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ダイニングルームでの4人の行為はしばらく続いた。膝の上に座らせた妻と濃厚なキスを交わした橋口。そんな上司に刺激された男二人がテーブルの下に潜り込み、妻の脚をいろんな方法でいじめた。許されない欲情に支配された男たちの指先、そして口。「奥さん、3人にされたことなんかないでしょう」「当たり前です・・・・、皆さんだけですよ、こんな風にいじめるのは・・・・」テーブルの下にいる宮野とそんな会話を交わす妻。さすがにカメラでも捉えられないか・・・・・何台ものカメラ
想像せずにはいられなかった。目の前にいる美しい奥様が、上司たち3人に、しかも夫である林君の目の前で・・・。本当だろうか。そんな私の疑念をかき消すように、奥様は言った。「主人に聞いてください。嘘ではありませんから」「・・・・」「私も奥様みたいだったんですよ、最初、この国に来た時は」「私の妻、みたいだった?」「初めて海外で暮らすことに舞い上がってしまって。今日の奥様みたいに、あの3人とも楽しくお酒を飲んで」「・・・・」「ゴルフにも連れて行っ
「もうこんなになってるじゃないか」「言わないで、あなた・・・・」濡れた指先で妻の頬を撫でながら、私は深い困惑をどうにか隠そうとした。上司たち3人にたっぷりといじめられた妻。これまで知らなかった刺激を教えられ、妻の肉体は本能に目覚めたかのように牝の悦びを告白していたのだ。夫に内緒で、そんな風に妻が感じていたなんて・・・・背徳とも言えそうな妻の敏感な躰が、私をひどく興奮させる。「佐和子、感じていたのかい、あのレストランで」「違うわ、あなた。誤解しないで
「ハネスのやつ、やりやがる・・・・」寝室にまでカメラを設置したドライバーの働きに、私はある種の感動さえ覚えた。だが、そこに記録された現実は、私には残酷なものであった。「佐和子・・・・」4人の時間は、寝室の外の窓が明るくなる頃まで続いた。「奥さん、口でお願いしますよ」ベッドルームに連れ込んだ妻に、3人がそんなリクエストを投げかける。「ゴルフ場では手でしてもらいましたけど。今日はもっと大胆にお願いします」「でも、主人にもそんなこと、私・・・・」「
「いやらしい女じゃ、そなたは」満足げにささやきながら、隆景は桔梗の口を存分に吸った。妻の寝着を完全に剥ぎ取り、背後から抱え込む。接吻を与えながら、男の両手が妻の上半身、そして腰のあたりを這い回っていく。「あっ・・・・、やっ・・・・」透き通るような白い肌の人妻が、夫とは別の男の腕の中で、少しずつ感じ始めている。「桔梗、ここはどうなっておる」彼の腕が、閉ざされた妻の美脚の隙間に入り込んでいく。「殿、そこはいけませぬ・・・・」「今更何を言う。ここは
「おはようございます」夕方には似つかわしくない挨拶とともに、私は事務所に入った。「今日も夜勤かい?」昼間の仕事を終え、私と入れ替わるように帰宅する酒井がそこにいた。「相変わらずだな。今月の予定を見せてくれよ」「今月は特に多いよ、夜シフトが」私が示したスケジュール表を興味深そうにしばらく見つめた後、彼は言った。「給与を増やしたいってわけかい」「妻も問題ないみたいだからな」「こっちはそうはいかない。嫁がうるさくてね、夜勤になると」毎日昼間に
「ここで、ですか?」予想外の要求に、妻は戸惑いを隠せない様子で宮野を見つめた。「エッチなリクエストですけど。まずはじっくり見て楽しみたいんです、奥さんを」「そんな・・・・」「奥さんの裸を毎晩想像してるんですよ、一人寂しく」「もう、エッチなんですから、皆さん・・・・」駄々っ子たちの望みに呆れるような視線で、妻が3人を見つめる。その表情には、男たちの求めに応じる自分を想像し、興奮を深めている色が浮かんでいた。「たまには楽しみたいんです、俺たちも」
