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ふたつ前の当ブログで、『木枯し紋次郎』を観ていた子ども時代、御多分にもれず僕も「楊枝飛ばし」をマネしていたという話を書きました。当然、紋次郎のようにうまく飛ばせなかったのですが、実は中村敦夫さんも上手にできず、猛特訓したのです。この「楊枝飛ばし」は笹沢佐保さんの原作にもあるし、ドラマのアクセントにもなる重要な技?なので、いくらやっても遠くに飛ばせない中村敦夫さんに市川崑監督は「修行が足りん!」と言ったそうです。中村敦夫さんは最初は細く削った竹(劇中でも削って楊枝を作るシーンがありました)を咥
「俺が帰らなきゃ、妹たちが殺される」金田一耕助は友人から依頼をうけ、獄門島へ渡る。しかし、探偵を迎えたのは奇妙な3人姉妹だった・・・「獄門島」市川崑監督1977年(画像お借りしました)原作と犯人が違うのが、市川崑監督版の映画の面白さです。原作はトリックが面白く、映画は愛の描き方がドラマティック!「男はつらいよ」にマドンナはつきものですが「横溝正史シリーズ」にも毎回美女が登場し楽しませてくれます。島の自然・古い日本家屋の陰影のなかで、大原麗子さんの美しさが際立ちま
奇妙な依頼をうけた写真館。店主たちは金田一耕助を連れ、荒れ果てた元病院屋敷へ。扉を開けた途端、悲鳴をあげ腰を抜かした。「人間の生首だ!」天井から男の頭部がぶら下がり、首の下には歌が記された短冊、まるで人間風鈴のよう。誰が何のためにこんなマネを?写真・風鈴・2人の娘の謎に名探偵と助手が迫るなか関係者が次々と消されていく。病院坂の首縊りの家市川崑監督1979年佐久間良子石坂浩二草刈正雄桜田淳子萩尾みどりあおい輝彦ピーター加藤武横溝正史原作、市川崑監督
その1からの続きです。『映画「八つ墓村」その1』1977年の野村芳太郎監督作品(松竹)ではなくて、1996年の市川崑監督作品(東宝)です。何しろ野村監督作品は予告映像から一世風靡しました。濃茶の尼の「…ameblo.jp前回、双子の話に脱線して、第一の殺人、“井川丑松殺し”だけしか起きてないですね。登場人物とストーリーです濃茶の尼(白石加代子)田治見家にやって来た辰弥に「帰れ、お前が来ると村がまた血で汚れる。八つ墓明神様がお怒りじゃ、丑松は一番目の生贄じゃぞ、今に八人の死人が出る」
竹取物語[東宝DVD名作セレクション]2,700円Amazon中秋の名月。(今年は10月4日?)肌寒い季節になって参りましたが皆さま如何お過ごしでしょうか中秋とは秋を初秋/仲秋/晩秋に三区分した際の仲秋にあたる旧暦八月十五日、まだお月見はしておりませんけれども正月/花見/花火と並ぶお楽しみでして、満月は明後日(10月6日)となるようです♪お月さまの世界といえば我々日本人に馴染み深いターンエーガンダム(こらこら)ではなくて笑、なんと言っても“竹取
フジ木曜夜のバラエティ《私のバカせまい史》いつも細かい誰も調べた事ないだろうと言う事柄にスポット当てて笑いを生んでる番組で、02/15に取り上げられたのが横溝正史原作金田一耕助シリーズの人気作《犬神家の一族》の重要人物たる犬神家佐清ースケキヨーマスクの映像作品での目の歴史!どこの作品で金田一を誰が演じてたのかはスルーでスケキヨ演者と目の部分だけの特集というマニアックに過ぎる、誰が興味あるんだ?と言う企画だったけど、コレが案外深かった!?まずは映画2作撮った市川崑監督のエピソード映画作品と
「木枯し紋次郎」『木枯し紋次郎』(こがらしもんじろう)は、笹沢左保作の股旅物時代小説シリーズであり、及びそのテレビドラマ化、映画化された作品である。小説は1971年から発表され、1972年からフジテレビ系列で放映された市川崑監督、中村敦夫主演のテレビドラマは、視聴率が30%を超える人気となり、主人公紋次郎の決め台詞「あっしにはかかわりのないことでござんす」は流行語となり、様々な紋次郎グッズが売り出されるほどの一大ブームとなった。紋次郎の生地上州新田郡三日月村のモデルとなった群馬県太田市藪塚