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CONTENTS▲【CONTENTS1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後▲【CONTENTS2】ひるなま語録▲【CONTENTS3】お役立ち情報、ボイコミ、取材で話し足りなかったことなど前回はこちら↓ひるなまの夫『#41注腸前夜夜明け』こんにちは。『末期ガンでも元気です38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』(ポラリスCOMICS、フレックスコミックス株式会社発行)の著者、ひるなまの夫でご…ameblo.jp「末期
身も心も弱る中、ヒーローが現れた瞬間の安心感に感動しています。「先生がきてくださり助かりました」と思わず口に出していました。まだ、なんの処置もされていないにも関わらず・・・それだけ僕が追い詰められているということですかね。今回の原因は「横隔膜にがんが神経を刺激している」ということでした。だから息切れ、吐き気、ふるえ、激痛が現れるそうです。腹膜播種では上に侵攻する方と下に侵攻する方がいるそうです。僕の場合は上に侵攻しているそうです。「腹膜播種ってこんなに辛いものなんですか?
もぅ、腹水がパンパンで苦しいです。食ったら吐くし、食わなかったら気持ち悪いです。あと、腸が動くと激痛です。転移して腸が閉塞しかけているんでしょうね。食い過ぎたらすぐに肺炎になります。まぁ、どうでもいいです。終末ケアの場所が決まりました。安心、安心。あとは自分のいのちを燃やし切って、ちゃんと死にたいですね。近況報告でした。しかし、妊婦の方は偉いですね。僕は5〜6キロの腹水を抱えているので、なんとなくわかる気がします。陽向くんを抱っこ紐で抱きながら畑仕事をする、まりえさ
緊急入院から少し落ち着いて病室で休んでいます。晩御飯を大量に嘔吐してしまいました。担当の看護師から「チョンさんの死生観を聞かせて下さい」と言われました。あぁ、僕が死に対してどう向き合っているのかを聞くんだなぁと思いました。それによってケアの仕方の方向性を決めるのかなぁと思いながら話しました。「僕はがんで死ぬのは悪くないと思っています」と話しました。その理由としては僕が死んだ後の喪失感が他の死と比べて少ないからです。事故・事件・災害・自殺で死ぬと、その瞬間から時間が止まってし
生まれ変わってもがんで死にたい若年性がんで死ぬということ・理想の死に方をデザインできる・痛みは生きている証だと思える・何もやらなくて良い・変な人が寄ってきて楽しい・使命がみつかる・何気ない日常に感謝できる・死んで終わりではない・末期がんでも酒は飲める・何をやっても良い・どのような最期を迎えたいか相談できる・老後の心配がなくなる・死ぬまでのお金に困らなくなる・死ぬまでに使いきれないお金をたった数秒で手にする・何をやっても良い・速攻でベロベロになれる・がん友達が増え
腹水を抜いてもらったのは土曜日。そして今日は月曜日。もうすでに腹水で苦しい。一日で約1リットル溜まるらしい。横隔膜辺りが圧迫されて呼吸が浅くなり食欲が減退する無理に食べると余計に苦しくなる。腹水はどうにもならないそうです。んー。ならばやはりマタニティシールを貼るべきだろう。※マタニティシールの効果・チラッと鏡に映る自分の姿で笑えるので腹水を憎まなくて済みます。・バカバカしく気分転換になるのでストレスの解消ができます。(個人の体験談です)☆腹水でお悩みの方はお試しを
朝、私より早く陽向が目覚めます。私のことを起こしてくれるのですが、夜泣きが多くて起きられない時もあります。昨日の朝は起きられず、その間に陽向は自由にお部屋を散策していたようです。30分程して、やっと目が覚めてきたので起き上がると、陽向がシニさんの荷物を引っ張り出していました。いつも何か思いついたことを書き記していたメモでした。それらを見ていると、ふと「がんが見つかった時のこと」を思い出しました。そして、今思い出せるうちに、私のその時の気持ちや行動も書き残しておきたいと思いました。国
