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ワシントン・スクエア(岩波文庫)Amazon(アマゾン)1,349〜5,882円ヘンリー・ジェイムズ(河島弘美訳)『ワシントン・スクエア』(岩波文庫)を読みました。少し前に講談社文芸文庫から新訳で出た『ロデリック・ハドソン』を紹介しましたが、あれが面白くて、それ以来僕の中でヘンリー・ジェイムズの株がめちゃくちゃに上がっていて、今最も気になる作家です。これから色々と読んでいきたいですね。さて、今回紹介する『ワシントン・スクエア』は、ワシントン・スクエアで暮らす、さほど器
今読んでいる本は、「食べて、祈って、恋をして」です。【中古】食べて、祈って、恋をして女が直面するあらゆること探究の書/エリザベスギルバート,那波かおり/武田ランダムハウスジャパン[文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}ページ数が568頁もあるので、今日一日では読み切れませんでした。読了したらレビューを書く予定ですが、明日に読み切れるかは、未定です。GWということを失念していて、今日
「食べて、祈って、恋をして」を読み終わりました。(映画もあるそうですが、見てません)【中古】食べて、祈って、恋をして女が直面するあらゆること探究の書/エリザベスギルバート,那波かおり/武田ランダムハウスジャパン[文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}小説ではなく、筆者の体験談らしいです。イタリアで食べまくって、インドで瞑想して、インドネシアでは、ある男性と知り合うので、こういうタイトルなんで
関根歌「日陰の女の五年間」年の差二十八歳。芸者寿々竜、二十歳の時に荷風と出会う。荷風に身受けされ囲われたお歌さんは、世帯持の上手なる女。妾宅「壺中庵」も襷姿でまめまめしく荷風を迎える。また、二十一歳で荷風の持たせた、待合「いく代」の経営者となる。それぞれに「別れる理由がなかった」といふこのお二人は睦まじく、また遠く離れて、また近づき…。そして縁遠く。お歌さんは空襲で二度焼かれ、和倉温泉、加賀谷旅館にて働く。やがて荷風の亡くなるを知る。
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年12月25日は凍えるような寒い日でしたが、思いもよらないステキなお届けものをいただきました!角川や読売新聞で連載をもっていらっしゃる高名な俳人で、文芸評論家の恩田侑布子様が弊社とのエピソードをエッセイに綴ってくださいました。ネタバレになってしまうといけませんので、詳しくはぜひぜひ『NHK俳句』2022年1月号をご覧くださいませ。また、恩田様の近著『久保田万太郎俳句集』(岩波文庫)も素晴らしいです!言葉のセ
今日読んだのは、「成瀬は天下を取りにいく」です。成瀬は天下を取りにいく[宮島未奈]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}夫から借りた小説です。主人公は、成瀬あかり。言動がかなり個性的です。毎日、テレビ放送の端っこに映りに行ったり、同級生と漫才グランプリに応募したり。行動力はとてもあるのですが、性格はドライで淡々としている感じ。うん。まあまあ面白かったです。(若い子が読む、ライトな内容かな~。)本日のもこ字練習は
おはようございます。治国平天下のために道を志して邁進する、道学者のトリです(特に何か、具体的なことをしているわけではありません)。先日、あるところで、『論語』が話題になった。ある人が、『論語』に出てくる「憤せずんば啓せず」を引用して、話をしたのである。「自分の内に噴出するような大きなエネルギーがないと、教えない」というのだ。私はうかつにも、『論語』のその言葉を失念していたが、話を聞いているうちに、「啓」を「教える」と読むことに違和感を感じ始めた。以下、私なりの解釈を書きたいが
文庫本でカバーのある本用意するもの・グラシン紙:ブックカバーのサイズと比べ、上下に2〜3cm大きく、左右は1〜2cm小さいものが良い文庫本なら本の厚さにもよるが、A4サイズぐらい。・ハサミ:先の尖ったものの方がよい・マスキングテープ:なくても可能だがテープで固定する方がやりやすい。白いマスキングテープは粘着力も適当で、目立たないのでオススメ。1.カバーを外し、グラシン紙の上下のみ折り返してカバーを覆う。背表紙のあたりで、小さく切
お久しぶりの更新、ちゅうたんです。今夜は読書記録。「読書力」斎藤孝著読書力(岩波新書)821円Amazon図書館から借りてきた本。最近、斎藤先生の著作がよく目に入ってくるので、続けて何作か読んでいる。今読んでいるのも斎藤先生著作の本だ。この「読書力」については、少し文調が強めだった。少し前に書かれたものだからだろうか。2002年に書かれているので、17年前の著作だ。今は書き慣れてきたのか、文調を変えたのか、柔らかい感じ。
新潮、角川に続き、岩波さんの『罪と罰』を読んでます。1999年11月文庫本第1刷発行訳江川卓ちょっとね、もう目からウロコでした。すごい!この流れるような透明感増し増し訳✨湧き水のような透明度、今まで謎だった思想、文脈がほぼクリアに。素晴らしいじゃないですか!まだ上巻ですが、今まで何言ってるのかよく分からなかった酔っ払いのクズオヤジ、マルメラードフが言ってることが初めて理解できた~。(理解できたところでクズだったけど…)ラスコーリニコフの考えにしても、今まで一つ一