桔梗の細い肢体を抱きしめ、疾風は彼女の唇を吸った。「あんっ・・・・」妻は自分から舌を伸ばし、息を乱していく。「桔梗、脱ぐんだ」「いいわ・・・」若妻の肢体には、いつも以上に淫らな気配が漂っていた。露わにされていく白い肌、そして美しく盛り上がった胸の丘陵が闇に妖しく光る。下半身を隠していた服も剥ぎ取り、疾風は桔梗を生まれたままの姿にした。自分も全ての服を脱ぎ、妻の美しい躰を抱きしめる。「はんっ・・・・」声を漏らし、妻は彼の腰に自分から美脚を
海岸線を50ccバイクが通りすぎる。車がやってくる。運転手が助手席に声をかける。「おい!見てみろよ」「ああいう女なんつーんだっけ」「修道女?あぁシスターか?」50ccバイクに乗ってるのは、この街に1軒ある、教会のシスターだった。「あいつタバコ咥えてんぞ」「だりーあのあま」「ちょいと遊んでみるか」そんな会話は、露知らずシスター「雨降りそう。早くかえんなきゃ」抜かしていった車がハザードをつけ停まっている。「すみませーん」「はい?」「エンジン壊れたっぽくてこの辺
「見ないでください、そんないやらしい目つきで」下ろした手をすぐに胸元に戻し、妻は彼らにきつい視線を注いだ。「奥さん、そんなエッチな下着をいつもつけてるんですか」北原の質問から逃げるように、妻は下着姿のまま、再び椅子に座った。「もっと飲んでください、皆さん」羞恥を隠し、妻が3人のグラスに順にワインを注いでいく。妻には橋口が注ぎ、4人が再びグラスを鳴らす。「ねえ、奥さん、質問に答えてくださいよ」「この下着ですか?」「そう」「これは・・・・、
「まいったな」たまにこんなこともあると先輩から聞いたことはあるが、私には初めての経験だった。「給料は変わらないんだからラッキーと考えるか」上司に了解をとり、私は会社には寄らず車でまっすぐ家に向かうことにした。この倉庫から自宅は車で15分くらいの距離なのだ。既に午前1時を回っている。さすがに妻も寝ているだろう。あるいはまだ翻訳の仕事に没頭しているだろうか。今から帰宅すると連絡しようかとも思ったが、結局私はそれをすることはなかった。突然帰宅したと
「中川君、昨日はお疲れさん」ゴルフコンペの翌日、私を自室に呼んだ橋口は、そんな台詞で会話を切り出した。「この国で初めてのゴルフでしたから、私たちも存分に楽しめましたよ」「そうかい。そりゃよかった」意味深な笑みを浮かべながら、橋口が答える。妻のことを考えているんだろう。私はそんな想像をしながら、上司の言葉を待った。「奥さんは何か言ってたかい?」「皆さんと一緒にラウンドできて、とても楽しかったと」「久しぶりに女性と一緒のゴルフで、私たちもちょっと
深夜のリビングルーム。高鳴る鼓動を感じながら、私は画面を凝視し続けた。そこに映る妻もまた、鼓動を高め、興奮を感じ始めているに違いない。「何を始めるんですか、橋口さん」首筋を撫でてくる彼の手を優しくあしらいながら、妻は艶めいた視線を投げた。「奥さん、わかっているでしょう」「今日は中川君は帰ってきませんよ」宮野、そして北原がワインを舐めながらささやく。二人の足は、どうやらテーブルの下で妻の脚をいじめているようだ。彼らの足は妻の美脚を広げ、ワンピー
「宮野さんに?」缶ビールを握りしめたまま、私は妻を見つめた。「今朝、突然連絡が来て。ランチでもご一緒しませんかって」最初の夜以降、上司たちが妻にアプローチする気配はまるでなかった。一緒に食事をする機会もなければ、彼らが妻のことを話題にすることもほとんどなかった。最初の夜だから、彼らもただハメを外したかっただけだろう・・・・私はそんな安堵を覚え、妻と上司の間で何か起こらないか、といった不安もいつしか忘れ去っていた。林君の奥様の警告、あれは少し大袈裟だったん
「佐和子・・・・」椅子に座ったまま、妻は橋口に唇を吸われていた。ワンピースが僅かに乱れ、剥き出しになった妻の肩にブラの紐が覗き見える。「奥さん、いい躰してますね」宮野の手が、ワンピースの上から妻の胸の膨らみを確かめるように動いている。「いやんっ・・・・」巧みにいじめてくる彼の指先に、妻が瞳を閉じたままうっとりとした声を漏らした。北原とも手を握り合いながら、橋口との口づけを次第に激しいものにしていく妻。「奥様、随分大胆ですね」私の後ろに立った林