吐き気がすごいです。固形物を食べると即座に吐いてしまうので昨晩から流動食に変わりました。いやー、まずいまずい。あまりのまずさに吐いてしまいました。今朝、少しマシな流動食です。半分食べたあと、やはり吐きます。まるで、身体が生きることを拒否しているかのように感じる時があります。最近のお気に入りの写真です。見て下さい。口の周りをべっちょべちょにしながら笑顔で食べています。食べることとは生きることだと改めて感じています。この写真に癒されながら吐くのを承知で食べています。生きろオレ
さようなら。皆さん。素晴らしいコメントの数々ありがとうございました。また、どこかでお会いしましょう。心から愛を込めて。鄭信義
昨晩はまたしても激痛に襲われました。しかも、吐いてしまい。また口からウ◯コを出しました。痛みの原因がわからないのは辛いものですね。腸閉塞の痛みなのか、腹水の圧迫による痛みなのか、がんによる痛みなのか、今朝の主治医からの説明ではがんによる痛みだそうです。ただ、腹水も溜まっているので今朝から抜いています。いやー、いっぱい出ました。3.3リットルでございます。これだけ溜まっていたら、そりゃしんどいですわ。「ビールのピッチャーみたいですね。泡も立ってますし。ウフフ。」と看護
愛されるために生まれて愛するために生きているよい。全てよい。死もまたよい。腹水が溜まり始めると10ヶ月から12ヶ月でだいたいお亡くなりになるそうです。僕の場合あと10ヶ月ほどです。これを超えたら奇跡としましょう。まぁどうなるかわかりませんが自分の死を受け入れています。また、周りも受け止めてくれています。僕個人に関してはとても幸せな毎日を過ごしています。ただ、さよならはとても名残り惜しいです。ちょうど桜が咲く頃ですね。咲きて清浄散りて清浄穏やかに逝きたいなぁ❤️
ヒーローが現れました。後光が差しています。「ごめんね!遅くなって!」その一言で安心感が生まれ、痛みが軽くなるのですから不思議。早速、腹部エコーをとり腹水の確認。4日前に抜いたのですが、もう溜まっている様子。ただ、今回の痛みと直接的な関係性はないとのこと。アイスワインも原因ではないとのこと。腹膜播種の痛みだそうです。がんが広がり、横隔膜や胸膜などの痛みに敏感な部分を刺激し始めた可能性があるとのことです。呼吸困難になっているのも納得です。2リットル腹水を抜きました。少
睡眠と睡眠の間に、今日は話ができました。「陽向の身長伸びてたよ」「よく寝れた?」と私が話し、「ブログ更新してくれてありがとう」「髪の毛剃ったよ」とシニさんが話してくれました。おしっこが出そうで出ないと言い、「まりえさんあれ歌って!」とトイレからシニさん。何かと思えば恥ずかしながら、しーこいしーこいしーこいこいでした(笑)昨日出ないって言ってたので、なんとなく私が歌ったら出たらしく。今日も出ました。すごい。最近親指を吸うのがマイブームな陽向。今日はお父さんのお腹の上で、
昨日は母たちがお見舞いに来てくれました。真ん中が我が母右がまりえさんの母左が陽向くんの母3人の母です。みんな仲良しでいてくれるのが僕は嬉しいです。僕の病気を通して絆が生まれているのを感じます。同じ苦しみを共有することで一致団結しているように感じます。本当に素晴らしい。なにせ、まりえさんのお母さんが最高です。和歌山で農業をされているのですが、自宅の玄関に溝あり、そこに軽トラがよくハマるそうです。なんと、まりえさんのお母さんは軽トラを持ち上げます。まだ50代です。また
だるさを伝えるとソラナックスという精神安定剤を処方して頂きました。うつらうつらと眠りに入り。目覚めると同時に!風呂!風呂!わっしょい!わっしょい!浴室には暖房が・・・優しさに涙。今日はプレゼントで頂いた入浴剤をいれます。バブに比べてすごくゆっくり溶けていきます。お肌ツルツルスベスベになりました。お風呂に入りながら、大事なことを思い出しました。「学」という文字は学ぶ=まねぶ学ぶ=まなぶ学る=さとると読むことができます。「林竹二先生」から教えてもらいました。まずは
