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【ヨロヅハタトヨアキツシヒメ/織物の神】@art.mochida.daisukeヨロヅハタトヨアキツシヒメ(萬幡豊秋津師比売命)の神名は長くて難解な印象ですが、「萬幡(よろずはた)」を「数多くの布帛(機(はた)」、「豊(トヨ)」を「豊かな、偉大な」、「秋津(アキツ)」を「蜻蛉の羽のように薄い上質なもの」、「師(シ)」を「技師(織女)」と解釈すると、「多くの布帛で偉大な蜻蛉の羽のように薄い上質な布を作る技師(織女)」が神名の意味するところだと考えら
やっぱ熊野大社でしょう!ふらっと思い立ったので山陰までドライブ。今回は神魂神社や佐太神社に参拝予定だったのですが、近くを通ったので吸い寄せられるように熊野大社へ。やっぱ雰囲気いいですよね。駐車場と神社を挟んだ川を渡ると柔らかく優しい雰囲気に変わります。同じ島根の出雲大社のように、人が多くもなくどちらかというと地元の方が多い印象。ゆっくりと落ち着いた雰囲気ですね。とにかく優しくて居心地の良い雰囲気・・・。お稲荷さんと荒神社。コチラには式内社を6個合祀されてるみたいですね。ホント
【アメノミナカヌシ/天地創造の神】@art.mochida.daisuke『古事記』において天地開闢の時に一番最初に現れた神様がアメノミナカヌシ。続いてタカミムスビ、カミムスビが現れ、すぐに身をお隠しになりました。この三つ柱の神々を総称して「造化三神(ぞうかさんしん)」と呼び、造化三神は男性女性の区別がない独神(ひとりがみ)であり、最初に生まれたアメノミナカヌシはこの三柱の創造神の中でも中心的存在。なので中心に引き寄せる力を現して描いています。
【ハヤサスラヒメ/祓いの女神】@art.mochida.daisuke『大祓詞(おおはらいのりと/おおはらえのことば)』に出てくる祓いの女神ハヤサスラヒメを描いてみました。ハヤサスラヒメは『古事記』や『日本書紀』には記載のない神名ですが、全国の神社で奏上される『大祓詞』において、様々な罪穢れを清めてくれる神様である「祓戸四神(はらえどよんしん)」の内の一柱です。6月末に「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」12月末に「年越しの大祓(おおはらえ)」として、
貴船神社(上牧町上牧)大和国葛下郡奈良県北葛城郡上牧町上牧4179(鳥居前に駐車可)■延喜式神名帳深溝神社の論社■祭神罔象女命[配祀]天児屋根命素盞嗚命別雷命保食命式内社深溝神社の論社、他に香芝市下田町の鹿島神社が挙げられています。◎「智照寺山」に鎮座しており、こちらを元宮として新たに南500mほどのところの「拍手山」に智照神社(現在、記事改定作業中、本日22時02分にUP予定)が建てられています。往古は寺などを含めて一くくりの大規模な社寺跡だったようです。現在は
歴史を見直しあなたが創るほかでは聞けない古事記講座INTOKUSIMA日時:皇紀2682(令和4年)年11月27日(日)10:00~16:00会場:徳島市立考古資料館所在地:徳島県徳島市国府町西矢野奥谷-1参加費:500円講話:壱式内社鹿江比賣神社(鹿江比売神社)かえひめじんじゃ考察講師:上板古事記研究会会長川北浩氏講話:日本中で祀られている阿波の神様講師:阿波古事記研究会副会長三村隆範氏主催:徳島古事記研究会共催:阿波古事記研究会問い合せ090-82
2023年4月4日&5日。1泊2日で茨城県の神社を5社ほど巡ってきました。巡拝のメイン・テーマは《国津神VS天津神》。すなわち、「(政権に)まつろわない」星神=カガセオ。そして、それを討ったタケハヅチ。この両者を祀る神社にお参りすることが目的でした。今回は、タケハヅチを祀る神社です。式内社静神社(しず神社)『延喜式』神名帳に記された社号久慈郡7座(大1座・小6座)→名神大社「静神社」しつのかみのやしろ当社は、常陸國の二之宮でもあります。◇鎮座
