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わ、消されてた再UPしてみます…注!BLです。潤くんサイドに戻ります。この先は、自己責任でお読みください…飛び散った赤と紫の破片が、ボンヤリと視界に入る。俺としょおくんの大切な何かが汚され壊れてしまったような気がした。それでも…腹の底から声を絞り出す。「…これ、オレの部屋から?」「あぁ…割れちゃったな。でも、もう必要ないから。…新しいのを買ってあげる」佐藤がマグカップの欠片を指で掴み、ゴミ箱へと投げ入れた。「もう、彼とは会うことも無いだろう?こんなカップ
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意を。真夏とは思えない涼やかな…緑のカーテンの下テーブルの上には生ハムのオープンサンドとサラダが並ぶ。カップには淹れたてのコーヒー。「ね…しょおくん、向こうに置いてあるお皿を、ここに運んでくれる?」キッチンには俺が焼き直した目玉焼きが。その横には、カリカリのベーコンを添えてある。お皿を手に、無邪気に走り寄って来るしょおくんは、お洒落なカフェの店員とはとても思えないくらい可愛いかった。「俺さ、コレがやりたかったんだよ。
いつもの朝。「おはよう」僕がベッドを抜け出した少し後に部屋から出てくる先輩は、ジャケットとネクタイを手にしてる。それを椅子に掛けると、僕が並べる食卓を眺めて、「今日も美味そうだな」そう言って目を細める。やっぱり変わることないいつもの朝。「おはようございます。紅茶よりもお茶の方が合う気がしてお茶にしてしまいましたけど、紅茶の方が良ければ言ってください」「んー?タマゴサンド、だよね?」「はい。たまご焼きサンドです」この間テレビで見て絶対これ先輩好きだなって思ったんだけど、その作
翔潤のお話しです。軽くBL含みますので、ご注意下さい。バイトを終え、潤に連絡をしようと取り出したスマホ。その画面に表示された【ごめん。明日、ダメになった】の文字。……え。慌てて全文を表示してみたけれどその後に続く言葉は無かった。時計を確認する。この時間…電話しても大丈夫だよな。潤の番号をタップし、呼び出すけれど応答はない。何度か繰り返し…LINEに変えた。【飯だけでも行かない?少しで良いから逢いたい】家までずっとスマホを握りしめていたけれど、何度見てもそこに
翔潤のお話です。BLですので苦手な方は進まずお戻り下さい。触れる、その唇は優しいのに瞬く間に俺を追い詰める。欲しくて、待ち侘びた…自ら望んだ行為。それなのに、あまりに強い快感が駆け抜け意に反して躰が逃げようとしていた。身を捩ると、腕を絡め取られふたり縺れるようにベッドへと沈む。キシッと小さな音が鳴り、影が落ちた。「…怖い?」見下ろされ、そっと髪を撫でられる。大好きなしょおくんの手は、心なしか少し…震えているようだった。初めて手を繋いだあの
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意を。「佐藤さんって…誰?」あ…そうか。しょおくんは知らないんだ。平静を装いながらも、不機嫌そうに刻まれた眉間のシワに、自分の言葉が足りなかったと気付いた。「ごめん、言ってなかったよね。バイト先の古着屋のお客さんで、帰りに会ったんだ。雨宿りしてたら傘に入れてくれて」「そう、なんだ」ホッとしたのか…しょおくんの眉尻が、スッと下がっていく。そうだよな。突然知らない名前が出たら訝しむのも分かる。しょおくんはコーヒーを口に運
潤side「は…」ずるりと抜け出るだけで勝手に身体がびくびくと跳ねてしまう貫いていた芯を無くして天を仰ぎ呼吸を整えるのに少しの時間が必要だった…その合間に腹に散らばった雫を拭き取てくれるのをただ呆然と見ていた隣に寝転んだしょうくんに直ぐに抱きすくめられた胸元からどくどく…早い鼓動が聞こえる「…じゅん」「ん?」顔を上げるとしょうくんと目が合った「きもちよかった?」…な…っせっかく落ち着い