衰弱のせいか、医療麻薬のせいか、常にまどろみの中にいるようです。太陽の光で目を覚まし、フラフラと屋上へ登ります。あまりにも美しい空を見上げて暖かい光に包まれて意識を失いそうになります。なんて美しい・・・全てが調和し、全てが平等で、愛と真実だけの世界。そこに何の隔たりもない。刻々と変わり行き無常を教えてくれる。世界の美しさに涙が溢れてむせび泣く。一瞬の中に永遠を見出す。永遠の中に一瞬を見出す。また見つかった、何が?永遠が。それは歓喜の涙。僕は狂ったのだろうか。あの空が
今日は、形見分けというほどではないけれど、シニさんの持ち物をご家族に見てもらいました。洋服を見ていると、サイズも雰囲気もいろいろ。抗がん剤を始めた頃は、丸坊主にしたので今までの服が似合わなくなったと言って、少し服装が変わったのを思い出しました。腹水がたまり始めた頃は、お腹周りがキツくなってきたと言って、大きめサイズの服を買い足していました。いつも明るく「似合うかな?どう?」と言っていたけれど、シニさんは服装を大切にする人なので、心の中ではどんなふうに思っていたのだろうか…とふと思い
12月1日のことが書けたので、自分の中で一区切りつき、このブログの今後のことについて考えました。更新を終わりにするなら、このタイミングかな…とも考えたのですが、せっかくシニさんが与えてくれた居場所のひとつなので、やめてしまうのも寂しいような気がして、昨日は1日考えていました。先日、当ブログの担当の方にメールを送らせて頂いたところ、更新が私に変わってからもずっと読んでいただけているとのお返事を頂きました。そのことを知り、とても嬉しかったです。また、頂いたコメントを拝読していると、本当に
朝。空の美しさに涙がこぼれました。昼。どこからか導かれるようにピアノの音。「野に咲く花のように」をリクエストして号泣。野に咲く花のように風に吹かれて野に咲く花のように人をさわやかにしてそんなふうに僕たちも生きてゆけたらすばらしい時には暗い人生もトンネル抜ければ夏の海そんな時こそ野の花のけなげな心を知るのです野に咲く花のように雨に打たれて野に咲く花のように人をなごやかにしてそんなふうに僕たちも生きてゆけたらすばらしい時にはつらい人生も雨
身体を起こすだけでも酷く息切れします。息を吸うと左胸に激痛が走ります。オキシメーターは86という低酸素を表しています。今朝は3回吐きました。昨晩、原因不明のふるえが止まりませんでした。身動きが取れません。今は寝たきりで過ごしています。ナルベインの処方で痛みそのものは激減しましたが、それ以外の症状の現れ方がすごいです。今日もヒーローは休みの中、僕の身体を診に来てくれるそうです。昨日と同様にヒーローが現れるのをまっています。
今年のサンタクロースも、無事に仕事を終えました🧑🎄(毎年、寝落ちしない様に必死に目をかっぽじってます)7年前からひとりぼっちのサンタクロースです結構色々大変でしたそれも今年で最後になりそうですサンタクロースの皆さん、お疲れ様でしたちなみに、うちの娘2人は、サンタクロースにこれをお願いしました(今は12歳と9歳です)⬇︎シャンデリア8灯電球付き【toilette】トワレ(電球付属白熱灯白熱8畳7畳6畳5畳4.5畳led対応シーリングシンプルお
こんばんは。『末期ガンでも元気です38歳エロ漫画家、大腸ガンになる』(ポラリスCOMICS、フレックスコミックス株式会社発行)の著者、ひるなまの夫でございます。CONTENTS▲【CONTENTS1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後▲【CONTENTS2】ひるなま語録▲【CONTENTS3】お役立ち情報、ボイコミ、取材で話し足りなかったことなど前回は↓コチラひるなまの夫『#7おなか痛過ぎ、初めての救急⑵』こんばん
