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時代劇や小説の通説の型にとらわれることなく、一次史料に基づいた独自の見解(しかし調べると尤もだと思うこと多々あり)の解釈で話がすすみ、歴史好きにはたまらない…「センゴク」シリーズ。その作者と仙石秀久の子孫の方とのランチにご相伴させていただきました。右手前から反時計回りに、衣紋道高倉流宗会頭の仙石宗久先生、有職文化研究所の橋本麻子さん、私、漫画家の宮下英樹先生、講談社の宮下先生の担当編集者の方と「センゴク」を実写化するとしたら、キャストは誰が良いかしらん…っと、原作者と子孫の前で妄想を
麻問屋の麻光さんの主催による「大麻の伝統を守り伝える」講演会がありました。今の日本で「大麻」というと、とてもネガティブな、聞いてはいけないもののような反応をされますが、古来から日本で栽培されてきた大麻草は麻薬成分をほとんど含まず、戦前までは、漁網や釣り糸、自家用の衣類や縄などにもつくられつかわれていました。何よりも日本人にとっての大麻は、古の時代から神仏事に欠かせないものであり、布といえば麻であった時代、大麻は生活とともにあったといわれています。神社の注連縄、祓串、横綱の注連縄
着物生活をしているワタクシは、日常生活において、いわゆる季節の着用ルールは気にしておりません。年中、ひとえ仕立ての着物を着ていますし、5月でも真夏日でしたら、いわゆる夏物も着ています。ただし、透け感は抑える。透け感が放つ見た目の清涼感は真夏のお楽しみに取っておきたいのです。まずは合理的に、透け感は抑えめで見た目に違和感なく、尚且つ汗をかいても洗濯機でもガラガラと洗えるものを。有松絞りの張正の綿麻の雪花絞りの浴衣を着物として着用。花菖蒲模様の帯は麻地ですが、透け
今宵は満月。〜かの町の野にもとめ見し夕すげの月の色して咲きゐたりしが〜美智子皇后陛下がお詠みになられたお歌です。かの町とは、天皇皇后両陛下の出会いの地となった軽井沢のこと。夏が終わりを告げる頃、軽井沢にゆうすげの花が咲きます。ほのかな黄色は「月の色」軽井沢では、浅間キスゲとよばれています。夕方に花開き朝になると萎みます。本当に月の色を写したかのような花ですね。軽井沢は避暑地として有名ではあっても、昔はアクセスが悪いことからひっそりとした町だっ
きもの文化検定は1級の合格率が低いことで有名です。その難易度の高さ故に、諦めてしまう人、合格しても意味がないという人もいますが、結果よりも学び知り得ることが自分の実力となりますので、1級にチャレンジすることは間違いなく有意義であると思います。「わかっている」ということと「会得している」ということは実は大きく違います。情報過多の現代では、自分は知っている、見ていたのでできる、聞きかじりで理解した、と、自分が会得していると勘違いする人がたくさんいらっしゃるように思いますが、「自分が知って
寝間着、部屋着、外出着。1日3回ぐらい着替えると思いますが、着物生活でも同じです。たとう紙に入れて箪笥の中にしまってある着物は取り出したりしまったりが面倒…。取り出しやすいよう、しまいやすいよう、壁面3面を着物収納にした部屋をつくりました。着物を畳んだりお手入れしたりずらっと並べてコーディネートしたり畳みの部屋ならではの使い方です。棚柱にブラケットをさして着物を載せた板をおいても大丈夫なように、部屋の設計の段階から耐荷重計算をし、壁面に棚柱分の「柱