翔潤のお話です。軽くBL含みますのでご注意を。ベッドに戻った後も何度も抱き合い、繋がった。真っ白いシーツの波を泳ぎながら与えて与えられて薄っすらと窓の外が明るくなる頃絡み合ったまま落ちるように…眠りについた。ん…?気怠い躰を起こし、部屋を見渡すと時計の針は10時を指していた。さすがに腰…というか、ケツの違和感が半端ない。でも、今日は帰らないといけないし、掃除や残った食材の片付けをしないと。眠ってしるしょおくんを起こさないようそっとベッドを降り、手早くシャワ
翔side「翔ちゃんもビール?」「え…あ…そう」ん…と差し出されたよく冷えた缶ビール手に取ると勝手にカツンと合わせて一口…二口と喉に流し込むからそれを見て俺も缶に口を付けた「ふふっ」「なに?」「ん?ん…」雅紀の視線の先を追った流石にここでは二人の話してる内容は聞こえてこないだけど楽しそうに笑い合ってる姿に二人目を合わせ細笑んだ「…潤ちゃんも…かずも笑ってる」「ん…だな」「翔ちゃんも…幸せそうだね」「雅紀だってそ
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意ください。慌てて部屋を出て行ったしょおくん。”待ってて”と言われたけれど、そこは…やっぱり気になって。廊下に出て、階下を覗き込んでみると、何やら話し声が聞こえた。チラッと長い髪が見える。…誰かが来たのかな?回覧板持って来たとか?俺の気配に気づいたのか、階段を見上げたその人と、ガッツリ目が合ってしまった。(上から見下ろすなんて、失礼だよね)多分、そう思うより先に身体が動いていたのだと思う。階段を下りて、ペコリと頭を
もっと上手に踊ったらもっと俺を見てくれるかなもっと一緒にいたら俺の事…好きになってくれるかな…笑っていたら笑いかけてくれるかなコンサートが始まるとあっという間に月日が過ぎていきおおのくんといられる時間はもうほとんど残っていない「ジュニアはあっちだろ?」「だっておおのくんの傍にいたいんだもん」にこにこしてればちやほやされてきた欲しいと思ったも物も…人も全部手にしてきただからきっと…どんどん気持ちはエスカレートして自分でも
潤来てごらん……あ、しょおくん今晩は…4月なのに何だかんだ寒いっすねでも、バルコニー出ちゃいますよねぇ〜しょおくん紅茶と緑茶どっちにしますか?じゅん、俺はコーヒーがいいっ!ブラック濃いめでっ!後で良いから…雲に隠れちゃうから…おいで。ぁあ、月?今夜は雲が多いから見るなら今っ!じゅん!おいで今なら見えるからっ!!お月様?うんうん!お月様だよっ!見て……キレイ。半分だからウサギは何処に行ってんのかな?はぁ?ウサギさんは宇宙遊泳してるってはぁ?じゅんまで?誰から
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意を。しょおくんに戻ります…ん…?「あら、気付いたのね。気分はどう?大丈夫?」清潔感のある真っ白な部屋。抑えられた照明は、心地よい空間を作り出していた。「え…母さん!?ここ、どこ?!」ガバッと起き上がり、周囲をキョロキョロと見渡した。「あなた、倒れたのよ。二宮先生が連絡してくださったの」…センセイが?自分の行動を思い返す。昼過ぎまでは、相葉くんと一緒にいたはずだったが、その後の記憶が無い。倒れて…相葉くんがセンセイに連
……良い子にしてましたかぁ?してたもん飲み過ぎてフワフワしてたでしょ!大野さん達の枕になってたでしょ!電話にも出なかったでしょ?マナーになってたね?どおしてかな?知らないよ…タクシーの中から何度も掛けた…ね(笑)着信履歴怖いもん留守電にメッセージ残しちやった…ぇ、ホント?聞いてない……どれ…バカ!聞くなって!!運転手さんにニヤニヤされたんだぞ!ヤダヤダ聞くのぉ!!やめろってば!コラ!あっ………ンンッ、、、、しょおく返してっ……潤……黙って…ィヤっ……
翔sideあっという間にケーキも食べ終わり一人残っていたワインを飲んでいたじゅんは…俺の太ももに小さな頭を乗せ俺の手とじゃれている『おれものみたい』『だめ…お前さっき薬飲んだだろう?』『んもぅ』『そんな可愛い顔してもダメです』羨ましそうにぷくつと唇を尖らせた『それより智くんに連絡しなくていいのか?』『ん…今日…帰らないかも…って言ってきたから』唇は尖ったまま恥ずかしそうにして俯いたかも…か…ここに来ることどれだけの勇気と
