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5月14日は、ケイト・ブランシェットの54歳の誕生日でした。(1969年5月14日生まれ)それを記念して、ケイト・ブランシェットの作品を紹介しています。■『ギフト』と並び本作品も、ケイト・ブランシェットの初期の傑作と言っていいでしょう。『エリザベス』(1998)監督シェカール・カプール共演ジョセフ・ファインズ撮影レミ・アデファラシン【あらすじ】カトリックとプロテスタントが争う16世紀の英国。エリザベスは、腹違いの姉で、彼女をロンドン塔に幽閉したメアリー女王の崩御後
映画におけるエレガンスを書いていくのが、このブログのメインテーマです。■その際に、「とりあえず」女優を主に取り上げます。(むろん、男優や、監督やスタッフとの共同作業により、映画が出来ているのですが、一つの切り口として、女優にフォーカスを当てています)■私の考える、映画におけるエレガンスとは、人生において本質的なものです。■それは、単に女優の容姿や仕草のエレガンスではないのです。容姿や仕草は、前提条件や必要条件であって、本質ではないと思います。■本質は、演出
本日4月8日は、サイレント期の伝説の映画女優メアリー・ピックフォードの生誕132周年です。(1892年4月8日-1979年5月29日)それを記念して、彼女の作品をご紹介します。『雀』(1926)監督ウィリアム・ボーダイン共演ロイ・スチュワート撮影チャールズ・ロッシャー【あらすじ】南部の沼沢地の農園に、預かった子や孤児を閉じ込めて働かす悪漢グライムズ一家。最年長の娘モリーは凧を飛ばし、救援を乞うメッセージを送ろうとするが失敗。ところが、グライムズが誘拐事件に関わっ
1月20日は、オードリー・ヘップバーンの没後31周年でした。(1929年5月4日-1993年1月20日)それを記念して、『オールウェイズ』から遡って、オードリーの作品を紹介しています。■『マイ・フェア・レディ』と並ぶオードリーのミュージカル映画です。『パリの恋人』(1957)監督スタンリー・ドーネン共演フレッド・アステア衣裳イーディス・ヘッド+ジヴァンシー映像協力リチャード・アヴェドン音楽ジョージ・ガーシュウィン撮影レイ・ジューン※テクニカラー
来る5月4日は、オードリー・ヘップバーンの生誕95周年となります。(1929年5月4日-1993年1月20日)オードリーの作品を紹介いたします。(過去の投稿の再掲となります)『暗くなるまで待って』(1967)監督テレンス・ヤング製作メル・ファーラー共演アラン・アーキン音楽ヘンリー・マンシーニ撮影チャールズ・ラング※テクニカラー【あらすじ】夫のサムが見知らぬ女性から受け取った人形にはヘロインが隠されていた。ヘロインを奪い返そうとする組織のリーダー、ロー
本日3月21日は、フランソワーズ・ドルレアックの生誕82周年です。(1942年3月21日生誕-1967年6月26日死去)それを記念して、フランソワーズ・ドルレアックの代表作を紹介しています。『袋小路』(1966)監督ロマン・ポランスキー撮影ギル・テイラー共演ドナルド・プレザンス、ジャクリーン・ビセット【あらすじ】外界から遮断された古城で悠々自適な生活を送るジョージとその若い妻テレサ。しかしテレサはすっかりジョージに愛想を尽かしており、隣の島に暮らす青年と浮気をして
明日のNHKBSで『ローマの休日』が放映されます:12月11日(月)午後1時00分〜3時00分■以下は、以前の投稿の再掲です:オードリー・ヘップバーンのハリウッドデビュー作のこちらです。恐らく、世界で最も人気のある映画の1つでしょう。『ローマの休日』(1953)監督ウィリアム・ワイラー共演グレゴリー・ペック撮影フランツ・プラナー、アンリ・アルカン衣裳イーディス・ヘッド※アカデミー衣裳デザイン賞(白黒部門)脚本ダルトン・トランボ※ハリウッドテンの1人