映像は想像以上に鮮明だった。「ハネスのやつ、いい仕事しやがって」強いウイスキーを舐めながら、私は画面の中で繰り広げられる映像を凝視した。それは、私が出張に出発した日の夜だった。午後9時を回った頃。記録されているのは自宅のリビングルームだ。ハネスが密かに設置した複数のカメラが上方、或いはサイドからリビングの様子を捉えている。「凄く美味しかったです」リビングに姿を現した妻が、背後にいる誰かにそんな声をかけた。私が知らない膝丈のワンピース姿の妻。
警備服姿で、私はゆっくり時間をかけて階段を昇った。短い廊下の奥に寝室がある。ドアが僅かに開いている。そこからぼんやりとした光が漏れていた。そこに立ち、再び耳を澄ました。「あんっ・・・・」妻の甘い声が私の耳に届いた。足を進め、ドアに近づいていく。「奥さん・・・・、どうだ・・・・」夕方聞いたばかりの男の声が、妻の吐息と絡み合って聞こえてきた。息を呑んで、私はその中の空間を見つめた。ベッド上で激しく求めあう二人の姿。私が知らない妻
「夜勤ばかりじゃ奥さんも面白くないだろう」同僚である酒井が、一度そんな風に尋ねたことがあった。私と同い年の彼は、転職組の私とは異なり、この仕事一筋の男だ。警備会社勤務らしく、筋肉質の引き締まった体躯。中学生の娘がいる彼は、私よりずっと落ち着いた雰囲気を漂わせた男だった。「大丈夫さ。妻も応援してくれている」「給料がいいから許すってわけか」「ああ。それに、彼女は夜も翻訳の仕事をしてるみたいだ」「そうかい」1年ほど前、彼は私の自宅に遊びに来たこ
「奥さん、すごく似合ってますよ」男たちが欲情を曝け出した視線で妻の肢体を見つめている。「そうですか?」「やっぱり脚が綺麗だねえ、奥さん」「ほんと色っぽい」妻が宮野と一緒にランチを楽しんだ日からおよそ1ヶ月。週末、私たち夫婦はこの国で初めてとなるゴルフに参加することになった。橋口、北原、宮野の3人が企画したコンペ。会社の現地スタッフも何名か参加している。「奥さんのクラブセットとゴルフウェアはこちらで用意しましたから」妻は事前にそんな連絡を
男たちは妻と一緒にゴルフコースを回ることを想像して、すっかり陽気だ。指をマッサージされて我慢できない風に悶える彼女に、橋口が好色な視線を送っている。「奥さん、柔らかい手ですね」「もう橋口さん・・・、お強いんですね、お酒」かなり酔った様子の妻は、彼の望みを叶えてあげるかのように橋口と指を妖しく絡め合っている。「橋口さん、ずるいなあ、奥さんとそんな仲良くして」他の二人がそんな言葉を吐きながら、自分たちの椅子をもっと妻に近づけていく。橋口に負けるものかという雰
「この嵐で流されてきたようじゃ」囲炉裏に残っていた魚に遠慮なく手を伸ばし、吉蔵は言葉を続けた。「何人かの明の商人たちと一緒に、南蛮の男たちも乗っているようじゃよ」「南蛮、か・・・・」まだ小さかった頃、桔梗と一緒に崖の上に広がる草原で駆け回った日々を疾風は思い出した。俺はいつか、この海の向こうに行ってやるんだ。無限に続く大海原の果てを見つめ、疾風はいつもそんな言葉を口にしていた。あたいも一緒にいく。もちろんだ。桔梗と一緒にいつの日か、異国の地へ
「帰国する前に妻が少し中川さんに伝えておきたいことがあるみたいで」小声で話す林君の後ろで、奥様が私に向かって小さく頭を下げた。おとなしそうだが、それでいてどこか鋭い目つきを持った美しい女性だった。私の妻は身長165センチだ。林君の奥様もまた、同じように長身で細身のスタイルをしている。30代前半、年齢もまた私の妻と同じくらいかもしれない。「いいよ、実は僕のほうも少し聞いておきたいことが」依然として盛り上がっているテーブルのほうをちらっと見た後、私は林君に答
