ブログ記事804件
大河ドラマ『光る君へ』が始まりました。本題の前に、非常に印象的だったのは音楽。物語冒頭、それから藤原為時が東宮に漢文の指南をするシーンで流れた音楽。完全にリムスキー=コルサコフの《シェヘラザード》を模した音楽でした。《シェヘラザード》といえばアラビアン・ナイト、すなわち『千夜一夜物語』です。『源氏物語』を『千夜一夜物語』に比している感覚は面白いと思いました。さて、本題に入りましょう。吉高由里子がどんな紫式部像になるのか楽しみですが、初回は例によって例のごとく、子
平安時代の貴族って同時代に何人くらいいたのか気になって少し調べてみました。googleのAIの話では150~200人程度とのことです。ちなみに、平安時代の人口は500~700万人。以下抜粋↓平安時代の貴族は、150~200人ほどで、人口の0.003%未満でした。家族を含めると700~800人ほどで、全人口の1%未満でした。平安時代の貴族には、正一位から少初位までの30階級があり、天皇、上皇、皇太子、一位から三位までの貴族が「公卿」と呼ばれていました。公卿は家族を入れて100人前後、四
🎒小雨模様だし観光客も少ないかも!と一念発起。1時間ほどで行ける宇治へ出掛けたはいいけど甘かった!!宇治川沿いの広々とした丘陵地は世界中からやって来た人たちが平安貴族が信じた「極楽浄土」に思いを馳せているようだったし熱心に質問している人もいた。鳳凰が羽を広げたように見える鳳凰堂。1052年関白藤原頼道が父道長の別荘を寺院に改めて創建された。内部の阿弥陀堂は全く当時のまま。年代を経て古くもろくなっているためか入室制限は厳しかった。「阿弥陀如来」と「雲中供養菩
富士見市民大学公開講演会川村裕子先生「平安貴族と宮廷サロンのきらびやかな女性作家たち」6/1(土)13:30無料お申し込みは各自、鶴瀬公民館へどうぞ
葵の葉かざし列なす賀茂祭(あおいのはかざしれつなすかもまつり)今日は、京都三大祭りの一つである「葵祭(あおいまつり)」の「路頭の儀(ろとうのぎ)」が行われた。これは、京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社までの約8kmの道のりを行列する行事で、平安貴族の装束を再現した衣装を着た人々が参加する。(行列は馬36頭、牛4頭、500余名からなる。)*京都の三大祭り:「葵祭」、「祇園祭」、「時代祭」。例年なら5月15日に行われるのだが、天候の関係で今日に順延された。幸いなことに朝から晴
乱読の中で読了。戦国時代というのは、僕には到底理解できない親殺し、子殺し、裏切り、一家惨殺、自刃、様々な落命のエピソードが溢れていて、それがドラマティックに扱われることが多い。正直僕には苦しいものばかりなのだ。だから今の大河ドラマは楽しい。平安貴族にとって人を殺めるのは穢れであり悪である。しかしすぐ後に武家政権が花開くと、スーパーサイヤ人のような戦闘民族が国中に現れ、約500年は武士の世となる。江戸は太平の250年なんて言われたりするが、やはり政治の中枢は武士であり、残虐なエピソード
昨日の光る君へ💧結末のショックに打ちひしがれています。直秀ロス(T_T)予想だにしない展開。父の策略、兄弟の確執、裏切り、道長の慟哭光る君へは、ここから一気に舵を切る?平安貴族のきらびやかな世界とほのかな恋心に慕っていた視聴者を見事に裏切った?!いつまでもお花畑ではいられない。平安貴族の世界は、そんな甘くないと思い知らされた気がします。それが大河ドラマ。これからの展開が少し怖いけど益々面白くなりそう(^^)光る君へ、配役がとてもいいです。好感が持てる方ばかり。もちろ
かなり忙しい、100円書斎Love。中世公家の<公務>と生活広橋家記録の世界国立歴史民俗博物館佐倉の国立歴史民俗博物館の特別展の説明シート。こういうのを、後からゆっくりと読むの好きです。平安時代とかの貴族の生活というと、なんか毎日遊び惚けていて、仕事してないイメージだけど、実際はめちゃくちゃ忙しく、さらにたくさんの季節の行事もあり、ひと月に3日くらいしか休めないという感じだったらしい。どうも物忌みで休まないと休めないというとこであったのでは想像する。日曜日は休みとい
今日の深夜から始まった再放送のドラマいいね!光源氏くん深夜でリアルタイムで見るの困難ですが、NHKプラスで、見ることができます。昨晩は深夜に、第一話を半分だけ見て寝ましたが、NHKプラスに出ていました。寝不足なく、また見ることができます。朝ドラ虎に翼に出演の伊藤沙莉さんと、千葉雄大さんの、ワチャワチャなコメディ。とても面白くて、見応えがあります。また、大河ドラマ光る君への、源氏物語にも繋がるかと。是非、NHKプラスで、ご覧になってみてください。私も寝てしまった後を見ようと思い
