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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第55回試験・実技試験1・問1(2)問1(2)の①と②におけるこれまでの考察をまとめますと、①では、500hPaの風と300hPaの風からこの層間における温度風の風向が北北東であることがわかり、②ではこの温度風の風向から温度風の東側の方が低温であることがわかりました。図2に見られる明域Q内に見られる雲の渦は一見すると台風を含む熱帯低気圧に伴うものに見えますが、これまでの考察でそうではないということがわかってきます。もし
こんばんは。「風薫る5月」というより「風湿る5月」と言った感じがするゴールデンウィーク後の陽気。春が短く梅雨~夏にかけての期間が長くなった(と言うより梅雨と夏がボーダレス化しているような気なする)ここ数年のこの時期の天気。やはり地球温暖化が影響しているのでしょうか。そして、日本海上空には寒冷渦が存在しているとか。15日夜遅く(21時)の天気図で見ると確かにその形跡が・・・。まずは赤外画像から。赤外画像は高い高度にあって温度の低い雲を、より白く表現すると言う性質があります
こんばんは。早速ですが考えてみたいと思います。(1)問題の冒頭では解答に際し、細かく指示されていますので、見落とさないように注意が必要です。マーカーペンなどで忘れないよう、チェックするなどで習慣付けましょう。①まず図1の気象衛星画像を見てみます。中国大陸から日本の東海上に延びている帯状の雲域ですが(1)の冒頭にあります通り、10の倍数で解答することに注意しますと、「北緯30°に沿って」ということになります。①30②南西諸島付近に着目しますと、可視画像・赤外画像と
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第43回試験・専門知識(a)まず、可視画像に着目しますと、「発達期の台風に見られる特徴的な積乱雲が形成されつつある」とあることから、エかオの雲域のいずれかと考えられ、すでに選択肢はエかオとなっています。そこで今度は水蒸気画像も併せて見てみますと、オの雲域はまだ雲域にまとまりがなく、「発達が予想されるじょう乱が存在する」とまでは判断がしにくい状況と考えられますがエの雲域は大気の中・上層がオの雲域よりも白く、円形にまとまりがあり