こんにちは。瑠璃色の世界へようこそ管理人Rinkoです。9月に伊勢神宮内宮の別宮、瀧原宮へ行ってきました。瀧原宮は、ゼロ磁場として有名で、「ゼロ磁場って何・・・」といろいろ調べていたら、大阪で有名なゼロ磁場スポットとして、こちらの神社が出てきました。意賀美神社(おかみじんじゃ。大阪府枚方市)私が住んでいるところから、車で数十分ここならすぐ行ける、と瀧原宮の数日後に行ってきました右の石碑には、「式内意賀美神社」と書いてあ
大倉姫神社(戸毛)大和国葛上郡奈良県御所市戸毛1610(P南隣に駐車スペース有)■延喜式神名帳大倉比売神社の論社(高市郡)許世津比古神社の論社■祭神大倉比売命式内社大倉比売神社の論社とされる社は2社、もう一社は古瀬にある同名社。当社はその古瀬から流れてきたとされています。ともに曽我川沿いにあり、古瀬の方からは1km足らず。そしてともに「巨勢山」の麓に鎮座。◎ご祭神の大倉比売神は、下照姫神と同神とされています。記では高比売命と同神、紀では高比売、稚国玉と同神とされています。当
【コノハナチルヒメ/山神の御子神】@art.mochida.daisukeコノハナチルヒメ(木花知流比売)は『古事記』に登場する国津神オオヤマヅミ(大山津見神)の娘で、名称や系譜は記されていますが、特に事績に関する記述は全くない女神です。ちなみに『日本書紀』に、コノハナチルヒメの神名は記述されていません。系譜によると、スサノオとクシナダヒメとの間に生まれたヤシマジヌミノカミとコノハナチルヒメが結ばれたとされ、この二柱の御子神がフハノモヂ
宇波刀神社(安八郡神戸町神戸)(うわとじんじゃ)美濃国安八郡岐阜県安八郡神戸町神戸字八幡965(ご本殿の裏手に当たる北側にP有り)■延喜式神名帳宇波刀神社の論社■旧社格郷社■祭神宇波刀大神美濃国北西部、安八郡(あんぱちぐん)神戸町(ごうどちょう)に鎮座する社。◎当社は式内社宇波刀神社の論社に挙げられています。他に宇波刀神社(安八町)も論社に。明治三年に名古屋藩(廃藩置県前は名古屋藩であった)より、式内宇波刀神社へ改訂の旨通達があったようです。その根拠は不明。◎岐阜
【アマツマラ/鍛冶の神】@art.mochida.daisukeアマツマラ(天津麻羅)は『古事記』の天の石屋の段に記載のある神様です。天岩戸に篭ってしまったアマテラスをおびき出すための策を練る為、知恵の神オモイカネを中心として天の安河原に神々が集まり話し合います。その結果、天岩戸の前でアメノウズメが踊り、気になったアマテラスが岩戸を開きかけた瞬間に鏡を差し出し、その姿を映し出すことで上手くおびき出そうという作戦にしました。早速アマテラスを映し出すための鏡を作るこ
宇波刀神社(安八郡安八町)(うばとじんじゃ)美濃国安八郡岐阜県安八郡安八町森部373-10(境内北側に駐車スペース有り)■延喜式神名帳宇波刀神社の論社■旧社格郷社■祭神天照大神豊受大神倭姫命家津御子神「長良川」の西岸の堤下、「安八郡(あんぱちぐん)安八町」に鎮座する社。同名の宇波刀神社(うわとじんじゃ)が「安八郡神戸町(ごうどちょう)」に鎮座しています。◎当社は元伊勢「伊久良河宮」の候補地の一。天照大御神の御杖代を奉戴し、鎮座地を求めて各地を巡幸した倭姫命は、大和
久須須美神社(村屋坐彌冨都比賣神社境内摂社)大和国城下郡奈良県磯城郡田原本町蔵堂426(村屋坐彌冨都比賣神社境内)(村屋坐彌冨都比賣神社の二の鳥居前にP有)■延喜式神名帳久須々美神社の比定社■祭神天之久之比命事代主命村屋坐彌冨都比賣神社の境内摂社。瑞籬の外側、ご本殿の向かって右側の前方に鎮座。「式内社久須々美神社」に比定されています。◎村屋坐彌冨都比賣神社の由緒に「平成祭礼データ」において、━━天武天皇元年(673年)壬申の乱のとき、村屋神が神主にのりうつって軍の備え