「桔梗!」丘の上から駆け降りてきた疾風は、こちらに向かって一心に走ってきた妻の異変を知った。「邪魔よ!」自分に飛びかかってきた武士に、桔梗は思わずそう叫んだ。その時だった。「ううっ・・・・」桔梗を隠すように抱きついたまま、男が動きを止め、鈍いうめき声をあげている。優しげに寄せてくる波の音、そして遠くから聞こえる海鳥の声だけが浜にある。南国の太陽の下、浜の中央で武士に抱きつかれたままの格好で、桔梗は身動きできない。「放せ・・・・」このまま
「よく来てくれたね。さあ、今日は中川君そして奥様の歓迎会だよ」到着した翌日、会社の先輩駐在員が早速ささやかな歓迎会を催してくれた。この国の首都から車で8時間。一応、第二の都市なのだが、生活環境はすこぶる悪い。そんな街に唯一ある欧米系チェーンのホテル、そして唯一ある中華レストラン。夕食会はそこで開催された。年間を通じて、日中は30度を超える日が続く。半袖の解禁シャツのラフな装いの先輩社員は、計3名。40代から50代、全員が単身赴任で、既に駐在3年目に
この国にやってきて、3ヶ月が経とうとしている。異国の地での生活に、私たち夫婦はようやく溶け込もうとしていた。「今日のランチ、すごく素敵だったのよ」帰宅するなり、妻は楽しそうに私に言った。私と妻、それぞれに現地人のドライバーが運転する車が用意されている。家事はこれもまた現地の女性スタッフが掃除、洗濯など全て行ってくれる。外出できる場所は少ないが、それでも欧米系のホテル、それに最近できた大型ショッピングモールに行けば、時間はいくらでも潰せるだろう。日本人は周
「女だ!女はどこじゃ!」息の根を止められた慶次を囲む武士たちはなおも数十人はいるだろうか。次々にかしらの武士を殺され、彼らは皆、狂気に取り憑かれているようだ。「あそこじゃ!」一人の武士が、浜の端にまで逃げた人妻の姿を見つける。どうやら男と一緒にいるようだ。「あれは女の旦那だぜ」「奪還しようってことかい。そうはさせまい」口々に言いながら、武士たちが再び走り始めた。彼らだけでなく、それまで呆然とした様子で見守っていた他の武士たちも、声をあげて一
後ろの線に合わせてサイドも切られるあごの位置の長さまで切られてしまった・・・もう肩にはつかない長めってうそじゃん。すごい短いじゃん。千夏は泣きそうになるしかし、実はおばちゃん美容師はこれでも長めにしてくれていたのだ「お嬢ちゃんのお母さんがさっぱり短めっていうから耳たぶが出るくらいの長さにしようかなと思ったけど、お嬢ちゃんは長めがいいんだよね。でもせっかく来てくれたんだし、ちょっとは切らないとね。あごラインくらいがいいでしょ」千夏があの時に言わなかったらあごラ
ゴルフコンペから2ヶ月後、私は隣国への出張に赴いた。「あなた、気をつけてね」「1週間も不在になる。くれぐれも気をつけて過ごしてくれよ」「大丈夫よ。橋口さんたちが毎日付き合ってくれるって」「そうらしいな。あまりはしゃぎすぎるなよ、佐和子」「ええ」私の言葉をどんな風に妻は受け取ったのだろう。出張に行くという私を前にし、妻はどこか楽しげな雰囲気を漂わせていた。あの男たちにいやらしくいじめられることを、どこかで待ち望んでいるのだろうか。この国に来て既
「桔梗、準備はできているだろうな」その日、午前。昨日をはるかに上回る数の武士たちが家を取り囲んでいる。「来たか、やつら」「昨日より多いね、じい」木陰に身を隠しながら、吉蔵と弥太郎は彼らの様子を息をのんでじっと観察していた・・・。早朝、疾風と桔梗の様子を確認するため、二人は彼らの家を訪れた。「どうしたの、こんなに朝早く?今日は漁に出ないって言ってたじゃない」いつもと同じ調子の桔梗に、二人は拍子抜けする思いだった。にこにこと笑っている佐
「もう二年か」パチパチと音を立てながら、囲炉裏の炎が何匹もの魚を焼いている。この日、激しい嵐がようやく去った海で獲ってきた魚だ。「なんだい、二年ってさ」「おまえの母ちゃんがいなくなってからだよ」「おいらの母ちゃん」「ああ」「ききょう」「そうだ」串刺しにした魚をうまそうに食べながら、弥太郎は隣に座る佐助に柔らかな身を分けてやった。もうすぐ三歳になる佐助。まだつたないが、いつのまにかおしゃべりができるようになった。毎日、野山を駆