宗秀斎です。現在進めている東三条殿復元案から参考にした平安時代の藤原摂関家邸宅、東三条殿再現ジオラマ製作の続きです。東北対屋部分。前回は中央部分の寝殿から東対屋部分と北対屋まで進めたところですが、さらに東対屋から東北対屋まで伸びました。寝殿から向かって西側の渡殿部分も拡張。西側は迷路のように入り組んだ廊下が特徴的で玄関口の一つである西四足門に繋がり、ここから出入りする形になっていて廊下が多いのはその理由ではないかと推測されます。更に東対屋から南に長く伸びる東中門のある細殿。こちら
交野市観光5月の予定が決まりました!・交野史跡めぐり郡津コース(丸山古墳、郡津神社他)5/14(火)https://katano-kanko.com/・私部城イベントは5月お休み。6月開催を楽しみにしていてください!https://kisabejyo.jimdofree.com/詳細・お申込みはQRコードまたはURLリンクへ!#京阪#JR学研都市線#交野#大阪#交野市観光#大阪観光おでかけ案内交通・ランチ・トイレ情報はここをタップ
「光る君へ」です。今やってる大河ドラマですね。面白いです。以下、ネタバレあります。子どもの頃に出会った「まひろ(紫式部)」と「三郎(藤原道長)」が大きくなって恋仲になるという、なんともドラマチックな設定に、まず惹かれました。しかし、身分の差やすれ違う気持ちが原因で、まひろと道長は今で言う結婚みたいなことは出来ず、道長は別の女性達を妻にするのですが、まひろとばったり会ってしまったりして、、。道長はずっとまひろが好きで、、。まひろはどうなんだろう。まだ好きなのかなあ?という、な
時代祭の行列に豹の毛皮。関西人のヒョウ柄好きは昔からなんですね(笑)北海道の特産と言えば、今ならウニやホタテ、カニなどの海産物ですが、冷凍技術のない時代にそんな北海グルメが流通するわけもなく、昆布や乾物などが盛んに取引されるようになるのは、室町から江戸期の北前船が往来するようになってからです。古代から中世にかけ、蝦夷人やアイヌたちが北方交易で扱っていた2大ブランドと言えば、ひとつは羆や海獣の「毛皮」であり、もうひとつが「鷲や鷹」などの猛禽類です。どちらも北方世界でしか手に入らない「北
どうでもいい話ドライヤーのない時代いつも夜寝る前、お風呂上がりに髪の毛乾かす時に思うことドライヤーのある時代でよかった♡ドライヤーがなかったらタオルドライだけでしかも昔の布とか今の時代のタオルみたいに吸水性の良いものじゃないから半乾き状態で過ごさなきゃいけないし、そんなの首筋寒いしってか昔は月に1〜2度とか平安貴族は年1回とかしか髪洗ってなかったらしいくさっ!!今の時代環境汚染とか電磁波とか農薬、添加物とか人の心が荒んでるとか昔は自然豊かでの
NHK大河ドラマ『光る君へ』のまひろの衣装の山吹色の意味(手元の『源氏物語の色辞典』を撮影した写真です)12月初旬に公開された、吉高由里子さん演じる紫式部(まひろ)の衣装、山吹色の表着(うわぎ)を着ているようです。https://artexhibition.jp/topics/news/20231204-AEJ1729300/当時、位階や襲の色目によって、身分や季節に応じて着る色が決まっていましたのであまり厳密にそれらを再現すると画面が似たような色になってし
今回取り上げるのは、古典の中でも特に有名な歌で載っている十訓抄大江山です。大江山というのはタイトルでは無いのですが、その文章を表すワードとして用いられています。〇冒頭和泉式部、保昌が妻にて丹後に下りけるほどに、京に歌合ありけるに…となっています。一度は目にした方も多いのではないでしょうか。〇登場人物和泉式部(いずみしきぶ)…保昌の妻であり、丹後地方に行っていた歌づくりに大変長けている小式部内侍(こしきぶのないし)…和泉式部の娘藤原定頼…歌人和泉式部が保昌の妻とし
最近、源氏物語を読みたい熱が高まっています。はい、もちろん、「光る君へ」の影響です。戦国時代好きの私としては、今回の平安大河をあまり期待していなかったのですが、どうしてどうして、すっかり引き込まれています。この時代のことって基礎知識も乏しいので、テレビとネットでいろいろと勉強にもなっています。面白いのはたしかなのですが、問題が一つ。右を見ても左を見ても藤原さんばかり。人間関係がさっぱりわかりません。同じ藤原さんでも上流階級の藤原さんもいれば「虫けら」の藤原さんもいますし。相関図などを見
平安時代の貴族の位階は、正一位から少初位下まであり、身分の高い順に以下のようになっています。正一位従一位正二位従二位正三位従三位正四位上従四位上正五位上従五位上正六位上従六位上従六位下正七位上従七位上正八位上従八位上大初位上少初位上位階は官人の序列を示す等級で、官職は位階に応じて任官されました。官職と位階の総称を「官位」といい、奈良時代の前、大宝元年(701)に施行された「大宝律令」という法体系などを基に築き上げられていました。位階が五位以上を貴族、