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2年前舞台『毒薬と老嬢』で演出をしていただいた錦織一清さん。そのニッキ先生の、演出・出演する舞台『あゝ同期の桜』を観てきました。涙が止まらなかった😭この作品は、海軍飛行予備学生14期会による遺稿集「あゝ同期の桜帰らざる青春手記」をベースに書かれた榎本滋民さんの原作をもとに、上田浩寛さんが脚本を手掛けたもので何度か上演されていますが、私は初の観劇でした。特攻隊として飛び立つ前に家族や友人に当てた遺書のようなものをまとめた深いテーマですが、印象的だったのは、〝反戦〟で描くのではなく、澄み
4年ぶりの、こんばんは。blogを書くのが久しぶり過ぎて、色々と戸惑いながら。昨日、TBS「世界ふしぎ発見!」が最終回を迎えました。その最終回スペシャルに、私が中国でパンダと格闘するシーンがちらりと紹介されました。久しぶりに見た、ミステリーハンター時代の自分にまるで我が子を見るような愛おしい気持ち。ああぁ、懐かしい。ミステリーハンターデビューのマダガスカルでは、先祖の遺体を墓から取り出し新しい布で包み、遺体と共に踊るという伝統的な儀式"ファマディハナ
緊急入院から少し落ち着いて病室で休んでいます。晩御飯を大量に嘔吐してしまいました。担当の看護師から「チョンさんの死生観を聞かせて下さい」と言われました。あぁ、僕が死に対してどう向き合っているのかを聞くんだなぁと思いました。それによってケアの仕方の方向性を決めるのかなぁと思いながら話しました。「僕はがんで死ぬのは悪くないと思っています」と話しました。その理由としては僕が死んだ後の喪失感が他の死と比べて少ないからです。事故・事件・災害・自殺で死ぬと、その瞬間から時間が止まってし
長文です。先日、「彼女は安楽死を選んだ」という、ある意味、問題提起な番組がNHKで放送されました。況や、日本のメディアもやっと「安楽死」をテーブルに載せた、といったところでしょうか。この番組を発端に、SNSが少し騒しくなっているようで。思った通り、番組に対して、痛烈な批判をしている方々がいる。取材を受けたご家族への批判をする方々もいる。そして、逆な考えの方々も結構、いる。でも、動揺している、という方々が大半のようで。この反響があるだけで、この番組の意義はあったのか
きのうは渋谷にて〈死生観〉をテーマにした勉強会&トークセッションでお話させていただきました。ご一緒したのは作業療法士で僧侶で元国会議員という異色の経歴を持つ堀越啓仁さんと地域密着型介護福祉を実践している〈ぐるんとびー〉の菅原健介くん。私からは在宅医療の体制が整わない時代に末期がんの母を自宅で看取った経験や、取材で出逢った死や不治の病と向き合いながら限りある命を懸命に生き、今も生きる人達の大切な物語を。元々、右半身麻痺と言語障害という重い後遺症を抱えていた母が、手遅れのがんと分かった時の衝撃
◆個別セッション「あなたと私のおはなしの時間」あなたのお話を聴かせてください。人にはなかなか話せない「いのちのこと」「死ぬこと」「生きること」など、胸の内をお聞かせください。必要であれば、私の経験や想い、死生観も尋ねてください。私にできることは、「いのち」を感じ、あなたの大切な方のいのちへ愛の光を当ててもらうこと。自分や大切な方の「死」を乗り越えるのではなく、安らぎの源を見つけましょう。【3月セッション募集は終了しました】【4月セッション空き状況】4日(木)