋」があります。幸い、2つとも令和庵の庭で、綺麗な花を、次々と咲かせてくれています。また、「縞芦」「すすき」「水引き」「とくさ」などは、花を添えるのにぴったりですね。秋から冬にかけては、「椿」が代表的です
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら先日のお稽古日に荘り物をしていると、生徒さんから茶筅荘をしたいとの所望がありましたので急遽お稽古することになりました。確かにお家元の講習会でも茶入荘や茶碗荘はよくやるのですが、茶筅荘はやる機会が少ないのと、教則本には水指の拝見の仕方が載っていないので、良い機会なのでお稽古することにしました。総礼の後、正客が道具の由緒を尋ねます。道具拝見の所望の際、茶
現在の茶の湯は「侘茶」が主体となった「近代数寄者の茶」が主流であるということに異を唱える人はいないでしょう。しかし、そんな方々が崇拝する利休は「侘茶の人ではなかった」というと、一斉に無視をされますwwwwでもこれは事実なので大きな声でいいましょう。「利休は侘茶の人ではなかった」のです。では、利休の茶とは何だったのか?それは「侘数寄」です。侘数寄の祖は村田珠光で、侘数寄を大成させたのは村田宗珠です。そして、実は武野紹鴎のころには侘数寄は廃れており、
香川県小豆島土庄(とのしょう)で作陶されている、神懸焼(かんかけやき)・室井香悦さんの茶碗です。二種類の釉薬がほどよく混じりあい、独特の景色を見せます。神懸焼は明治に入り陶工が小豆島神懸山の麓に入り、始まりました。茶陶専門に焼かれています。茶道の陶器は、歴史からどうしても京焼や京都の茶人、家元に連なる焼き物に偏重しがちですが、神懸焼は独特な造りで、知る人ぞ知る隠れた人気ものです。釉薬の混じり具合が良い景色になっています。これぞ神懸焼の魅力です。どんな和菓子が合うかな。高台まわりも
今日は、長板で諸飾り(もろかざり)のお稽古をしました。白木の長板の上に唐銅の風炉釜を設置し、杓立(しゃくたて)、建水(蓋置)、水指を置きます。杓立(しゃくたて)の中には火箸(ひばし)と柄杓(ひしゃく)が入っています。濃茶の場合は、茶入を水指の前に置きます。「座り火箸、立ち火箸」と唱えながら、お稽古を始めると良いです。建水はもう、据えてあるので、お茶碗を持って入り、戸を閉めます。そして、点前座に座り、茶碗を左に仮置したら、すぐに火箸を取ります。(
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら当教室では毎回炭手前のお稽古をするのですが、皆さん胴炭を入れるのに苦労されます。五徳があり、前瓦があり、下火があり狭い隙間に入れなければならないので、プレッシャーからか思うように出来ません。そこで、プレッシャーが掛からないよう割稽古をおこないました。悪い例です。五徳の下に入れることに気を取られ胴炭が体に対して斜めになっています。殆どの生徒さんが同じ様になりま
松江市の三英堂さんの主菓子です。銘は、びわ。練りきり製です。【ふるさと納税】<三英堂>松江和菓子詰合せ湖都《040-02》楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
「白珪尚可磨」はっけいなおみがくべし+マイペースでお稽古をはじめてみませんかさまざまな点前のお稽古またはお道具、歴史、季節のこと等、茶の湯にまつわるお話中心などご要望に応じてのお稽古も致します先ずは、一服🍵していただいてからお稽古を始めますお稽古終わりにも一服🍵していただいています基本、個人稽古ですが、グループでも可能です基本の薄茶点前吉野棚薄茶点前濃茶点前茶箱点前和室が無くても、テーブルや屋外(野点)で茶釜が無くても、