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今日は、重度の自閉症だった息子を救ってくださったトモニ療育センターの河島先生の講演に行き、息子とゲスト出演もさせていただきました。河島先生との出会い、そして素晴らしい療育をご紹介しました。河島先生も子どもさんが自閉症で、今から50年ほど前に、まだまだ療育という概念もない時代に、子どもの可能性を信じて、できることを増やしてやり、立派に子育てをされました。泣いて暴れるのは、言葉が分からないからだと、言葉が理解できれば指示に従える。だから言葉を教え、数が分かれば、10進法が理解できればお金の計
支援センターはとても良い所が見つかって、来年4月から通園する予定だけど、、スタッフさんも保育士さんも心理士さんも本当に皆さん良い方ばかりなのに、そこに入ってる診療所の女医さんだけは違ったのが残念。質問に答える形で診察をすすめてたんだけど、まだこちらが話してる(話し終わってない)のに、【あーはいはいそうなんですねー(笑)】【上のお子さんも発達障害なんですねー(笑)それは~大変そうですねー(笑)】いちいちなんで笑われるのか意味不明だし、発達障害二人育ててる真っ最中の私たち夫婦からしたら
息子に何か適切な療育はないのかと、多くの専門家、支援と称するところに相談に行きました。しかしどこへ行っても、泣くようなことをさせないで、しっかり遊んであげなさい。というアドバイスでした。そんなのでは決してよくならないと思っていた私たち夫婦は、途方に暮れるばかりでした。そんな中、1996年11月11日息子が2歳5か月の時に地元新居浜市のトモニ療育センターでの外来セッションの機会を得た。まず建物に入るなり息子は大泣き、椅子になど1分とて着席したことが無かったので(着席できるとも思って
河島先生の説明が続きます。息子が泣いてもわめいても、淡々と検査は続いていきます。息子への対応では、今まで無かったことなので、不安でオロオロする母親です。その時の母親の記録では、「それまで『泣かせてはいけない』信じ、まるで腫れ物に触るようにしてきた私にとって、こんな我が子の姿を見るのは耐えられず、『もうやめてください』と何度も言いそうになりました。(この時、言わなくてよかったと今しみじみと思っています。)」このくらい、今までの認識とは違う理論でした。
散歩中に支援センター前通ったらスタスタと入り口へ走って行った息子。指さして「ここ!」って感じだったのでそのまま行って来ました。かなり意思がはっきりして好き嫌いもわかりやすいです。たくさん遊んで、さぁお昼食べよう。急いで作るぞ。
「精神科医の子育て論」から、母親が読んだ跡です。この本から、「喋れないからかわいそう」「わからないからさせなくていい」という今までの考え方が、ますます息子を何もできない子にしていくという事に気付き、衝撃を受けた。その後トモニ療育センター入会までの半年間、身の回りの事、手先を使う事は親が手を添えてでも自分でさせるよう意識して接してきた。またわざといろいろな場所へ連れ出し少々泣いても多くの事を経験させていこうと思った。母の記録より。
トモニ療育センターの初めてのセッションです。私たちは、息子が大泣きすることは予想していました。嫌な課題には座ろうともしません。河島先生の説明は、この泣きは、我々のつらいや悲しいではなく、ただやりたくない、分からないと泣きで反応しています。言葉で言えないから泣きで訴えています。この泣きは彼にとっては言葉です。ですからこの泣きに引きずられたらいけない。できないこと、分からないことを減らしていくことが重要です。できる課題や好きなことには、すぐに泣きやむ。劇的に変わります。下の動画
トモニ療育センターで初セッションを受けた時です。椅子には1分と座れないと思っていたので、息子の気をひくために、母親はバッグの中にたくさんオモチャを持っていっていました。「オモチャとか持たしてもいいでしょうか?」と母親が聞くと、持たさないように言われました。この時点で私たちは、息子が大泣き大暴れすることを予測することは難しくありませんでした。それまで泣かせたらいけないと言われ、それを信じてなるべく泣かさないように育ててきた私たちにとっては、全く以外な展開でした。後の説明で知ったので
トモニ療育センターの初めてのセッションでは、粘土を紐のように細く伸ばす、という簡単な課題も理解出来ず、泣き暴れていたのが、2年半後、1人で座り、1から100までのカードを順番に置いていくという高度な課題をこなせるようになりました。1から10そして100まで置けるようになり、10進法を理解できるようになれば、お金の計算ができるようになる。そうすれば、買い物ができるようになる。60進法を理解できれば、時計がわかるようになる。そうすれば予定を入れることができるようになる。そう指導を受け、家庭
トモニ療育センターで、嫌がって泣いてばかりの息子に母親はただオロオロしながら、今まで、専門家と言われる人のアドバイスと全く違う展開に、そして泣いているにも関わらず、延々と続く課題に、少し疑問を持ち言いました。すると、河島先生はピシャリとこう言いました。今となってはその通りです。明日は河島先生が数十年ぶり(たぶん)に、地元新居浜市で講演をされます。私たち親子が河島先生をご紹介することになっています。河島先生には、療育について思いの丈を余すことなくお話ししていただきたく思っています
河島先生は療育の糸口を教えてくださいました。とにかく早期治療ですので、小さいうちに効率よく行う必要があります。
5歳の息子ですが、ちゃんとあいさつして、1人で座ってお勉強できるようになりました。このあたりを、ご紹介していきたいと思います。
トモニ療育センターはやっと出会った本物の療育でした。(少なくとも私たちはそう思った)そこの河島先生の所見です。コミュニケーションが全くとれていない重度と診断されました。やっと本物の療育が動き始めた瞬間でした。本物の療育に出会うその3に続きます。
亡き母の記録では、「これは私と息子のことを書いた本です」と微笑みながら、河島先生が差し出された「精神科医の子育て論」との出会いは、今までどんな本を読んでも理解しがたかった自閉症について、明確な答えを出してくれた。
日本画を見てインスピレーションを受けて、描き始めた縦長の作品です。3作目は「コヨーテ」オオカミの仲間だそうです。いつものように作品を並行して、描いていくそうです。こんがらないのでしょうかね。