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今年、2021年(令和3年)4月に、武蔵野大学(人間科学部)人間科学科心理学専攻4年次編入学。仕事がドタバタしていて気がついたら何もせずに5月になっていました。本当に月日がたつのは早すぎますね!一応大学は、2015年産業能率大学(情報マネジメント学部)現代マネジメント学科卒業2020年日本福祉大学(福祉経営学部)医療福祉マネジメント学科卒業しているわけなんですが、両方とも大学は通信制で、仕事をしながら卒業。もちろん今回も仕
バウムテストとは…バウムテストは、被験者に木を描かせることで、その人の内面や性格を分析する心理検査です。このテストは、心理学者のカール・コッホによって1949年に開発され、被験者の無意識の自己表現を通じて、その人の感情、性格特性、内面的な葛藤や問題を探ることができます。バウムテストは非常にシンプルながら、深い洞察を提供するため、心理療法やカウンセリング、教育分野などで広く利用されています。
「偏差知能指数」(DeviationIQ)とは…「偏差知能指数」(DeviationIQ)は、ウェクスラー式知能検査などで用いられる知能の測定方法の一つです。この数値は、個人の知能を年齢に関係なく評価するために導入されました。偏差知能指数は、特定の年齢群における平均的な知能スコアと個人のスコアとの相対的な差を示すものです。《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラをクリック》偏
心的回転とは…心的回転とは、視覚的なイメージを心の中で作り出し、そのイメージを脳内で回転させる能力を指します。このプロセスは、物理的なオブジェクトの回転や移動を実際に行わなくても、そのオブジェクトの異なる視点や向きを想像することを可能にします。この能力は、空間認識、問題解決、設計、建築、工学、芸術など多くの分野で重要です。《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラをクリック》
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法とは…遠城寺式乳幼児分析的発達検査法は、遠城寺宗徳らによって開発された、乳幼児の発達段階を評価するための検査法です。この検査法は、乳幼児の身体的、運動的、認知的、言語的、社会的発達を総合的に評価するために設計されており、特に0歳から6歳までの子どもを対象としています。《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラをクリック》遠城寺式乳幼児分析的発達検査法の具体例①検
ド・クレランボー症候群と恋愛妄想についてド・クレランボー症候群(DeClérambault'ssyndrome)、または恋愛妄想(erotomania)とは、心理学と精神医学において認知されている特異な状態です。この症候群は、患者が他人(しばしば高い社会的地位を持つ人物や患者が個人的に知らない人)が自分を深く愛しているという強迫的で根拠のない信念を持つことが特徴です。この信念は、客観的な証拠や相手の否定に
動的家族画(KFD)動的家族画(KFD)とは、バーンズとカウフマンによって開発された「(自分も含めた)家族が何かをしているところ」を描かせる描画法検査です。被検者から見た家族成員の力動的関係を査定します。《WISC-Ⅴ検査を自分で実施したい方はコチラをクリック》検査者は、描画中の被検者の言語表現や行動の観察を行い、人物像の描写順序をメモしていきます。その後、より詳しい情報と理解を得るために質問(PDI)や描画の大きさの測定などを行います。
16PF(16PersonalityFactorQuestionnaire)とは…16PF(16PersonalityFactorQuestionnaire)は、レイモンド・キャッテルによって開発された性格検査で、キャッテルの性格理論に基づいています。この理論は、人間の性格を16の基本的な因子(性格特性)に分類し、それらを用いて個人の性格プロファイルを作成します。16PFは広範にわたる性格の側面を評価し、
ケリーの共変原理とは…ケリーの共変原理(Kelley'sCovariationModel)は、社会心理学者ハロルド・ケリーによって提案された、人々が他人の行動の原因をどのように推測するかを説明する理論です。このモデルは、行動の原因を推測する際に、・弁別性(Distinctiveness)・一貫性(Consistency)・合意性(Consensus)の3つの次元を使用します。これらの次元を用い
カフェテリア実験カフェテリア実験とはヤングが行った食行動におけるホメオスタシスの働きを検証するための実験です。《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラをクリック》特定の栄養成分の摂取を制限された特殊飢餓状態のネズミを被検体とし、各種のエサが自由に摂取できるカフェテリア形式のような状況においてその食行動を観察しました。《WISC-Ⅴ検査の低い指標を伸ばし方はコチラをクリック》すると、ネズミは不足していた栄養成分が含まれた食物を選択的に摂取
エリクソンが示した8つの発達課題とは…エリク・エリクソンは、心理社会的発達理論を提唱し、人間のライフサイクルを通じて経験する8つの発達段階を特定しました。各段階には特有の発達課題があり、これらの課題を解決することで個人は成長し、次の段階へと進むことができます。これらの段階と課題は、個人のアイデンティティ形成と社会的機能に深く関わっています。《WISC-Ⅴ検査のとり方を学びたい方はコチラをクリック
エドワーズ個人的傾向目録(EPPS)とは…エドワーズ個人的傾向目録(EdwardsPersonalPreferenceSchedule,EPPS)は、アラン・エドワーズがヘンリー・マレーの欲求理論を基に開発した性格検査です。EPPSは、個人の15の基本的な欲求や動機を評価することを目的としており、それぞれの欲求がどの程度強いかを測定します。この検査は、自己報告式の質問紙であり、二者択一形式の質問から構成
内的ワーキングモデル(InternalWorkingModel)内的ワーキングモデル(InternalWorkingModel)は、心理学者ジョン・ボウルビー(JohnBowlby)によって提唱された概念で、アタッチメント理論の中心的な要素の一つです。このモデルは、個人が自分自身、他人、そして関係性について持つ内面的な認識や期待の枠組みを指し、これらの認識がその人の対人関係や感情反応に影響を与えるとされています。