☆プロフィール☆朝香沙都子さんのプロフィールページ朝香沙都子◇きものコラムニスト♪「きものカンタービレ♪」は365日着物生活のコーディネート覚書としてスタートしました。着物好きの方に興味を持っていただける情報をお届けしています。つくり手の代弁者となる記録人であり、体現者である着物エンドユーザー。産地の着物を産地で着る、着物の里帰りの旅をする「着物トラベラー」でもあります。雑誌「美しいキモノ」執筆、NHK…profile.ameba.jp◎婦人画報デジタル連載中♪朝香沙都
馬大好き♡でもここへははじめて来ました!東京競馬場へ♬白地の葦に水鳥模様の付けさげ小紋に花菖蒲の絽綴帯をコーディネート。競馬なので、勝負にちなんで花菖蒲の帯を♪仲良くさせていただいている馬主のご夫妻にお招きいただきました〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡東京競馬場の6階サロン、7階馬主席、8階ダービールームと初観戦!馬主席にはドレスコードあり。男性はジャケット、ネクタイ、革靴着用、女性はそれに準ずる服装。5月4日〜9月29日はクールビズ期間(日本ダービー
着物生活のための着物収納部屋を制作中。当初の施工引き渡しから約半年…。ようやく瑕疵の修復が終わり着物収納のための棚受けづくりをはじめました。棚柱にブラケットを設置していきます。(我が家ではブリュンヒルトといっている)串刺しの刑のようでかなり怖い…。着物生活をすると1日に3回ぐらい着替えることになります。外出用、家用、寝間着。なので一目で着物がわかり、且つ出し入れがしやすいように、着物1枚に対して板1枚をつかい板の状態で出し入れできるようにしています。着物を3つ畳にしたサイズと2つ畳
暑い1日でしたね…。絞りや紅梅織の浴衣は長襦袢を着て着物として着ることもありますが、綿コーマ地のものは浴衣として着ています。綿コーマとは、木綿の紡績の段階で、梳綿といわれるカード処理で繊維の方向を整えた後、コーマ通し(コーミング)といわれるという櫛で髪を梳くように繊維を針で削って短繊維や不純物を取り除いてつくられた、コーマ糸で織られたもの。毛羽立ちのないつるっとした艶のある生地が特徴です。コーマ糸で織られた平織の生地は、長襦袢を着て着物として着るには暑すぎるのです。要は向
絞りのようで絞りでない、紅葉模様の浴衣遠目だと一見、有松絞りのようにみえますが、リップル加工で絞りのようにみせたものです。リップルは白生地に強アルカリ性の苛性ソーダを含ませた糊でプリント加工することで部分的に縮ませて凹凸をつくる加工のことです。リップルはさざ波という意味。やはり凹凸のある綿生地でサッカーがありますが、サッカーは伸縮率の違う経糸を組み合わせて平織してから縮ませた、しじら織のことです。どちらも軽くて通気性がよくシボがありシワになりにくいという利点があり、寝具に
キック!猛禽類といえば、大空を雄大に翔る鷲や鷹のイメージですが、空を翔るよりも地面を走ることが得意な鷲がいます。ヘビクイワシです♬火の鳥かと見まごう美しさ♡そして、この鷲は得意技を持っている…ヘビをキック!!!頭を狙って蹴りまくり…@@;これでもか!というぐらいキックキックキック^^;キックが得意なことから、このヘビクイワシの名前はキックちゃん飛び蹴りもしちゃいます!(◎_◎;)ヘビクイワシはサハラ砂漠以南に住んでいてコブラを食べちゃう
緊急事態宣言をうけて籠城中の癒しは野鳥観察。目の前までやってくるのはヒヨドリだけじゃないのです。メジロ、キジバト、ムクドリ、雀…。そして、イソヒヨドリ。ヒヨドリに似ていることからイソヒヨドリと命名されたらしい。ヒヨドリは雀と同じく、チョン、チョン、チョンと両脚を揃えてやってくる♡イソヒヨドリは、右足と左足を交互にだしてタタタタタタッツと、忍者のように走る@@;そして乱暴(汗ヒヨドリより一回り小さいのですが、ヒヨドリに飛び蹴りするという…。ヒヨ