5月14日は、ケイト・ブランシェットの54歳の誕生日です。(1969年5月14日生まれ)それを記念して、ケイト・ブランシェットの作品を紹介いたします。■こちらは、本日2023年5月12日に公開されたケイト・ブランシェットの新作です。『TAR/ター』(2022)監督トッド・フィールド共演ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス撮影フロリアン・ホーフマイスター【あらすじ】ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命されたリディア・ター。天才的能力とたぐいま
本日5月31日は、ブルック・シールズの58歳の誕生日です。(1965年5月31日生まれ)それを記念して、ブルック・シールズの代表作を取り上げます。『青い珊瑚礁』(1980)監督ランダル・クレイザー共演クリストファー・アトキンズ撮影ネストール・アルメンドロス【あらすじ】南太平洋上を航行する一隻の帆船。その船内で火事が発生、まだ幼いリチャードと従妹のエメラインは親とはぐれながらも何とか別のボートに乗り込み、難を逃れた。そして一夜が明け、彼らは無人島に流れ着く。そこで一緒
本日は、シャーリー・マクレーンの90歳の誕生日です。(1934年4月24日生まれ)それを記念して、彼女の作品を紹介します。■シャーリー・マクレーンShirleyMacLaineヴァージニア州リッチモンド生まれワシントン・シンフォニーの指揮者だった音楽家の父と、元女優の母の間に生まれる。弟は俳優ウォーレン・ベイティ。3歳の頃からバレエを習う。16歳の時に、ブロードウェイデビュー。1955年『ハリーの災難』で映画デビュー。1958年『走り来る人々』でアカデミー主演女優賞に
本日9月27日は、伝説的な女優クララ・ボウの没後58周年です。(1905年7月29日生誕-1965年9月27日死去)それを記念して、クララ・ボウの作品を紹介いたします。■クララ・ボウは、ニューヨーク市ブルックリンに生まれました。16歳の時に雑誌の美人コンテストで優勝し、翌年、映画デビュー。『酒』(1924年)で初の主役になり、当時流行していた‟フラッパー”スタイルを代表する女優の1人として人気を博しました。パラマウント映画と契約し、『あれ』(1927年)が大ヒットする
明日のNHKBSで、オードリー・ヘプバーン主演『ロビンとマリアン』が放映されます:3月21日(木)午後1時00分〜2時48分■以下に以前の投稿を再掲します。『ロビンとマリアン』(1976)監督リチャード・レスター共演ショーン・コネリー撮影デヴィッド・ワトキン【あらすじ】ロビン・フッドは、リチャード王の死により、18年ぶりに十字軍遠征からシャーウッドの森に戻ってきた。修道院の院長となっているマリアン姫と再会したロビンは、束の間の充ち足りたときを過ごしていた。
4月15日はクラウディア・カルディナーレの86歳の誕生日です。それを記念して、クラウディア・カルディナーレの映画を紹介しています。『ブーベの恋人』(1963)監督ルイジ・コメンチーニ共演ジョージ・チャキリス、マルク・ミシェル撮影ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ製作フランコ・クリスタルディ【あらすじ】2週間に一度マーラは彼に会いに行く。それが彼女の生活のはかない喜び。彼女は回想する、1944年の終戦=解放の日……。パルチザンである彼女の兄の同胞ブーベが悔やみを言いに彼女
4月5日のベティ・デイヴィスの生誕116周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。(1908年4月5日生誕-1989年10月6日死没)『何がジェーンに起ったか?』(1962)監督ロバート・アルドリッチ撮影アーネスト・ホーラー共演ジョーン・クロフォード【あらすじ】古い屋敷に一組の姉妹ブランチとジェーンが暮らしていた。ジェーンは可愛らしい名子役で一世を風靡したが、成長してからは仕事も無く、美貌のブランチの下で鬱屈した生活を送っていたのだった。そんなある日、ブランチが
来る5月4日は、オードリー・ヘップバーンの生誕95周年となります。(1929年5月4日-1993年1月20日)それを記念してオードリーの作品を紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)■なお、Amazonプライムビデオで無料で視聴可能です。Amazon.co.jp:シャレード2013(字幕版)を観る|PrimeVideoこの映画はオードリー・ヘップバーンのクローズアップされた目ににピストルから水が飛び出しすシーンから始まる。www.amazon.co.jp