BLです。ご注意下さい。お久しぶりです。今夜は二話更新目指します!「潤ごめんね・・・ココまで運ぶの手伝って貰っちゃって」一緒に俺の家まで文句も言わずにカズを運んでくれて無関係なのに巻き込んでばかりで申し訳なくなる。「何?(笑)これくらい、全然いいよ」何でもないように言ってくれる優しさにちょっと泣きそうになるのを堪えた。「・・・ありがとう、なんか最近助けて貰いっぱなしだよね・・・・」「まぁ、そういう役回りなんだろ。でも本当、間に合って良かったよ・・・」「うん
相葉くんがドアを多分いつもより大きめにバッタン!と閉めて腕の中の潤がピクッと跳ねてご、ゴメンっ……音が……大っきいよ、まぁ君………ふ………ふふ(笑)腕の中で笑うから…潤…聞いてくれる?ぇと…このまんまで?ソファの近くで立ったまんまで抱きしめてて…あ、うんと…座ろっか?…な?手首を掴んだまんまで隣に座らせてあのさ……俺さ好きな人いてね…うん…さっき、怒鳴りながら言っちゃったんだけどねえ……聞いてなかったっ!まぁ君?…なの?ぉお…そっからね…潤……初めて会っ
お、大野さんっ?離して?おはよ!まっさんいつ帰ったの!あ!カズナリが居ないからさ!大野さんっ!!松本さんを離しなさいっ!!しょおくんが……鬼の形相…あ、ゴメン(笑)ついな!大野さんおはようございます…昨日は潤がお世話になりまして…潤、おいで…あーあ…怖い怖い…大野さんと相葉さんの事ベットまで櫻井さんと運んだんだぞ…ったく…色々とまったく!!ああ、そーだったのか俺はカズナリが誘拐でもされたかと思ってさまつもっさんに聞きに来たの大野さん朝ごはん食べません?
翔潤のお話です。BL含みますので、苦手な方はご注意下さい。個人授業☆しょおくんの手が…ボタンにかかり胸元が大きく開いた。火照った躰をスッ…と滑る手のひらは少しだけ冷んやりとしている。肩から胸へと伝う指。それは容易に敏感な粒を、捕えた。「んァッ…」潰すように触れて指先で強く挟み込むと…ピンッと引っ掻くように弾いた。!!?ビクッと躰が跳ねる。さっきよりも格段に強い刺激に頭の中が混乱した。しょおくんの指は更に
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意を。昼食を摂り、二人で片付けをした後再びテーブルにつく。やりかけの問題集を手に取った。何だろう…頭の奥がスッキリと冴えていて、午前中だけでもかなり勉強がはかどった気がする。柔らかな自然光自然の風が通る室内心地よい湿度何より落ち着くしょおくんの気配。集中していたのだろう…気付けば、オレンジ色の空には紫色の雲が細くたなびきその色は、次第に濃いものへと変わっていった。「あれ…もう、こんな時間?!」慌てて残ってい
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意下さい。バタン閉じたドアがの音が、虚しく背中に響く。外に出るとパラパラと落ちる雨粒が、水たまりに小さな波紋を作っていた。落ちた一つの点が…外側へと大きく広がっていく。…俺の考え過ぎなんだろうか。潤の言う通り相手は大人でくだらない嫉妬心に、俺が振り回されているだけ。それなら良いんだ。だけど…潤の部屋の上の階へと視線を向ける。明かりのついているその場所にただ立ち尽くしていた。どのくらいそうしていたのだろうか。水分を含ん
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意下さい。潤の部屋から持ってきたシャツを着せ、ボタンを一つずつとめていく。その手元をじっと見つめている潤。…うちに連れて帰りたい。安心して、眠りにつくまで潤を抱きしめていてやりたい。でも、それは無理だろう。ならば…「潤…好きだよ」「え…うん////」「愛してる」「////////あの、俺も…」頬に首筋に胸元に潤の瞳に拒絶の色がないことを確認しながら、慎重に言葉と唇を置いていく。今、ここにいる間俺のことしか
