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至芸とはこの方の為にある言葉日本の女優さん18山田五十鈴さんこんばんは。作品(流れる)を選びました。(祇園の姉妹)は後日とりあげます。京の祇園対東は柳橋界隈です。まず、しげい【至芸】とは、どういう意味か?きわめつくした最高の芸。芸の極致。と辞書にある。至芸とはこの方の為にある言葉ってことが、数々の作品を鑑賞すればーーわかりますーー流れるーーは、その最たるもの。日本映画界が育てた宝と評される女優、山田五十鈴さん。2012年に95歳で亡くなられましたが、13歳で日活
お一人様だと誰にも邪魔されずに読書タイムを楽しめる🎵今読んでいるのが神戸では誰もが知っているにしむら珈琲店の創業者川瀨喜代子さんのヒストリーです戦後の焼け野原の神戸の地で始めた「にしむら珈琲店」色々な艱難辛苦を乗り越えると共に有名になり各界の著名人たちが訪れる店となりました。その一人に今は亡き女優の杉村春子さんがおりその方との対談の一部が本書に記載されています川瀨さんが仕事は毎日の積み重ねが大事ただ仕事としては毎日が同じことの繰り返しなので若い従業員は
かつて日本はこんなにもお洒落だった!?増村保造監督作品、日本、85分企画・脚本に、市川崑監督が参加。京マチ子様、ハナ肇様、船越英二様、杉村春子様、田宮二郎様、ジェリー藤尾様、浦辺粂子様、江波杏子様、植木等様他1952年版『足にさはつた女』は市川崑監督なのですね。越路吹雪様、池部良様、山村聡様、岡田茉莉子様、伊藤雄之助様、沢村貞子様他先日、間違えてこっちのポスター、載せちゃってる。1960年のテレビ版は岸惠子様!こちらも市川崑監督で、生放送。贅沢なこと。どれも
小津安二郎監督の代表作のひとつである「東京物語」(1953)を見ました。大変お恥ずかしい話ですが、一応映画好きの端くれを名乗りながら今回初見なのです・・・。全世界的にも評価の高い巨匠・小津安二郎の作品であり、面白くないわけがないと思っていましたが、何年か前に放送を録画したきり「いつでも見られる」と思ったのも仇となり今更ながらやっと見た次第である。で、どうだったかというと本当に素晴らしい映画である。予想を遥かに越える素晴らしさ。この映画は「老夫婦が東京の子供たちを訪ねるが、多忙などのためなか
東宝スターが大挙して出演した小津映画評価:★★★★★小津安二郎が初めて東宝で撮った作品。(「宗方姉妹」も東宝からソフトが発売されているが製作は新東宝。)舞台が関西、老齢の主人公が枯れた感じではなく艶っぽい、紀子役が原節子ではなく司葉子、などなどいつもと少し違う小津作品。<ストーリー>代々、造り酒屋を営んできた小早川家。当主の万兵衛(中村鴈治郎)は仕事を娘の文子(新珠三千代)の久夫(小林桂樹)に仕事を任せ、長男の未亡人の秋子(原節子)と末娘の紀子(司葉子)の結婚を気にか