JR福島駅東口駅前再開発事業の再開発組合は、民間事業者が入る「権利者棟」へのホテル誘致を断念した。2018年頃から複数の事業者と交渉を開始、2021年に1社と概ね合意に至っていた。その後、建設関連の価格が高騰し、建設費が膨らむことになった。コロナ禍による宿泊関連の落ち込みも影響し、価格上昇分を客単価に反映できないとの事業者側からの回答があった。別な事業者から土地・建物を単独で取得し、整備する案も打診されたが、公共棟と住宅棟などを含む再開発ビルに、単独棟が生まれてしまう見直しは困難と判断し、再開発