高屋神社(羽曳野市古市)河内国古市郡大阪府羽曳野市古市6-12(P無し、社前道路は狭小の一方通行で停め置き不可、近隣コインPもなし)■延喜式神名帳高屋神社の論社■旧社格村社■祭神饒速日命広国押武金日命(第27代安閑天皇)羽曳野市古市の狭小住宅密集地内に鎮座する社。窮屈に狭小境内に、かつての式内社とは程遠い姿で収まっています。◎社伝によると第28代宣化天皇(536~539年)の勅命により創建されたとしています。創建由緒は不明。◎当社はこの辺り一帯に居住した高屋連が祖神を
【豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)】(佐賀県嬉野市)@art.mochida.daisuke豊玉姫神社は、日本三大美肌の湯として知られる嬉野温泉街の中心部に鎮座し、室町時代以前の創建といわれ、1500年代後半に一度焼失し、1600年代前半に再建されたと伝わっています。初代佐賀藩主・鍋島勝茂の息子で、「肥前吉田焼」などの礎を築いた初代蓮池藩主・鍋島直澄(1616~69年)の祈願所でした。トヨタマヒメ(豊玉姫)は『古事記』においてホオリノミコト(山幸彦
2021年3月1日参拝。大麻止乃豆乃天神社~占いの神・櫛真智命を祀る式内社~読みは「おおまとのつのてんじんじゃ」または「おおまとのつのあまつかみのやしろ」。JR南武線・南多摩駅南口より徒歩5分。川崎街道を横断して住宅街を進むと、赤い常夜灯が目に入りました。参道入口。社号碑。「延喜式内」は控えめに細い文字です。石段は何段階にも分けて続きます。最初は5段。2対めの常夜灯があり、次は20段ほど。そして、鳥居です。創建年代は不詳。所在地は、稲城市大丸。大丸村の鎮守で、江戸時
2024年4月1日&2日、遠江国の古社を巡りました。美しいだけでなく、聖性が高い神社にお参りした2日間は、心身に清浄を「貯金」することができました。今回は、式内社で遠江国一宮=小國神社のご紹介です。遠江国一宮小國神社当社は、境内裏手に深遠な森を抱えています。この写真は、森から遠望した本殿(の後ろ姿)です。◇鎮座地:静岡県周智郡森町一宮3956◇最寄駅:天浜線遠見一宮駅~3.6km◇バス便:小國神社バス停~50m→小國神社の無料送迎バス(1日・15日のみ)
前回、新年最初の記事は兎年にちなんで豊川市の菟足神社を取り上げました。しかし、うさぎには跳ぶための足も大事ですがトレードマークは何といっても長い耳。耳をつけるには頭がなくちゃ始まらないということで、隣の豊橋市の菟頭神社(うがしらじんじゃ)もご紹介。戌年の2018年にやった糟目犬頭神社、犬尾神社と同じパターンですね。詳しい地図で見る菟頭神社の正面入口は集落内の細い道の奥にあってちょっとわかりにくいです。車の場合は先に境内裏手の空き地に駐めてから参拝するのがいいでしょう。
建嶋女祖命神社建嶋神社所在地徳島県小松島市中田町広見42祖祭神は、「タツシマメオヤノミコト」で氏子は「タツシマハン」と呼んでいる。また、諸誌によると883年従5位上の「埴生女屋神」とあり、「建島女祖命下照姫」を祭るとある。また、下照姫は「建御名方神の妹」諏訪の神であると言われ、これから「建島」と呼ばれると言われる。建島神社の歴史は古くからあり、諸説の中で伝えられ今日に至っている。諸誌の伝えるところによると、建島女祖命神社はこの地の開拓神として祭られたのであろ
金山媛神社の後は、高井田に移動します。延喜式神名帳記載の河内国大縣郡の宿奈川田神社の比定社とされる白坂神社に着きました。手水舎これ拝殿人形入れ桃本殿御祭神は宿奈彦根命で、スクナヒコネと読みます。読み方が近いので少彦名ではないかという説もありますが、先代旧事本紀に、饒速日が天降ったとき共に降りてきた神々の中に少彦根という名があり、そちらではないかとの考えもあるようです。稲荷神社さて、ここから一気にエリア内の式内社を巡っていきますよ。
《五十音順》【ア行】愛宕社(桜井市三輪)愛宕神社(桜井市初瀬)穴師坐兵主神社・相撲神社天落神六社権現活日神社(大神神社摂社)伊射奈岐神社市杵島神社(大神神社雑社)市杵島神社(桜井市大西)稲荷社(大神神社所管社)稲荷社(桜井市芝)稲荷社(桜井市初瀬)磐座神社(大神神社末社)殖栗神社大直禰子神社(若宮社)小夫天神社忍坂坐生根神社忍坂山口坐神社大神神社・大神神社摂社末社雑社☆神武天皇聖蹟狭井河ノ上顕彰碑☆三輪「奥垣内祭祀遺跡」☆山ノ神遺跡大神神社