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意下さい。流れとしては105話のしょおくん目線に続きます。時計は7時。店長に電話をかけると、眠そうな声が耳元に響いた。『ほぇ…翔ちゃん、風邪?熱?店は大丈夫だから、2〜3日ゆっくり休んでよ』「…すいません」『無理しないようにね』一旦、通話を切る。このまま眠ってしまいたかったが、俺にはやることがある。重い身体を起こし、リビングへと向かった。…既に家族は誰もいない。忙しく飛び回る人たちだから、もう仕事に出かけたのだろう。薬箱
翔潤のお話です。BLですので、苦手な方は進まないようにお願いします。脱力し、沈む潤の躰を背中側からギュっと抱きしめる。「…しょおくん…」「ん?あ…ごめん!」見れば、手で受け止めた潤の蜜液がポタポタと伝い、雫を垂らしていた。自分の…濁が躰に纏わりつくというのは、あまり気持ち良いものではないかもしれない。ベタつく体液を拭こうと、ティッシュに手を伸ばすと、その手を絡め取られた。光る…水分を含んだ大きな瞳が、俺を見つめる。「拭かないで良いよ」「え
そう昨日…見てしまったんだジュニアの練習が終わってきっとっここにいるだろうと五人の楽屋のドアを開けた一応…お邪魔してるって自覚はあるからそっと…ねあっ…まつもとくん…ソファーで寝ている…ここからだと誰なのか見えないけど誰かに話しかけている『ここで寝るならホテル帰りなよ』『…ん…お前は?』っ…この声…おおのくん…今日はじゅんって呼ばないんだねその事に少しほっとしている自分がいたほっとしているのに胸がざわつくここにいてはいけないって分
あっ!!ぁあ…!!ゴメン潤っ!!ぅ……ううん、だいじょぶ……ガッチリと潤を抱きしめたまんま相葉くんに怒鳴り散らしててハッと我に返って腕の中を見つめたら潤が俺を見てて…あうっ………上目遣いっ!!ご、ゴメン潤…痛かった?だいじょぶ……あの…ゴメン俺、アルコール摂取し過ぎて…頭回んないの……どんな状況なんだろ……翔ちゃん…俺、リーダーの家に泊まるから…ニノがおいでって言ってんの(笑)ちょっと俺も頑張ってくるわ!潤ちゃん?まぁ君………ちょっとおいで……あ、やめろって
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意下さい。暖かい日差し。額には薄っすらと汗が滲んでいた。…だが、震えが止まらない。足下に落ちた影が歪み嗤うようにグニャリと揺れた。もし、俺の想像した事が現実だとしたら佐藤は…スマホで一番近い場所を検索すると、駅の中の店舗がヒットした。最短の時間での作業が必要であり、土地勘があることを考えれば、ここしかない。合鍵を作成してくれる店。…今回ばかりは、自分の考えが外れていることを祈りながら、佐藤の写真を差し出した。「すいません
翔潤のお話。BLです!!苦手な方は、進まずにお戻り下さい。ハァ…ハァ…ビクビクと震える躰は生温かい体液を吐き出していた。しょおくんが、溢れた腹の上の飛沫をティッシュでキレイに拭き取ってくれる。未だ整わない息を必死に飲み込む俺に優しいキスが降ってきた。「しょおく…」ギュっと抱きつく。「ん?どうした?」「すき…」「…ふははっ!うん、知ってる」「だから…ね?」シて…言葉になっていなかったかもしれないでも、想いは確かに伝わっていていいの?と瞳で問
沙羅からの一方的な電話。腹が立った、それは沙羅よりも自分自身に。なんで俺は沙羅からの電話に出てしまったんだろう?出なければ、こんな思いをしなくて済んだのに…。〝学年一の美人〟の沙羅に付き合ってって言われて有頂天になっていた自分にも腹が立つ。今から思えば、沙羅の言動にはおかしな点があったのに、あの時は全然気付かなかった。付き合っている事は『2人のひみつ』と言っていたのも、「学校では絶対に声を掛けないで、みんなに冷やかされたら恥ずかしいから」と言っていたのも、〝二
翔潤のお話です。軽くBL含みますので、ご注意を。相葉くん、頑張るっ!(*‘◇‘)起動しないスマホをそっと下ろす。証拠が欲しかったが、動画の撮影は無理だった。ならば、せめて目の前の現実を記そう。佐藤は、松潤の部屋の前でスマホの画面を見ている。何かを確認しているようだった。自分の部屋のように鍵を開け、ニヤリと笑いながら部屋の中へと入っていく。何を見てた?…さすがに、そこまでは確認出来ない。佐藤は、ものの5分と経たないうちに出てくると、律儀に鍵を閉め、マグカップを手に自分