数多の美人女優の中から数十人だけ選ぶという困難さは予想以上に大変なことでした。はっきり言ってキリがありません。したがって、なるべく多くの美人女優を挙げたつもりではありますが、「今、私が思い出す中で」という注釈をつけさせていただきます。これを機会に出演作を観ていただけたなら幸いです「ワンダの選ぶ史上最も美しい女優ベスト30」のいよいよラストのベスト10の発表です!<第10位>マレーネ・ディートリヒ(ドイツ)/1901年生まれ1920年代~50年代までドイツ、ハリウッドの代表的
来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後41周年となります。(1938年9月23日生誕-1982年5月29日死没)それを記念して、ロミーの作品を紹介いたします。なお、昨年は没後40周年ということで、フランスでも日本でもレトロスペクティブが開催されました。『恋ひとすじに』(1958)監督エール・ガスパール=ユイ共演アラン・ドロン、ミシュリーヌ・プレールジャン=クロード・ブリアリ撮影クリスチャン・マトラ※EastmanColor【あらすじ】1906年、
本日から、ジュリエット・ビノシュ以降のフランス女優について取り上げます。まずは、ジュリー・デルピーです。■JulieDelpy1969年12月21日-フランスパリ生まれ両親も共に俳優の芸能一家。幼少より舞台に立ち、1985年の『ゴダールの探偵』で映画デビュー。そのほか『汚れた血』『トリコロール/白の愛』『ビフォア・サンライズ恋人までの距離』『ブロークン・フラワーズ』などで国際派としてその名を広めていく。映画製作も志し、ニューヨーク大学で学んだのち、1995年に短編『Bla
本日3月11日はドミニク・サンダの73歳の誕生日です。(1951年3月11日生まれ)それを記念して、ドミニクの作品を紹介しています。■最高傑作の『暗殺の森』と同様に、こちらもベルトルッチの作品となります。『1900年』(1976)監督ベルナルド・ベルトルッチ撮影ヴィットリオ・ストラーロ共演ロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー【あらすじ】1900年の夏の同じ日に生まれたアルフレードとオルモ。それぞれ大地主と小作人頭の息子という立場の違いはあったが、二人は仲
本日11月22日は、韓国の女優ソン・ヘギョの生誕42周年です。それを記念して彼女の作品を紹介します。■ソン・ヘギョ/송혜교/宋慧教/SongHye-gyo1981年11月22日韓国テグ生まれ、ソウル育ち学生服のモデル選抜大会で優勝し、TVドラマ『初恋』(96)で女優としても活動を開始。『ファン・ジニ』(2007)監督チャン・ユニョン共演ユ・ジテ、リュ・スンリョン撮影チェ・ヨンテク【あらすじ】貴族の娘として育てられたチニ(ファン・ジニ)は、1
本日3月13日のジャクリーヌ・ササールの生誕84周年を記念して、彼女の作品を紹介いたします。(1940年3月13日生誕-2021年7月17日死没)■ジャクリーヌ・ササール/JacquelineSassardフランスニース生まれ6歳までカメルーンで過ごした後、母親と共にニースへ戻った。1956年に『悲しみよこんにちは』に出演できる機会に恵まれたが、英語が話せなかった為に映画出演の話は無くなった。ヴァレリオ・ズルリーニに見出されて1957年に彼の脚本の映画で本格的に映画デビュー
本日から、ジュリエット・ビノシュ以降のフランス女優について取り上げています。■こちらは、『汚れた血』(1986)に続く、ジュリー・デルピーの代表作の1つです。『トリコロール/白の愛』(1994)監督クシシュトフ・キエシロフスキー共演ズビグニエフ・ザマホフスキ撮影エドワード・クロシンスキー【あらすじ】ポーランド人の美容師カロルは、性的不能を理由にフランス人の妻ドミニクに離婚を求める裁判を起こされる。言葉も通じない異国の地で、パスポートも取り上げられ、トランクひとつで
