ブログ記事404件
はじめに角換わり相腰掛け銀の4八金・2九飛型が大流行している。毎日のように棋譜中継で見るのが下図の局面で、既に公式戦で300局以上出現している。ここから後手の指し手はいくつかあって、最近は△5二玉、または△6三銀と指すのが主流だが、△4四歩とつくのが一番自然にも思えるところ。現状、プロ間でこの「△4四歩」が指されないのは先手から▲4五歩と先攻されてしまうことが理由だが、▲4五歩と先攻されると本当に後手が悪いのだろうか?もし、▲4五歩が成立していなかったとしたら、先手は▲
はじめに今回は、角換わり腰掛け銀の先後同型「4四歩型」から先手が▲4五歩と仕掛ける変化を解説した記事↓の続きを書きたいと思う。『【マニアック】角換わり腰掛け銀の先後同型「△4四歩型」は先手勝ちなのか?part1』はじめに角換わり相腰掛け銀の4八金・2九飛型が大流行している。毎日のように棋譜中継で見るのが下図の局面で、既に公式戦で300局以上出現している。ここから後…ameblo.jpシリーズ「角換わり腰掛け銀の先後「完全同型局面」は先手勝ちなのか?」
今回は、先後同型角換わり腰掛け銀▲6九玉~7九玉~8八玉vs△4四歩~6三金~6二金型における先手の打開手順について書く。第1図は先後同型角換わり腰掛け銀の定跡形で、ここから次のような手順で先手が仕掛けることが多い。1.△4二玉▲7九玉△5二玉▲8八玉△4二玉▲4五桂(▲8八玉vs△4二玉△5四銀型)2.△4一玉▲5八玉△4二玉▲4五銀(▲5八玉vs△4二玉△5四銀型)3.△4一玉▲5八玉△4四歩▲4五歩(▲5八玉vs△4一玉△4四歩型)以下は非常に難解な変化が続くが、正確に指
先日81dojoで石田流vs右四間飛車の研究をしていたのですが、やはり右四間は厄介だなあと思いましたので、少しずつまとめていこうと思います。まず上図を基本図とします。プロアマともに、今もっとも熱いのがエルモ囲いとの組み合わせですが、後手はここからエルモの他に速攻だったり、穴熊や銀冠といった持久戦を目指したりと方針が分かれます。どの変化においても通る道筋として、この局面を基本図としています。初手からの指し手▲7六歩△3四歩▲7五歩△4二玉(第
石田流を主力戦法にしていますが、勝率が振るわないので改めてポイントを書き出してみます。雑な序盤ですが、なんというかそれなりにやれているのが現状。そこで石田流を指しこなすポイントを不定期でまとめていこうと思います。第一回はスピード棒金です。スピード棒金とは、居飛車側が玉の囲いを△4一金+△4二銀の最小限にし、飛車先の整備を最優先にしてきた構えですね。出現頻度自体はそこまで高くないですが、知らないと簡単に潰されてしまいますし、捌きの感覚を養う上では覚えておくべき戦型ですね。ちなみ
homeldermakerさんのblog記事より、3つ目。私も「棋書ミシュラン」のお世話になっています。そして、気になる棋書の「棋書ミシュラン」評価は手元に控えてあります。「棋書ミシュラン」の趣旨から少し外れてしまうかもしれませんが、初心者~初級者限定で書かせて下さい。「棋書ミシュラン」の全ての情報を読んだわけではありませんが、対象に「初心者」が含まれていて評価がSである書籍として『決定版駒落ち定跡』があります。対象に「初級者」が含まれていて評価がSである書籍、以下の3点