日尾池姫神社丹後国加佐郡京都府舞鶴市与保呂(詳細住所不明、府道487号線沿い「与保呂」集落の最奥)(社前に駐車可)■延喜式神名帳笶原神社の論社■旧社格村社■祭神天日尾神国日尾神天月尾神国月尾神「与保呂川」沿い、「与保呂」集落の最奥に鎮座する社。「蛇切岩」伝説(「前編」・「後編」)にまつわる社でも。さらに上流には「蛇切岩」が座しておいます。「東舞鶴」市街地からわずか4~5km隔てただけではあるものの、巨樹が林立した境内周辺は隔絶した霊地と呼ぶに相応しい雰囲気を醸しています
6月18日(木)、東京都多摩地域の神社へ行って来ました1日だけフライングして、県をまたいでの移動をしてしまいました。ごめんなさい今回ご紹介するのは、阿伎留神社(あきるじんじゃ)ですJR五日市線・武蔵五日市駅より徒歩12分。元は五日市町でしたが、平成7年に秋川市と合併してあきる野市になっています。毎月5と10の日に市が立ったことから、「五日市」です。山村から運ばれる薪炭と、日用品とを交換することが目的の市でした駅を出て33号線檜原街道をまっすぐ進み、「五日市出張所入口」の信号🚥を
伊弉諾神社(生駒市上町)大和国添下郡奈良県生駒市上町4447(長弓寺駐車場利用)■延喜式神名帳伊邪奈岐神社の比定社■旧社格村社■祭神伊弉諾尊素盞嗚尊大國主命長弓寺という仏教施設の境内、最奥に鎮座。◎この施設の鎮守社とされますが、本来は神が鎮まる地を占領、寺が建てられたものと思われます。境内を総括する鳥居が最前に。中世の頃より僧侶が神官を務め、明治の神仏分離令においても、施設の排除は行われず悲しい歴史を歩んで来ています。◎当社を式内社登彌神社とする説があります。比定
宇太水分神社から東へ進みます。まっすぐ行くと惣社水分神社、左に折れると丹生神社、右に折れると桜葉神社、という四つ角です。宇太水分神社https://ameblo.jp/fudasyosanpai/entry-12690307503.html惣社水分神社https://ameblo.jp/fudasyosanpai/entry-12692007296.html丹生神社https://ameblo.jp/fudasyosanpai/entry-12692039188.html
世間はGWに突入しましたね。仕事帰り、繁華街には沢山の人が溢れかえっていました数日前までは円安の影響からか外国人観光客しか居ない様な感じで、ここは外国かっって感じでしたが、今日はサラリーマンさんや若い人達も沢山街に繰り出しておりましたです。まぁ、私には余り関係のない話ですがねっGWもしっかり仕事なこんにちは味醂です{人も多いしズラして休みます。。さて、バタバタしていて更新が遅くなりましたが前回の続き大好きなアフロ仏さんに会えてウキウキ気分な味醂は少しだけご近所散策
2023年4月4日&5日。1泊2日で茨城県の神社を5社ほど巡りました。今回は、2日目に訪れた「森と泉」の地に女神を祀った標記神社です。式内社(論社)泉神社いずみ当社は、『延喜式』神名帳に記載される論社です。常陸国久慈郡7座(大1座・小6座)天速玉姫命神社あめのはやたまひめのかみのやしろ※論社は2社。もう1社は常陸太田市の鹿島神社です。◇鎮座地:茨城県日立市水木町2-22-1◇最寄駅:JR常磐線・大甕駅東口~1.0km◇御祭神:天速玉姫
2023年5月10日&11日、館山市と南房総市に行ってきました。前回記事から《安房国の式内社&忌部の神々》を巡る旅を始めましたが、実質的には今回が第1回となります。式内社(大社)論社洲崎神社(すのさき)『延喜式』に記された社名后神天比理刀咩命神社きさきがみあめのひりとめのみこと※『延喜式』の「神名帳」では、社号の下に小さな文字で「元名洲神」という注記があります。「元の名はスサキノカミ」という意味です。さて、安房国は房総半島のおおよそ南半分にあたります