うっひょー!からの・・・バタンキュー。何が起こったかというと。アイスワインを呑んだ直後に悪寒が走りました。このアイスワインを買うためにオカンは走っていましたが・・・はい!すいません!身体がガタガタと震えはじめ、あっという間に37度を超えてしまいました。熱にうなされ「もう、好きにして・・・」と寝言を言っていたそうです。原因は空腹でアルコールを摂取したためです。窓も開けっぱなしでしたし・・・はぁ、ほんとバカな僕。解熱剤の点滴を入れてもらいました。緩和病棟の人たちは本当
少し食べただけでも吐きます。昼食を頂いたのですが、食べてすぐに吐き気がきます。トイレにダッシュしますが間に合わず、そのままが吐くのですが、今回はマスクをしているのを忘れて、そのまま吐きました。どうなると思います?そう、顔がゲロまみれになりした。普段から、マスクをしたまま鼻を噛むので顔中鼻水だらけになります。しかし、ゲロは初めてでした。いやー、酸っぱい酸っぱい。その不快感もあわせて、食べたもの全て吐ききりました。お見舞いに来てくれたまりえさんが「やせてキリッとなっ
イレウス管は地獄です。今までかなりの荒療治を受けてきましたが、イレウス管ほどの苦痛はありませんでした。鼻から小腸まで管を通します。なんせ。眠れない。落ち着かない。割り箸を鼻に突っ込まれているという感じです。久しぶりに精神がやられる。一週間付けっぱなしだそう。耐えれるかオレ。
12月3日お通夜の日に、一通の封筒が届きました。中身は、フォトコンテストの入選のお知らせでした。あれは、7月にシニさんのお母さんと陽向が初めて会った時のことです。シニさんがカメラでたくさん写真を撮っていました。その中の1枚がとても素敵だったので、愛媛の「愛顔感動ものがたり」というフォトコンテストに応募しようと話しました。それがこの写真です。タイトルは「はじめまして!」11月中旬、フォトコンテストの担当の方から受賞する可能性があると連絡がありました。シニさんも結果をとても楽しみ
今日は腸がよく動きました。腸が動くことを蠕動運動と呼ぶのですが、この時に痛むことを「蠕動痛」と呼びます。僕は腸閉塞が一ヶ所だけでないそうで、この「蠕動痛」が大激痛になって襲ってきました。いやー、意識が飛ぶほど痛かったですね。その後、トイレに行ったのですが強烈な息苦しさに見舞われて呼吸ができなくなりました。今日はぐったりです。なかなかスッと逝けないものですね。陽向くんに癒されています。ハロウィンの衣装は「はらぺこあおむし」です。
今日は、シニさんのお母さん、お兄さん、お姉さん、陽向と一緒に面会に行きました。会話の流れでしんみりしていた時、シニさんが三三七拍子を始めました。「パーッといこうぜ!!しみったれずにいこうぜ!!」※陽向のスイマーバという浮き輪です(自宅にて)どんな時も笑わせてくれる、サービス精神旺盛なシニさんです。体は常にだるく、早く解放されたいと言っていました。そんな中でも、体が勝手にサービスしてしまうのだと思います。おかげで場が明るくなり、私も笑顔で帰ってくることができました。「今日のブログタ
先日、一周忌の法要を京都にて執り行いました。ご住職様は、シニさんが長年お世話になった方なのですが、シニさんが喜ぶようにといろいろと考えてくださっておりました。シニさんのお父様のオカリナ演奏があったり、お母様の法話が聞けたりと、寂しい思いの中にも温かさを感じることができる法要となりました。お母様が法話の中で、「人は人によって救われる」という言葉を話してくださりました。綺麗な景色に心癒されることはあるけれど、それだけでは救われないよね、と。本当にこの一年を思い返して、その通りだったと感
いつもありがとうございます!今日はブログはお休みさせて頂きます。また、気持ちの整理ができましたら書かせてください。写真は今日看護師さんに撮って頂いたものです。