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コメント欄でご質問をいただいた内容で、日本の古代の戸籍制度、近代と現代の戸籍制度のちがいについて調べ、ついでに諸外国にこのような制度があるのかどうか調べてみたので、記事投稿しておきます。■古代日本の戸籍制度の歴史名籍(なのふだ)最も古い戸籍は、日本書紀(日本最古の歴史書)に記録があり、名籍(なのふだ)とも呼ばれる。6世紀中頃、現在の戸籍のような全ての国民を対象としたものではなく、当時は渡来人等の記録をするための対象とした限定的なものだった。古代日本の戸籍制度飛鳥時代に撰定・
※前回の続きです京都レンタサイクルで最後にやって来たのは京都文化博物館の〈大シルクロード展〉!この展覧会、シルクロード好きの私は気になり過ぎて京都の会期(11/23〜)が待ちきれず昨年、東京八王子まで見に行ってしまいましたwやっと関西に巡回してくれたのね🥲大シルクロード展正倉院好きでもあるので、正倉院でもおなじみの宝物のルーツが気になりました。お蚕さんのフィギュア博物館に着いたとき早く見たくてコインロッカーに立ち寄り忘れ…コート着たまま、両手に荷物を持ったままで拝観してしまいま
径38~38.3cm2019年5月に漆絵盆を入手した(註1)。初見の時では、松樹と下部の植物の描写(註2)から、天平時代の表現様式によって制作された模倣作品だと思った。また、天平時代の文様として見慣れない小庵は、この盆の制作者個人による独創的なものと感じた。しかし時間をかけてつぶさに観察しても、なぜか本品が模倣作品であるという決定的な判断が下せる箇所が見当たらない。筆の払いを見せる多数の細やかな描線は、重なっていない。この小庵の巧みな描線の画技に
これは凄い!美しい!正倉院宝物の一つ八稜鏡!正倉院のものはどれもぶっ飛んだ新しいこころみをしている例えばこの鏡!普通はこの様な鏡を作る時、わざわざ鏡の上に銀板を貼り合わせて装飾しようとしたりしない青銅地金そのままで仕上げるなのにこれはあえて銀板を貼り細かな彫金を加えることで、繊細さと気品さを醸し出している。なぜなら地金が青銅と言っても佐波理という、高錫青銅で作られているため硬くて彫れないから。どうしても彫って気持ちを表したかったのだろう。そこで銀なら柔らかいので彫れるならそれ
狩猟文江戸小紋『唐蝉(からせみ)』江戸友禅名古屋帯『狩猟文』狩猟文は正倉院御物にみられる古来から伝わる有職文様です法隆寺にも「獅子狩文錦」の古裂が所蔵されてます12/17から12/22まで産地視察でふくひろ臨時休業させて頂きます12/23より通常通り営業致します何卒宜しくお願い申し上げます#狩猟文#江戸友禅#名古屋帯#江戸小紋#ふくひろ