本日4月26日は、伝説的な女優ベッシー・ラヴの生誕125周年です。■ベッシー・ラヴ/BessieLove1898年9月10日生誕-1986年4月26日死去テキサス州ミッドランド生まれ。映画会社バイオグラフでグリフィスに出会い、芸名を与えられる。かの『國民の創生』(1915)や『イントレランス』(1916)に出演し、ウィリアム・S・ハートやダグラス・フェアバンクスの相手役を多くつとめる。1929年以降のトーキーの時代においては、数多くの初期のミュージカル映画に出演。
来る3月2日は、ジェニファー・ジョーンズの生誕105周年です。(1919年3月2日-2009年12月17日)それを記念して、ジェニファー・ジョーンズの作品を紹介します。■こちらは、ジェニファーの実質デビュー作にして、アカデミー女優賞受賞作品です。『聖処女』(1943)監督ヘンリー・キング共演チャールズ・ビックフォード撮影アーサー・C・ミラー【あらすじ】時はナポレオン3世統治下。貧しい農家スービルには長女ベルナデットをはじめ5人の子がいて苦しい生活を送ってい
来る4月23日は、ポーレット・ゴダードの没後34周年となります。それを記念して、彼女の作品を紹介します。■ポーレット・ゴダード/PauletteGoddard1910年6月3日生誕-1990年4月23日死没ニューヨーク市クイーンズ区生まれ父はユダヤ人。両親は彼女が幼い頃に離婚し、母親に育てられる。モデルとして働いた後、1926年に映画デビュー。翌年には舞台にも出演。1929年にハリウッドに移り、ハル・ローチのスタジオと契約してローレル&ハーディの短編映画などに出演。サミ
西条策定のエロス体現の古今東西女優番付の西(西洋)の横綱、ソフィア・ローレン先生。ローレン先生の極めつけはダンスの場面である。
2月12日は、李香蘭/山口淑子の生誕104周年でした。それを記念して彼女の作品を紹介します。■李香蘭/山口淑子1920年2月12日-2014年9月7日満州・奉天生まれ女学校時代にその美貌と北京語が認められ、1938年に李香蘭としてデビュー。映画『白蘭の歌』『支那の夜』などに出演し、日本でも爆発的なヒットとなった。また、歌手としても「夜来香」「何日君再来」、「紅い睡蓮」などをヒットさせた。1946年に帰国し、山口淑子と改めて『わが生涯の輝ける日』『暁の脱走』などの映画に主演。
来る4月22日は、アリダ・ヴァリの没後18周年です。(1921年5月31日生誕-2006年4月22日死没)それを記念して、アリダ・ヴァリの作品をご紹介します。『われら女性』(1953)監督ジャンニ・フランチョリーニ撮影エンツォ・セラフィン第2話我が子をハリウッドに残してローマに帰ったヴァリは、淋しさをまぎらわすため、自分の使っているマッサージ女の許婚者を誘惑してみようかという気になった。彼女は、或る晩、祝賀舞踏会の招待をすてて、マッサージ師の婚約披露パーティに出かけた
本日4月23日は、ポーレット・ゴダードの没後34周年です。(1910年6月3日-1990年4月23日)それを記念して、彼女の作品を紹介しています。■以下は以前ご紹介した、男優が出ない映画『女性たち』を再掲します。ポーレット・ゴダード以外にも、ジョーン・クロフォード、ノーマ・シアラー、ロザリンド・ラッセル、ジョーン・フォンテインなどのMGM女優たちの競演となっております。-------------以下再掲内容-------------『セックス・アンド・ザ・シティ』のよう
本日10月22日はカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日です。(1943年10月22日生誕)■このブログは、映画女優のエレガンスをテーマとしていますが、中心的に扱いたい女優は、カトリーヌ・ドヌーヴです。その理由は、以下の通りです:映画に多大な貢献をした女優であること。主演や助演本数約110作品ドゥミ、ブニュエル、トリュフォー、ガレル、オリヴェイラ等の映画作家への貢献現役・存命の女優であること。リリアン・ギッシュやベティ・デイヴィスなども、上記1を満たすのですが、残念なが