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昨日の続きです。今日も「抜塞(ばっさい)」に登場する個所の分解・解説の話になりますが、その内容はタイトルから何となくお分かりになると思います。昨日ご紹介した技の場合、「形(かた)」の動作をそのまま活用した内容でしたが、今日の技の場合は、いわゆる変形バージョンになります。固い頭ではなかなか見えないことも、柔らかくすれば見えてくることがありますが、その話は昨日もしました。その意識で「形」を見た場合の解釈例になると思われるのが今日のブログのテーマになりますが、具体的に
このところ、稽古以外のところで空手道について書いていますが、今日はタイトルにも示してある「投げ技」や「関節技」についての話になります。以前のブログでもお話ししたことがありますが、もともと空手道は武術としての体系ですから、戦いに必要な技は網羅しています。それは武器術までも含んでいますが、基本的には素手という括りでお話ししてきました。千唐流では古武術として教授されていますが、今回はそこまでお話しせず、素手での体系の範囲内の技ということで進めていますが、その最後として「投げ技」・「関節技」に
一昨日の続きです。ある火曜日の稽古の話ですが、この日はオーストラリアからのゲストがお越しになっていましたので、いつもと違った稽古メニューになりました。その様子はここ数日のブログでお話ししてきましたが、今日で最後になります。この日の最後は「正整(せいさん)」に登場する動作の解釈となり、昨日のブログではこの「形(かた)」ならではの「外受け(そとうけ)」の細かなポイントについて説明し、その上でこの日も冒頭で稽古した「猿臂(えんぴ)」の用法例を加味し、その腕数をこなしてもらいま
昨日の続きです。この日は一般稽古の日でしたが、ちょっと研究稽古の雰囲気も入ったものになったことは、昨日のブログで感じられた方もいらしたのではないかと思います。実際、続いて行なった稽古も似たような感じになり、基本の単独稽古と思っていた内容からいろいろ展開する、という変化を経験してもらいましたが、ここではそういう柔軟な思考を持つことの大切さも合わせて言及しました。それは昨日のテーマだった「背刀(はいとう)」の用法を稽古した時にもお話ししましたが、続いて行なった技も単に身体を動かすだけで